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2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価

本研究では,教員養成課程において問題解決手法を指導する際,プロジェクト管理手法を適用することを提案する.「問題解決はプロジェクトである」と捉え,問題解決手法としてプロジェクト管理の手法を取り入れることで,一般的かつ体系的な問題解決手法を指導することができると考える.まず,学習指導要領の問題解決の手順と,プロジェクト管理手法の手順・視点・成果物等をマッピングする必要がある.本稿では学校現場における問題解決指導法として妥当なマッピングを検討する.そのための知見を収集するために,教員養成課程の共通科目「情報」の「ICTを活用した問題解決」の中で予備実践を行い,その経過を報告する.

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2015-06-28 日本情報科教育学会 第8回全国大会 プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導の予備実践と評価

  1. 1. プロジェクト管理手法を活用した 問題解決指導の予備実践と評価 佐藤 克己 (インフォスクリュー) 櫨山 淳雄 ・ 宮寺 庸造 (東京学芸大学)
  2. 2. 背景 • 平成22年度の学習指導要領の改訂 • 「問題を解決する資質や能力を育成する」 [1] [2] • 「情報活用の実践力の確実な定着」を特に重視 [3] • 共通教科「情報」 • 科目「情報の科学」 • 「問題解決とコンピュータの活用」 • 「情報の管理と問題解決」 • 科目「社会と情報」 • 「情報社会における問題解決」 • 専門教科「情報」 • 新設科目「情報と問題解決」 • ICTを活用した問題解決について学習する 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 1
  3. 3. 問題点と最終ゴール • 問題点 • 問題解決が指導しにくい、評価が難しい • 問題解決の指導・評価が属人的 • KKD (経験・勘・度胸) の指導になりがち • 問題解決の過程を評価したいが難しい • 最終ゴール • 学校現場における 問題解決指導モデルを開発する • 一般的な教員が 問題解決の指導を行えるような手法を考えたい 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 2
  4. 4. 研究の全体像 • 問題解決指導法の検討 • プロジェクト管理の知識体系 PMBOK[4] に基づくことを検討 [5] • 予備実践 • PMBOKのフェーズに基づき予備実践 [6] • 予備実践の評価 • 教育現場に合わせるための知見を獲得 • 指導モデルの方針を確認 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 3 指導モデルの 評価 指導モデルに 基づく実践 問題解決 指導法の モデル化 知見の獲得 方向性の確認 予備実践 問題解決 指導法の検討
  5. 5. 研究の全体像 • 問題解決指導法の検討 • プロジェクト管理の知識体系 PMBOK[4] に基づくことを検討 [5] • 予備実践 • PMBOKのフェーズに基づき予備実践 [6] • 予備実践の評価 • 教育現場に合わせるための知見を獲得 • 指導モデルの方針を確認 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 4 指導モデルの 評価 指導モデルに 基づく実践 問題解決 指導法の モデル化 知見の獲得 方向性の確認 予備実践 問題解決 指導法の検討 PMBOK: 問題解決の成功事例を集めて体系化した知識体系
  6. 6. 研究の全体像 • 問題解決指導法の検討 • プロジェクト管理の知識体系 PMBOK[4] に基づくことを検討 [5] • 予備実践 • PMBOKのフェーズに基づき予備実践 [6] • 予備実践の評価 • 教育現場に合わせるための知見を獲得 • 指導モデルの方針を確認 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 5 指導モデルの 評価 指導モデルに 基づく実践 問題解決 指導法の モデル化 知見の獲得 方向性の確認 予備実践 問題解決 指導法の検討
  7. 7. 研究の全体像 • 問題解決指導法の検討 • プロジェクト管理の知識体系 PMBOK[4] に基づくことを検討 [5] • 予備実践 • PMBOKのフェーズに基づき予備実践 [6] • 予備実践の評価 • 教育現場に合わせるための知見を獲得 • 指導モデルの方針を確認 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 6 指導モデルの 評価 指導モデルに 基づく実践 問題解決 指導法の モデル化 知見の獲得 方向性の確認 予備実践 問題解決 指導法の検討 今回の内容
  8. 8. 学習指導要領の問題解決と プロジェクト管理 7
  9. 9. 学習指導要領の 問題解決とプロジェクト管理 • 学習指導要領における「問題解決の手順」 • PMBOKに則ったプロジェクト管理のフェーズ 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 8 立ち上げ 計画 実行 監視 コントロール 終結 問題発見と 明確化 分析 解決策の 検討 実践 結果の評価
  10. 10. 学習指導要領の 問題解決とプロジェクト管理 • 学習指導要領における「問題解決の手順」 • PMBOKに則ったプロジェクト管理のフェーズ 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 9 立ち上げ 計画 実行 監視 コントロール 終結 問題発見と 明確化 分析 解決策の 検討 実践 結果の評価 どう指導するか…?
