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事業報告書を見直す

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事業報告書を見直す

  1. 1. 事業報告書を⾒直す! 〜成果を伝えるための最強のツール作成術〜 LOGO 2014年8月13日 NPOマーケティング研究所代表 ⻑浜洋二
  2. 2. 講師経歴 ■NPOマーケティング研究所代表(http://www.npomarketing.org/) ■NPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』塾⻑ ■ブログ『⾶⽿⻑目:アメリカにみるNPO戦略のヒント』主宰 ■公益社団法人シャンティ国際ボランティア会理事 ■⾚い⽻根共同募⾦モデル事業サポーター ■エイズ孤児支援NGO・PLAS アドバイザリーボード ■富士通株式会社ユビキタスサービス事業本部課⻑ ■ピッツバーグ大学大学院公共経営学修士 【連絡先】yohjin@nifty.com 山口県出身。1992年、中央⼤学法学部法律学科卒業後、NTTに入社。その後、マツダを経て、現在、富士通にてパソコン やスマートフォンなどに関わるマーケティング業務に従事。大手企業で、広告(マス、インターネット)、プロモーション、営業、 チャネル政策、WEBサイト(ショッピング)運営、CRM等、広くマーケティング戦略の企画⽴案・実施に携わる。 1997年から⽶国ペンシルバニア州のピッツバーグ⼤学、Graduate School of Public and International Affairsへ 留学し、NPOマネジメントや公共政策に関わる公共経営学修士号を取得。卒業後、ニュージャージー州のCenter for Social and Legal Researchにて、『Japan-U.S. Privacy and Personal Data Protection Program』の Program Coordinatorに就任。日本のプライバシー・個人情報保護に関する法規制や政策等の調査・研究をはじめ、 ファンドレイジング、ロビイング戦略推進、アライアンス提携、プライバシー・ポリシー策定などのコンサルティング、カンファレンス開催 など、非営利セクターでの業務経験を持つ。 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 2
  3. 3. ⾶⽿⻑目:アメリカにみるNPO戦略のヒント @hijichomoku @yohji.nagahama http://blog.canpan.info/hijichomoku/ Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 3
  4. 4. 研修講師/講演等の実績(2013年度) 時期イベント主催 2014/03 第3回コーヒーブレイクセミナー『まちなかビジネス」にマーケティングの考え方を注入していこう』まちなかビジネス発信所 2014/03 『NPOリーダーズ・エキスポ〜対話を通して事業・アイディアを次のステージへ〜』CRファクトリー 2014/03 日本NPO学会第16回年次⼤会『東日本大震災とNPO広報・マーケティング』日本NPO学会 2014/03 NPO組織基盤強化セミナー『支援者・受益者拡大に向けた成果を伝える報告書』ふじのくにNPO活動センター 2014/02 市⺠活動⽀援講座「NPO・市⺠活動のためのマーケティングセミナー」『NPOのマーケティングの基礎』せたがや文化財団 2014/02 2014年度ちばNPO楽講『NPO・社会起業家マーケティング講座』ちば市⺠活動・市⺠事業サポートクラブ 2014/02 ファンドレイジング日本2014『⽶国ファンドレイジング事例』&『社会課題を解決するマーケティング』日本ファンドレイジング協会 2014/01 地域スポーツクラブ・マネジメントセミナー『今後の活動計画のためのNPOマーケティング〜』東京都広域スポーツセンター 2014/01 第43回ファンドレイジング研究会『成功するコミュニケーション・ツールのポイント』日本ファンドレイジング協会 2013/12 2013年NPOセミナー納め『NPOマーケティングの傾向と対策』日本財団CANPAN 2013/12 グローバルセミナー『国際協⼒NGOの活動を支える支援者の獲得と維持:SVAの事例から』⾦沢大学 2013/12 CSR・社会貢献活動推進セミナー「CSRコトハジメ」日光CSR推進連絡会 2013/12 若者スキルアップ講座『ファンドレイジング(資⾦調達)基礎講座』東京スポーツ文化館・東京都教育委員会 2013/11 NPOステップアップ講座『NPOマーケティングとファンドレイジング』練馬区NPO活動支援センター 2013/09 NPOプレゼント講座in富士『ゼロから学ぶ!NPOマーケティング講座』静岡県労働者福祉基⾦協会 2013/10〜NPOのステップアップに今必要な「5+1講座」『NPOのマーケティング』せんだい・みやぎNPOセンター 2013/09 沖縄地域社会ビジョン 大学院2013『NPOマーケティング論』まちなか研究所わくわく 2013/09 平成25年度市⺠活動講座『「想い」を「カタチ」にする実践ノウハウ:NPOマーケティングに学ぶ』周南市ふるさと振興財団 2013/08 一日限りのサマースクール『たかがチラシ、されどチラシ〜効果を最⼤化するポイントとは?