SlideShare a Scribd company logo
1 of 55
Download to read offline
卒業⽣によるオムニバス講座

システムエンジニアの社会貢献

2013/11/21

中本

誠
卒業⽣によるオムニバス講座

本日のお話
ITは世界を変える!
システムをつくる仕事
仕事を通じて感じたこと
仕事を通
感 た
グローバルでの仕事
ITのこれから
大学で何をするべきか

1
卒業⽣によるオムニバス講座

本日のお話
ITは世界を変える!
システムをつくる仕事
仕事を通じて感じたこと
仕事を通
感 た
グローバルでの仕事
ITのこれから
大学で何をするべきか

2
3

卒業⽣によるオムニバス講座

今の電話
一人一台の電話が普通
固定電話、なにそれ?
固定電話 なにそれ?
待ち合わせなしで集合
メールは余裕
TV電話すらできる
評判のいい居酒屋をその場で調べる
友達と一緒にすぐ呑みへ
画面をタッチで操作
マウスさんさようなら
4

卒業⽣によるオムニバス講座

昔はどうだった?

私が大学生だった1995年ごろ

電話は固定電話のみ
彼女への電話は誰が出るかが勝負!
子機を部屋に持ち込んで長電話
そして怒られる
ポケベル全盛期
数字でメッセ ジを送 ていた
数字でメッセージを送っていた
PHSが初登場
インターネットは登場したばかり
日本のWebページが全て読めた
卒業⽣によるオムニバス講座

情報革命は第 の革命
情報革命は第三の革命
農耕革命(1万5千年前)
• 狩猟から農耕へ
• 定住による富の蓄積と国の成立

産業革命(約300年前)
• 手作りの道具から工場による製品へ
• 資本家と労働者の登場

情報革命(いま)
• 紙から瞬時に伝わるネットへの情報伝達の変化
• ITの発達は社会を大きく変えている

5
卒業⽣によるオムニバス講座

「アラブの春」の陰の主役たち

2010年12月17日,チュニジアの青年が抗議の焼身自殺を遂げた
2010年12月17日 チュニジアの青年が抗議の焼身自殺を遂げた
焼身自殺の映像がフェイスブックへ投稿され,見た市民が怒りの
デモを起こした
さらにデモの映像がフェイスブックやユーチューブへ投稿され,
次々とデモが広がり政権の打倒へとつながった
影響はアラブ世界へ拡大,エジプト,リビア,イエメンの政権打倒
影響はアラブ世界 拡大 ジプト リビア イ メ の政権打倒
シリアの内戦につながった

6
卒業⽣によるオムニバス講座

情報革命はITによるもの
情報革命はITによるも
ITは世界を変えた!

7
卒業⽣によるオムニバス講座

本日のお話
ITは世界を変える!
システムをつくる仕事
仕事を通じて感じたこと
仕事を通
感 た
グローバルでの仕事
ITのこれから
大学で何をするべきか

8
卒業⽣によるオムニバス講座

個人向けシステム
自分たちがいいと思ったものを作って提供
カスタマイズの余地は少ない
だれでも同じサービスを利用できる

顧客向けのシステム
顧客の日々の業務こそが顧客企業の収益源
顧客の業務にあわせてカスタマイズ
社員データや売上など機密情報を扱う

9
10

卒業⽣によるオムニバス講座

ビジネスとシステムの関係
ビジネス
業務
システム

製薬会社のケース

安全 安心な薬を作って販売
安全・安心な薬を作って販売

薬の副作用を国へ報告
副作用報告システム
副作用情報向けソフト

ソフトウェア

電子データ交換
報告期限管理
帳票出力
11

卒業⽣によるオムニバス講座

システムのできあがるまで
ビジネス向け
投資効果は?

システム化計画

要件定義

要件を満たしているか

システム仕様

ビ

業
務
ジ
ネ

シ

ソ
フ

ス

ス
テ

ト
ム
ウ
ェ
ア

ソフトウェア向け

運用

仕様どおりか

ソフトウェア
仕様

運用テスト
用
システムテスト

ソフトウェア
テスト

プログラミング
12

卒業⽣によるオムニバス講座

システム化計画
業務のシステム化範囲を検討する
検討は顧客のビジネスメンバ や情報システム部が中心
検討は顧客のビジネスメンバーや情報システム部が中心
システム化計画に投資効果を記載し経営層へ稟議をかける
システム化計画

コンサルタント

経営層

セミナー

ビジネスメンバー
ビジネスメ バ

情報システム部

製品紹介
顧客企業

ITベンダー営業

ITベンダー
13

卒業⽣によるオムニバス講座

システム化計画
システムを導入する2つのパターン
(1) 経営層やビジネスメンバーがセミナーで感化される
(トップダウン)
(ト プダウ )
自社も導入
しなければ!