  11. 11. 学習指導要領の 問題解決とプロジェクト管理 • 学習指導要領における「問題解決の手順」 • PMBOKに則ったプロジェクト管理のフェーズ 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 10 立ち上げ 計画 実行 監視 コントロール 終結 問題発見と 明確化 分析 解決策の 検討 実践 結果の評価 • 問題解決のプロセスが明確 • 知識エリア(管理する観点)が明確 • 各プロセスの入出力が明確
  12. 12. 学習指導要領の 問題解決とプロジェクト管理 • 学習指導要領における「問題解決の手順」 • PMBOKに則ったプロジェクト管理のフェーズ 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 11 立ち上げ 計画 実行 監視 コントロール 終結 問題発見と 明確化 分析 解決策の 検討 実践 結果の評価 • 問題解決のプロセスが明確 • 知識エリア(管理する観点)が明確 • 各プロセスの入出力が明確 PMBOKをベースにすることで 問題解決の指導のポイントが 明確になることが期待できる
  13. 13. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 12 知 識 エ リ ア フェーズ
  14. 14. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 13 知 識 エ リ ア フェーズ 5 の フェーズ 10 の 知識エリア が定義されている 47 の プロセス PMBOKに則ったプロジェクト管理プロセス
  15. 15. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 14 知 識 エ リ ア フェーズ 5 の フェーズ 10 の 知識エリア が定義されている 47 の プロセス
  16. 16. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 15 知 識 エ リ ア フェーズ 5 の フェーズ 10 の 知識エリア が定義されている 47 の プロセス
  17. 17. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 16 知 識 エ リ ア フェーズ 5 の フェーズ 10 の 知識エリア が定義されている 47 の プロセス
  18. 18. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 17 知 識 エ リ ア フェーズ 入力 → 処理 → 成果物 1プロセス
  19. 19. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 18 知 識 エ リ ア フェーズ 入力 → 処理・指導 → 成果物 1プロセス
  20. 20. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 19 知 識 エ リ ア フェーズ 入力 → 処理・指導 → 成果物 1プロセス 本研究では 「問題解決の指導に特化した知識体系」を開発する 利用者: 現場の教員・これから先生になる学生
  21. 21. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 20 知 識 エ リ ア フェーズ 教育現場にそのまま適用してよいか? 指導する時間にも制約がある… 学習指導要領を逸脱する可能性も…
  22. 22. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーショ ン (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 21 知 識 エ リ ア フェーズ 教育現場にそのまま適用してよいか? 指導する時間にも制約がある… 学習指導要領を逸脱する可能性も… 問題解決指導モデルに PMBOKの考えを導入するための 知見を得たい
  23. 23. そうだ、知見を得よう! (先行研究[6]) ① プロセス、知識エリアの適切な粒度 ② 学生がつまずくポイントとそのタイミング ③ つまずく原因と対策、具体的な指導 ④ 各プロセスの具体的な入力、処理、成果物 ⑤ 成果物のひな形の要否、具体例 ⑥ つまずきの偏り ⑦ その他 これらの知見があれば… 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 22
  24. 24. これらの知見があれば… • 重点的に指導すべきポイントと そのタイミングが把握できる • つまずきやすいタイミングの前に、 「つまずくポイントと回避策」を解説 • 成果物のひな形を準備 • 講義時間に合わせるなど現実的な指導が可能 • プロジェクト管理手法から 指導モデルを開発するアプローチはトップダウン • 知見を基に指導モデルを開発する アプローチはボトムアップ • 「教育現場でどういうことが起こっているのか」を考慮 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 23
  25. 25. 今回は… • 予備実践[6]で得られた課題を分析し、 知見をまとめた • 提案する問題解決指導モデルの方針を確認した 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 24
