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Npoの成果とは?

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Npoの成果とは?

  1. 1. LOGO 善意のお⾦を集める マーケティング 2015年2月15日 NPOマーケティング研究所 代表 ⻑浜 洋二
  2. 2. 講師経歴 ■NPOマーケティング研究所 代表 (http://www.npomarketing.org/) ■NPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』 塾⻑ ■ブログ『⾶⽿⻑目:アメリカにみるNPO戦略のヒント』主宰 ■公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 理事 ■エイズ孤児支援NGO・PLAS アドバイザリーボード ■富⼠通株式会社ユビキタスビジネス戦略本部 課⻑ ■ピッツバーグ大学大学院 公共経営学修士 【連絡先】 yohjin@nifty.com 山口県出身。1992年、中央⼤学法学部法律学科卒業後、NTTに入社。その後、マツダを経て、現在、富士通にてパソコン やスマートフォンなどに関わるマーケティング業務に従事。大手企業で、広告(マス、インターネット)、プロモーション、営業、 チャネル政策、WEBサイト(ショッピング)運営、CRM等、広くマーケティング戦略の企画⽴案・実施に携わる。 1997年から⽶国ペンシルバニア州のピッツバーグ⼤学院へ留学し、NPOマネジメントや公共政策に関わる公共経営学修士号 を取得。卒業後、ニュージャージー州のCenter for Social and Legal Researchにて、『Japan-U.S. Privacy and Personal Data Protection Program』を担当。日本のプライバシー・個人情報保護法制や政策の調査・研究をはじめ、 ファンドレイジング、ロビイング、アライアンス提携、カンファレンス開催などの業務経験を持つ。 現在、NPO向けマーケティング研修プログラム『草莽塾』やブログ『⾶⽿⻑目:アメリカにみるNPO戦略のヒント』を主宰する傍ら、 日本全国でNPOのマーケティングやファンドレイジングに関する講演や研修、コンサルティング、執筆などを⾏う。 2Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved.
  3. 3. Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 著書『NPOのためのマーケティング講座』 3 『NPOのためのマーケティング講座』 ⻑浜洋二 著 学芸出版社 A5判・200頁・定価 本体2400円+税 ISBN978-4-7615-2576-7 2014-10-01
  4. 4. ブログ『⾶⽿⻑目:アメリカにみるNPO戦略のヒント』 http://blog.canpan.info/hijichomoku/ Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 4 @hijichomoku @yohji.nagahama
  5. 5. 研修講師/講演等の実績(2014年度抜粋) Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 時 期 イベント 主 催 2015/01 想いをカタチに!「NPOマーケティングで成果を出せる団体にステップアップ」 すぎなみ地域大学 2014/12 「新しい日本のホワイトカラーの働き方」トークセッション 成蹊大学経済学部 2014/12 平成26年度市⺠活動講座:「想い」を「カタチ」にする実践ノウハウ〜NPOマーケティングに学ぶ〜 周南市ふるさと振興財団 2014/12 CSOのマーケティングとファンドレイジング〜概論と事例検証〜 佐賀未来創造基⾦ 2014/12 寄付を考えるフォーラム「寄付を知る まちを動かす」 さいたま市市⺠活動サポートセンター 2014/12〜 平成26年度統合型地域スポーツクラブ「認知度向上事業」 横浜市体育協会 2014/11 ⼥性のためのNPO運営スクール 生きがいしごとサポート播磨東 2014/11 NPO講座「ターゲットに伝わるチラシを作ってみよう!」 御殿場市⺠活動⽀援センター 2014/11 NPO発⾒・創造セミナー〜わたしのセカイの歩き⽅ かわさき市⺠活動センター 2014/10 第7回ファンドレイジング研究会inあいち「NPOのマーケティングとファンドレイジング」 あいちコミュニティ財団 2014/10 平成26年度都築区⺠活動センター『団体スキルアップゼミ』 都築区⺠活動センター 2014/10〜 平成26年度スタッフ向け環境NGO・NPOレベルアップ実践研修 地球環境基⾦ 2014/09 沖縄地域社会ビジョン大学院2014『NPOマーケティング論』 まちなか研究所わくわく 2014/09 NPO⽀援コンテンツ・講師⾒本市 日本財団CANPAN/CRファクトリー 2014/08 日本財団CANPANフォーラム「事業報告書を⾒直す!」 日本財団CANPAN 2014/08〜 NPOステップアップ講座『NPOマーケティングとファンドレイジング』 練馬区NPO活動支援センター 2014/07 NPOIで起業する!〜地域課題を解決するNPOの社会的役割と実務〜 ⻄京銀⾏ 2014/07〜 CSR実践研修「コーズマーケティング・コトハジメ」 日光CSR推進連絡会 5