コンサルタント

経営層

セミナー

ERPによる
による
これからの経営
ITベンダ
ITベンダー

ビジネスメンバー

情報システム部
顧客企業

全社での最適化が検討されるが現場を無視しがち
14

卒業⽣によるオムニバス講座

システム化計画
システムを導入する2つのパターン
(2)ビジネスメンバーが部門の課題から導入を検討する
(ボトムアップ)
ERP製品の
事例紹介
ITベンダー営業

製品紹介

経営層
使いにくい
財務システム
を刷新したい

?

?

よくわからん

人事システムは?

?
ビジネスメンバー

?

情報システム部

ITベンダ
ITベンダー

現場に使い勝手はよいが部分最適になる

顧客企業
15

卒業⽣によるオムニバス講座

要件定義
システムのできること/できないことを決める
検討はビジネスメンバ とコンサルタント、SEが中心
検討はビジネスメンバーとコンサルタント SEが中心
新旧の業務フロー,他システム連携を考慮し要件定義書を作る
ビジネスメンバー

コンサルタント

システムエンジニア(SE)

情報システム部
要件定義書

顧客企業

ITベンダー
16

卒業⽣によるオムニバス講座

要件定義
パッケージに合わせて業務を変えるか
業務に合わせてアプリケーションを大幅にカスタマイズするか
ビジネスメンバーからの要望はピンポイントになりがち
コンサルタントやSEの業務知識/ヒアリング能力の見せどころ
ビジネスメンバー

紙で承認しなけ
ればならない!

コンサルタント

この業務であれば
電子承認が効率よく
要件を満たせますよ
システムエンジニア(SE)

情報システム部
電子承認時の
業務フローは
こう変わります
顧客企業

ITベンダー
17

卒業⽣によるオムニバス講座

システム・ソフトウェア仕様
要件定義をもとにアプリケーションの設定、
カスタマイズ部分の仕様をSEが提案する
システムの構成
他システムとの連携
使いやすい画面/帳票レイアウト

高速化のための実装方法
エラー発生時のリカバリ
エンハンス向けの保守性

ビジネスメンバーや情報システム部が仕様をチェックする
ビジネスメンバー

システムエンジ ア(SE)
システムエンジニア(SE)
仕様の提案

情報システム部

仕様書

プログラマー

レビュー結果の
ビ
回答
顧客企業

ITベンダー
18

卒業⽣によるオムニバス講座

システム・ソフトウェア仕様
SE,プログラマーはプログラムを優先し
ビジネスメンバーは現在の業務を優先するため
両者のせめぎ合いとなる
情報システム部はどちらの味方になることもある
このタイミングでの両者の会話が少ないとテスト 運用で
このタイミングでの両者の会話が少ないとテスト・運用で
認識のズレが大量に出て困ったことになる
ビジネスメンバー

システムエンジ ア(SE)
システムエンジニア(SE)
AとBの画面を
一緒にしませんか?

情報システム部

ボタンを間違えそう
だから画面は分けたい
利用者が違うので
画面を分けましょう

プログラマー

1つのプログラムで
2画面を出せないか
19

卒業⽣によるオムニバス講座

プログラミング・テスト
ハードウェアやソフトウェアの導入後に
プラグラマ−がカスタマイズ部分を作成する
ベンダーによるテストを経て、情報システム部やビジネス
メンバーが要求仕様に沿っているかチェックする

ビジネスメンバー

システムの導入

情報システム部

システムエンジ ア(SE)
システムエンジニア(SE)

プログラマー
テスト結果の
報告
20

卒業⽣によるオムニバス講座

プログラミング・テスト
一般の人から見て一番SEらしい部分
システム・ソフトウェア仕様でのツメが甘いとバグが多発する
プログラムは海外にお願いする場合もある
プログラムの品質が悪いとSE,開発ベンダともに苦労する
開発ベンダー(国内)
システムエンジニア(SE)

