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びわ湖の水草問題に対処するためのオープンサイエンス×シビックテック

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Code for Japan Summit 2018「地域で実装を目指すシビックテクノロジー」セッション報告スライド

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びわ湖の水草問題に対処するためのオープンサイエンス×シビックテック

  1. 1. びわ湖の水草 問題に対処するための オープンサイエンス×シビックテック 近 藤 康 久 @yaskondo @RIHN_OpenTS
  2. 2. 滋賀県 琵琶湖南湖における水草の異常繁茂 分布図:水資源機構ホームページ https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/report/report_03_2.html より転載 1997年 2002年 2007年 2013年 • マザーレイク21計画(第2期改訂版)の目標:水草群落面積を1930〜50年代の水準に戻す
  3. 3. 主体によって問題認識が異なる 主体 研究者 滋賀県 湖岸住民 地元自治体 その他県民 問題認識 環境問題 迷惑問題 (異臭・ごみ) 関心低い (でもびわ湖好き) 水草対策費:年6億円 滋賀県琵琶湖政策課HPより 提供:山田英二氏
  4. 4. オープンサイエンスが始まっています ↓トップダウンのアクション(政策) 北本朝展(2016)「研究データとオープンサイエンスに関する基礎的知識」 http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/01kitamoto.pdf より抜粋 オープンサイエンスへの収束 2016/03/17 研究データとオープンサイエンスフォーラ ム 6 オープ ンサイ エンス オープンデータ オープンアクセス 市民科学・クラウ ドファンディング 研究データ データ出版 データリポジトリ コラボレーション・オー プンイノベーション オープンピアレ ビュー 研究の再現性・ 透明性・研究 データ保存 超学際研究 参加 透明性 協働 共有 ↑ボトムアップのアクション(社会の関与)
  5. 5. オープンデータの二つの流れ オープンガバメント データ Open Government Data オープンリサーチ データ Open Research Data オープンガバナンス Open Governance オープンサイエンス Open Science 社会課題の解決 Solution to Societal Issues シビックテック Civic Tech 社会協働研究 Transdisciplinary Research このプロジェクトの射程 RIHN Open Team Sci Project
  6. 6. シビックテックの射程 研究のプロセス 社会協働研究理論 (Mauser et al. 2013) オープン サイエンス シビック テック 問題を設定する Co-design of research agenda --- ✔︎ 問題を解くための 方法を決める --- (研究者の専決) --- (研究者の専決) ✔︎ 問題を解く Co-production of knowledge 市民参加 ✔︎ 成果を公表する Co-dissemination of results オープン データ ✔︎
  7. 7. 「オープン」リサーチデータの現実解は FAIRデータの原則 7https://www.force11.org/group/fairgroup/fairprinciples 見つけられる・アクセスできる・相互に運用できる・再利用できる
  8. 8. オープンサイエンスと社会協働研究の理論的融合 びわ湖の水草対策にあてはめると 学術的知識の開放 学術界と社会の接合オープンサイエンス びわ湖アンケート 《FAIRデータ》 水草アイディアソン 《シビックテック》 社会協働 研究 Outcome リソース 経験をフィードバック 知識生産 Knowledge production 行動 Action Input Output Networking = KAN 研究者とエンジニア、 地域の人たちが一緒に 水草の 価値転換 自分たちで実現可能な 仕掛け
  9. 9. チーム水宝山の結成 (水草は宝の山) • 研究プロジェクトを始めたことがきっかけの一 つとなって、大津市で水草の堆肥化と循環利用 に取り組む市民グループが結成された。 https://suihozan.net • メンバーは民宿経営者、現地在住の大学教授、 IT企業社長、観光会社社長、広告代理店、県と 市の環境政策担当者、公園緑地協会、花屋さん。 • チャレンジ!オープンガバナンス2017の ファイナリストに選出された。 • 小さな成功例を積み重ねて、大きな動きに。 • 研究者は後方支援に徹する。
  10. 10. びわ湖の水草アイディアソン –第1回 2017年11月 草津(試行) –第2回 2018年4月 大津(試行) –第3回 2018年7月 大津(本番) –第4回 2018年8月 大津(びわコミ会議) • 自分たちの人脈と予算で実現可能なアイディアが出てきた グラフィックレコーディング&ファシリテーション
  11. 11. • これからはローカル ニュースが面白い! • 枚方つーしん • ならマガ とか • 地域ポイントと提携 絞り込み:びわ湖の地域情報ポータル(仮称) を呼び水にして、水草問題への意識を高める • 地域の話題の中に 水草を入れ込む • 水草あったで (通報窓口) • 水草で〇〇してみた • 駆除イベントに参加した • 堆肥にしてみた • 堆肥で野菜を作ってみた • ハーバリウム作ってみた とか • 地域のライター育成 → 研究者もできるかも (地域共在型研究者)
  12. 12. 地域課題に取り組む人々 シビックテック団体 ミッション 登 録 使用ポイントの精算 使途限定ポイントの提供 お礼ポイント 地域課題に取り組む団体 地域のお店 交換ポイントの現金精算 加盟店舗登録・ 法人・団体など ポイントを消費するのではなく 獲得したポイントをさらに寄付 することで二度の貢献が可能 寄付の 芽 加 盟 店 舗 の 開 拓 商品の購入・サービスの利用 協賛 (CSR) 会 員 登 録 ポ イ ン ト を 寄 付 ポ イ ン ト 交 換 利用 料 やみくもに寄付をするのではな く、目的を明確にして結果に応 じた支援を行える仕組みが可能 加盟店は自らの販売促進 を目的にDIIIGへ加盟 このフレームは「DIIIG(地域をフカボリす るプラットフォーム)」と「ビワポイント(地 域住民の行動を価値化し琵琶湖の環境・社会保 全再生を実現する枠組み)」を連携させること で実現していきます。 まずは、COG2017でファイナリストに選出さ れた「琵琶湖辺等への漂着する水草等の有効活 用(水宝山)」で今年度中にも実証実験を予定 しています。 ・DIIIG: https://diiig.info/about/ ・ビワポイント:びわ湖ファミリー会(仮称) ・COG2017:http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2017/ ・水宝山: https://suihozan.net/ 活動に参加 現場で取り組む人々をねぎらい、活動を持続させる地域ポイント制度
  13. 13. 一緒にやりましょう! びわ湖の情報ポータルを 一緒につくる仲間を絶賛募集中 お問い合わせは opents@chikyu.ac.jp

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