  6. 6. 執筆実績 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. ・米国NPOに学ぶ、WEBサイト活用ケーススタディ(2011/05/15号) ・マーケティング部門と密接に連携:これからのCSR活動の形を考える(2012/03/01号) 6 ・コーズ・マーケティング(2012/09) ・クラウドファンディングから学ぶ“共感”のマーケティング(2012/11) ・米国企業の社会貢献活動ランキングとCSRに不可⽋な3つのポイント(2013/01/) ・⾚い⽻根共同募⾦の『募⾦百貨店プロジェクト』にみる企業コラボの拡がり(2013/03) ・企業の社会貢献事業の効果測定と社会的投資収益率(SROI)(2013/05) ・NPOの総会にみる⽀援者の満⾜度向上と株主総会の価値(2013/07) ・クラウドファンディング利⽤実態調査にみるプラットフォームの今後(2013/09) ・企業の社会貢献活動とコーズマーケティングの実態(2013/11) ・スーパーボウルと消費者の共感を呼ぶ社会派広告(2014/01) ・企業がNPO主催のイベントへ協賛する際の3つのポイント(2014/01) ・企業のCSRの実態を学べる「日本橋CSR研究会」(2014/07) ・CSR推進のためのNPOとの異⽂化コミュニケーション(2014/11) ファンドレイジングジャーナル連載『NPOのマーケティングとファンドレイジング』 (第15号〜21号)
  7. 7. NPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 7 http://www.facebook.com/somojuku
  8. 8. NPO法人そだちの樹 NPO法人グリーンシティ福岡 NPO法人いるかねっと NPO法人エデュケーションエーキューブ NPO法人循環生活研究所 2014年度(第3期)の『草莽塾』参加団体 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 8 NGO e-Education Project 公益財団法人YMCAせとうち NPO法人企画のたまご屋さん NPO法人埼玉情報センター NPO法人太陽光発電所ネットワーク 認定特定非営利活動法⼈ 国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センター 東 京 福 岡(福岡市主催)
  9. 9. 第3期草莽塾の最終報告会の開催! Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. ■参加6団体による成果発表(順不同) 【1】公益財団法人YMCAせとうち 「職員、役員の意識改⾰から始まる」 【2】NPO法人e-Education 「e-Educationが取り組んだ、マンスリーサポーター拡大のための3施策」 【3】NPO法人企画のたまご屋さん 「3つの⽅向を軸に、たまご屋さんのブランド⼒強化を目指す」 【4】NPO法人東京自殺防止センター 「ビフレンダー(電話相談ボランティア)増員に向けて」 【5】NPO法人埼玉情報センター 「市⺠記者事業の確⽴に向けた目標設定」 【6】NPO法人太陽光発電所ネットワーク 「既存会員カスタマーバリュー向上のための取り組み」 ■トークセッション 『ファンドレイジングにおけるクロスチャネル・マーケティング』 ゲスト:認定NPO法人国境なき医師団日本)児玉明文さん 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本)佐藤士文さん 【詳細】 http://blog.canpan.info/hijichomoku/archive/762 9
  10. 10. これまでの『草莽塾』への参加団体 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 10 1 第2期 (2013年度) 福 岡 ソルト・パヤタス 既存会員のサービスの向上と新規会員獲得に向けて 2 アカツキ 中間支援組織としての事業体質強化対策 3 ドネルモ コミュニティ・デザインの分野における寄付文化の創造 4 Teach for Japan ⽀援者拡⼤と資⾦調達強化に向けた取り組み 5 ワークinならや わくワーク館 わくワーク館の収入UPに向けた販路拡⼤アプローチ 6 子どもの村 福岡 支援拡大に向けた取り組みについて 7 東 京 Design Net-Works Association DNAの組織・事業変革へのチャレンジとリブランディング 8 よかっぺいばらき 地域でのどぶ板宣伝を中⼼とした活動による協⼒者・知名度マシマシ計画 9 Social Marketing Japan サービスの第2ステージに向けた基盤づくり〜組織とミッションの再構築〜 10 かものはしプロジェクト 安定的財源確保に向けたサポーター会員の拡大について 11 セカンドハーベスト・ジャパン 個人会員の獲得に向けた取組み 12 チャリティーサンタ New!