  26. 26. 予備実践 25
  27. 27. 予備実践の概要 (1) • 東京学芸大学 全学共通科目「情報」を担当 • 単元「ICT を活用した問題解決」 • ICTを活用したグループワークを行う • 期間: 2014年5月22日~7月24日 (10週間) • 対象: 2クラス (大学1年生) • 36名 6グループ, 46名 10グループ (計82名 16グループ) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 26
  28. 28. 予備実践の概要 (2) • スケジュール • 方法: • 学生がプロジェクト管理のフェーズに沿って 問題解決を行い,講師に進捗と課題を報告する • 最後にグループ毎にプレゼンを行い,評価を行う 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 27 立ち 上げ 計画 実行 監視 コントロール 終結 1週間 1,2週間 4,5週間 3週間
  29. 29. 収集データ • 進捗報告のための成果物を3点指定 ① プロジェクト憲章 (スタートとゴールを定義) ② スケジュール (作業の予定と実績を管理) ③ 課題管理表 (発生した課題を管理) • 計画・実行フェーズでは 毎週、成果物を元にヒアリングを実施 • ヒアリングは講義時間の一部を割当 (30分程度) • これらを元に分析を行う 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 28 ※プロジェクト管理の専門家と協議の上、決定
  30. 30. ① プロジェクト憲章 • 立ち上げフェーズで作成する • 記載する項目 • 背景と目的 • 最終成果物 • スケジュール概要 • プロジェクトリーダ、メンバ • 概算予算 (割く時間でも良い) • 制約条件 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 29
  31. 31. ② スケジュール • プロジェクト計画フェーズで作成する • 記載する項目 • 細分化した作業 • 担当者 • 予定日 • 実際の実行日 • 今回はひな形を配布した 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 30
  32. 32. 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 31
  33. 33. 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 32 細分化した 作業
  34. 34. 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 33 細分化した 作業 担 当 者
  35. 35. 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 34 細分化した 作業 担 当 者 予 定
  36. 36. 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 35 実 績 細分化した 作業 担 当 者 予 定
  37. 37. 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 36 実行フェーズの作業項目を記入し、 「実績」欄を埋めれば進捗管理が行える
  38. 38. ③ 課題管理表 • 計画フェーズ以降で利用 • あらゆる課題を記載し、 課題の状態を 「未着手」「対応中」「完了」で表現 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 37
  39. 39. 立ち上げ 計画 実行 監視 終結 統合 (6) スコープ (6) タイム (7) コスト (4) 品質 (3) 人的資源 (4) コミュニケーション (3) リスク (6) 調達 (4) ステークホルダ (4) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 38 知 識 エ リ ア フェーズ 課題とプロジェクト管理プロセスを重ねあわせる 学生がつまずきやすいポイントとタイミングを把握 重点的に指導すべきポイントとタイミングを把握 課題管理表
  40. 40. 課題原因の 分析 39
  41. 41. 課題とフェーズ ✕ 知識エリアの対応付け • 分類方法: • 課題管理表で収集した全ての課題を PMBOKにおけるフェーズ ✕ 知識エリアにマッピング • フェーズ (+ ガイダンス) • ガイダンス (問題解決に取り組む前の説明) • 立ち上げ • 計画 • 実行・監視 • 終結 • 課題件数: • 132件 (16グループ) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 40
  42. 42. 課題の分類方法 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 41 知識エリア 判断基準 統合 予定していた最終成果物を変更する 必要な成果物を把握していない など スコープ 作業内容、範囲に関する課題 作業内容が曖昧など タイム スケジュールに関する課題 コスト プロジェクトにかかる費用に関する課題 品質 予定していた品質より品質を落とすなど 人的資源 担当と割り当て時間に関する課題 (作業の偏りなど) メンバの予備知識に関する課題 コミュニケーション グループ内のコミュニケーションに関する課題 リスク リスクを想定するにあたる関する課題 想定していなかったリスクに関する課題 調達 必要だった物品、サービスがないなど 利害関係者 グループ以外の利害関係者に関する課題 (大学の事務、講師、地域の方々など) その他 課題ではないもの
