SlideShare a Scribd company logo
1 of 202
Download to read offline
人工知能のための哲学塾
未来社会篇 第零夜<予習>
三宅 陽一郎
2018.8.27
https://www.facebook.com/youichiro.miyake
http://www.slideshare.net/youichiromiyake
y.m.4160@gmail.com
My Works (2004-2017)
AI for Game Titles
Books
全体の構成
• 第零夜 レビュー(西洋編、東洋篇)& オーバービュー(未来社会篇)
• 第一夜 人と人工知能はわかりあえるか?
• 第二夜 人工知能はどのような社会を築くのか?
• 第三夜 人工知能は文化を形成するか?
• 第四夜 人と人工知能は愛し合えるか?
• 第五夜 人工知能にとって幸福とは何か?
人工知能 ≠ 情報処理体
• 情報は何かの影なのだ。問題はそれが何の影か、ということで
ある。それは影の空間の中で、本来混ぜ合わせてはいけないも
のまで混ぜ合わせてしまう。
未来社会篇の方向
人工知能のための哲学塾
西洋哲学篇 (2015-2016年)
第0夜 概観
第一夜 フッサールの現象学
第二夜 ユクスキュルと環世界
第三夜 デカルトと機械論
第四夜 デリダ、差延、感覚
第五夜 メルロ=ポンティと知覚論
人工知能のための哲学塾
東洋哲学篇 (2017-2018年)
第0夜 概観
第一夜 荘子と人工知能の解体
第二夜 井筒俊彦と内面の人工知能
第三夜 仏教と人工知能
第四夜 龍樹とインド哲学と人工知能
第五夜 禅と人工知能
人工知能のための哲学塾
未来社会篇 (2015-2016年)
第0夜 概観
第一夜 人と人工知能はわかりあえるか?
第二夜 人工知能はどのような社会を築くのか?
第三夜 人工知能は文化を形成するか?
第四夜 人と人工知能は愛し合えるか?
第五夜 人工知能にとって幸福とは何か?
人工知能のための哲学塾
未来社会篇 (2018-2019年)
第0夜 概観
第一夜 人と人工知能はわかりあえるか?
第二夜 人工知能はどのような社会を築くのか?
第三夜 人工知能は文化を形成するか?
第四夜 人と人工知能は愛し合えるか?
第五夜 人工知能にとって幸福とは何か?
第0夜 概観
第一夜 荘子と人工知能の解体
第二夜 井筒俊彦と内面の人工知能
第三夜 仏教と人工知能
第四夜 龍樹とインド哲学と人工知能
第五夜 禅と人工知能
第0夜 概観
第一夜 フッサールの現象学
第二夜 ユクスキュルと環世界
第三夜 デカルトと機械論
第四夜 デリダ、差延、感覚
第五夜 メルロ=ポンティと知覚論
未来
社会
篇
人間の内面を頼りに
人工知能の内面へ深く迫る(作る)ことが目標
人間の社会を頼りに
人工知能の社会へ深く迫る(作る)ことが目標
http://www.bnn.co.jp/books/8210/
http://www.bnn.co.jp/books/9172/
https://miyayou.com/2017/11/11/philosophyeast/
自然知能と人工知能
人間
=自然知能
機械
=人工知能
ダートマス会議(1956年)
• ジョン・マッカーシーのいたダートマス大学で、人
工知能をテーマとして初めて開催された会議。
• Artificial Intelligence という名称もはじめてここで
用いられた。
http://www-formal.stanford.edu/jmc/history/dartmouth/dartmouth.html
ダートマス会議(1956年)
我々は、1956年の夏の2ヶ月間、10人の人工知能研究者
がニューハンプシャー州ハノーバーのダートマス大学に集
まることを提案する。そこで、学習のあらゆる観点や知能
の他の機能を正確に説明することで機械がそれらをシミュ
レートできるようにするための基本的研究を進める。機械
が言語を使うことができるようにする方法の探究、機械上
での抽象化と概念の形成、今は人間にしか解けない問題
を機械で解くこと、機械が自分自身を改善する方法などの
探究の試みがなされるだろう。我々は、注意深く選ばれた
科学者のグループがひと夏集まれば、それらの問題のうち
いくつかで大きな進展が得られると考えている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%
9E%E3%82%B9%E4%BC%9A%E8%AD%B0
人工知能=人間の知能を機械に写す(移す)。
機械(マシン)
ソフトウェア
知能
身体
機能
知能
http://www.1999.co.jp/blog/1210192
http://ja.wallpapersma.com/wallpaper/_-
%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%80%81%E5%A3%81%E7%B4%99%E3%80%81%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%80%81%E3%
83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%81%E3%83%9A%E3%83%83.html
自我 自我
工場
今日から自我が
生まれました!
今日から自我が
生まれました!
今日から自我が
生まれました!
今日から自我が
生まれました!
本講演シリーズの方向
自己、他者を最初からあるものとして、それから構築する。
(例)群知能、マルチエージェント
自己、他者を生成的に獲得する人工知能
(例) 新しい人工知能
人工知能に自分を発見させる
人工知能に他者を発見させる
人工知能が社会性を自然に持つ
自我
• 他者の呼びかけに応じて、他者のまなざしに応じて
• 自分から他者へと応答する
• 人工知能へ呼びかけること
• 人工知能から他者へと応答する
アプローチ
より深い知能に対する知見
(サイエンス、哲学)
そこから構築
(エンジニアリング)
人間-人工知能、人工知能-人工知能の関係性の深さ
アプローチ
そこから構築
(エンジニアリング)
人間-人工知能、人工知能-人工知能の関係性の深さ
ここに何があるのか?
アプローチ
そこから構築
(エンジニアリング)
そして何ができるのか?
孤独自我生成モデル
今日から自我が生
まれました!
ソーシャル自我生成モデル
今日から自我が生
まれました!
今日から自我が生
まれました!
今日から自我が生
まれました!
おさらい
人工知能のための哲学塾
西洋哲学篇 (2015-2016年)
第0夜 概観
第一夜 フッサールの現象学
第二夜 ユクスキュルと環世界
第三夜 デカルトと機械論
第四夜 デリダ、差延、感覚
第五夜 メルロ=ポンティと知覚論
デカルト主義/新デカルト主義
機能的なAI
汎用性
より豊かなAI
固有性
思考する存在としてのAI
「喜ぶとか悲しい、欲求するとか逃避する、
希望するか恐怖する、決断するとか行為する」
存在としてのAI
デカルト/フッサール
• 我、思う、ゆえに、我あり、
デカルト
• 我、 、そして、世界が定立している
フッサール
気に入る
気に入らない
喜ぶ
悲しい
欲求する
逃避する
希望する
恐怖する
決断する
行為する
….
デカルト主義/新デカルト主義
機能的なAI
汎用性
より豊かなAI
固有性
思考する存在としてのAI
「喜ぶとか悲しい、欲求するとか逃避する、
希望するか恐怖する、決断するとか行為する」
(自然的態度)としてのAI
デカルトからフッサールへ
• 懐疑
• 自己へと還元
• 思惟による世界
• エポケー
• 超越的主観性へ還元
• 自然的態度による生活
的世界
「デカルトのコギト」
(17世紀)
「フッサールの還元」
(20世紀)
世界
疑い得ない、
論理の明証によって
築かれる世界
デカルト
我
近代科学、近代合理主義。
近代の出発点を与えた(デカルトの後の人がそう基礎づけた)。
論理的明証性
世界
現象学「志向性」
あらゆる体験・経験
超越論的
主観性
志向性
現象学は純粋意識から出発することで、自分自身を貫いて環境へたどりつく、
その過程全体を知能として捉えることができる。
世界
現象学「志向性」
あらゆる体験・経験
超越論的
主観性
志向性
現象学は純粋意識から出発することで、自分自身を貫いて環境へたどりつく、
その過程全体を知能として捉えることができる。その過程を記述する現象学は、
知能を作る知見を与えてくれる。
AI
灰色の建物
街の喧騒
いかつい 楽しい
わくわく
志向性
逆に物事が
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
存在のゼロポイント
知能の極点
環世界
超越からの
流れ
世界からの
流れ
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
身体
環世界的知能
(中間場)
部分知能
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
共創する場
自己顕現の流れ
共創する場
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
時間の作用に対して
ホメオタシス的衝動
アポトーシス的衝動
行動とは恒常性の破壊
形成とは変化の破壊
人工知能
環境
興奮(環世界)
情報(エージェント
アーキテクチャ)
事物そのもの
(華厳哲学)
ゼ
ロ
無限世界
志向性の矢
ゼ
ロ
無限世界
志向性の矢
知能
知能
この力が時
自分自身
(共創の場)
無限の世界無限の世界
身体=存在
身体を起点として自分が生成して行く。
志向性の矢
世界からの流れと自分自身の内側
からの流れで作り出した世界 = 現実
現実
現実
こちらから見たときの断面
谷淳
• 1981年に早稲田大学理工学部機械工学科を卒業。
• 千代田化工建設株式会社にてプラント配管設計。
• スタンフォード大学、ミシガン大学 人工知能(修士号)
• ソニーコンピューターサイエンス研究所
• 理化学研究所 脳科学研究センター
動的認知行動研究チーム チームリーダー
• KAIST 教授