もっと簡単に子どもたちのサンタになる方法 13 第1期 (2012年度) 東 京 国境なき子どもたち 心を動かすパンフレット検証 〜資料請求&寄付掘り起し⼤作戦〜 14 アライアンス・フォーラム財団 強みを活かす!〜バングラデシュにおける企業視察ツアーの拡⼤〜 15 エイズ孤児支援NGO・PLAS 個⼈寄付の拡⼤〜個⼈寄付のプロモーション強化と法⼈会員の整備〜 16 難⺠⽀援協会 難⺠を『伝える』〜難⺠⽀援コミュニティの拡⼤に向けた取り組み〜 17 「育て上げ」ネット 「地域に寄付⽂化を創造する」〜地域活動を寄付に変える取り組み〜 18 SoLaBo 本業を通じたCSRの作り方 〜稼げるソーシャル活動を目指す〜
  11. 11. 【参考】第3期草莽塾(東京)のスケジュール 日 程 概 要 詳 細 8/30 土 10時〜17時00分 第1回講義 ■受益者/支援者向けマーケティングの2軸展開 ・NPOマーケティングの概要、環境分析 ・セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング ・マーケティング・ミックス、効果検証 ■グループワークとプレゼンテーション ■毎回の分析課題提出と講師によるフィードバック 9/13 土 10時〜17時00分 第2回講義 9/27 土 10時〜17時00分 第3回講義 10/18 土 10時〜16時30分 中間発表会 ■課題解決に向けたマーケティング戦略の発表 ■個別コンサルティングによる戦略ブラッシュアップ 10⽉〜 11月 - 2時間/団体 個別コンサル ティング ■マーケティング・ツールのレビュー ■個別コンサルティングによる戦略ブラッシュアップ 12/9 - 19時〜21時 進捗報告会 マーケティング戦略実施の中間報告会 2/28 土 12時〜18時 最終報告会 一般向けの最終成果報告会 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 基本編基本編実践編実践編 11 (※)実践編では、隔週でEメールによる進捗報告とフィードバックを実施
  12. 12. 12Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 成果を考える
  13. 13. 寄付の理由・目的 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 13
  14. 14. 【参考】寄附先を選ぶ際に重視すること 14Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 『平成23年度 特定非営利活動法⼈の実態 及び 認定特定非営利活動法⼈制度の利⽤状況に関する調査』 参照 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 寄附⾦の使途が明確で、有効に使ってもらえること(n=1,452) 活動の趣旨や目的に賛同・共感・期待できること(n=1,197) 寄附の⽅法がわかりやすく、簡便であること(n=837) 信用できる役員やスタッフがいること(n=620) 報道などで社会的な評価がされていること(n=287) 経営基盤がしっかりしていること(n=261) 多くの人たちが寄附していること(n=180) 税の優遇措置が受けられること(n=91) その他(n=163)
  15. 15. 【参考】寄付を⾏う場合に必要と考える情報 15Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 内閣府『平成25年度 市⺠の社会貢献に関する実態調査』参照 N=2,514N=2,514 <NPO法人(認定・仮認定含む)の情報公開>
  16. 16. NPOに求められているもの Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 16
  17. 17. ディスカッション① Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 17
  18. 18. 企業にとっての成果 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 18
  19. 19. NPOにとっての成果 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 19 NPOは、何(成果)を、どのような手段で、いつまでに、 どの程度まで、実現するのかを自分で決め、 それを社会に伝え、共感と納得を得なければならない By ピーター・ドラッカー