  43. 43. 課題管理表 (抜粋) 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 42 課題ID課題発生日課題概要 統 合 ス コ ー プ タ イ ム コ ス ト 品 質 人 的 資 源 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン リ ス ク 調 達 利 害 関 係 者 そ の 他 統 合 ス コ ー プ タ イ ム コ ス ト 品 質 人 的 資 源 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン リ ス ク 調 達 利 害 関 係 者 そ の 他 統 合 ス コ ー プ タ イ ム コ ス ト 品 質 人 的 資 源 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン リ ス ク 調 達 利 害 関 係 者 そ の 他 統 合 ス コ ー プ タ イ ム コ ス ト 品 質 1 6月2日 PMが課題管理表の存在を忘れていた ○ 2 6月2日 中村君が体調不良で会議に参加できない 3 6月2日 効率の良い課題管理表の共有方法が見つからな ○ 4 6月2日 中村君と連絡が取れない ○ ○ ○ 5 6月3日 井上君とPMのSkypeのチャット機能が通じない ○ ○ 6 6月4日 粟屋さんの携帯が壊れてしまった 7 6月5日 中村君と連絡が取れない一時的に連絡が取れた が、再び連絡不能に 8 6月5日 中村君と連絡が取れず、場所・人員調査検討作業 の進行状況が不明 ○ ○ ○ ○ ○ 9 6月5日 情報収集の期間が短い ○ 10 6月5日 中村君の仕事の分担をどうするか 11 6月5日 場所・人員調査検討という作業の内容がぼんやり としていて作業に取り掛かりにくい ○ ○ 12 6月9日 粟屋さんの家にプリンターがなく、情報収集した内 容を印刷できない ○ 13 6月16日 会議に参加できないメンバが居る ○ ○ ○ 14 6月22日 ほかの課題との競合が発生、体調不良者頻出 ○ ○ 15 6月26日 中村君が来ないため、彼の仕事を分配しなければ 16 6月26日 中村君の名前をPPに入れるか否か 17 7月9日 PMがPCにお茶をこぼしデータ消失 1 5月30日 メンバーに急用が入り会議を断念 ○ ○ ○ 2 5月31日 小金井祭実行委員から聞いた情報が勝俣さんから 報告されない ○ ○ 3 6月1日 5/30に行えなかった会議を行おうとするも断念 ○ ○ 4 6月4日 勝俣さんからの報告を全員が見ていない ○ 5 6月5日 出店するにあたり金銭面の問題が浮上 ○ ○ ○ ○ 6 6月5日 学生課への交渉 ○ ○ 7 6月12日 LINEで会議するも難航 ○ 8 6月12日 Webclassに不具合が発生 9 6月12日 Webclassが復旧 10 6月17日 LINEでの会議に全員参加せず ○ 11 6月18日 勝俣に緊急事態 12 6月20日 近本にメールが送れない ○ 13 6月21日 LINEでの会議が中断 ○ 14 6月22日 テンプレートの共有方法をどうするか ○ ガイダンス 立ち上げ 計画 実 課題 フェーズ x 知識エリア
  44. 44. 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 43 0 ガイダンス 立ち上げ 計画 実行 終結 知識エリア別 統合 100.0% 32.0% 3.9% 1.4% 0.0% 6.3% スコープ 0.0% 28.0% 9.7% 1.4% 0.0% 9.1% タイム 0.0% 4.0% 32.3% 12.7% 0.0% 23.8% コスト 0.0% 8.0% 3.2% 0.0% 0.0% 2.8% 品質 0.0% 4.0% 4.5% 5.6% 0.0% 4.8% 人的資源 0.0% 4.0% 11.6% 12.7% 0.0% 11.1% コミュニケーション 0.0% 0.0% 16.8% 25.4% 0.0% 17.5% リスク 0.0% 0.0% 7.1% 32.4% 0.0% 13.5% 調達 0.0% 0.0% 3.2% 5.6% 0.0% 3.6% 利害関係者 0.0% 20.0% 7.1% 1.4% 0.0% 6.7% その他 0.0% 0.0% 0.6% 1.4% 0.0% 0.8% フェーズ別合計 0.4% 9.9% 61.5% 28.2% 0.0% 100.0% 知識エリア フェーズ