仕様書

プログラム

開発ベンダー
(中国、インド等)
21

卒業⽣によるオムニバス講座

プログラマーとシステムエンジニア(SE)の違い
業務

システム
ソフトウェア

ソフトウェア

システムエンジニア

プログラマ
プログラマー

責任範囲

システムの構築が仕事

プログラムの完成が仕事

業務内容

顧客と折衝しながら
業務フローや仕様を決定

決められた仕様に従って
プログラムを作成

必要な知識

顧客業務の知識
OSや製品・プログラムで
何ができるか
何が きるか
個別製品の知識

OS,プログラム言語
クラスライブラリ
アルゴリズム,テスト技法
ルゴリズム
ト技法

成果物

設計書

ソフトウェア

服装

基本スーツ

私服が許される場合も
わりと自由
22

卒業⽣によるオムニバス講座

運用
ビジネスメンバーの作成した業務手順書に
沿ってシステムを運用する
運用で発生するシステムへの問合せやの問題の調査を
SEが対応する
ビジネスメンバー システムの問合せ
システムエンジニア(SE)

情報システム部
問合せ対応

顧客企業

ITベンダー
23

卒業⽣によるオムニバス講座

運用
ビジネスメンバーの作成した業務手順書に
沿ってシステムを運用する
運用での問題の調査,システムへの問合せをSEが対応する

あれ?
PMは何やってるの?

ビジネスメンバー システムの問合せ

システムエンジニア(SE)

情報システム部
テスト結果の
プロジェクトマネージャー
プロジ 報告
クトマネ ジャ
卒業⽣によるオムニバス講座

プロジェクトマネージャーは
プロジ クトマネ ジ
は
プロジェクトの指揮者

24
25

卒業⽣によるオムニバス講座

プロジェクトマネージャーは責任を持つ人
PMは決められた金額と納期のなかでバグの少ないシステムを
リリースすることに責任を負う

費用
(Cost)
プロジェクト
マネージャー

納期
(Delivery)
(D li
)

品質
(Quality)
(Q lit )
26

卒業⽣によるオムニバス講座

PMは扇の要であり雑用係
PMは「誰が」「何を」「いつまでに」やるかを決め,
関係者を説得する。誰の仕事でもないものはすべてPMの仕事
顧客との費用折衝
人員を確保するための自社内や開発ベンダーとの交渉
プロジェクトチーム内の進捗確認,リスクの洗い出しと対策
確認,
策
経営層

ビジネス
メンバー

顧客企業

プロジェクト
マネージャー

情報
システム部

システム
エンジニア

プログラマー

営業
コンサルタント

ITベンダー
卒業⽣によるオムニバス講座

本日のお話
ITは世界を変える!
システムをつくる仕事
仕事を通じて感じたこと
仕事を通
感 た
グローバルでの仕事
ITのこれから
大学で何をするべきか

27
28

卒業⽣によるオムニバス講座

入社直後のプログラマー時代
基礎は覚えたつもりだったが分からずに愕然とする
ず
大学では個別の要素技術を
会社では品質やシステム開発の手法を学んだ

電気回路

ヒューマン
インタフェース

品質管理

バグの減らし方

Java

スケジュール
管理

PJの進め方

アルゴリズム
技術文書の書き方

人工知能

データベース

画像処理

UNIX

大学:最先端の研究

チーム開発時の
チ ム開発時の
コーディング

モジュール設計

設計技法

チームビルディング

バージョン/
リリース管理

企業:技術の実践
29

卒業⽣によるオムニバス講座

大規模アプリケーションの開発
数千人が利用するシステムから元処理が1.5秒のものを
100ms以内に改善してほしいとの要望あり
データベースのアクセス,処理方法を最適化して目標を達成

元処理
DB排他見直し
排他 直

数行の修正で
性能が数倍変わることもある

更新粒度の変更
高速化後の処理

実行時間(ms)
0

200

400

600

800

1000 1200 1400 1600

大学での授業が一番役に立った瞬間
30

卒業⽣によるオムニバス講座

大規模システムでのバグは致命的
大規模システムのバグは社会に大きな影響をあたえる
某銀行:義援金の振込集中による取引停止 (2011)
①特定の口座へ振込が集中

②プログラムが上限を超えてダウン
一部データがバグにより消滅

③デ タ復旧の遅れが他システムへ波及
③データ復旧の遅れが他システムへ波及
ATMや口座のシステムがダウン
卒業⽣によるオムニバス講座

あくなき品質へのこだわり
バグを出さないために品質には徹底的にこだわる
過去のバグ件数をもとに目標値を設定
バグの発見数が低いと再テスト
正常系の処理はパスして当たり前
テストは考慮の難しい異常系が中心
難
系
テスト完了後のQAチェックでバグを出すと10倍返し
1件あると同じようなバグが10件はある
大きなバグで大障害になると
なぜなぜ分析を徹底的に行い原因の掘り下げと対策を実施
場合によっては偉い人が出席する会議で発表

社会基盤ゆえの品質への執念を感じた

31
32

卒業⽣によるオムニバス講座

SEはお客さんに寄り添う仕事
SEはお客さんと一緒にシステムを作る仕事
プログラマーとは要求されるスキルが異なる
製薬の業務知識(創薬,製造,販売)
製薬業界で使用されるパッケージ
顧客とのヒアリング/折衝能力
要求仕様への落とし込み
創薬のプロセス

基
礎
研
究

臨床試験

非
臨床

申
請

3

認

第

試
験

薬の候補 3万個 10個

相

1

第

第

2
相

相

承

GVP

一変治験
変治験

?