  20. 20. 成果とは? 20Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. ■成果とは、目指す状態である「到達地点」から「現在地点」を 差し引いたもの。団体にとっての“課題”ともいえる。 ■NPOは、事実をベースに社会課題の実態を把握し、その解決 や改善に向けた具体的な事業と人員体制、マイルストーン、 予算を考えなければならない。 ■成果を一刻も早く達成するためにも、他のNPO、⾏政、企業 等との協働が不可⽋。
  21. 21. 成果と事業計画 21Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 時 間 軸 成果軸 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目現在 地点 到達 地点 到達地点と現在地点とのギャップ 社会に対する成果の積み上げ
  22. 22. 【補足①】アウトプットとアウトカム(成果)の違い 22 インプット (Input) インプット (Input) 経営リソース の調達 経営リソース の調達 人、モノ、⾦、情報、 時間など、事業に 投下した経営 リソース 人、モノ、⾦、情報、 時間など、事業に 投下した経営 リソース アウトプット (Output) アウトプット (Output) ターゲットに対する 施策の実施 ターゲットに対する 施策の実施 設定したターゲット に対してNPOが実 施した事業 設定したターゲット に対してNPOが実 施した事業 アウトカム (Outcome) 施策に対する ターゲットの反応 実施した事業に 施策に対する ターゲットの反応 実施した事業に 施策に対する ターゲットの反応 インパクト (Impact) インパクト (Impact) 社会的な影響社会的な影響 地域や社会全体に 対して与えたソー シャル・インパクト 地域や社会全体に 対して与えたソー シャル・インパクト Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. これが成果!
  23. 23. 【補足②】ファンドレイジングと成果の関係性 23Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 究極の成果 事業そのもの 前提となる成果 ファンドレイジング
  24. 24. 成果の分類① Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 新しい価値が社会に広まる ほど成果になる 【例】売上⾦額、参加者数、会員数の 増加など 社会に対して 新しい価値を提供 社会の課題がゼロに近づく ほど成果になる 【例】識字率の改善、失業者数の減少、 大気汚染の状態緩和など 社会に存在する 課題を解決 24
  25. 25. 社会の状態 ±0の状態を 1にも2にもする活動 マイナスの状態を ±0に近づける活動 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 成果の分類② 25 価値提供型 課題解決型 0
  26. 26. 成果の対象 受益者個人 社会全体 ■受益者に新しい価値を提供 ■受益者の生活環境を改善 ■社会(地域)に新しい価値を提供 ■社会(地域)の課題を解決 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 26 NPONPONPONPO
  27. 27. ⼦どもや若者を支援するNPOと提携し、従来の支援にITの活用を加え、進路と 仕事の選択肢拡大を図る。NPOスタッフをIT講師として養成するとともに、IT スキル講習のテキストなどのコンテンツを共有するWEBコミュニテイを形成 【参考】SROI(社会的投資収益率) Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 27 企業など、特定のステークホルダーに対する経済的なリターンではなく、 社会全体に対するリターン。創出された社会的価値を⾦銭的価値へ換算する。 ■就職率:45%(目標:30%) ■講習への参加意欲の変化:81% ※2ヶ月後に16%が就職 ■臨時雇⽤者の事務作業スピード改善:78%/ミスの減少:62% ■1年間の付加価値額: 82,032,000円 ■社会的投資収益率: 4.84倍 ■受講者1人あたりの効果額: 205,089円 個人社会全体 【貨幣換算化の代替指標】 社会的改善カウンセリング費用、通常マイクロソフトの提供するIT講 習費用、キャリアカウンセリング費用、就職セミナー受講費用、コーチング費用、生産性の向上に よって削減できた 時間の貨幣価値、OJT費用、営業支援・集客プロモーション費用など
  28. 28. 28Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 成果を定義するために やらなければならないこと