  45. 45. 0 ガイダンス 立ち上げ 計画 実行 終結 知識エリア別 統合 100.0% 32.0% 3.9% 1.4% 0.0% 6.3% スコープ 0.0% 28.0% 9.7% 1.4% 0.0% 9.1% タイム 0.0% 4.0% 32.3% 12.7% 0.0% 23.8% コスト 0.0% 8.0% 3.2% 0.0% 0.0% 2.8% 品質 0.0% 4.0% 4.5% 5.6% 0.0% 4.8% 人的資源 0.0% 4.0% 11.6% 12.7% 0.0% 11.1% コミュニケーション 0.0% 0.0% 16.8% 25.4% 0.0% 17.5% リスク 0.0% 0.0% 7.1% 32.4% 0.0% 13.5% 調達 0.0% 0.0% 3.2% 5.6% 0.0% 3.6% 利害関係者 0.0% 20.0% 7.1% 1.4% 0.0% 6.7% その他 0.0% 0.0% 0.6% 1.4% 0.0% 0.8% フェーズ別合計 0.4% 9.9% 61.5% 28.2% 0.0% 100.0% 知識エリア フェーズ 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 44 作成すべき成果物を 把握していなかった 知見① ガイダンスでは 各フェーズの流れ・作成すべき 資料の解説を徹底する
  46. 46. 0 ガイダンス 立ち上げ 計画 実行 終結 知識エリア別 統合 100.0% 32.0% 3.9% 1.4% 0.0% 6.3% スコープ 0.0% 28.0% 9.7% 1.4% 0.0% 9.1% タイム 0.0% 4.0% 32.3% 12.7% 0.0% 23.8% コスト 0.0% 8.0% 3.2% 0.0% 0.0% 2.8% 品質 0.0% 4.0% 4.5% 5.6% 0.0% 4.8% 人的資源 0.0% 4.0% 11.6% 12.7% 0.0% 11.1% コミュニケーション 0.0% 0.0% 16.8% 25.4% 0.0% 17.5% リスク 0.0% 0.0% 7.1% 32.4% 0.0% 13.5% 調達 0.0% 0.0% 3.2% 5.6% 0.0% 3.6% 利害関係者 0.0% 20.0% 7.1% 1.4% 0.0% 6.7% その他 0.0% 0.0% 0.6% 1.4% 0.0% 0.8% フェーズ別合計 0.4% 9.9% 61.5% 28.2% 0.0% 100.0% 知識エリア フェーズ 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 45 知見② 立ち上げフェーズでは 最終成果物が具体的か 現実的かを確認する 学内で食品販売の 許可を取るのに 数ヶ月かかる… 最終成果物が曖昧
  47. 47. 0 ガイダンス 立ち上げ 計画 実行 終結 知識エリア別 統合 100.0% 32.0% 3.9% 1.4% 0.0% 6.3% スコープ 0.0% 28.0% 9.7% 1.4% 0.0% 9.1% タイム 0.0% 4.0% 32.3% 12.7% 0.0% 23.8% コスト 0.0% 8.0% 3.2% 0.0% 0.0% 2.8% 品質 0.0% 4.0% 4.5% 5.6% 0.0% 4.8% 人的資源 0.0% 4.0% 11.6% 12.7% 0.0% 11.1% コミュニケーション 0.0% 0.0% 16.8% 25.4% 0.0% 17.5% リスク 0.0% 0.0% 7.1% 32.4% 0.0% 13.5% 調達 0.0% 0.0% 3.2% 5.6% 0.0% 3.6% 利害関係者 0.0% 20.0% 7.1% 1.4% 0.0% 6.7% その他 0.0% 0.0% 0.6% 1.4% 0.0% 0.8% フェーズ別合計 0.4% 9.9% 61.5% 28.2% 0.0% 100.0% 知識エリア フェーズ 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 46 知見③-4 チーム内全員で コミュニケーションが 行えるかを確認する 知見③-5 リスクを網羅的に 挙げられているか確認する 知見③-1 作業の粒度が適切か 知見③-3 作業分担の偏りが ないかを確認する 知見③-6 利害関係者に関する 作業の日数を確認する 知見③-2 作業の見積もりが現実的か
  48. 48. 0 ガイダンス 立ち上げ 計画 実行 終結 知識エリア別 統合 100.0% 32.0% 3.9% 1.4% 0.0% 6.3% スコープ 0.0% 28.0% 9.7% 1.4% 0.0% 9.1% タイム 0.0% 4.0% 32.3% 12.7% 0.0% 23.8% コスト 0.0% 8.0% 3.2% 0.0% 0.0% 2.8% 品質 0.0% 4.0% 4.5% 5.6% 0.0% 4.8% 人的資源 0.0% 4.0% 11.6% 12.7% 0.0% 11.1% コミュニケーション 0.0% 0.0% 16.8% 25.4% 0.0% 17.5% リスク 0.0% 0.0% 7.1% 32.4% 0.0% 13.5% 調達 0.0% 0.0% 3.2% 5.6% 0.0% 3.6% 利害関係者 0.0% 20.0% 7.1% 1.4% 0.0% 6.7% その他 0.0% 0.0% 0.6% 1.4% 0.0% 0.8% フェーズ別合計 0.4% 9.9% 61.5% 28.2% 0.0% 100.0% 知識エリア フェーズ 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 47 知見④ PCの不具合,メンバ の体調不良に 起因する課題が多い
  49. 49. 得られた知見 • ガイダンス : 各フェーズの流れ・作成すべき資料の解説を徹底 • 立ち上げ : 最終成果物が具体的か,現実的かを確認 利害関係者等の制約によって実現不可能… • 計画 : 作業の粒度,見積もりが現実的かを確認 作業分担の偏りを確認 利害関係者に関する作業の日数を確認 チーム内全員でコミュニケーションが行えるか リスクを網羅的に想定できているかを確認 • 実行 : PCの不具合,メンバの体調不良等が想定できる 事前に対策を講じる. 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 48 これらを考慮した指導モデルを開発