• OIST教授
認知ロボットの実験から考える「自己」とは?
~理研の谷淳氏が東京財団「VCASI」で講演
http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20091217_336516.html
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
主体と客体(谷淳)
• この図では、まず仮に主体と客体という二項対立
の構造を想定してみる。客体環境からボトムアップ
するセンソリの流れを主体はある構えを持ちトップ
ダウン的に予測し解釈しようとする。両者の相互作
用を経て認識が成立し、行為が生成される。
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
心と環境は溶け合っている
身体と環境も溶け合っている
Chaotic
主体と客体(谷淳)
• 認識の結果は主体の内部を変化させ、また生成された行為
は環境を変化させる。この相互作用を通して、主体から出発
したトップダウンの流れと客体から出発したボトムアップの流
れは分離不可能になり、もはや主体と客体といった区別は
無意味になる。この時に初めて、古典的な認知論で想定さ
れてきた、客体として操作される表象と、それを操作する主
体といった構図からも自由になれるのである。
• いかにこのような相互作用の場を構築するか、本文では筆
者らが行ってきた一連の認知ロボット実験について解説しな
がら、本問題について議論していく。
• 谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
主体と客体(谷淳)
谷淳、「力学系に基づく構成論的な認知の理解」、Springer
未来社会篇
イントロダクション
三宅陽一郎「他者とは何か 人工知能から見た視点」
http://www.ohtabooks.com/publish/2017/02/06112342.html
Reckoning におけるターゲットシステム
GDC 2012 AI Postmortems:
Kingdoms of Amalur: Reckoning, Darkness II and Skulls of the Shogun
Michael Dawe,
http://www.gdcvault.com/play/1015380/AI-Postmortems-Kingdoms-of-Amalur
プレイヤー
人工知能
A
人工知能
X
人工知能
B
味方
味方
味方
味方
敵
敵
味方
味方
敵
敵
敵
敵
プレイヤー
人工知能
A
人工知能
X
人工知能
B
味方
味方
味方
味方
敵
敵
味方
味方
敵
敵
敵
敵
現在のデジタルゲームではつい、自分というものがある、関係というものがある、
というように固定してしまう。
関係を端的に固定すると、知能の豊かな世界に蓋をしてしまう
一手先(自分)
分岐
三手先(自分)
二手先(相手)
ゲーム状態(=盤面)
人工知能による探索
だいたいのAIにとっての他者=シミュレーション上の存在
ゲーム(フレーム)
自分
ゲーム
人工知能
ゲームの中の
プレイヤー
対戦
ゲームの中にプレイヤーはさまざまなものを一端捨てて(身体など)、
アバターとなって参加する
それぞれの状況
それぞれの状況
それぞれの状況
人間
フレーム
人工知能
人工知能は汎用ではない。それぞれの状況に応じたロジックを
作ることが多い。
世界
人工知能
予測
実測
誤差=認識
人工知能のとって他者を理解するとは、他者を正しくシミュレーション
することである。
本講演シリーズの方向
自己、他者を最初からあるものとして、それから構築する。
(例)群知能、マルチエージェント
自己、他者を生成的に獲得する人工知能
(例) 新しい人工知能
人工知能に自分を発見させる
人工知能に他者を発見させる
人工知能が社会性を自然に持つ
自己の形成はどうであったか?
AI
灰色の建物
街の喧騒
いかつい 楽しい
わくわく
志向性
逆に物事が
ゼ
ロ
無限世界
志向性の矢
AI
ロボット
動物
いかつい 楽しい
わくわく
志向性
他者と
志向性
志向性
志向性
志向性
志向性
ゼ
ロ
無限世界
志向性の矢
知能
ゼ
ロ
無限世界
志向性の矢
知能
他者が現れる場
ゼ
ロ
無限世界
志向性の矢
知能
他者が現れる場
他者と他者の視線(志向性)が自分の内側の世界から現れる
プレイヤー
人工知能
A
人工知能
X
人工知能
B
人工知能
A
人工知能
X
人工知能
B
プレイヤー
全体と部分の関係性=複雑系として自己を見る
現象学的なアプローチ
経験
自己
他者
経験世界の中で自己と他者が見出される
他者とは
•他者 = 志向性を持つ
•物 = 志向性を持たない
他者の視点を得ることによって、世界が
陰影のある立体的な像を結ぶ
一方通行路
ASDの世界では、自己と他者が明確に区分けされていない。こち
らからのかかわりは、届かない。あるいは素通りしてゆく。ぶつ
かって跳ね返ってくるような、あるいはお互いにあいうつような反
応がない。他方、彼らからみた世界は、どこまで行っても他者に突
き当らない。そこには、他者からの反響がない。他者の視点を得る
ことによって、世界が陰影のある立体的な像を結ぶこともない。
(内海健「自閉症スペクトラムの精神病理」、P.99、医学書院)
志向性
人が考えるときには、なにかを考え、喜ぶときには、何かを喜ぶ。
心的現象は、つねに「何か」を対象としてもつ。対象にかかわり、対
象に向かう。これが志向性であり、「こころ」にあって「もの」には
ない。
志向性はおよそ心の動きのあるところに認められるものであり、そ
の外延は広範囲にわたる。考えること、信じること、欲すること、疑
うこと、これらはすべて志向性である。
志向性は、対象へとかかわる。それ自身に固有の自律性をもった運
動である。ベクトル(→)をもってイメージすることができるだろう。
そしてわれわれはこの志向性のあるところに「こころ」を感じる。
(内海健「自閉症スペクトラムの精神病理」、P.31、医学書院)
志向性 <φ>
心的距離
こちら側に私がいて、向こうに対象がある。この主観と客観の二極に分
節された構造が、定型者の世界のタテマエである。
未分化な乳児の世界が、私と対象、「こころ」と「もの」に分かたれる。
そこに分節をもたらすのが他者であった。他者の志向性が到来するとき、
乳児の世界に亀裂が入る。そのしるしとして<φ>が書き込まれる。
φは自己を環界から切り出す。世界を私とそれ以外のものに分節し、構
造化する。分節された世界が、次第にかたどられ、最後に行きつく先が
「知覚」である。その中でも「視覚」において、二極構造がもっとも鮮明
なものとなる。そこでは、私と対象がもっともクリアに区分されている。
もっとも、両者は完全に切れているわけではない。Φは、自己を切り出
すことにより、個体と世界の関係を裁断し直すことを可能にする。つまり、
切断するとともに、つなぐものである。
(内海健「自閉症スペクトラムの精神病理」、P.69、医学書院)
他者と自己
それゆえにこうなるのではないだろうか。生まれ落ちたそのときか
ら、われわれは他者のまなざしに曝されている。…最初のひとみしり
が、そのしるしである。もちろん、その場面は覚えていない。だが、
その衝撃は、我々の中にあるしるし(痕跡)を残している。
このしるし(痕跡)をかりに<φ>という記号で示すことにしよう。
ちなみにこのφは、「空集合」に事寄せた記号である。
…そして逆説的に、このトラウマφを基点として、自己が形成され
る。そして自己が立ち上がったとき、φをしるした他者は過ぎ去って
いる。
(内海健「自閉症スペクトラムの精神病理」、P.50-51、医学書院)
他者
他者
他者
φ
φ
φ
内海健「自閉症スペクトラムの精神病理」、P.51、医学書院)
図3-2 他者のまなざし
による自己の触発
他者のまなざしがマト
リックスにφを刻み付
けると、φを中心に自
己が生成する。自己に
めざめたときには、触
発した他者は立ち去っ
ている。
差延された過去が積み重なる
時間
我々は過去の反響の積み重なりの中で生きている。
t=k-1 t=k t=k+1 t=k+2
他者の視線=他人の心がわかるか?
• サリーアン問題
通常は4才で正解
自閉症の方は8才で正解
The original Sally-Anne cartoon used in the test by Baron-Cohen, Leslie and Frith (1985)
https://en.wikipedia.org/wiki/Sally%E2%80%93Anne_test
他者とは
•他者 = 志向性を持つ
•物 = 志向性を持たない
他者の視線を獲得した世界
ゼ
ロ
無限世界
志向性の矢
知能
他者が現れる場
他者のまなざしにさらされること = トラウマ
= 自分の世界に亀裂
他者をめぐる自己の世界
• サリーアン問題 = 自分の世界に他者の視線を導入するこ
とができるか?
• サルトル「出口なし」=自分の存在を他者を通してしか確認で
きない
• 複数の他者の視線を含んだ世界=日常世界
• 人狼知能 = 他人から見た世界を持つこと
J.P.サルトル「出口なし」
設定は、窓もなくドアも開かない密室。そこに、何の接点もない男
女3人が集められます。そこには鏡もないため、自分の姿を見るこ
とはできません。そこで自分の姿や存在を確かめられるのは、目の
前にいる相手を通して確かめるのみ。自分がどんな存在でそこに在
るのかは相手を通してしかわからない、、、。これは、社会生活上
でも同様で、社会で自分がどのような存在と見られているのかは、
自分の判断ではなく、自分に向けられる他者の態度や視線でしか自
分の社会的存在を知ることができないのです。この『出口なし』に
先立って、サルトルは大著『存在と無』で、「無の問題」「対自存
在」「対他存在」などを論じていますが、他者の意識との相克的関
係を極限的な形で表現したのが、この戯曲『出口なし』だと言われ
ています。
http://www.siscompany.com/deguchi/gai.htm
人狼と人狼知能
• 人狼=村人(9~12人ぐらい)と人
狼(3人)に分かれて、会話によって
人狼を探し出すゲーム。人狼側は毎晩、
