監訳した「ALLIANCE　アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用」http://www.amazon.co.jp/dp/4478062579　を紹介しています。

1. 「アライアンス」とは
会社と個人が築く
フラットで
互恵的な
信頼関係
終身雇用関係から「終身信頼関係」へ

2. 「アライアンス」から生まれるもの
• 特定のミッションに対する会社と個人の道義的責任
• 会社も個人も、自分の信用をかけている
• 会社は、社員に仕事上のネットワークを広げる機会
をつくり、彼らのキャリアを一変させるサポートをする
• 社員は、自分のネットワークを使って会社を変革す
る手助けをする
• 会社は、人材獲得、情報、顧客獲得、ブランド向上な
どのメリットを得る
• 社員、元社員にとっては有益な人脈となる
コミットメント
期間
ネットワーク
情報収集力
「卒業生」
ネットワーク

3. コミットメント期間の３タイプ
different types of “tours of duty”
ローテーション型
rotational
変革型
transformational
基盤型
foundational
会社が得るもの 事業の規模拡大 事業の適応力 事業の継続性
個人が得るもの 会社との相性を見
極める
今の職務と自分の
相性を高め、経験
を蓄積する
キャリアの変革 人生と深く整合した
職場
会社により、各タイプの組み合わせかたは、さまざま。

4. よくある誤解
• 「アライアンス」は取引であり、ドライな契約だ
• 「アライアンス」はフリーランス、専門職の話
• コミットメント期間の３タイプは、「人材」の種類

5. 「アライアンス」は「インターネット的」
「アライアンス」の価値観 伝統的な価値観
フラット
会社と個人の関係は互恵的でフラット
ヒエラルキー
会社は「親」、個人は従う
リンク（網の目型）
社内外、社員と「卒業生」が網の目のよ
うにリンクし合う
ピラミッド型
規定された指示命令系統の中だけ
シェア
情報、目標、価値観、夢を
会社と個人、社内と社外がシェアする
クローズ
情報を囲い込む、
個人の価値観は持ち込まない

6. 「信頼」をつくるのは
誠実に話し合う勇気