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福島放射線測定データの現状とメタデータアーカイブ作り名古屋大学太陽地球環境研究所伊藤好孝日本アーカイブズ学会大会企画研究会「放射線データアーカイブズの構築に向けて」H24年4月21日学習院大
2011年3月 福島第一原発の事故(写真引用 朝日新聞:エア・フォート・サービス)2011年3月24日の状況
311直後の自分の状況…
放射性物質放出の状況(奥村暁氏(現名大)作成)
“民間”放射線検出器の普及
放射線とは何か?
20世紀~放射能の発見キュリー夫人 ラザフォード放射能ある種の原子核から「素粒子」が飛び出し別の原子核に変わってしまう現象(能力)放射線その時飛び出してくる「素粒子」アルファ崩壊では ヘリウム原子核ベータ崩壊では 電子ガンマ崩壊では ガンマ線(...
物質中でのふるまいの違い電荷を持った放射線(ベータ線、アルファ線、宇宙線)電荷を持たない放射線(ガンマ線、エックス線、中性子)一部はすり抜けイオン化イオン化電子を玉突き原子から剥ぎ取られた電子を検出する → 放射線検出器イオン化によっておきた化...
環境放射線1シーベルト (1 Sv)被爆量の単位。放射線で1kgあたり1Jのエネルギーの被爆を受けること。
放射線を測る手段モニタリングポストサーベイメーター試料分析 (写真:TEPCO)モニタリングポストサーベイメーター(写真はガイガー管)(写真:日立アロカ)ゲルマニウム半導体検出器による試料分析(写真:日本分析センター)
放射線測定器ガイガー管(放射線で放電)ガスの詰まった真空管ガスが放射線を捕まえるのでガンマ線だとすり抜けるシンチレーター(放射線が通ると光る)プラスチックシンチレーター結晶シンチレータープラスチックはガンマ線はすり抜ける半導体検出器(放射線が通...
原発事故後の放射線観測の状況
福島原発事故後の放射線観測の履歴(1)事故直後原発敷地内の東電モニタリングポスト各自治体のモニタリングポスト事故後数日後東北道走行サーベイ(KEK、理研) (3/15 - 17)文科省の福島県内定時走行サーベイ開始 (3/15)アメリカ、文科省...
福島原発事故後の放射線観測の履歴(2)事故後1ヶ月後個人の空間線量サーベイの開始ホットスポットの発見(4月)一時帰宅者スクリーニング(5月~)事故後数ヶ月後文科省土壌調査(6月~7月)個人内部被爆調査(6月~)(ホールボディーカウンター)給食陰...
航空機線量モニタリング最初期に米DOEが実施(3月17-19日測定)文科省が引き継ぎ全国へ拡大
放射線測定データ種別による分類空間線量定点観測東電モニタリングポスト自治体モニタリングポスト広域サーベイ観測文科省走行車両、航空機モニタリング土壌、河川、大気等サンプリング測定文科省、原子核物理学者、環境研究者「福島土壌調査」河川調査大気中放射...
データベース化されている政府のデータ文科省放射線モニタリング情報全国及び福島県の空間線量測定結果http://radioactivity.mext.go.jp/map/ja/福島土壌調査結果(文科省)データベース阪大核物理研究センター「福島土壌...
福島土壌調査のデータベース化(JAEA)測定日、時刻、都道府県、市町村、東経北緯、原発からの距離天候、空間線量(地上1m高、5cm)、測定方法測定器種類、較正定数、較正年月日、バックグランド値土壌測定データに付随するメタデータ情報
福島県放射能測定マップ福島県に関する全放射線測定データのまとめ・可視化サイト各地点の空間線量率、走行サーベイ土壌調査、水道水、河川調査、等生データが取れない、一部測定器情報無http://fukushima-radioactivity.jp/i...
有志によるデータベース作成・可視化福島4400箇所放射線量可視化(名大奥村氏)http://d.hatena.ne.jp/oxon/20110426/1303810008国・自治体による高さ1m・0.5m計測を中心とした放射線量マップ(nnis...