〜』日本財団CANPAN 2013/06 都築区⺠活動センター『団体スキルアップゼミ』横浜市都築区⺠活動センター Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 4
  5. 5. 執筆実績 ・米国NPOに学ぶ、WEBサイト活用ケーススタディ(2011/05/15号) ・マーケティング部門と密接に連携:これからのCSR活動の形を考える(2012/03/01号) Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 5 ・コーズ・マーケティング(2012/09) ・クラウドファンディングから学ぶ“共感”のマーケティング(2012/11) ・米国企業の社会貢献活動ランキングとCSRに不可⽋な3つのポイント(2013/01/) ・⾚い⽻根共同募⾦の『募⾦百貨店プロジェクト』にみる企業コラボの拡がり(2013/03) ・企業の社会貢献事業の効果測定と社会的投資収益率(SROI)(2013/05) ・NPOの総会にみる⽀援者の満⾜度向上と株主総会の価値(2013/07) ・クラウドファンディング利⽤実態調査にみるプラットフォームの今後(2013/09) ・企業の社会貢献活動とコーズマーケティングの実態(2013/11) ・スーパーボウルと消費者の共感を呼ぶ社会派広告(2014/01) ・企業がNPO主催のイベントへ協賛する際の3つのポイント(2014/01) ファンドレイジングジャーナル連載『NPOのマーケティングとファンドレイジング』 (2013/04・第15号〜)
  6. 6. NPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』 http://www.facebook.com/somojuku Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 6
  7. 7. 『草莽塾』への参加団体 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 7 1 第2期 福岡 ソルト・パヤタス既存会員のサービスの向上と新規会員獲得に向けて 2 アカツキ中間支援組織としての事業体質強化対策 3 ドネルモコミュニティ・デザインの分野における寄付文化の創造 4 Teach for Japan ⽀援者拡⼤と資⾦調達強化に向けた取り組み 5 ワークinならやわくワーク館わくワーク館の収入UPに向けた販路拡⼤アプローチ 6 子どもの村福岡支援拡大に向けた取り組みについて 7 東京 Design Net-Works Association DNAの組織・事業変革へのチャレンジとリブランディング 8 よかっぺいばらき地域でのどぶ板宣伝を中⼼とした活動による協⼒者・知名度マシマシ計画 9 Social Marketing Japan サービスの第2ステージに向けた基盤づくり〜組織とミッションの再構築〜 10 かものはしプロジェクト安定的財源確保に向けたサポーター会員の拡大について 11 セカンドハーベスト・ジャパン個人会員の獲得に向けた取組み 12 チャリティーサンタNew!もっと簡単に子どもたちのサンタになる方法 13 第1期東京 国境なき子どもたち心を動かすパンフレット検証〜資料請求&寄付掘り起し⼤作戦〜 14 アライアンス・フォーラム財団強みを活かす!〜バングラデシュにおける企業視察ツアーの拡⼤〜 15 エイズ孤児支援NGO・PLAS 個⼈寄付の拡⼤〜個⼈寄付のプロモーション強化と法⼈会員の整備〜 16 難⺠⽀援協会難⺠を『伝える』〜難⺠⽀援コミュニティの拡⼤に向けた取り組み〜 17 「育て上げ」ネット「地域に寄付⽂化を創造する」〜地域活動を寄付に変える取り組み〜 18 SoLaBo 本業を通じたCSRの作り方〜稼げるソーシャル活動を目指す〜
  8. 8. 『草莽塾』の様子 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 8
  9. 9. 報告書の戦略的位置づけ Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 9
  10. 10. コミュニケーション・ツール としての位置づけ Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 10