使用成績調査

?
PMDA

3個

1個
33

卒業⽣によるオムニバス講座

SEはお客さんに寄り添う仕事
SEはお客さんと一緒にシステムを作る仕事
プログラマーとは要求されるスキルが異なる
製薬の業務知識(創薬,製造,販売)
製薬業界で使用されるパッケージ
顧客とのヒアリング/折衝能力
要求仕様への落とし込み
創薬のプロセス
約9∼17年(平均500億円)

基
礎
研
究

臨床試験

非
臨床

申
請

3

認

第

試
験

薬の候補 3万個 10個

相

1

第

第

2
相

相

承

GVP

一変治験
変治験

?

使用成績調査

?
PMDA

3個

1個
34

卒業⽣によるオムニバス講座

システムの稼働
システム構築はドミノに似ている
プログラムが一発で通ると
グ
発 通
「やった!」という気持ちになる

システムが稼働を迎えて
顧客から感謝してもらえることが
作ってよかったと思える瞬間

システムを通じての社会貢献
35

卒業⽣によるオムニバス講座

システムエンジニアは業務とITの橋渡し
顧客がOKを出せばプログラムも変更できるのがSE
システムでの実現が難しいので
運用を変えませんか?

ビジネスメンバー

紙でチェックしてる運用を
自動チェックに変更できますよ

顧客にOKをもらうには
信頼が必要不可欠
信頼が必要 可欠

顧客からの
信頼

システムエンジニア
(SE)

ITの知識
業務知識
卒業⽣によるオムニバス講座

36
卒業⽣によるオムニバス講座

本日のお話
ITは世界を変える!
システムをつくる仕事
仕事を通じて感じたこと
仕事を通
感 た
グローバルでの仕事
ITのこれから
大学で何をするべきか

37
卒業⽣によるオムニバス講座

あなたの横にあるグローバル
外資系の顧客
外資系
客
•上級役員は外国人。プレゼン資料も英語で作成
•海外の情報システム部と連携して構築する場合も
海外の情報システム部と連携して構築する場合も
•内資でも海外子会社と連携する場合は同様

海外製品の利用
• 海外の製品であれば,マニュアルやサポートは全て英語
• 製品にバグがあるとメールや電話会議で解決をはかる

海外でのアプリケーション開発
• 設計書を渡してアプリケ ションの開発・テストを依頼
設計書を渡してアプリケーションの開発・テストを依頼

38
卒業⽣によるオムニバス講座

会議における時間と英語
日米欧での同時会議は時間調整に苦労する
アメリカの昼がヨーロッパの朝であり日本の夜になる

英語を母語とするアメリカ人やインド人はなまりがあって
聞き取りづらい。逆にドイツ人などは発音がきれいで
聞き取りづら
逆にドイ 人などは発音がきれ
話すのが遅いので聞き取りやすかったりする

39
40

卒業⽣によるオムニバス講座

文化の違い
海外に開発を依頼するのであれば,エラーパターンも含めて
処理内容,テスト観点を詳細に記載しないと実装してくれない
日本向け: 10ページ
海外向け 100ペ ジ
海外向け:100ページ

自分でプログラム作った方が
早い場合も!

会議では主張を通すための気合が重要
つたない英語でもしゃべれば聞いてくれる
日本:空気を読む文化
海外:主張しないものは存在しない
卒業⽣によるオムニバス講座

本日のお話
ITは世界を変える!
システムをつくる仕事
仕事を通じて感じたこと
仕事を通
感 た
グローバルでの仕事
ITのこれから
大学で何をするべきか

41
42

卒業⽣によるオムニバス講座

ハードウェアはクラウドへ
1970

メインフレームを利用
非常に高価なため,夜間に作業することも

1990

オープン化に伴いPCサーバを導入
パソコンは誰もが利用できるものに
が

2000

仮想化に伴い1台に複数のOSが同居
ハードウェアの導入が容易に

現在

クラウド化に伴いクラウドベンダーの
サービスをそのまま利用
ハードウェアの概念が消滅する
ハ ドウ アの概念が消滅する

OS
OS
OS
卒業⽣によるオムニバス講座

ソフトウェアはサービスへ
1970

業務の大半は紙で運用
大規模な計算のみITを使用

1990

業務の一部をIT化
自社向けシステムを1から構築

2000

業務の大半をIT化
業務向けのアプリケーションを導入して
一部を自社向けにカスタマイズ

現在

業務=ITシステム
業務向けのサービスを選択
自社の競争力となる部分のみカスタマイズ

どんな仕事であってもITと連携するようになる!