放射線量マップ(nnistar氏)でのデータベース、メタデータ
個人・民間による放射線測定データ(nnistar氏の空間線量マップで引用。他含め全16データセット)http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=205521773838870029099.0004ab47990d...
Radmonitor311有志による放射線モニターデータポータルhttps://sites.google.com/site/radmonitor311/一宮氏(KEK)らによる全放射線測定のポータル事故当初の手動データベースのまとめサイト機械可...
メタデータベース構築に向けて
メタデータとは?データ放射線測定データそのものメタデータ「放射線測定データ」に関するデータ放射線測定をどう行ったか?のデータ「メタデータ情報」がなければ、「データ」の信頼性はわからない。異なる「データ」同士も較べられない共通メタデータフォーマッ...
メタデータの重要性測定機種?どの放射線を何で測ったかで信頼性が全く違う測定原理、測定精度(検出限界)、較正定数測定環境?測定器が同じでもどこでどう測ったで精度が違う屋外・屋内? 地面からの距離? 天気・環境?測定者?誰が測ったかで精度が変わる
データベース作成、管理の難しさデータベースは「質」の保証が必要データの質の統一、真偽の判定必要な「質」は用途により異なる最終的なデータベース構築の前にまずデータの存在の発見データの保全・確保メタデータ情報の添付まずメタデータベースを作ろう
メタデータベースによるデータ保全メタデータ情報から、元データへのリンクを検索データの存在形態は柔軟数値データ(形式:テキスト、スプレッドシート、PDF, etc..)画像データ、動画データデータベースそのもの元データの管理と「質の保証」はデータ...
現時点の問題点政府、自治体の測定データへのポータルサイト(リンク集)は既にある。メタデータ情報から検索できないデータ種類、日時、検出器、観測者、精度…)メタデータ情報が完備しているかわからない政府が把握していないデータはカバーできていない大学研...
IAEAの海外向けデータベースガンマ線空間線量土壌調査結果落ち葉、飲み水河川土壌表面汚染度グラフ、値(リンク)を出力メタデータで検索可能なデータベースであって、メタデータベースにはなっていない。(異なるデータセット間は検索できない)
太陽地球系科学でのメタデータベースの例(IUGONET)IUGONET - 超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究http://www.iugonet.org/全地球に展開しているレーダー、磁力計、光学観測装置、太陽望遠鏡等を用いた...
IUGONET:メタデータベースの必要性林寛男(京大生存研)
IUGONETのメタデータ取り扱い
メタデータ項目の例測定データに関わるもの測定量、測定手法、地点、日時、測定精度、…測定環境に関わるもの天候、風向、測定場所環境、…測定器に関わるもの測定器種別、機種名・型番、較正日時、較正係数、…測定者に関わるもの測定者、測定機関、…測定の質、...
IUGONETを転用した放射線測定メタデータアーカイブ放射線測定メタデータアーカイブ政府・自治体 企業既存データベース個人・民間 リンクリンクリンクリンク移送移送空間線量データマップ画像データ食料品データ空間線量データ食料品データ土壌データ空間...
メタデータベース:当面のマイルストーン見本としてのメタデータベース“プロトタイプ“を作成期間、場所、測定手段、などからwebへのポインタを検索できるメタデータベース時期は2011年3月ー9月の半年分から始める場所は当面福島県内から始める対象を限...
メタデータアーカイブ構築にむけて5つの原則データを今すぐ消失から保全データの取得者、質に関わらず収集共通フォーマット準拠のメタデータを収集専門分野の結集(物理学者、アーキビスト、IT技術者)世界への発信まずデータ消失・破棄を未然に防ぐ「呼びかけ...
まとめ福島原発事故直後からあらゆる面で行なわれた放射線測定データはよく整理して世界に公開し、また後世に引き継ぐべきものである。あらゆる階層で放射線測定が行なわれた状況そのものが社会的史料であり、データの質に寄らず後世に引き継ぐべきものである。デ...