  11. 11. トリプルメディアとNPOのメディア戦略 広く認知を獲得し、Owned Mediaや Earned Mediaに⾒込み客を誘導する Earned Media (信頼や評判を得るメディア) ブログ、SNS、掲示板、動画共有サイト、 テレビ番組、ソーシャルブックマーク、新聞記事 ファン層 Paid MediaやOwned Mediaが有効に 機能したときに世評が発生する 横山隆治著『トリプルメディアマーケティング』参照 Paid Media (買うメディア) テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、ネット、 交通・屋外、折込チラシ 一般層 Owned Media (所有するメディア) 自社サイト、メールマガジン、店舗、従業員、自 社コミュニティ、会員組織、ブランドサイト 顧客層 深いコミュニケーションにより⾒込み客を 顧客に転換したりロイヤルティーを強化する Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 11 報告書
  12. 12. 報告書のポジショニング① 顧客への到達度高い イベント マス広告 DM 人的営業 顧客への到達度低い 費用負担 少ない HP 報告書 プレスリリース Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 12 費用負担 多い ソーシャルメディア メールマガジン チラシ インターネット広告 動画 報告書
  13. 13. 報告書のポジショニング② DM インターネット広告 マス広告 費用負担 少ない イベント Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 13 費用負担 多い 顧客の理解度高い 顧客の理解度低い ソーシャルメディア メールマガジン HP チラシ プレスリリース 人的営業 動画報告書 報告書
  14. 14. コミュニケーション・ツールとしての報告書 ■費用を抑えられる ■団体パンフレットやチラシと違い、リッチな情報を提供できる ■人から人への回覧性を持ち、保存性にも優れたメディアである ■オウンド・メディア(自社メディア)であるため、団体内で内容や体裁を 自由にコントロールすることができる Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 14
  15. 15. 成果報告書 としての位置づけ Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 15
  16. 16. 成果報告書への意識転換 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 16
  17. 17. 成果とは? 成果とは、目指す状態である「到達地点」から 「現在地点」を差し引いたもの。 事実をベースに社会課題の実態を把握し、その解決 (改善)に向けた具体的な施策と実施体制や スケジュール、予算を考えなければならない。 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 17
  18. 18. NPOの活動の成果とは? 価値提供型 社会に対して新しい価値を提 供する。新しい価値が社会に 広まるほど成果になる。 【成果例】売上、利益、利⽤者、参加者、 会員数の増加など 課題解決型 社会に存在する課題を解決 する。社会の課題がゼロに 近づくほど成果になる。 【成果例】識字率の改善、失業者数の減 少、大気汚染の改善など Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 18
  19. 19. 成果が伝わるために前提となる要素 数ある社会課題の中でなぜその活動が他よりも重要なのか? 【伝えるべき要素】規模感や緊急度、深刻度など 数ある団体の中でなぜ自団体の活動が他よりも価値があるのか? 【伝えるべき要素】自団体の活動の特徴や優位性など Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 19 妥当性 前提となる社会課題の現状と自団体の関連性を明確にする 目標(定量・定性)を明確にし、その設定根拠を伝える 時系列(過去3〜5年分)でみた成⻑度合いや他団体の取り組み との違いなど、比較できるように提示する 受益者(利⽤者)、参加者、⽀援者、スタッフ、第3者(専門家など) の声を記載し、客観性を担保する 納得性 設定した目標や実績に対する根拠(後ろ盾)を提示する 分かりやすいキャッチコピー、数字、画像、グラフ、表の使用など 伝達性 成果の伝え方のテクニックを習得・駆使する
  20. 20. 報告書に記載する情報のバランス ⾃団体、受益者(利⽤者)、⽀援者、協働パートナー、第3者(オーソリティ) からの情報をバランス良く掲載し、情報の客観性/信憑性を提供する Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 20