  29. 29. Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 29 市場規模の把握 製品やサービスの⾒込み者数に販売単価を掛けたものが市場全体の規模。性別、 年齢、地域などの属性情報を加えると、セグメントごとの市場規模を算出できる。 市場規模の算出 ■市場規模とは、製品の売上やサービスの利⽤⾒込み、社会課題の深刻 度や対象範囲の広さなどを意味する。 ■可能なものは2次データを活用し、対象分野及び個々のセグメントの市場 規模(⼈数や⾦額など)を把握。必要に応じて1次データを追加。 市場規模 = ⾒込み者数 x 単価 売上⾒込 = 市場全体 x 自団体シェア
  30. 30. 【ご参考】データの種類 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 30 ■質問法 -⾯接調査、電話調査、郵送調査、留置調査、ファックス調査、インターネット調査 ■観察法 ■実験法 ■内部データ -売上実績、費用、キャッシュフロー、製品の在庫数、配送記録、スタッフの労働時間、 ユーザーボイス(クレームや問い合わせ)、団体HPのアクセス解析データ、サービス利⽤者 数、イベント参加数、メルマガ配信数、会員数、会員の個人情報、寄付者数など ■外部データ -官公庁による統計データ(国勢調査、家計調査、所管省庁が刊⾏する白書など)、調査・ 研究機関による報告書、学術機関による研究論⽂、業界紙・業界新聞など 1次データ 特定の目的のために新規に収集されるデータ 2次データ 特定の目的のために既に存在しているデータ
  31. 31. Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 31 市場全体とターゲット市場の関係性 市場全体 ターゲット市場 現 状 自団体が活動する分野に おける市場全体の規模 ミッションを踏まえ、自団体が 活動の対象と設定した市場 で、当面の到達地点 自団体が設定したターゲット市場 と現状との差を埋めるために必要 となる事業 目標である到達地点に対して、 現状カバーできている市場
  32. 32. Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 32 若年無業者(ニート)の例 市場全体 ターゲット市場 現 状 日本全国で309,335人(※) 東京都で活動する場合、30,281人が対象 で、仮に10団体がニートの就労⽀援を⾏って いるとすると、1団体あたり約3,000人がサー ビス対象者数として設定 上記の1,000人をカバーするための事業 計画を策定するとともに、必要な資⾦を 算出し、ファンドレイジングを⾏う 仮に、現状2,000人にサービスを提供してい るとすると、到達目標との差は1,000人 (※)平成22年『国勢調査』参照。なお、平成26年版『子ども・若者白書』では、若年無業者を「15 〜34歳の非労働⼒⼈⼝のうち、家事も通学もしていない者」と定義し、60万人と推計。
  33. 33. Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 33 ターゲット市場の選定基準 ■セグメントの魅⼒度 短期的には経済的な価値である セグメントの規模や成⻑性、収益性 価値提供型NPO ■課題の重要性 ・今すぐに対応しなければならない 緊急性や深刻度 ・従来にない新しい取り組みである 先駆性 ・他の地域にも広がりを持つ波及性 課題解決型NPO ■自団体で備えておくべき要件 ミッションとの整合性、活動への共感、社会に対する信頼性・知名度・ 実績、受益者に対する知識や専門性の深さ・技術⼒の⾼さ、団体の 強みが活かせること など
  34. 34. ディスカッション② Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 34
  35. 35. 35Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 成果を出すために 日々の活動で必要なこと
  36. 36. ミッションと目的・目標・指標 36 ミッションミッション 成 果成 果 組織の理念や価値観であり、存在意義そのもの 認知度向上、利⽤率改善、売上拡⼤、意識や⾏動の改善、 会員数増加など、個々の事業における事業の目的 目的の達成度合い(到達地点や状態)を定量的・定性的 に示したもの 目標達成に向け、プロセスが適切に実⾏されているかどうかを 測定するための「ものさし」 目的目的目標目標指標指標 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved.
  37. 37. 売 上 = 客数 x 客単価 = 販売個数 x 製品単価 = 市場規模 x 自社市場シェア = 営業スタッフ数 x 営業スタッフ一人当たり売上 = 店舗数 x 店舗当たり売上 = 前年度売上 x 売上成⻑率 = 前年度売上 + 売上増減 = 国内売上 + 海外売上 = 地域A + 地域B + ・・・ = 製品A + 製品B + ・・・ = 部門A + 部門B + ・・・ = 10代の顧客の売上 + 20代の顧客の売上 ・・・ 指標の設定例①:売上(1) 37Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved.