村人を一人ずつ消すことができるので、
人狼と村人が同数になれば人狼の勝ち。
• 人狼知能=人工知能が人狼をプレイす
る。不完全情報の上に会話や推論を研
究する。
• http://aiwolf.org/
人狼
AI
「人狼知能」の仕組み
人狼
AI
人狼
AI
人狼
AI
人狼
AI
人狼
AI
サーバー
何か話して
私は
狼では
ない
相手から自分がどう見えているか?
自分を相手をどう思っているか?
共有
記憶
 Aは自分が狼でないと言った
 BはCが狼だと言った
 DはAが狼だと言った
 Eは昨晩処刑されたDが狼だと言った
 --
 --
他者の視線=他人の心がわかるか?
人が見ている風景は、たくさんの他者の視線を含んでいる
=自分の世界は他者の視線で構造化されている
=写真ではわからないかもしれないが、
一人旅と二人旅では、同じものを見ていても、
見ているものが違う。
=人が人里離れた場所に旅に出たくなるのは(山など)、
人の視線で構造化されていない場所に行きたくなるという
ことかもしれない
無人島
ロビンソンの前に繰り広げられる島の風景には人影はない。だが、
そのみえ方自体は、彼が他者とともにいた故郷の街と変わることは
ないだろう。他者がいたときと同じように構造化されている。光景
のなかから人影が消えてしまっただけである。それに対して、ASD
では、人影はあっても他者はまだ登場していない。
(内海健「自閉症スペクトラムの精神病理」、P.57、医学書院)
自己の形成
• 「何ものについてではない意識」がないように、
• 他者のない自己はあり得るか?あり得るだろう?
• しかし、他者が自己を構造化する。たくさんに人や、自分に衝
撃を与えるような人に会えば、自己は変化して行く
他者とは
•他者 = 志向性を持つ
•物 = 志向性を持たない
ロボットは志向性を持ち得るか?
他者とは
•他者 = 志向性を持つ
•物 = 志向性を持たない
ロボットは志向性を持ち得るか?
ロボットは他者の志向性を受け取れるか?
現行のロボット・人工知能
「強固な自分」(コアな部分が変化するわけでなない)が、
対象に対して、対処する
AI 人
現行のロボット・人工知能
一見、人間同士の会話と、AIと人間の会話が同じように見えても、
より高い(深い)レイヤーでは人工知能は他者との交流に変化を拒んでいる。
人 人 AI 人
人 人 AI 人
コミュニケーション・レイヤー
人と人が相互に変容するレイヤー
他者を通して自己を形成する
• 他者の中に自分を見出す。
• 他者を通して自分を構成する
• 自分を形成する
他者を通して自己を形成する
• 他者の中に自分を見出す。
• 他者を通して自分を構成する
• 自分を形成する
人工知能でこそ、自己の形成、他者の発見は
明確に探求できるのではないか?
ゼ
ロ
無限世界
志向性の矢
知能
他者が現れる場
他者のまなざしにさらされること = トラウマ
= 自分の世界に亀裂
志向性を確認する
• 子供は常に対象をインタラクションしながら、何かを確認する
• そこに自律的意思(志向性)があるかないかを確認する。
• 志向性に何より敏感なのは子供
• 風や森や、絵にさえ、志向性がないかを確認する
自己への目覚め
ASDの自己へのめざめは、他者というものの存在に気づくことに
よってもたらされる。
彼らの世界に他者が出現し、最終的に自分と同等の等身大の存在
に落ち着くまで、それはさまざまな様相をまとって彼らに立ち現れ
ることになる。
(内海健「自閉症スペクトラムの精神病理」、P.264、医学書院)
他者のまなざし
(鬼ごっこについて)鬼の方でも、見るものとしての自分が、つねに同時
になかまによってどこからか見つめられ、わらいかけあれていることを十
分に知っているからこそ、… それぞれが見るものと見られるものとして、
よびかけと応答、つかずはなれずの住還の遊動をくりかえし、相互にから
みあう。
わたしの世界のなかへの、他者の出現とは、さしあさっては、わたしの
世界、わたしの視界に他者がすがたをあらわすこと、それゆえわたしが
「他者を見る(voir-autrui)」ことを意味するように思われる。…要するに
他者とは、「私にまなざしを向けている者であり、…けっしてわたしのま
なざしに還元できない事実としての、わたしを見つめるあらたなまなざし
の出現である。
(西村清和「遊びの現象学」、P.104-7、勁草書房)
他者と自己
<他者>に接近することによってのみ、私[自我]は自分自身に
臨在する。とはいえそれは、私の実存が他のひとびとの思考のな
かで構成されるからではない。他のひとびとの思考のうちに反映
されたいわゆる客観的実存によって、私は普遍性、国家、歴史、
全体性に組み入れられるのだが、このような客観的実存は私を表
出しているのではなく、まさに私を隠蔽しているのである。
(エマニュエル・レヴィナス「全体性と無限」、P.260)
他者と自己
私が迎接する顔はこれとは別の道をとおって私を現象から存在へ
と移行させる。言説において私は<他者>の問いかけにさらされ
ており、この問いかけに即答しなければならないという切迫感―
鋭くとがった現在の切っ先―が私をつきさし、私を有責性として
産み出すのだ。責任ある者として、私は自分の究極的実在に連れ
戻される。このような極度の注意は単に潜在的であったものを現
実化することではない。
(エマニュエル・レヴィナス「全体性と無限」、P.260)
他者と自己
なぜなら、この注意は<他人>なしには考えられないものだからだ。
注意深くあること、それが意味しているのは意識の剰余であり、この
剰余は<他人>の呼びかけを前提としている。注意深くあること、そ
れが意味しているのは意識の剰余であり、この剰余は<他人>の呼び
かけを前提としている。注意深くあること、それは<他人>による統
御を承認し、<他人>の命令を授かること、より正確に言うなら、命
令せよという命令を<他人>から授かることである。「物自体」とし
て私の実存は私の内なる<無限>の観念の現前と共に始まり、有責性
という私の究極的実在のうちに自分を探し求めるときに始まる。がこ
のような連関はすでにして<他者>に仕えることなのである。
(エマニュエル・レヴィナス「全体性と無限」、P.260)
自己のクオリア
…「自己」というのはわれわれが外界あるいは内界の対象を知覚
あるいは表象したとき、その行為に伴って「自己クオリティ」…
が感じられるというTatsache(行為的事実/アクチュアリティ)
のことであると書き、道元から西田幾太郎へと受け継がれた「物
来って我を照らす」という思想を参照したが、この「自己クオリ
ティ」という言葉で当時わたしが言いたかったのは、現在ならば
「クオリア」というであろうことだった。… つまり「自己」の
実感というのは、世界がクオリアをおびて立ち現れている、いい
かえれば私と世界のあいだにアクチュアリティが成立していると
いう行為的事実のことにほかならない。
(木村敏「関係としての自己」、P,89-92)
自己と他者
• 全体と部分が入り込むべきではないか
• では、どのように全体が入り込むのか?亀裂
• 全体とは何か? 他者の群れ
• 人工知能は他者と物をいかに分けることができるか
生成的に考えよう
• 自己も他者の最初からは存在しない。
• 現象の中から浮かび上がってくるもの
• それはどのようにして?
自分
自分
もし他者がなかったら、
世界=自分自身
志向性を交換しあうことで、
他者と自己に目覚める
孤独自我生成モデル
今日から自我が生
まれました!
ソーシャル自我生成モデル
今日から自我が
生まれました!
今日から自我が
生まれました!
今日から自我が
生まれました!
自分
他者がその世界に侵入する
自分
他者がその世界に侵入する
志向性
間主観性の世界
他人、動物、自然現象・・・
自分以外の動的な存在
志向性を持っているように
思えるもの
自分
志向性
間主観性の世界 他者がその世界に侵入する
他人、動物、自然現象・・・
自分以外の動的な存在
志向性を持っているように
思えるもの
自分
他者がその世界に侵入する
志向性
間主観性の世界
自分
他者がその世界に侵入する
志向性
間主観性の世界
自己 他者
決して合一化できないもの
お互いの自己を脅かす
他者は自分の材料でもある
• 自分も他者からなる
• 他者は自分の素材でもある。
ソーシャル自我生成モデル
今日から自我が
生まれました!
今日から自我が
生まれました!
今日から自我が
生まれました!
志向性
自己 他者自己自己 他者他者自己 他者
他者と出会い自己を深化する。
他者への了解の深さが自己の了解の深さとなる。
コミュニケーション・モデル
知能とコミュニケーション
第一章
何かを伝えるということ
何かを伝えるということ
何かって、何だろう?
なぜ伝えるか、ということ
? ?
いつ伝えるか、ということ
! !
誰に伝えるか、ということ
いかに伝えるか、ということ
動物のコミュニケーション
習性としてのコミュニケーション 意識的なコミュニケーション身体のコミュニケーション
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
http://free-photos.gatag.net/2013/08/14/200000.html
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B
7
http://free-photos.gatag.net/2013/04/21/100000.html
動物のコミュニケーション
習性としてのコミュニケーション 意識的なコミュニケーション身体のコミュニケーション
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
http://free-photos.gatag.net/2013/08/14/200000.html
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B
7
http://free-photos.gatag.net/2013/04/21/100000.html
個体性
全体性
動物のコミュニケーション
習性としてのコミュニケーション 意識的なコミュニケーション身体のコミュニケーション