  21. 21. 実施した事業・活動の評価 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 21 インプット (Input) 経営リソース の調達 人、モノ、⾦、情報、 時間など、事業に 投下した経営 リソース アウトプット (Output) ターゲットに対する 施策の実施 設定したターゲット に対してNPOが実 施した事業 アウトカム (Outcome) 施策に対する ターゲットの反応 実施した事業に 施策に対する ターゲットの反応 インパクト (Impact) 社会的な影響 地域や社会全体に 対して与えたソー シャル・インパクト
  22. 22. アウトプットとアウトカムの関係性 ■アウトプット(ターゲットに対して実施したこと) 講座、セミナー、イベントなどの開催回数 キャンペーンの実施回数 配布したチラシや資料の枚数 広告・PR(ニュース媒体など)の到達範囲、推定接触⼈数、頻度 キャンペーンの企画に費やしたコストと時間など ■アウトカム(ターゲットの反応) 団体や社会課題の認知度、顧客満⾜度の変化 ターゲットによる⾏動の変化、または変えようという意向の変化 Webサイトへのアクセス数の増減 獲得した寄付者数や寄付⾦額の変化 売上や利⽤率の増減など Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 22
  23. 23. 組織のミッション/目的/目標/指標 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 23 ミッション 事業 組織の理念や価値観であり、存在意義そのもの 認知度向上、利⽤率改善、売上拡⼤、意識や⾏動の改善、 会員数増加など、個々の事業における事業の目的 目的の達成度合い(到達地点や状態)を定量的・定性的 に示したもの 目標達成に向け、プロセスが適切に実⾏されているか どうかを測定するための「ものさし」 目的目標 指標
  24. 24. 目標 指標の設定例:チャリティ・イベント チラシ配布参加申込み当日参加獲得寄付⾦ 10,000枚120人100人10万円 実績 【申込率】1.2% 【参加率】83% 【単価】1,000円 10,000枚140人90人10万円 【申込率】1.4% 【参加率】64% 【単価】1,111円 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 24
  25. 25. 報告書作成のステップ Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 25
  26. 26. 報告書作成のステップ ① 目的の確認何のために報告書を作成するのか? ② ターゲットの設定誰に報告書を読んでもらいたいのか? ③ 構成の決定⽀援や利⽤者拡⼤に繋がる報告書の構成とは? ⑤ 効果測定と改善報告書の効果をどのように測定・改善していくのか? Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 26 ④ 報告書の告知作成した報告書をどうやって告知するのか?
  27. 27. ① 報告書の目的 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 27
  28. 28. 報告書が持つ4つの目的(意味) ⽀援者/受益者獲得のための戦略的な コミュニケーション・ツール 信頼の獲得 情報の提供 報告責任 支援に対するお礼 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 28
  29. 29. 信頼の獲得と情報提供 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 29
  30. 30. 寄附の妨げとなる要因:信頼性と情報提供 <寄附の妨げとなる要因> 『平成25年度特定非営利活動法⼈に関する実態調査』参照 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 30
  31. 31. ボランティア参加の妨げとなる要因 <ボランティア参加の妨げとなる要因(性別)> 『平成25年度特定非営利活動法⼈に関する実態調査』参照 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 31
  32. 32. 情報開示と寄附の相関関係 <情報開⽰⼿段別の受⼊寄附⾦合計額> 『平成25年度特定非営利活動法⼈に関する実態調査』参照 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 開示非開示 32