福島放射線測定データの現状とメタデータアーカイブ作り
福島放射線測定データの現状とメタデータアーカイブ作り
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福島放射線測定データの現状とメタデータアーカイブ作り

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2013年4月21日学習院大学
アーカイブズ学会大会企画研究会
「放射線データアーカイブズの構築に向けて」
学会の公式なアップではなく個人的なアップロードです。

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福島放射線測定データの現状とメタデータアーカイブ作り

  1. 1. 福島放射線測定データの現状とメタデータアーカイブ作り名古屋大学太陽地球環境研究所伊藤好孝日本アーカイブズ学会大会企画研究会「放射線データアーカイブズの構築に向けて」H24年4月21日学習院大
  2. 2. 2011年3月 福島第一原発の事故(写真引用 朝日新聞:エア・フォート・サービス)2011年3月24日の状況
  3. 3. 311直後の自分の状況…
  4. 4. 放射性物質放出の状況(奥村暁氏(現名大)作成)
  5. 5. “民間”放射線検出器の普及
  6. 6. 放射線とは何か?
  7. 7. 20世紀~放射能の発見キュリー夫人 ラザフォード放射能ある種の原子核から「素粒子」が飛び出し別の原子核に変わってしまう現象(能力)放射線その時飛び出してくる「素粒子」アルファ崩壊では ヘリウム原子核ベータ崩壊では 電子ガンマ崩壊では ガンマ線(光の一種)赤字は電荷を帯びた粒子
  8. 8. 物質中でのふるまいの違い電荷を持った放射線(ベータ線、アルファ線、宇宙線)電荷を持たない放射線(ガンマ線、エックス線、中性子)一部はすり抜けイオン化イオン化電子を玉突き原子から剥ぎ取られた電子を検出する → 放射線検出器イオン化によっておきた化学反応で細胞・遺伝子が傷つく → 放射線障害放射線によるイオン化により、1kgあたり1ジュールのエネルギーを得る = 1Gy(グレイ)それによる健康被害の尺度 1Sv (シーベルト):Sv = a × D (Gy), a=1 (電子、γ線)
  9. 9. 環境放射線1シーベルト (1 Sv)被爆量の単位。放射線で1kgあたり1Jのエネルギーの被爆を受けること。
  10. 10. 放射線を測る手段モニタリングポストサーベイメーター試料分析 (写真:TEPCO)モニタリングポストサーベイメーター(写真はガイガー管)(写真:日立アロカ)ゲルマニウム半導体検出器による試料分析(写真:日本分析センター)
  11. 11. 放射線測定器ガイガー管(放射線で放電)ガスの詰まった真空管ガスが放射線を捕まえるのでガンマ線だとすり抜けるシンチレーター(放射線が通ると光る)プラスチックシンチレーター結晶シンチレータープラスチックはガンマ線はすり抜ける半導体検出器(放射線が通ると電流が流れる)大型冷却型ゲルマニウム検出器小型半導体検出器(Si, CdTe)大きいものを作るのは困難(小さいとガンマ線はすり抜ける)
  12. 12. 原発事故後の放射線観測の状況
  13. 13. 福島原発事故後の放射線観測の履歴(1)事故直後原発敷地内の東電モニタリングポスト各自治体のモニタリングポスト事故後数日後東北道走行サーベイ(KEK、理研) (3/15 - 17)文科省の福島県内定時走行サーベイ開始 (3/15)アメリカ、文科省の航空機広域モニタリング開始 (3/17)食品検査開始(厚労省)(3/18)事故後約1週間後甲状腺ヨウ素被爆スクリーニング(核物理学者)(3/24-30)防衛省の航空機大気サンプリング(3/24)飯館村現地サーベイ(京大原子炉)(3/28-29)甲状腺スクリーニング
  14. 14. 福島原発事故後の放射線観測の履歴(2)事故後1ヶ月後個人の空間線量サーベイの開始ホットスポットの発見(4月)一時帰宅者スクリーニング(5月~)事故後数ヶ月後文科省土壌調査(6月~7月)個人内部被爆調査(6月~)(ホールボディーカウンター)給食陰膳調査土壌調査椅子型ホールボディカウンタースクリーニング
  15. 15. 航空機線量モニタリング最初期に米DOEが実施(3月17-19日測定)文科省が引き継ぎ全国へ拡大