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
http://free-photos.gatag.net/2013/08/14/200000.html
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B
7
http://free-photos.gatag.net/2013/04/21/100000.html
個体性
全体性
個体同士のコミュニケーション全体で一つの
存在
個々が分離
した世界
集団(グループ)のサイズ
すなわち、人間の社会的生活のどんな「共同体」出来事にも、た
とえそれがいかに瞬間的なものであろうとも、その出来事が効果
的に生じうるーあるいはもっと単純に、ひとびとが快適と感ず
るー最適集団サイズというものが存在する。この「最適値」は決
して固定されているものではなく、ほとんど無限の変数によって
影響される。またそれは、公式的な社会的集合ーその大きさと構
成はまったく別の制度化した諸要求によって決定されるーよりも、
主に非公式の流動的な場面では、それ自身影響力をもった因子と
なるだろう。
(H.カラン「動物の行動と人間の社会」、P.112)
動物のコミュニケーション
習性としてのコミュニケーション 意識的なコミュニケーション身体のコミュニケーション
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
http://free-photos.gatag.net/2013/08/14/200000.html
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B
7
http://free-photos.gatag.net/2013/04/21/100000.html
自然と一体となった一つのシステム
としての生物の集合
動物のコミュニケーション
習性としてのコミュニケーション 意識的なコミュニケーション身体のコミュニケーション
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
http://free-photos.gatag.net/2013/08/14/200000.html
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B
7
http://free-photos.gatag.net/2013/04/21/100000.html
自然と一体となった一つのシステム
としての生物の集合
自然からある程度独立した
個体同士の集合
動物のコミュニケーション
習性としてのコミュニケーション 意識的なコミュニケーション身体のコミュニケーション
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
http://free-photos.gatag.net/2013/08/14/200000.html
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B
7
http://free-photos.gatag.net/2013/04/21/100000.html
自然と一体となった一つのシステム
としての生物の集合
自然からある程度独立した
個体同士の集合
感覚(五感)による
コミュニケーション
言語による
コミュニケーション
インタラクションのレベル
物理的な
インタラクション
精神的な
インタラクション
物
知能
自己
母親
知性の発達はどこで促されるか?
• 個人が環境の中で。
• 個人が社会の中で。
家族
近所
コミュニティ
社会
動物はその中で内と外を見分ける
世界
自己
内
外
世界
社会
動物はその中で内と外を見分ける
自己
内
外
生物にとって必要な能力
• 仲間と敵を見分ける能力。(群れと外)
• 仲間と協調する能力。(群れの内)
• 仲間同士の争いで勝つ能力。(群れの中の個体同士)
コミュニケーションの発生
群れと進化
http://wallbase.cc/wallpaper/1526055
大移動する=弱い個体が脱落する=群れの中に強い個体が残る
(という説もある)
生物の進化とスケールと全体性
スケール
進化(時間)
生物の進化とスケールと全体性
スケール
進化(時間)
生物は小さいほど集合して生息する。
また原始的であるほど、群れの全体性が強い。
進化が進むほど生物は群れとしての性質が薄くなり個体化する。
世界
五感
身体
言語
知識表
現型
知識
生成
Knowledge
Making
意思決定
Decision
Making
身体
運動
生成
Motion
Making
インフォメーション・フロー(情報回廊)
記憶
エージェント・アーキテクチャ
世界
五感
身体
言語
知識表
現型
知識
生成
Knowledge
Making
意思決定
Decision
Making
身体
運動
生成
Motion
Making
インフォメーション・フロー(情報回廊)
記憶
エージェント・アーキテクチャ
身体的・感覚的レイヤー (脳の基底部分)
理知的・シンボルのレイヤー (大脳皮質)
身体的・感覚的コミュニケーション
http://www.o-st.jp/column/takenaka11.html
フェロモン
=誘導、コロニーの識別
http://flower.yodoyabashift.com/tag/%E8%9D%89%EF%BC%88%E3%81%9B%E3%81%BF%EF%BC%89
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
音
=求愛、自分の位置を知らせる
口移し
=餌を渡す
身体的・感覚的コミュニケーション
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
噛む=愛情表現
http://freebies-db.com/free-photo-dpg-5996-splitshire.html
匂い=縄張りを形成する
http://free-photos.gatag.net/2014/05/24/000000.html
著作者:__MaRiNa__
鼻をこすりあう(触覚)
=あいさつ
世界
五感
身体
言語
知識表
現型
知識
生成
Knowledge
Making
意思決定
Decision
Making
身体
運動
生成
Motion
Making
インフォメーション・フロー(情報回廊)
記憶
エージェント・アーキテクチャ
身体的・感覚的レイヤー (脳の基底部分)
理知的・シンボルのレイヤー (大脳皮質)
言語・シンボルコミュニケーション
http://www.sakurai.comp.ae.keio.ac.jp/classes/humansystemb/lesson04/Slide07.gif
http://www.m-nature.info/chiebukuro/2012/04/17/3380?category=living_thing
軌道のかたち
=餌の情報
さえずり
=合図
言語・シンボルコミュニケーション
鳴き声
=協調の合図
鯨のバブルネットフィーディング
http://blog.livedoor.jp/hminakuchi/archives/52041825.html
http://cucanshozai.com/animal_video/2013/02/whales-hunting-krill.html
言葉
=社会
世界/人
五感
身体
言語
知識表
現型
知識
生成
Knowledge
Making
意思決定
Decision
Making
運動
生成
Motion
Making
インフォメーション・フロー(情報回廊)
記憶
エージェント・アーキテクチャ
身体的・感覚的レイヤー (脳の基底部分)
理知的・シンボルのレイヤー (大脳皮質)
言語
身体
言語・シンボルコミュニケーション
鳴き声
=協調の合図
鯨のバブルネットフィーディング
http://blog.livedoor.jp/hminakuchi/archives/52041825.html
http://cucanshozai.com/animal_video/2013/02/whales-hunting-krill.html
言葉
=社会
お金
=経済
お金=社会的に契約されたもの。
世界/人/社会/経済
五感
身体
言語
知識表
現型
知識
生成
Knowledge
Making
意思決定
Decision
Making
運動
生成
Motion
Making
インフォメーション・フロー(情報回廊)
記憶
エージェント・アーキテクチャ
身体的・感覚的レイヤー (脳の基底部分)
理知的・シンボルのレイヤー (大脳皮質)
言語
身体
お金
ソーシャルコミュニケーション(EVE ONLINE)
Cladio Pedica - Spontaneous Avatar Behaviour for Social Territoriality Reykjavik University.
http://www.ru.is/~hannes/publications/JAAI2010.pdf
共有される場
(入ってはいけない!)
会話参加者の立つリング
この円内に入ったものは、
会話参加者が目をやる・
この円内に入ったものは、
会話参加者がより注意深く見る。
F-formation
Cladio Pedica - Spontaneous Avatar Behaviour for Social Territoriality Reykjavik University.
http://www.ru.is/~hannes/publications/JAAI2010.pdf
人と人が向い合うときに、形成する立ち位置。
CADIA Populs
http://populus.cs.ru.is/node/116
「EveOnline」を作っているCCPは、レイキャビク大学と共同で
エージェントたちの自然な振る舞いを研究した。
http://cadia.ru.is/wiki/public:socialgame:main
コミュニケーションの在り方