  33. 33. 責任としてのお礼と報告 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 33
  34. 34. お礼 支援者に対する提供物 成果 報告特典 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 34 お礼状、感謝状、 訪問、表彰など 名前掲載、ノベルティ やグッズの提供、 サービスの割引など 支援総額、使途、 成果、余剰⾦の 扱いなど
  35. 35. ② ターゲットの選定 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 35
  36. 36. NPOを取り巻くステークホルダー 受益者 NPO 競合 協働パートナー 支援者 政党 政府 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 36 自治会 メディア 研究機関 商工会 海外の政府 企業 研究者・学者 議員 省庁 国際機関 商店街 町内会 学校 海外の市⺠ ⼀般市⺠ 自治体 業界団体 学術機関 本人やその 家族等 スタッフや 理事等 会員、寄付者、 ボランティア等 他のNNPPOO NPO、企業、 ⾏政等
  37. 37. ターゲットの⾒極め ターゲット読ませる相手読ませる目的 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 37 一 般 市 ⺠ 受益者 サービスの利⽤者・ 受益者、その家族 など ■サービスの特徴や価値(利⽤者や第3者の 声、競合に対する優位など)等を伝え、サービス 利⽤を拡⼤ (新規利⽤者の獲得、リピート利⽤の醸成) 支援者 会員、寄付者、企業、 ボランティア、⾏政、助 成組織など ■活動の価値、支援の必要性(受益者や支 援者の声など)等を伝え、支援を拡大 (新規支援者/社の獲得、⽀援⾦額の拡⼤、 リピート支援の醸成) 競合/協働 活動分野における 競合や潜在的な 協働パートナーなど ■競争の排除 ■協働パートナーの開拓に向けた専門性、実績、 事例やノウハウの伝達・共有 NPO(内部) スタッフ、理事など ■団体外部対して、事業の意義や成果、課題 などを説明してもらう
  38. 38. ③ 報告書の構成 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 38
  39. 39. 報告書の構成例 1 表紙・目次 2 イントロダクション((導入)) 3 前年度の事業別報告 4 前年度の収⽀会計報告 5 団体情報 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 39
  40. 40. ①表紙・目次 記載項目概要・補足説明 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 表紙 ■チラシと同様、報告書に記載された内容がどのようなものかが一目で 分かるような画像とコピーを使用する ■特に伝えたい内容(特集など)がある場合、それが分かるようにす る ■表紙の⾒栄えで中まで⾒てもらえるかどうかが決まるため、カラーにす るなど、質感にも配慮する 目次■報告書が20ページ以上に及ぶ場合には不可⽋ 40
  41. 41. 【事例】カタリバ Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 41 高校生を対象とした事業 を⾏っているため、広く学 校で使われているノートの デザインをあしらった表紙を 作成し、ビジュアル的なイン パクトを与えている
  42. 42. ②イントロダクション(挿入) 記載項目概要・補足説明 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 代表の挨拶 ■代表による挨拶(メッセージ)を掲載する ■前年度の活動の振り返りを簡潔に記載する(1ページ以内) ■お礼を盛り込むのを忘れないこと 団体の理念 ■団体のミッションやビジョン、バリューなどを記載し、どのような社会を目 指しているのかを簡潔に伝える ■代表の挨拶(上記)に含めることも可 中⻑期計画■中⻑期計画(5年前後)における前年度の位置づけを明確にする 活動年表 ■設⽴からこれまでの期間、どのような時期に、どのような活動を⾏って きたのか、沿革を記載する ■『団体情報』のスペースに入れても可 42
  43. 43. 【事例】シャンティ国際ボランティア会 ■【左ページ】前年度の 振り返りとお礼を交えた代 表(会⻑)からのメッセ ージ ■【右ページ】団体の活 動地域、これまでの主な 活動と沿革、ミッションや ビジョンをまとめて紹介 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 43