  16. 16. 放射線測定データ種別による分類空間線量定点観測東電モニタリングポスト自治体モニタリングポスト広域サーベイ観測文科省走行車両、航空機モニタリング土壌、河川、大気等サンプリング測定文科省、原子核物理学者、環境研究者「福島土壌調査」河川調査大気中放射性核種調査食料品測定厚生省「食品中の放射性物質の検査結果について」自治体給食食材検査、陰膳検査人体内部被爆ヨウ素被爆スクリーニングホールボディカウンター
  17. 17. データベース化されている政府のデータ文科省放射線モニタリング情報全国及び福島県の空間線量測定結果http://radioactivity.mext.go.jp/map/ja/福島土壌調査結果(文科省)データベース阪大核物理研究センター「福島土壌調査結果」http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/dojo/JAEA「放射性物質の分布状況等調査データベース」http://radb.jaea.go.jp/mapdb/
  18. 18. 福島土壌調査のデータベース化(JAEA)測定日、時刻、都道府県、市町村、東経北緯、原発からの距離天候、空間線量(地上1m高、5cm)、測定方法測定器種類、較正定数、較正年月日、バックグランド値土壌測定データに付随するメタデータ情報
  19. 19. 福島県放射能測定マップ福島県に関する全放射線測定データのまとめ・可視化サイト各地点の空間線量率、走行サーベイ土壌調査、水道水、河川調査、等生データが取れない、一部測定器情報無http://fukushima-radioactivity.jp/index.php
  20. 20. 有志によるデータベース作成・可視化福島4400箇所放射線量可視化(名大奥村氏)http://d.hatena.ne.jp/oxon/20110426/1303810008国・自治体による高さ1m・0.5m計測を中心とした放射線量マップ(nnistar氏)http://www.nnistar.com/gmap/fukushima.html食品放射能検査データベース(三重大奥村氏)http://oku.edu.mie-u.ac.jp/food/nnistar氏サイト三重大奥村氏
  21. 21. 放射線量マップ(nnistar氏)でのデータベース、メタデータ
  22. 22. 個人・民間による放射線測定データ(nnistar氏の空間線量マップで引用。他含め全16データセット)http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=205521773838870029099.0004ab47990d8f4e9ed29&msa=0@kazu707sanbonさん測定データ(群馬県山間部)7/30-11/9 (314 points)個人による線量測定データの例海外ボランティアによる線量計設置、可視化。データダウンロードも可能。http://blog.safecast.org/民間の食料品放射線測定所、100ヶ所以上あり
  23. 23. Radmonitor311有志による放射線モニターデータポータルhttps://sites.google.com/site/radmonitor311/一宮氏(KEK)らによる全放射線測定のポータル事故当初の手動データベースのまとめサイト機械可読データへの自動変換、可視化各大学公的機関ボランティア計測へのリンク集データ以外にもツール、情報、書類も先駆的仕事、ただし更新停止。リンク切れ多数
  24. 24. メタデータベース構築に向けて
  25. 25. メタデータとは?データ放射線測定データそのものメタデータ「放射線測定データ」に関するデータ放射線測定をどう行ったか?のデータ「メタデータ情報」がなければ、「データ」の信頼性はわからない。異なる「データ」同士も較べられない共通メタデータフォーマットによる検索の必要性異なるデータセット間をまたいで検索するために必須
  26. 26. メタデータの重要性測定機種?どの放射線を何で測ったかで信頼性が全く違う測定原理、測定精度(検出限界)、較正定数測定環境?測定器が同じでもどこでどう測ったで精度が違う屋外・屋内? 地面からの距離? 天気・環境?測定者?誰が測ったかで精度が変わる
  27. 27. データベース作成、管理の難しさデータベースは「質」の保証が必要データの質の統一、真偽の判定必要な「質」は用途により異なる最終的なデータベース構築の前にまずデータの存在の発見データの保全・確保メタデータ情報の添付まずメタデータベースを作ろう