43
44

卒業⽣によるオムニバス講座

専門家とコンシェルジュへの二極化
今後は新たなサービスを提供する専門家と
多種多様なサービスの中から顧客にあったサービスを選択する
コンシェルジュへ二極化する

高度な専門知識
世界一のサービスを目指す

顧客以上に顧客の事情を把握
世界中のサービスの目利き
安全,安心,快適をサポート
卒業⽣によるオムニバス講座

本日のお話
ITは世界を変える!
システムをつくる仕事
仕事を通じて感じたこと
仕事を通
感 た
グローバルでの仕事
日立という会社
ITのこれから
大学で何をするべきか

45
46

卒業⽣によるオムニバス講座

システムエンジニアは文系?理系?
要素
IT関連のスキル
論理的思考力
コミュニケーションスキル
日本語の文書作成スキル
英語などの外国語スキル
業務知識,プロジェクトスキル等

理系/文系
47

卒業⽣によるオムニバス講座

システムエンジニアは文系?理系?
要素

理系/文系

IT関連のスキル

理系

論理的思考力

理系?

コミュニケーションスキル

文系?

日本語の文書作成スキル

文系

英語などの外国語スキル

文系

業務知識,プロジェクトスキル等

どちらでもない

就職して数年経つと理系/文系の差はなくなる
就職してから覚えることは山のようにある

理系・文系のどちらのスキルも必要
48

卒業⽣によるオムニバス講座

技術は繰り返される
概念

昔

現在

インタープリタ

BASIC

Java

仮想化

エミュレータ

仮想技術

サ
サービス提供
提供

アプリケ
アプリケーション
ョ
Saas
サービスプロバイダ クラウド
(ASP)

データ分析

データマイニング

ビッグデータ

名前や見せ方が変わっても同じ概念の技術が
再び評価されることがある

大学で学ぶ知識は無駄にならない!
49

卒業⽣によるオムニバス講座

自分の「やりたいこと」と「できること」

やりたいこと
就職の動機

できること
会社での仕事

「やりたいこと」で仕事を希望し「できること」で働く

あなたの「できること」は何ですか?
卒業⽣によるオムニバス講座

「できること」を伸ばす 増やす
大学の授業をまじめに受ける
デザインがここまで重要とは思ってもみなかった
コレだったら人に負けない!という
人 負
自分の得意分野を身につける
自分のやりたいことを見つける
やりたいことが一つである理由はない
いろんなことに挑戦する。そしてやりきる
自分に向いていること、向いていないことを知る

50
卒業⽣によるオムニバス講座

51
卒業⽣によるオムニバス講座

52
卒業⽣によるオムニバス講座

53
卒業⽣によるオムニバス講座

e-mail:marudti@gmail.com

54

More Related Content

Similar to SEの社会貢献 (6)

オンライン授業を楽にするIoT
オンライン授業を楽にするIoTオンライン授業を楽にするIoT
オンライン授業を楽にするIoT
 
LPWA 調べて見た
LPWA 調べて見たLPWA 調べて見た
LPWA 調べて見た
 
JSAI2014 発表資料
JSAI2014 発表資料JSAI2014 発表資料
JSAI2014 発表資料
 
20141101 大田区民大学での講演「実際にロボットを動かす方法」
20141101 大田区民大学での講演「実際にロボットを動かす方法」20141101 大田区民大学での講演「実際にロボットを動かす方法」
20141101 大田区民大学での講演「実際にロボットを動かす方法」
 
20140618 教育・知育アプリのつくりかた
20140618 教育・知育アプリのつくりかた20140618 教育・知育アプリのつくりかた
20140618 教育・知育アプリのつくりかた
 
【Interop Tokyo 2014】 ビジネスに革新をもたらす、グローバルマルチデバイス・コラボレーション
【Interop Tokyo 2014】  ビジネスに革新をもたらす、グローバルマルチデバイス・コラボレーション【Interop Tokyo 2014】  ビジネスに革新をもたらす、グローバルマルチデバイス・コラボレーション
【Interop Tokyo 2014】 ビジネスに革新をもたらす、グローバルマルチデバイス・コラボレーション
 

SEの社会貢献