  44. 44. ③-(1)前年度の事業報告:全体 記載項目概要・補足説明 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 活動のサマリー ■前年度の活動全体を振り返りながら、1〜2ページに要約(サマ リー)して紹介する ■報告書全体を読まなくても、ここだけ読めば分かるように要点を抑 え、強調すべきポイントを明確にする ■現状に対して目指す社会の到達点(成果)を伝えた上で、目 標に対する実績、差分に対する対応等について簡潔に伝える ■以降のページに記載される、“事業別”の報告ページとの整合性 や流れに注意する 特集記事 ■サマリーに加え(もしくは代わりに)、前年度の事業の中でも特 筆すべき活動について特集して紹介する ■活動の重要度、特筆すべき実績やノウハウ、習得した専門性等 について、客観性を担保しながら記載する 44
  45. 45. 【事例】フローレンス Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 45 ■前年度の活動を、写真と⽂ 字を組み合わせて1ページで簡 潔に総括 ■あわせて、「今後の課題と展 望」として、次年度以降の取り 組み方針についても記載
  46. 46. ③-(2)前年度の事業報告:個別事業 記載項目概要・補足説明 事業名称■実施した事業・活動の名称 担当者名■実施した事業・活動の担当者名 目的■実施した事業・活動の目的(狙い) ターゲット■実施した事業・活動のターゲット(対象) スケジュール■実施した事業・活動のスケジュール(実施期間) 実施内容■実施した事業・活動の詳細内容 事業・活動費用■実施した事業・活動の費用(特定の助成や協働の場合は相手方を記載) 目標・指標 ■実施した事業・活動の具体的な目標(定量・定性) ■目標達成に向けた管理指標(必要に応じて記載) 実績(成果) ■売上、参加⼈数、新規会員獲得数、寄付⾦額、改善・減少数(率)など 達成率■目標に対する実績(成果)の達成度合い 前年⽐■前年と⽐較した実績(成果)の進展度合い Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 分析・評価 ■実施した事業・活動に対し、目標の達成/未達成に関わらず、目標に対する 実績(成果)の差分を分析し、評価を盛り込む ■達成度を⽰すのに、5段階評価、ABC評価なども活用可能 ■目標未達の場合は課題を浮き彫りにし、反省点・改善点を記載 今後の方針■前年度実績を受けた次年度以降の⽅針、目標(予算) 46
  47. 47. 【事例】せんだい・みやぎNPOセンター Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 47 全ての事業において、 「事業名」 「目的」 「実施概要」 「成果」 「課題」 「備考」 に項目を統一して記載すること で、事業同士の比較が簡単に できるよう配慮
  48. 48. 【事例】茨城NPOセンター・コモンズ Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 48 ■⽂頭で、前年度の達成目標につい て、担当者名付きで記載 ■事業ごとに、定型のフォーマット (記載項目)を使用し、活動実績 を分かりやすく紹介 ・なぜこの事業に取り組んだのか? ・何をどのように変えようとしたのか? ・何をしたのか? ・どのような成果が得られたのか? ・今後どうしたいのか? ■写真や画像の貼付、数字は太字 に統一し、ビジュアル面にも配慮
  49. 49. 【事例】セカンドハーベスト・ジャパン Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 49 ■すべての事業紹介を⾒開き1ページで統一 ■左ページに事業・活動の様子が分かる大きな写真と説明文を掲載し、右ページに は、「2012年度の活動」「ボランティアさんの声」「2012年度実績」「今の課題と今後 の展望」の項目をすべての事業で統一して記載
  50. 50. ④前年度の収⽀会計報告 記載項目概要・補足説明 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 収支計算書 ■収支計算書の概要(過去3年度分程度) ■グラフを活用し、主な項目の構成比や事業別・地域別の支 出額など、収入と支出の特徴を分かりやすく伝える ■ポイントとなる項目や解説が必要な箇所には、適宜、説明を 記載する ■次年度の収⽀予算書 貸借対照表 ■会計期末時の財政状況を明らかにする ■全ての資産・負債・正味財産の状態を表す 正味財産増減計算書■記載する 財産目録■必要に応じて記載する 監査報告書■必要に応じて記載する 50
  51. 51. 【事例】かものはしプロジェクト Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 51 ■収入と支出の内訳の構成 ⽐率を円グラフで分かりやすく 記載 ■目標や前年実績との⽐較を 踏まえながら、変動要因や予 実差について解説が必要なポ イントについては、その背景につ いて説明
