クラウドマネジメントツールであるScalrに関する簡単な紹介スライドです。

1. Scalrの紹介

2. Scalr(スケーラー)とは？
• 米Scalr社によって2008年発表されたマルチクラウド管
理システム
• PHP + Pythonで実装されている
• OSS版(サポートなし)も存在

3. 多様なクラウドに対応
※Chefにも対応

4. Scalr採用企業
7000社超の実績

5. Scalrのメリット
• 多様なクラウドで作成された仮想マシン群を一つのプ
ラットフォーム上から操作できる。
• 仮想マシンの状態に応じて予め指定したスクリプト
(bash, Ruby, Python等)を実行できる
• Apacheサーバとして動作する仮想マシンには、リポジ
トリURLを指定することで自動的にデプロイ

6. 結局なぜScalrか？
• Scalrを使うことでクラウド管理を一元化でき
る！ ⇒ 管理者の負担軽減につながる
• 単体のクラウドサービスを利用するよりも高度
な自動化が可能

7. 結局なぜScalrか？
• クラウド毎にコンソール画面を変えるのは面倒・・・

8. 結局なぜScalrか？
• 一本化!!

9. Scalrの用語
• Farm (ファーム)
Roleよりも大きな単位。ひとつのfarmがひとつのサービスに相当する。
• Role (ロール)
多くはApache・MySQL・nginxなどのような、各種機能を提供する仮
想マシン(仮想サーバ)のことをさす。通常は複数のRoleを組み合わせ
てFarmを構成する。

10. Scalrの概念図

11. Scalr利用前の下準備(1)
• クラウド(AWS, IDC Frontier, CloudStack等)側でScalrを
利用するのに必要な、53番ポート (DNS)と443番ポート
(HTTPS)を開けておく。
• Scalr側でクラウドサービス(AWS, CloudStack等)を登録
する。この際、各クラウドのコンソール上から取得した
API鍵・秘密鍵を登録しておく。

12. Scalr利用前の下準備(2)

13. 設定完了後
• 前述の設定を行なっておくことで、Scalr側で指定した
クラウドサービスの仮想マシンを立ち上げることができ
る。
• 指定されたインスタンス台数の範囲内に収まるよう、
Scalr側で仮想マシン数の増減、あるいはインスタンス
が落ちた時の対処も行なってくれる(別途設定が必要)。

14. 関連URL
• ホステッドScalr (要登録)
https://my.scalr.com
• IDCフロンティア クラウドポータル (要登録)
https://noahcloud.jp/portal/
• Scalr関連 GitHubリポジトリ
https://github.com/Scalr/scalr
https://github.com/Scalr/scalr-demo
• Slide share資料
http://www.slideshare.net/hal-k/osc2013-tokyo-spring-idcfscalrscalr-
2013021901