分類 媒体(メディア) 表象 受容器官
非言語
コミュニケーション
場を介する 匂い、音 五感
身体 噛む、鼻を付ける 触覚
言語
コミュニケーション
シンボル ダンス 認識
言葉 文字/発話 知能
経済 お金 数字 社会
言葉、身振り、お金… 交換することで
個体同士が結びつく。
コミュニケーション・モデル
非言語コミュニケーション(見ぶり、手振り)
言語コミュニケーション(言葉)
メタ・コミュニケーション(スタイル)
根源的・実存的コミュニケーション(他者への責任)
意識とコミュニケーション
結局のところ、意識は、包括的な「エコシステム(生態系)」を形成
できないが、コミュニケーションにとって必要な環境であり、同様に
コミュニケーションは意識にとって必要な環境である。マトゥナラの
用語で、意識はコミュニケーションのオートポイエーシスが成り立つ
「空間」ないし「現象領域」である、と定式化することもできよう。
… コミュニケーションは意識をとおしてのみシステム環境と結びつけ
られている。物理的、化学的、…な事象が、コミュニケーション・シ
ステムに直接影響を及ぼすことはない。…こうしてはじめてシステム
は、環境内の諸システムの錯綜する固有計算にあまり煩わされずに自
己の複雑系を構築でき、それにうおって自己のオートポイエーシスを
方向づける基礎になる環境を構築できるようになる。
(ニコラス・ルーマン「社会の科学」P.33-34)
生活世界と意識、コミュニケーション
これまで論究してきたコミュニケイション論的な生活世界概念は、
たしかに意識哲学の手に負えないほど広範囲なものであるが、いぜ
んとして現象学の超越論的な生活世界概念と同じ分析平面に立って
いる。… つまり生活世界は、参加者の視座のもおとで、了解過程の
地平を形成する脈絡として現れるのであって、この脈絡は、そのつ
ど与えられている状況の優位性領域を限定しつつ、だがその状況に
おける主題は棚上げにしたままである。
(ユルゲン・ハーバーマス「コミュニケイション的行為の理論」
(下)、P.41)
オープンダイアログ
[コミュニケーションによって現実が構成されるという]社会構成
主義の視点に立つなら、精神病とは一過性であれ根源的な恐るべ
き疎外です。そこはいわば「不毛の地」であり、耐えがたい経験
が名づけられることもなく、患者も声も代弁者も奪われてしまっ
ています[Holma, 1999: Seikkula, 2002]。オープンダイアローグ
が目指すのは、精神病的な発話、幻聴や幻覚にとどまっている特
異な体験に、共有可能な言語表現をもたらすことなのです。
(斎藤環「オープンダイアローグとは何か」、P.95)
Jaakko Seikkula, Mary E.Olson, The Open Dialog Approach to
Acute Psychosis: Its Poetics and Micropolitics
コミュニケーション理論
• われわれの考察は、コミュニケーション理論の中でも、ラッセルが
<論理階型論>と呼んだ部分に基づいている。この理論の中心
命題は、クラスとそのメンバーの間に連続性がない、ということで
ある。クラスはそれ自体の一メンバーであり得ず、またメンバーの
ひとつもそのクラスでは決してあり得ない。クラスを表すのに用い
られる術語じゃ、メンバーを表わす術語とは抽象のレヴェルが異
なるー<論理階型>が異なるーからである。
(グレゴリー・ベイトソン「精神の生態学」(上)思索社、P.296)
ダブルバインド
すなわち、精神分裂病は、連続的に継起する出来事に対して、
彼の型破りのコミュニケーション習慣が、何らかの意味で適切な
ものとなっている世界に、生きて行かねばならないのだ。ここに
提出した仮説でわれわれは、患者の外的経験におけるこの種
の連続した出来事が、彼が論理階型化をはかる内的葛藤の原
因である、と考える。このような解決不可能な連続した経験に対
して、「ダブルバインド」という用語を用いることにする。
(グレゴリー・ベイトソン「精神の生態学」(上)思索社、
P.296)
精神医学は対人関係論である
結局、私は社会心理学は対人関係の学として、対人関係の学とし
ての精神医学と合流するのが絶対に必要だと考えている。…つま
り、個々のヒトという生物を研究するのでもなく、文化遺産を研
究するでもなくて、「個々人がそれをとおして精神の健康なり障
害なりを具現化するところの対人の場」を研究することを目的と
した一つの専門学科は今すぐに必要だということである。レナー
ド・カットレルは、…「社会心理学における調査研究は対人的諸
関係の場という引照基準にもとづいてなされねければならない」
(H.S.サリヴァン「精神医学は対人関係論である」、P.23、みす
ず書房)
目覚め
重要なのは、他者との関係が目覚めであり、まどろみからの覚醒であ
るということであり、この目覚めが責務であるということです。この
責務は自由な決定に先立たれているのではないか、あなたはこうおっ
しゃいました。私にとって重要なこと、それは、他者への責任のうち
には、人間性を構成する記憶可能ないかなる決定よりも古き拘束のご
ときものがあるということです。他者に目覚めないことの可能性が人
間のうちにあるとこと明白です。悪の可能性があるのです。悪、それ
はただ存在だけからなる秩序です。逆に、他人へと向かうことは、存
在のうちに人間ががった突破口であり、「存在するとは別の仕方で」
なのです。
(エマニュエル・レヴィナス「われわれのあいだで」、P.162-3、法
政大学出版局)
人工知能、自己、他者
自己と他者の発見は同時
• 人工知能はいつ他者を発見するか。
• 人間はいつ他者を発見するか。
人工知能、まなざし、
• まなざしが人を進化させる
• 人工知能に根本的に欠けているものは何か?
• 人工知能はまなざし、問いかけを他者に与えることはできるか
他者の発見、他者の形成
• ものと人
• 人工知能は他者となり得るか
• 他者と自分を分けることの機構
• むしろ他者を発見、他者を形成できるように、知能を構成して
行く必要があるのではないか。
人と人をつないでいるものは何か?
• それは人工知能同士をつなぐものは同じか?
• 人と人工知能はどのようにつながるか?
一人の人間を一体の人工知能で置き換え
た時、何が起きるか?
• 一人の人間を一体の人工知能で置き換えた時、何が起きるか?
他者
• そのためには他者とは何かを探求する
• 他者が生成されるように、人工知能の内面を構築する
• いかに我々はお互いを他者とするか
人工知能は他者を持つか?
• リアリティの中の他者
• 他者の現われ
• 環境と他者を分ける
• 他者を持つ=知能、持たない=物
人工知能は他者を持っているか?
他者を持つとはどういうことか?
• 他者とは何か?
• 人工知能が他者を持つにはどうすればいいか?
他者の発見、他者の形成
• 物と人
• 人工知能は他者となり得るか
• 他者と自分を分けることの機構
• むしろ他者を発見、他者を形成できるように、知能を構成して
行く必要があるのではないか。
Memo
(使わなかったスライド)
• リアリアティを持つ人間と、社会の衝突
• 人工知能=衝突しない
• 人間は自己を使い分ける
• さまざまな場における自己
まなざし
• 人間と同じ
世界
個 個 個
如何にしてわかり会えるか?
世界
個 個 個
如何にしてわかり会えるか?
フォン・ノイマン「ゲーム理論」
会話=コモングラウンド
意識を持つ集団
自発的につながろうとするもの
関係性を定義してしまうのではなく 関係性が自発的に生まれるプロセスを探求する
• 自己を掘り下げて来た
• そこに構造が見た。しかし、世界と自己を分ける境界面が複雑
すぎる=むしろ、知能は環境の一部
• 自己の中心に見えたのは、世界だった(!?)
集団的混沌集団的混沌
ゲーム理論
• 未知なるものを言語化するプロセス
• 司祭、
場を捉える
• 場を定義する
• ゲームを定義する
力学を捉える
外側からのアプローチ、内側からのアプ
ローチ
• 外側から定式化して、ロール(外面的)を与えて、
• 内面的な、のは可能か?
分業、
逆算過程
人工知能もさぼる
マルチエージェント、人狼知能
• プロトコル
•
• 思考
• 人狼知能に自我が生まれるか?
自我はいかなる機能(役割)を果たす
か?
• 実証的なことが言えない
弱いロボット- Sociable Trash Box Robot
• https://www.youtube.com/watch?v=2rFj3Fnl84k
• ニューラルネット
• 子供みたいに成長させる
映画は意識をオブジェクトで描く
• 情報統合理論
• 他者の視点(想定) 自己の視点
• 世界が立体的に見える
• 見えているものすべて=S
• Sを細分化して行く
人間の側から
人工知能へ向かう
イメージ
人工知能の側から
人間へ向かう
イメージ
自己のクオリア
さてネーゲルはこのクオリア的実感を、それぞれ生物種に固有
の一般的な「タイプ」だとしている。What is it like to be a
bat ? という論文を見てみ、この不定冠詞 a は「コウモリという
もの」一般としてのタイプを指しているとジャンがエルべきであ
る。だから彼はこれが、体験はその所有者にのみ知られるという
いわゆる私秘性 privacy の問題ではなく、それは主観的な実感で
ありながら客観的でもあるという。…
(木村敏「関係としての自己」、P,89-92)
自己のクオリア
だれとどのような対人的な場をもっているかによって、自己のク
オリアは大いに違ってくる。… 私があるパートを受け持ってい
る合奏がスムーズに進行している最中には、私は私自身の指から
生み出している音楽だけでなく、他の奏者から出て言う音楽も、
すべて自己クオリアをおびたアクチュアリティとして経験してい
る。その場のアクチュアリティが十分に強い場合には、「場違
い」な発言は出てきにくい。会話に参加している当事者としての
私の自己は会話状況全体の場のクオリアと融合して、それ以外の
場面での私の自己と完全に違ったクオリアできている。
(木村敏「関係としての自己」、P,89-92)
「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 予習資料

