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SAS Visual Analytics 8.3 における線形回帰の利用
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SAS Visual Analytics 8.3 における
線形回帰の利用
SAS Institute Japan 株式会社
アカデミア推進室
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概要
• 目的変数(結果となる変数)が、説明変数(原因となる変数)の
一次式によってどのように表されるかを分析することを、線形回
帰といいます。
• 目的変数のモデル化が出来るとともに、各説明変数が目的変数の
予測に有効であるかを分析することも可能です。
• 今回は「教育費割合」・「財政力指数」等の行政基盤が、「人口
増減率」にどれほど影響を及ぼしているかを分析します。
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対象データ
データ収集
• 第一回和歌山県データ利活用コンペティションのテーマである
「人口減少問題」について線形回帰を用いて考察します。
• 「政府統計の総合窓口(e-Stat)」から「社会・人口統計体系 都道
府県データ 社会生活統計指標 :D 行政基盤」と「人口推計:都
道府県別人口増減率-総人口」を利用します。
URLはこちらです。
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000010204 (社会・人口統計体
系)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003094402 (人口推計)
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対象データ
データ加工とインポート
• 収集したデータを編集します。2013
年の人口増減率と行政基盤のデータ
をExcel上で複合します。
• 右図のように、データラベルを一行
目に、カテゴリデータをA列目に配置
します。
• このファイルをSAS Visual Analytics
にインポートします。
インポートの詳しい方法については
過去の記事を参考にしてください。
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線形回帰
データ選択
• 左欄「オブジェクト」より「線形回帰」
を選択します。
• 右欄「データ役割」から、目的変数を
「応答」に、説明変数を「連続効果」に、
それぞれ追加します。
• 今回は右図のように目的変数と説明変数
を設定しました。
目的変数
説明変数
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線形回帰
線形回帰の評価
• 線形回帰のモデル評価が表示されました。
• P値の分析により「財政力指数」と「社会福祉費割合」が「人口
増減率」に影響を与えていることがわかりました。