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名古屋アジャイル勉強会「仮説思考に学ぶ最速アジャイル仕事術」

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2019年1月25日に開催した名古屋アジャイル勉強会「仮説思考に学ぶ最速アジャイル仕事術」のワークショップ資料です。

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名古屋アジャイル勉強会「仮説思考に学ぶ最速アジャイル仕事術」

  1. 1. 仮説思考で始める 最速アジャイル仕事術 名古屋アジャイル勉強会 2019-01-25 山本 博之
  2. 2. 講師自己紹介 山本 博之(やまもと ひろゆき) ● ITベンダー勤務のSE/プログラマー ○ 自社製ミドルウェアの導入、システム構築、教育、テクニカルサポート ○ 主要言語はJavaScriptですが、メインターゲットがIEなので... ● 最近のマイブーム:大阪(弁) ○ 仕事で大阪のお客さんの案件をしていて月に何度か現地に行っていたのと、 あと朝ドラ(「まんぷく」と、BSで再放送してる「べっぴんさん」)を楽しく見ている もんですから、ちょっとえせ関西弁が出てしまうときがあります。 2
  3. 3. アジェンダ ● 自己紹介 ● 仮説思考とは ● ワークショップ ○ 仮説思考ディスカッションドリル ご案内 ● この資料は公開します(connpassの告知ページにリンクを貼ります)ので、この資 料内容のメモを取る必要はありません 3
  4. 4. 自己紹介 早速ですが、みなさんテーブルごとに自己紹介をしてください。 A3コピー用紙に以下を書いてください。 ● お名前(本名でなくて構いません) ● お仕事(言える範囲で構いません) ● 今日のこの勉強会に参加しようと思った動機 4
  5. 5. 仮説思考とは 5
  6. 6. 仮説思考とは ● 仮説思考とは ○ 仮説を立て、分析、議論、検証を繰り返して意思決定する方法 ● 仮説とは ○ ある時点でもっとも可能性の高い、ものごとの捉え方や考え方と、その根拠 ● 仮説思考が求められる背景 ○ ビジネスは意思決定と行動の繰り返し ■ すばやい意思決定が求められる ○ 同時に、結果に結びつく判断と、説明責任も求められる ■ 説得力のために判断材料を集ようとしすぎると、判断が遅れる ■ 急ぐあまり思いつきの判断では結果に結びつかないかもしれないし、説 明もできない 6
  7. 7. 仮説思考で計画(PDCAのP)する流れ ● 問題発見の仮説を立てる ○ なにが問題なのか ○ なにが原因なのか ● 問題解決の仮説を立てる ○ 問題にトップダウンで解決仮説を立てる ● 議論する、検証する ○ 経験を活かして議論する ○ 仮説検証の観点から有効な情報を最小限集める ■ 仮説を検証しない情報は(ここでは)ノイズ ○ 実行する行動の評価指標に仮説検証の観点を活かす 7 問題解決の仮説を 立てる 議論する、 検証する 実行する 問題発見の仮説を 立てる
  8. 8. 仮説思考の例 「日本のプロ野球は衰退の危機に瀕してしていると言われる。プロ野球を救うにはどうし たらいいか?」 ● 問題発見 ○ 何を指して「衰退」? ■ 選手の米大リーグへの流出?TV放送の減少や視聴率の低下?観客数 の減少?ビジネスとしての赤字? ○ 依頼者へのインタビューから「テレビ(局と視聴者)のプロ野球離れ」を問題と 定義 ● 問題解決の仮説検討 ○ 案1. 野球の試合は一定時間で終わらないので放送しにくいから、ルールを改 正して一定時間で終わるようにする ○ 案2. 放映権を無料にする。放送しやすくなるので露出が増え人気が上がり、 広告効果が上がる 8
  9. 9. 仮説思考のメリット ● ゴール思考で考えるので、ピント外れになりにくい ● 早い段階でアクションが決まるので、現実的な判断を重ねられる ● 仮説検証学習のループが組み込まれているので、判断の精度が高まる 9
  10. 10. 仮説立案のコツ ● ひらめきを意図的に生む ○ 反対側から見る ■ 顧客・消費者の視点 ■ 現場の視点 ■ 競争相手の視点 ○ 両極端に振って考える ■ 現在の選択と異なる選択を仮定したらどうなるか そこから本質が見える(かも) ○ ゼロベースで考える(枠組みを変える) ■ 現状の制約や仕組みを一旦忘れる ■ そもそも問題がない状態を仮定する ■ 思いつきを否定しない ● 普段から上記の考え方に慣れておく 10
  11. 11. よい仮説の条件 ● 具体的なところまで掘り下げられている ○ × 営業の効率が悪い ○ ○ 営業がデスクワークに忙殺されて、取引先に出向く時間がない ● アクションに結びつく ○ 営業がデスクワークに忙殺されて、取引先に出向く時間がない → デスクワークスタッフを置き、営業は外回りに専念する ● 検証できる ○ 営業のデスクワーク時間と取引先訪問の時間、は計測できるし、施策の実施 前実施後を比較できる 11
  12. 12. 構造化された仮説(大きな問題と小さな問題) ● 仮説を構成する仮説のツリー構 造を図に書き出す ● 検証(検討、調査)を通じて、枝 を捨てたり伸ばしたりする(成長 させる) ● 網羅性にこだわらず、重要な(と 思われる)ものに絞る ● 仮説を議論するときは、このよう なツリーを描いてそれをみなが ら議論するとよいですね 12 売上が上がらない 競争に 負けている 需要が 減っている 消費者の 嗜好が 別ジャン ルに シフト している 需要が 一巡して 成熟期に 入った 販売力で 負けて いる 製品力で 負けて いる