More Related Content

What's hot

物語の中の人工知能、 人工知能が作り出す物語
物語の中の人工知能、人工知能が作り出す物語物語の中の人工知能、人工知能が作り出す物語
物語の中の人工知能、 人工知能が作り出す物語Youichiro Miyake
 
ゲンロンカフェ講演資料 「変わる社会と変わる人工知能」
ゲンロンカフェ講演資料 「変わる社会と変わる人工知能」ゲンロンカフェ講演資料 「変わる社会と変わる人工知能」
ゲンロンカフェ講演資料 「変わる社会と変わる人工知能」Youichiro Miyake
 
「AI研究の現在とSFの想像力」講演資料(上)
「AI研究の現在とSFの想像力」講演資料(上)「AI研究の現在とSFの想像力」講演資料(上)
「AI研究の現在とSFの想像力」講演資料(上)Youichiro Miyake
 
デジタルゲームと人工知能
デジタルゲームと人工知能デジタルゲームと人工知能
デジタルゲームと人工知能Youichiro Miyake
 
黒川塾七八(78)講演資料
黒川塾七八(78)講演資料黒川塾七八(78)講演資料
黒川塾七八(78)講演資料Youichiro Miyake
 
「人工 知能 が 『 生命 』 となるとき」 人間はなぜ AI にキャラクターを欲望するの か
「人工 知能 が 『 生命 』 となるとき」 人間はなぜ AI にキャラクターを欲望するの か「人工 知能 が 『 生命 』 となるとき」 人間はなぜ AI にキャラクターを欲望するの か
「人工 知能 が 『 生命 』 となるとき」 人間はなぜ AI にキャラクターを欲望するの かYouichiro Miyake
 
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(下)
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(下)明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(下)
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(下)Youichiro Miyake
 
Innovative City Forum 2020 講演資料
 Innovative City Forum 2020 講演資料 Innovative City Forum 2020 講演資料
Innovative City Forum 2020 講演資料Youichiro Miyake
 
立教大学講義「デジタルゲームの人工知能」
立教大学講義「デジタルゲームの人工知能」立教大学講義「デジタルゲームの人工知能」
立教大学講義「デジタルゲームの人工知能」Youichiro Miyake
 
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(上)
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(上)明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(上)
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(上)Youichiro Miyake
 
AI時代の幸福と人間力
AI時代の幸福と人間力AI時代の幸福と人間力
AI時代の幸福と人間力Youichiro Miyake
 
京都大学ELP「デジタルゲームの人工知能」(後編)
京都大学ELP「デジタルゲームの人工知能」(後編)京都大学ELP「デジタルゲームの人工知能」(後編)
京都大学ELP「デジタルゲームの人工知能」(後編)Youichiro Miyake
 
AI入門「人工知能に何ができないか?」
AI入門「人工知能に何ができないか?」AI入門「人工知能に何ができないか?」
AI入門「人工知能に何ができないか?」Youichiro Miyake
 
人工知能とビジネス
人工知能とビジネス人工知能とビジネス
人工知能とビジネスYouichiro Miyake
 
「哲学塾x人狼知能」刊行記念トークショー講演資料
「哲学塾x人狼知能」刊行記念トークショー講演資料「哲学塾x人狼知能」刊行記念トークショー講演資料
「哲学塾x人狼知能」刊行記念トークショー講演資料Youichiro Miyake
 
バーチャルワールド、 スマートシティ、人工知能
バーチャルワールド、スマートシティ、人工知能バーチャルワールド、スマートシティ、人工知能
バーチャルワールド、 スマートシティ、人工知能Youichiro Miyake
 
「人工知能で作る楽しい未来」
「人工知能で作る楽しい未来」「人工知能で作る楽しい未来」
「人工知能で作る楽しい未来」Romotive Japan
 

What's hot (20)

Hapic と AI
Hapic と AIHapic と AI
Hapic と AI
 
物語の中の人工知能、 人工知能が作り出す物語
物語の中の人工知能、人工知能が作り出す物語物語の中の人工知能、人工知能が作り出す物語
物語の中の人工知能、 人工知能が作り出す物語
 
ゲンロンカフェ講演資料 「変わる社会と変わる人工知能」
ゲンロンカフェ講演資料 「変わる社会と変わる人工知能」ゲンロンカフェ講演資料 「変わる社会と変わる人工知能」
ゲンロンカフェ講演資料 「変わる社会と変わる人工知能」
 
「AI研究の現在とSFの想像力」講演資料(上)
「AI研究の現在とSFの想像力」講演資料(上)「AI研究の現在とSFの想像力」講演資料(上)
「AI研究の現在とSFの想像力」講演資料(上)
 
デジタルゲームと人工知能
デジタルゲームと人工知能デジタルゲームと人工知能
デジタルゲームと人工知能
 
黒川塾七八(78)講演資料
黒川塾七八(78)講演資料黒川塾七八(78)講演資料
黒川塾七八(78)講演資料
 
人工知能と社会
人工知能と社会人工知能と社会
人工知能と社会
 
「人工 知能 が 『 生命 』 となるとき」 人間はなぜ AI にキャラクターを欲望するの か
「人工 知能 が 『 生命 』 となるとき」 人間はなぜ AI にキャラクターを欲望するの か「人工 知能 が 『 生命 』 となるとき」 人間はなぜ AI にキャラクターを欲望するの か
「人工 知能 が 『 生命 』 となるとき」 人間はなぜ AI にキャラクターを欲望するの か
 
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(下)
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(下)明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(下)
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(下)
 
Innovative City Forum 2020 講演資料
 Innovative City Forum 2020 講演資料 Innovative City Forum 2020 講演資料
Innovative City Forum 2020 講演資料
 
人工知能と哲学
人工知能と哲学人工知能と哲学
人工知能と哲学
 
立教大学講義「デジタルゲームの人工知能」
立教大学講義「デジタルゲームの人工知能」立教大学講義「デジタルゲームの人工知能」
立教大学講義「デジタルゲームの人工知能」
 