  52. 52. ⑤団体情報 記載項目概要・補足説明 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 団体情報 ■総会や理事会などの開催状況(実施⽇、議題、決定事項など) ■事務局の運営状況(人員体制や会議の実施状況など) ■組織図 ■会員数の推移 ■役員情報(役職、氏名、担当業務、顔写真) ■事務局スタッフ情報(氏名、担当業務、顔写真) ■団体連絡先情報(住所、電話、FAX、Eメール、URL、地図など) ■支援企業・団体紹介(連携プロジェクト紹介など) ■支援者に対するお礼(ボランティアや寄付者など) ■メディア掲載履歴・各種受賞歴 支援メニュー ■会員入会、寄付・寄贈、ボランティアなどの支援メニュー紹介 ■振込口座情報 ■⽀払⽅法(銀⾏振込、郵便振替、クレジットカードなど) ■問合せ(電話、フリーダイヤル、Eメール、営業時間、QRコード) 52
  53. 53. 【事例】難⺠⽀援協会 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 53 ■寄付、会員、ボランティアな ど、団体の⽀援制度を、現状 の支援者数と合わせて紹介 ■特に注⼒している「難⺠スペ シャルサポーター」制度について は、図を交えながら、詳細に説 明
  54. 54. その他報告書作成における補足事項 ■各項目には伝えたいことがすぐに分かるような⾒出しをつける ■記載を統一する(です/である、字体、フォントサイズなど) ■WEBサイトでPDF版を掲載する ■作成した報告書の内容を複数のスタッフでレビューする ■個別事業の報告ページでは、各事業の内容が比較できるように書式 (フォーマット)を統一する ■画像、グラフ、表を積極的に活用し、伝えたいことが一目で分かるようにする ■数値化できるものは可能な限り数値で示す(実数と⽐率を使い分ける) ■事業・活動の臨場感が伝わるように、参加者や受益者、支援者の生の 声や写真、エピソード、証言、担当スタッフのコメント等を記載する ■業界特有の専門用語などは極⼒避けるか、記載する場合は補足説明をつける Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 54
  55. 55. ④ 報告書の告知 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 55
  56. 56. 報告書の告知方法のバリエーション 種別手段・場所概要 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 56 リアル イベント・イベント開催時に参加者へ手渡しする 訪問 ・企業や⾏政など、訪問時に⼿渡しする ・講演等に招聘された際に会場に設置してもらう 団体オフィス・団体オフィスに設置して閲覧してもらう 運営施設・運営する施設に設置して閲覧してもらう 郵送 ・会員をはじめ、選定したターゲットに郵送する ・依頼・問い合わせがあった際に郵送する WEB HP ・「団体概要」カテゴリ内でPDF版を公開する ブログ・更新(投稿)情報の1つとして訴求する ソーシャルメディア・FacebookやTwitter等で、報告書の存在を告知する Eメール・PDF版をEメールにて送付する
  57. 57. ⑤ 効果測定と改善 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 57
  58. 58. 報告書の効果測定 アンケート等で申込みのきっかけが報告書か確認する 電話番号、メールアドレス、UURRLL等を報告書専用にする 報告書専用のフリーダイヤルを活用する 申込書の機能((切り取り式返信フォーム))を付加する 報告書を22通り((表紙変更等))⽤意し、配布地域を分ける Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 58
  59. 59. PDCAサイクルの実践 PLAN ACTION CHECK DO 計画 従来の実績や将来の 予測などをもとにして マーケティング計画を 作成する。 処置・改善 マーケティング施策が 計画に沿っていない部 分を⾒直し、処置をす る。 実施・実⾏ 計画に沿って、マーケ ティング施策を実施す る。 点検・評価 マーケティング施策の 実施が計画に沿ってい るかどうかを確認する。 Copyright (C) 2014 Yohji Nagahama All Rights Reserved. 59
  60. 60. LOGO 彼を知り己を知れば、 百戦して殆うからず。 【孫子の兵法】 ありがとうございました

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