  38. 38. 既存客 新規客 流出客+ - 頻度点数単価 X X 売 上 = X 客 単 価客 数 指標の設定例①:売上(2) 38Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved.
  39. 39. 目標 10,000枚 100人120人 10万円 実績 10,000枚 90人140人 10万円 チラシ配布 参加申込み 当日参加 獲得寄付⾦ 【申込率】 1.2% 【参加率】 83% 【単価】 1,000円 【申込率】 1.4% 【参加率】 64% 【単価】 1,111円 指標の設定例②:チャリティ・イベント 39Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved.
  40. 40. 事業の実績管理 40Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 項 目 概 要 目標数値 売上や寄付⾦額、利⽤者数や会員数などの目標数値を、⽇次、週次、⽉次、4半期、 半期、年度などの単位で設定する 実績数値 設定した目標数値に対する実績数値 達成率 目標数値に対する実績数値を達成率で表す 進捗率 ⽉次目標に対する⽇次実績や年度目標に対する⽉次実績など、設定した目標数値 に対する遅れや進みなどの進捗状況を把握する 構成比 売上や寄付⾦額などを構成する要素を地域別、製品別、販売チャネル別などに分解で きる場合は、総額に対するそれぞれの構成⽐率を算出し、時系列で増減を確認する 前月比 前年、前⽉、前週、前⽇など、直近のトレンドがどのように推移しているかを把握し、時 間的な連続性の推移を確認する 前年同期⽐ 季節要因の影響度合いを把握するために、前年同期(前年同⽉や同週など)の実 績と比較する
  41. 41. PLAN DOCHECK ACTION 計画 従来の実績や将来 の予測等をもとに事 業計画を作成す る。 処置・改善 事業が計画に沿っ ていない部分を⾒ 直し、処置をする。 実施・実⾏ 計画に沿って、事業 を実施する。 点検・評価 事業の実施が計画 に沿っているかどうか を確認する。 PDCAサイクルの実践 41Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved.
  42. 42. 付録 Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 42
  43. 43. NPOにおけるマーケティング・プロセス Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 43 環境分析 情報収集(1次データと2次データ) 内部環境分析(自団体の強み・弱み) 外部環境分析(受益者、支援者、協働パートナー、競合、マクロ環境) ターゲット設定 セグメンテーション(市場細分化) ターゲティング(ターゲットの特定) ペルソナ(ターゲットを具現化した象徴的な人物像)の設定 施策⽴案 “5C”に基づいた受益者向けマーケティング施策の⽴案 “5C”に基づいた支援者向けマーケティング施策の⽴案 実⾏・改善 成果測定に向けた目標と指標の設定 スケジュール、人員体制、予算の確定 PDCA(Plan-Do-Check-Action)の実践 課題認識 事業や⽇々の活動における課題の発⾒・認識 課題解決に向けたマーケティング施策の考案 ポジショニング ポジショニング(⾃団体の優位性や独⾃価値の⾒極め)
  44. 44. Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. NPOマーケティングの“5C” 44 Customer Value Cost Communication Convenience Comfort 受益者や支援者が得られる価値 ⇨製品やサービス(アドボカシーや啓発含む)の価値や便益 受益者や支援者がおわなければならない負担 ⇨⾦銭コストに加え、時間・⾝体・⼼理・感覚コスト 受益者や⽀援者との間で⾏われる相互の情報伝達 ⇨広告、販売促進、人的営業、パブリシティ・PR、口コミ 受益者や⽀援者が得られる利便性 ⇨提供手段・時間・場所や問合せ・申込み・支払方法の拡充 受益者や支援者が得られる快適さ ⇨スタッフ/顧客のマネジメント、物的証拠、プロセス
  45. 45. 2015年度の『草莽塾』開講について Copyright (C) 2015 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 45
  46. 46. LOGO 彼を知り己を知れば、 百戦して殆うからず。 【孫子の兵法】 ありがとうございました

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