公共利用を目的としてOverNight Contentという概念を説明します。 利用上誤解が生じないようにOverNight Contentを定義します。 理解を助けるためOverNight Contentの利用例を示します。

1. OverNight Content
観光資源を発掘し磨き上げるために
日帰りよりも宿泊を、できることならもう一泊

2. 主旨
• 公共利用を目的としてOverNight Contentという概念を説明します
• 利用上誤解が生じないようにOverNight Contentを定義します
• 理解を助けるためOverNight Contentの利用例を示します

3. OverNight Contentの定義
日帰り・通過
OverNight
一泊以上その地域に観光客を滞在させ、その地域を好きになってもらう観光資源に接触
させるチャンスを広げることを目的としたコンテンツ

4. OverNight Contentの利用例
ホテル・旅館で
OverNightとすることで、夕暮れから夜、深夜、早朝といった時間帯に様々な観光に参加
できるようになります。夜の過ごし方が確保されていれば安心して時間をゆったり使え
ます。そういう風にストーリーがつながるにはどんなものを用意したらよいでしょう
か？
キャンプ場で
民泊で
イベント会場で
郷土料理体験
ライブ・コンサート
レストラン・喫茶店で
ホームオーケストラ演奏会
ディナーショー
ハッカソン
映画マラソン
工芸体験
お話会
星空
自然
サバイバル
セミナー

5. 何故OverNight Contentか？
観光資源というと魅力的な観光スポットを想起しがちです。しかし、観光スポット狙い
になると、日帰りならそこだけ、連泊であっても他県の有名スポットの中継点として立
ち寄る程度となり、その回りにある本当の観光資源に全くチャンスがやってきません。
観光客の自宅

6. 本当は素敵な観光資源
有名な観光スポット以外にも本当は素敵な観光資源が沢山貴方の身の回りにあります。
貴方が気づいていないだけで本当はそこにあります。
貴方がその可能性を引き出せばすぐに見つかります。
寂れた商店街→新しい商売の場
何も無い→都会に無いモノ
地味な郷土料理→体験する郷土料理
近所のおじさん→競馬の博士
etc. etc. etc…

7. 出会いのチャンスを沢山作ろう
１回
２回
５回！
その地域に根付いたなんらかの観光資源を好きになってもらえれば、それを目的として
また来てくれるリピーターになってもらえます。
体験してみないと好きか好きで無いか分からないのですから、観光資源との出会いの
チャンスを沢山作って「好き」になってくれる人を積極的に探しましょう。

8. そこでOverNight Content
目的のスポットとスムーズにつながる形で夜を過ごす素敵なコンテンツがあったら、
「じゃ、一泊していこうか？」とならないでしょうか？
必要な事は、滞在時間を拡げること、個々の観光資源をつなげるストーリーを作ること
です。
OverNight

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10. お願い
• 本資料そのものの著作権はCentimani株式会社に帰属します
• OverNight Contentという言葉とその概念は縛りの無い公共の財産です。
この言葉を使ってプレゼン、著作、ビジネスを自由に行うことができま
す。
• ただし「 OverNight Content」そのものあるいはその利用を制限するよう
な商標の取得は行わないで下さい
• ご意見、ご感想などがありましたら、作者までご連絡いただけると非常
に嬉しいです
• 作者：福崎昭伸（Akinobu Fukuzaki）akki@centimani.biz