  13. 13. 仮説検証 仮説は検証することで進化する ● 実地検証 ○ 試験販売 ○ A/Bテスト ○ できることとできないことがある ● ディスカッションによる検証 ○ 実地検証より手軽 ○ 仮説思考の中心 ○ 一人で考えるより複数人で議論するほうが効率的 ○ 発言やアイデアを批判しない ● 分析による検証 ○ クイックアンドダーティ ○ 意思決定に必要十分に留める 13
  14. 14. アジャイル開発と仮説思考の類似性 ● リーンスタートアップ(アジャイルな起業プロセス。仮説をミニマムなプロダクト/サー ビスとして世に問い、フィードバックループを回すやり方)は仮説思考そのもの。 ● ゴール志向 ● 早い段階から成果を出す ○ 重要なストーリーから実現する(アジャイル) ○ すべての情報を集めて検討するのではなく、仮説を立てて検証に着手する(仮 説思考) ● フィードバックサイクル ○ 出荷可能な機能差分の実現を繰り返すことで、問題領域や技術への理解を深 める(アジャイル) ○ 仮説立案検証を繰り返すことで全体仮説を成熟させ施策の効果・精度を高め る(仮説思考) 14 アジャイル開発のこういった特性を意識して活かすことで、 よりスピード感のある仕事ができるのではないでしょうか。
  15. 15. ここまでの理解度確認と質疑応答 ここまでの説明いかがでしたか? みなさんの理解度を、「表明じゃんけん」で確認したいと思います。 ● とてもよくわかった:パー ● だいたいわかった気がする。進めてください:チョキ ● よく分からなかった。納得行かない:グー せーの、で、グー・チョキ・パーいずれかを出して理解度を表明してください。 ご質問、ご意見ありますか? 15
  16. 16. ワークショップ 16
  17. 17. 仮説検証ディスカッションドリル 17 お題を出しますので、解決策をグループで立案してください。 1. 問題仮説を議論して立てます 2. 解決仮説を議論して立てます 3. 検証方法を議論して決定します 4. アクションプランを決めます 問題仮説、解決仮説、検証方法、アクションをツリー状に描き ながら議論してみてください。A3コピー用紙と付箋紙を使って ください。 ディスカッションの時間は10分間です。アクションプランまで決 めてくださいね。あんまり余裕ないです。
  18. 18. お題1. 正月太り この年末年始で3Kg太ってしまいました。 1. 問題仮説を議論して立てます 太るとなにが問題? 2. 解決仮説を議論して立てます 問題を解決するには? 3. 検証方法を議論して決定します なにがどうなら問題が解決したといえますか? 4. アクションプランを決めます 具体的な行動計画(実施内容と評価指標と期間)を言葉にしてください。 書記を決めて、上記の問題仮説、解決仮説、検証方法、アクションプランをA3用紙に書 いてください。 18
  19. 19. お題2. プログラミング教育義務化 デジタル革新の時代にプログラミング人材が必要です。 1. 問題仮説を議論して立てます プログラミングを学ぶ/教えるのはなにが難しい? 2. 解決仮説を議論して立てます プログラミングをより多くの人がよりよく学ぶには? 3. 検証方法を議論して決定します その解決仮説を検証するにはなにをどう見ればいいですか? 4. アクションプランを決めます プログラミング教育の活動と検証をどう行いますか? 書記を決めて、上記の問題仮説、解決仮説、検証方法、アクションプランをA3用紙に書 いてください。 19
  20. 20. お題3. 勉強会の参加者を増やしたい 名古屋アジャイル勉強会の参加者が低空飛行を続けています。 1. 問題仮説を議論して立てます 2. 解決仮説を議論して立てます 3. 検証方法を議論して決定します 4. アクションプランを決めます 書記を決めて、上記の問題仮説、解決仮説、検証方法、アクションプランをA3用紙に書 いてください。 20
  21. 21. まとめ ● 仮説思考は、意思決定に当たって網羅的に情報を集めて可能性のあることを列挙 して検討することにこだわってしまうことを避け、仮説とその検証に絞り込んで迅速 に行動しフィードバックループを回すことで、効率的に物事をするめる考え方・やり 方です ● アジャイル開発と仮説思考には類似点がたくさんあります。 ○ ゴール志向、検証へのこだわり、フィードバックループ ● 仮説検証学習という枠組みを意識することで、アジャイル開発が濃くなります ● 仮説思考は普段から意識的に用いて練習することができます 21
  22. 22. 最後に理解度確認と質疑応答 これで今日のワークショップは終わりです。いかがでしたか? みなさんの理解度を、「表明じゃんけん」で確認したいと思います。 ● とてもよくわかった:パー ● だいたいわかった気がする。進めてください:チョキ ● よく分からなかった。納得行かない:グー せーの、で、グー・チョキ・パーいずれかを出して理解度を表明してください。 ご質問、ご意見ありますか? 22
  23. 23. 参考資料 ● 仮説思考 内田和成著 東洋経済新聞社刊 ● 「仮説」の作り方・活かし方 (株)日本能率協会コンサルティング著 日本能率協会マネジメントセンター刊 ● リーンスタートアップ エリック・リース著 日経BP社刊 23

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