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(上)
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(上)明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(上)
明治大学「ゲーム研究の新時代に向けて」講演資料(上)
 
AI時代の幸福と人間力
AI時代の幸福と人間力AI時代の幸福と人間力
AI時代の幸福と人間力
 
京都大学ELP「デジタルゲームの人工知能」(後編)
京都大学ELP「デジタルゲームの人工知能」(後編)京都大学ELP「デジタルゲームの人工知能」(後編)
京都大学ELP「デジタルゲームの人工知能」(後編)
 
AI入門「人工知能に何ができないか?」
AI入門「人工知能に何ができないか?」AI入門「人工知能に何ができないか?」
AI入門「人工知能に何ができないか?」
 
人工知能とビジネス
人工知能とビジネス人工知能とビジネス
人工知能とビジネス
 
「哲学塾x人狼知能」刊行記念トークショー講演資料
「哲学塾x人狼知能」刊行記念トークショー講演資料「哲学塾x人狼知能」刊行記念トークショー講演資料
「哲学塾x人狼知能」刊行記念トークショー講演資料
 
バーチャルワールド、 スマートシティ、人工知能
バーチャルワールド、スマートシティ、人工知能バーチャルワールド、スマートシティ、人工知能
バーチャルワールド、 スマートシティ、人工知能
 
「人工知能で作る楽しい未来」
「人工知能で作る楽しい未来」「人工知能で作る楽しい未来」
「人工知能で作る楽しい未来」
 

Similar to 「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 予習資料

「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 講演資料
「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 講演資料「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 講演資料
「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 講演資料Youichiro Miyake
 
「なぜ人工知能は人と会話ができるのか?」
「なぜ人工知能は人と会話ができるのか?」「なぜ人工知能は人と会話ができるのか?」
「なぜ人工知能は人と会話ができるのか?」Youichiro Miyake
 
AI幸福論 - AIも感情や意識を持ちうるのか -
AI幸福論  - AIも感情や意識を持ちうるのか - AI幸福論  - AIも感情や意識を持ちうるのか -
AI幸福論 - AIも感情や意識を持ちうるのか - Youichiro Miyake
 
デジハリ講義「人工知能と物語」
デジハリ講義「人工知能と物語」デジハリ講義「人工知能と物語」
デジハリ講義「人工知能と物語」Youichiro Miyake
 
キャラクターAIイベント講演資料
キャラクターAIイベント講演資料キャラクターAIイベント講演資料
キャラクターAIイベント講演資料Youichiro Miyake
 
クリエイティブな人のための哲学塾
クリエイティブな人のための哲学塾クリエイティブな人のための哲学塾
クリエイティブな人のための哲学塾Youichiro Miyake
 
だいじょうぶキャンペーン2009スライド
だいじょうぶキャンペーン2009スライドだいじょうぶキャンペーン2009スライド
だいじょうぶキャンペーン2009スライドUEHARA, Tetsutaro
 
人工知能のための哲学塾 第零夜「概観」 資料 (全五夜+第零夜)
人工知能のための哲学塾 第零夜「概観」 資料 (全五夜+第零夜)人工知能のための哲学塾 第零夜「概観」 資料 (全五夜+第零夜)
人工知能のための哲学塾 第零夜「概観」 資料 (全五夜+第零夜)Youichiro Miyake
 
ゲームのための人工知能(上)
ゲームのための人工知能(上)ゲームのための人工知能(上)
ゲームのための人工知能(上)Youichiro Miyake
 
デジハリ講義 人工知能 第一回「人工知能とは何か?」
デジハリ講義 人工知能 第一回「人工知能とは何か?」デジハリ講義 人工知能 第一回「人工知能とは何か?」
デジハリ講義 人工知能 第一回「人工知能とは何か?」Youichiro Miyake
 
人工知能のための哲学塾 未来社会篇 第四夜
人工知能のための哲学塾 未来社会篇 第四夜人工知能のための哲学塾 未来社会篇 第四夜
人工知能のための哲学塾 未来社会篇 第四夜Youichiro Miyake
 
ネットからリアルへ 人工知能の進出(前半)
ネットからリアルへ人工知能の進出(前半)ネットからリアルへ人工知能の進出(前半)
ネットからリアルへ 人工知能の進出(前半)Youichiro Miyake
 
人工知能をめぐる 意識と環境と身体の理論(上)
人工知能をめぐる意識と環境と身体の理論(上)人工知能をめぐる意識と環境と身体の理論(上)
人工知能をめぐる 意識と環境と身体の理論(上)Youichiro Miyake
 
人工知能が啓く教育の可能性
人工知能が啓く教育の可能性人工知能が啓く教育の可能性
人工知能が啓く教育の可能性Youichiro Miyake
 
『人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ』 講演資料
『人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ』 講演資料『人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ』 講演資料
『人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ』 講演資料Youichiro Miyake
 
AIを社会・企業に活かす
AIを社会・企業に活かすAIを社会・企業に活かす
AIを社会・企業に活かすYouichiro Miyake
 
人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇 第零夜 資料
人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇 第零夜 資料人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇 第零夜 資料
人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇 第零夜 資料Youichiro Miyake
 

Similar to 「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 予習資料 (18)

「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 講演資料
「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 講演資料「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 講演資料
「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 講演資料
 
人工知能とゲーム
人工知能とゲーム人工知能とゲーム
人工知能とゲーム
 
「なぜ人工知能は人と会話ができるのか?」
「なぜ人工知能は人と会話ができるのか?」「なぜ人工知能は人と会話ができるのか?」
「なぜ人工知能は人と会話ができるのか?」
 
AI幸福論 - AIも感情や意識を持ちうるのか -
AI幸福論  - AIも感情や意識を持ちうるのか - AI幸福論  - AIも感情や意識を持ちうるのか -
AI幸福論 - AIも感情や意識を持ちうるのか -
 
デジハリ講義「人工知能と物語」
デジハリ講義「人工知能と物語」デジハリ講義「人工知能と物語」
デジハリ講義「人工知能と物語」
 
キャラクターAIイベント講演資料
キャラクターAIイベント講演資料キャラクターAIイベント講演資料
キャラクターAIイベント講演資料
 
クリエイティブな人のための哲学塾
クリエイティブな人のための哲学塾クリエイティブな人のための哲学塾
クリエイティブな人のための哲学塾
 
だいじょうぶキャンペーン2009スライド
だいじょうぶキャンペーン2009スライドだいじょうぶキャンペーン2009スライド
だいじょうぶキャンペーン2009スライド
 
人工知能のための哲学塾 第零夜「概観」 資料 (全五夜+第零夜)
人工知能のための哲学塾 第零夜「概観」 資料 (全五夜+第零夜)人工知能のための哲学塾 第零夜「概観」 資料 (全五夜+第零夜)
人工知能のための哲学塾 第零夜「概観」 資料 (全五夜+第零夜)
 
ゲームのための人工知能(上)
ゲームのための人工知能(上)ゲームのための人工知能(上)
ゲームのための人工知能(上)
 
デジハリ講義 人工知能 第一回「人工知能とは何か?」
デジハリ講義 人工知能 第一回「人工知能とは何か?」デジハリ講義 人工知能 第一回「人工知能とは何か?」
デジハリ講義 人工知能 第一回「人工知能とは何か?」
 
人工知能のための哲学塾 未来社会篇 第四夜
人工知能のための哲学塾 未来社会篇 第四夜人工知能のための哲学塾 未来社会篇 第四夜
人工知能のための哲学塾 未来社会篇 第四夜
 
ネットからリアルへ 人工知能の進出(前半)
ネットからリアルへ人工知能の進出(前半)ネットからリアルへ人工知能の進出(前半)
ネットからリアルへ 人工知能の進出(前半)
 
人工知能をめぐる 意識と環境と身体の理論(上)
人工知能をめぐる意識と環境と身体の理論(上)人工知能をめぐる意識と環境と身体の理論(上)
人工知能をめぐる 意識と環境と身体の理論(上)
 
人工知能が啓く教育の可能性
人工知能が啓く教育の可能性人工知能が啓く教育の可能性
人工知能が啓く教育の可能性
 
『人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ』 講演資料
『人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ』 講演資料『人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ』 講演資料
『人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ』 講演資料
 
AIを社会・企業に活かす
AIを社会・企業に活かすAIを社会・企業に活かす
AIを社会・企業に活かす
 
人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇 第零夜 資料
人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇 第零夜 資料人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇 第零夜 資料
人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇 第零夜 資料
 