  50. 50. 指導モデルの 方針の確認 49
  51. 51. 指導モデルの方針の確認 • 目的: 「指導モデルにPMBOKを導入する」 という方針が概ね良さそうかを確認する • 実施教科: 東京学芸大学 科目「情報」 単元「ICT を活用した問題解決」 • 方法: 予備実践後にアンケートを実施 • 予備実践の指導効果を通して方針を確認する • 指導対象: 2クラス (大学1年生) • 36名 6グループ, 46名 10グループ (計82名 16グループ) • 60名からアンケートが回収できた 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 50
  52. 52. 学生の事前知識・経験の確認 1. 小学生の頃、問題解決について学習したか? 2. それは、どのような内容か? 3. 中学生の頃、問題解決について学習したか? 4. それは、どのような内容か? 5. 高校生の頃、問題解決について学習したか? 6. それは、どのような内容か? 7. 受講までに問題解決の手順を学んだか? 8. それは、どのような手順か? 9. 今回との違いは? 予備実践の指導効果の確認 10.問題解決の手順が理解できたか? 11.問題解決のポイントが見つかったか? 12.それはどのようなポイントか? 13.教訓が得られたか? 14.それはどのような教訓か? 15.リーダを決定する際のポイントは? 16.メンバを選択する際のポイントは? 17.役割分担での気をつけた点は? 18.問題解決の手順を理解できたか? 19.問題解決のポイントが理解できたか? 20.就職活動で役立ちそうか? 21.就職後に役立ちそうか? 22.教師になった場合に、教えられそうか? 23.学生に問題解決を指導する上で、 まだ理解できていない点、詳細に知りたい点 アンケートの内容 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 51 • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q • Q
  53. 53. アンケートの結果 (学生の事前知識・経験の確認) • 問題解決の「手順」を学んでいた学生は6.7% • 問題解決の手順については「初学者」が多数 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 52 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 高校までに問題解決の手順を学んだか はい いいえ
  54. 54. アンケートの結果 (予備実践の指導効果の確認) • 問題解決の手順、ポイントとも 「理解できた」「理解できたと思う」が 90%を超えている 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 53 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 手順の理解 ポイントの理解 問題解決手順の理解 理解できた 理解できたと思う あまり理解できていない 全く理解できていない
  55. 55. アンケートの結果 (予備実践の指導効果の確認) • 就職活動に役立ちそうだと思う学生は約95% • 就職後に役立ちそうだと思う学生は100% 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 54 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 就職活動 就職後 就職活動,就職後に役立ちそうか そう思う ややそう思う ややそう思わない そう思わない
  56. 56. アンケートの結果 (予備実践の指導効果の確認) • 教師として問題解決を指導できそうかは、 80%以上の学生がポジティブな回答 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 55 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 教師として問題解決を指導できそうか 指導できる 指導のヒントが得られた 指導は難しい 指導できない
  57. 57. 指導モデルの方針の確認のまとめ • 問題解決手順の初学者が90%以上 • 問題解決の手順、ポイントについて 90%以上が理解できている • 就職活動、就職後に役立ちそうだと 感じている学生が95%以上 • 教師として問題解決を指導する際に 役立ちそうだと感じている学生が80%以上 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 56 PMBOKを導入するという方向性で問題ない
  58. 58. おわりに
  59. 59. おわりに • まとめ • 問題解決指導の予備実践を行い、知見をまとめた • 指導モデルにPMBOKを導入することが 問題ないことを確認 • 課題 • 問題解決指導法のモデル化 • 提案する問題解決指導モデルに基づく実践 • 提案する問題解決指導モデルの評価 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 58 指導モデルの 評価 指導モデルに 基づく実践 問題解決 指導法の モデル化 知見の獲得 方向性の確認 予備実践 問題解決 指導法の検討