  28. 28. メタデータベースによるデータ保全メタデータ情報から、元データへのリンクを検索データの存在形態は柔軟数値データ(形式:テキスト、スプレッドシート、PDF, etc..)画像データ、動画データデータベースそのもの元データの管理と「質の保証」はデータ作成者自身の管轄各データのリンク先を自動巡回し、バックアップ(自動的な保全)
  29. 29. 現時点の問題点政府、自治体の測定データへのポータルサイト(リンク集)は既にある。メタデータ情報から検索できないデータ種類、日時、検出器、観測者、精度…)メタデータ情報が完備しているかわからない政府が把握していないデータはカバーできていない大学研究者のデータ、民間測定者のデータ外国への発信が不十分
  30. 30. IAEAの海外向けデータベースガンマ線空間線量土壌調査結果落ち葉、飲み水河川土壌表面汚染度グラフ、値(リンク)を出力メタデータで検索可能なデータベースであって、メタデータベースにはなっていない。(異なるデータセット間は検索できない)
  31. 31. 太陽地球系科学でのメタデータベースの例(IUGONET)IUGONET - 超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究http://www.iugonet.org/全地球に展開しているレーダー、磁力計、光学観測装置、太陽望遠鏡等を用いた超高層大気の地上観測ネットワークにおいて、これまで長年にわたって蓄積された多種多様な観測データに関するメタデータ・データベースを構築図書館レポジトリソフトとして標準のDspaceを拡張して利用
  32. 32. IUGONET:メタデータベースの必要性林寛男(京大生存研)
  33. 33. IUGONETのメタデータ取り扱い
  34. 34. メタデータ項目の例測定データに関わるもの測定量、測定手法、地点、日時、測定精度、…測定環境に関わるもの天候、風向、測定場所環境、…測定器に関わるもの測定器種別、機種名・型番、較正日時、較正係数、…測定者に関わるもの測定者、測定機関、…測定の質、利用に関わるもの測定信頼度、他データベースへの利用、引用論文、…測定データフォーマットに関わるものテキスト, エクセル, pdf、HTML、図、マップ、データベース、…データ保全状況に関わるもの公開非公開、最終更新日時、消失危険度、保全状況…
  35. 35. IUGONETを転用した放射線測定メタデータアーカイブ放射線測定メタデータアーカイブ政府・自治体 企業既存データベース個人・民間 リンクリンクリンクリンク移送移送空間線量データマップ画像データ食料品データ空間線量データ食料品データ土壌データ空間線量データ空間線量データ文科省データベースIAEAデータベース民間データベース国会図書館リンクリスト巡回・保全
  36. 36. メタデータベース:当面のマイルストーン見本としてのメタデータベース“プロトタイプ“を作成期間、場所、測定手段、などからwebへのポインタを検索できるメタデータベース時期は2011年3月ー9月の半年分から始める場所は当面福島県内から始める対象を限定:官公庁・自治体保持の空間線量データと有志作成データベースの元データから始める原子力規制委員会ポータルサイト民間データを含んだボランティアによるデータベース(nnistar氏他)Radmonitor311にリンクされたデータ集福島放射線「共通メタデータフォーマット策定」が急務継続的作業には公的な組織体制が最終的には必要
  37. 37. メタデータアーカイブ構築にむけて5つの原則データを今すぐ消失から保全データの取得者、質に関わらず収集共通フォーマット準拠のメタデータを収集専門分野の結集(物理学者、アーキビスト、IT技術者)世界への発信まずデータ消失・破棄を未然に防ぐ「呼びかけ」が急務
  38. 38. まとめ福島原発事故直後からあらゆる面で行なわれた放射線測定データはよく整理して世界に公開し、また後世に引き継ぐべきものである。あらゆる階層で放射線測定が行なわれた状況そのものが社会的史料であり、データの質に寄らず後世に引き継ぐべきものである。データベースとしての質を保証しながら全てのデータをまとめるのは難しい。まずはメタデータベースとして整理し、消失からの保全も同時にはかるべき。まずはデータ破棄・消失が起こらないよう呼びかけるべきである。

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