More from Youichiro Miyake

AIES 2021 Keynote lecture
AIES 2021 Keynote lecture AIES 2021 Keynote lecture
AIES 2021 Keynote lecture Youichiro Miyake
 
業績リスト 三宅陽一郎 2021年9月現在
業績リスト 三宅陽一郎 2021年9月現在業績リスト 三宅陽一郎 2021年9月現在
業績リスト 三宅陽一郎 2021年9月現在Youichiro Miyake
 
スマートシティへのデジタルゲームAIの応用
スマートシティへのデジタルゲームAIの応用スマートシティへのデジタルゲームAIの応用
スマートシティへのデジタルゲームAIの応用Youichiro Miyake
 
スマートシティ、ゲームエンジン、人工知能
スマートシティ、ゲームエンジン、人工知能スマートシティ、ゲームエンジン、人工知能
スマートシティ、ゲームエンジン、人工知能Youichiro Miyake
 
Replaying Japan Keynote 2021
Replaying Japan Keynote 2021 Replaying Japan Keynote 2021
Replaying Japan Keynote 2021 Youichiro Miyake
 
クラシックゲームを用いたディープラーニングの近年の発展
クラシックゲームを用いたディープラーニングの近年の発展クラシックゲームを用いたディープラーニングの近年の発展
クラシックゲームを用いたディープラーニングの近年の発展Youichiro Miyake
 
人工知能にとっての他者と自分
人工知能にとっての他者と自分人工知能にとっての他者と自分
人工知能にとっての他者と自分Youichiro Miyake
 
人工知能とは何か?
人工知能とは何か?人工知能とは何か?
人工知能とは何か?Youichiro Miyake
 
デジタルゲームにおけるマルチエージェント操作技術
デジタルゲームにおけるマルチエージェント操作技術デジタルゲームにおけるマルチエージェント操作技術
デジタルゲームにおけるマルチエージェント操作技術Youichiro Miyake
 
人工知能とゲーム(後篇)
人工知能とゲーム(後篇)人工知能とゲーム(後篇)
人工知能とゲーム(後篇)Youichiro Miyake
 
人工知能とゲーム(前篇)
人工知能とゲーム(前篇)人工知能とゲーム(前篇)
人工知能とゲーム(前篇)Youichiro Miyake
 
AI Technologies in Game Industry (English)
AI Technologies in Game Industry (English)AI Technologies in Game Industry (English)
AI Technologies in Game Industry (English)Youichiro Miyake
 
デジタルゲームにおける品質保証のための人工知能
デジタルゲームにおける品質保証のための人工知能デジタルゲームにおける品質保証のための人工知能
デジタルゲームにおける品質保証のための人工知能Youichiro Miyake
 
東京大学 経済学部講義 後半
東京大学 経済学部講義 後半東京大学 経済学部講義 後半
東京大学 経済学部講義 後半Youichiro Miyake
 

More from Youichiro Miyake (17)

AIES 2021 Keynote lecture
AIES 2021 Keynote lecture AIES 2021 Keynote lecture
AIES 2021 Keynote lecture
 
業績リスト 三宅陽一郎 2021年9月現在
業績リスト 三宅陽一郎 2021年9月現在業績リスト 三宅陽一郎 2021年9月現在
業績リスト 三宅陽一郎 2021年9月現在
 
スマートシティへのデジタルゲームAIの応用
スマートシティへのデジタルゲームAIの応用スマートシティへのデジタルゲームAIの応用
スマートシティへのデジタルゲームAIの応用
 
スマートシティ、ゲームエンジン、人工知能
スマートシティ、ゲームエンジン、人工知能スマートシティ、ゲームエンジン、人工知能
スマートシティ、ゲームエンジン、人工知能
 
Replaying Japan Keynote 2021
Replaying Japan Keynote 2021 Replaying Japan Keynote 2021
Replaying Japan Keynote 2021
 
クラシックゲームを用いたディープラーニングの近年の発展
クラシックゲームを用いたディープラーニングの近年の発展クラシックゲームを用いたディープラーニングの近年の発展
クラシックゲームを用いたディープラーニングの近年の発展
 
人工知能にとっての他者と自分
人工知能にとっての他者と自分人工知能にとっての他者と自分
人工知能にとっての他者と自分
 
人工知能と未来
人工知能と未来人工知能と未来
人工知能と未来
 
人工知能とDX
人工知能とDX人工知能とDX
人工知能とDX
 
人工知能とは何か?
人工知能とは何か?人工知能とは何か?
人工知能とは何か?
 
デジタルゲームにおけるマルチエージェント操作技術
デジタルゲームにおけるマルチエージェント操作技術デジタルゲームにおけるマルチエージェント操作技術
デジタルゲームにおけるマルチエージェント操作技術
 
人工知能とゲーム(後篇)
人工知能とゲーム(後篇)人工知能とゲーム(後篇)
人工知能とゲーム(後篇)
 
人工知能とゲーム(前篇)
人工知能とゲーム(前篇)人工知能とゲーム(前篇)
人工知能とゲーム(前篇)
 
人工知能とアート
人工知能とアート人工知能とアート
人工知能とアート
 
AI Technologies in Game Industry (English)
AI Technologies in Game Industry (English)AI Technologies in Game Industry (English)
AI Technologies in Game Industry (English)
 
デジタルゲームにおける品質保証のための人工知能
デジタルゲームにおける品質保証のための人工知能デジタルゲームにおける品質保証のための人工知能
デジタルゲームにおける品質保証のための人工知能
 
東京大学 経済学部講義 後半
東京大学 経済学部講義 後半東京大学 経済学部講義 後半
東京大学 経済学部講義 後半
 

Recently uploaded

Establishment and operation of medical corporations.pdf
Establishment and operation of medical corporations.pdfEstablishment and operation of medical corporations.pdf
Establishment and operation of medical corporations.pdfoganekyokoi
 
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...yutakashikano1984
 
International Politics I - Lecture 1
International Politics I - Lecture 1International Politics I - Lecture 1
International Politics I - Lecture 1Toru Oga
 
KARAPATANG PANTAO.pptxhrhrhrhrhrhrhrhrhr
KARAPATANG PANTAO.pptxhrhrhrhrhrhrhrhrhrKARAPATANG PANTAO.pptxhrhrhrhrhrhrhrhrhr
KARAPATANG PANTAO.pptxhrhrhrhrhrhrhrhrhrRodolfFernandez1
 
3年前期 交通基盤工学 第一回 ガイダンス 交通基盤工学の概要  パワーポイント
3年前期 交通基盤工学 第一回 ガイダンス 交通基盤工学の概要  パワーポイント3年前期 交通基盤工学 第一回 ガイダンス 交通基盤工学の概要  パワーポイント
3年前期 交通基盤工学 第一回 ガイダンス 交通基盤工学の概要  パワーポイントshu1108hina1020
 
What I did before opening my business..pdf
What I did before opening my business..pdfWhat I did before opening my business..pdf
What I did before opening my business..pdfoganekyokoi
 
Divorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdfDivorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdfoganekyokoi
 
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...oganekyokoi
 

Recently uploaded (8)

Establishment and operation of medical corporations.pdf
Establishment and operation of medical corporations.pdfEstablishment and operation of medical corporations.pdf
Establishment and operation of medical corporations.pdf
 
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
レポートの書き方講座 [大学生初年次向けに対する講義資料] Lecture on how to write a report [lecture mater...
 
International Politics I - Lecture 1
International Politics I - Lecture 1International Politics I - Lecture 1
International Politics I - Lecture 1
 
KARAPATANG PANTAO.pptxhrhrhrhrhrhrhrhrhr
KARAPATANG PANTAO.pptxhrhrhrhrhrhrhrhrhrKARAPATANG PANTAO.pptxhrhrhrhrhrhrhrhrhr
KARAPATANG PANTAO.pptxhrhrhrhrhrhrhrhrhr
 
3年前期 交通基盤工学 第一回 ガイダンス 交通基盤工学の概要  パワーポイント
3年前期 交通基盤工学 第一回 ガイダンス 交通基盤工学の概要  パワーポイント3年前期 交通基盤工学 第一回 ガイダンス 交通基盤工学の概要  パワーポイント
3年前期 交通基盤工学 第一回 ガイダンス 交通基盤工学の概要  パワーポイント
 
What I did before opening my business..pdf
What I did before opening my business..pdfWhat I did before opening my business..pdf
What I did before opening my business..pdf
 
Divorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdfDivorce agreements in administrative work.pdf
Divorce agreements in administrative work.pdf
 
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
Registration of travel agents - 'Explanation of the registration system under...
 

「人工知能のための哲学塾」未来社会篇 第零夜 予習資料