  60. 60. 参考文献 • [1] 文部科学省,"高等学校学習指導要領",2009. • [2] 文部科学省,"高等学校学習指導要領解説 総則編",2009. • [3] 文部科学省,"高等学校学習指導要領解説 情報編",2010. • [4] Project Management Institute, A Guide to the Project Management Body of Knowledge, 2013. • [5] 佐藤克己,櫨山淳雄,宮寺庸造,"課程認定科目「情報と職業」における体系的な問題解 決手法の提案",日本情報科教育学会第6回全国大会講演論文集, pp.23-24,2013. • [6] 佐藤克己,林直宏, 櫨山淳雄,宮寺庸造,"プロジェクト管理手法を活用した問題解決指導 法開発のための予備実践",日本情報科教育学会第7回全国大会講演論文集, pp.15-16,2014. 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 59
  61. 61. 質疑応答用 60
  62. 62. 学生が取り組んだテーマ (1) • 学芸アートフェスタの企画 • レンタサイクルシステム構築の計画 • 大学内でかき氷店を出店する計画 • 休日に正門以外の校内敷地出入り口を開放する ためのプランを立て、学校側に提出 • 仙台七夕祭りに出店する計画 • 大学内のウッドデッキを紹介する映像制作 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 61
  63. 63. 学生が取り組んだテーマ (2) • 幼児期~小学校低学年に使えるおもちゃの制作 • 親子で一緒に楽しみながら読める紙絵本を作る • 大学で使えるポイントカードの企画 • 「アンパンマン」の指人形を作る • 子ども向けワークショップの企画 • 低価格低カロリーを追及した炊飯器ケーキのレシピ作成 • 大学内の双方向型の情報提供サービス「がくげいなび!」の原案 • カフェの出店の計画 • 留学生や新入生にわかりやすい学内マップの制作 • 学食人気ランキングの作成 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 62
  64. 64. 問題解決指導の先行研究 • TRIZ / USIT • アイデアを数多く・網羅的に編み出すための 体系的な発想法 • KJ法 • データをまとめるための手法、発想法 • マインドマップ • 思考を視覚化する発想法 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 63 「問題の発見・解決法、アプローチへの気付き」 実際の解決までの詳細なプロセスは…? 問題発見と 明確化 分析 解決策の 検討 実践 結果の評価
  65. 65. 教科「情報」で扱う問題解決 • 科目「情報の科学」 • (2) 問題解決とコンピュータの活用 • ア 問題解決の基本的な考え方 • イ 問題の解決と処理手順の自動化 • ウ モデル化とシミュレーション • (3) 情報の管理と問題解決 • ア 情報通信ネットワークと問題解決 • イ 情報の蓄積・管理とデータベース • ウ 問題解決の評価と改善 • 科目「社会と情報」 • (4) 望ましい情報社会の構築 • ウ 情報社会における問題の解決 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 64 高等学校学習指導要領解説 情報編[3] 期限があり、 主にICTを活用して 解決できる問題を扱う
  66. 66. 扱う「問題」の範囲 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 65 問題全体の集合 期限がある問題 高校の教科「情報」で扱っている問題 問題解決の手段として挙げている • 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング) • モデル化とシミュレーション • データベースと情報検索
  67. 67. 扱う「問題」の範囲 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 66 問題全体の集合 期限がある問題 = プロジェクトとして扱える問題 高校の教科「情報」で扱っている問題 問題解決の手段として挙げている • 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング) • モデル化とシミュレーション • データベースと情報検索
  68. 68. 扱う「問題」の範囲 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 67 問題全体の集合 期限がある問題 = プロジェクトとして扱える問題 高校の教科「情報」で扱っている問題 問題解決の手段として挙げている • 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング) • モデル化とシミュレーション • データベースと情報検索 プロジェクトとは、 独自の製品、サービス、所産を創造する ために実施される有期性の業務である。 所産: 結果、成果、産み出されるもの プロジェクトの定義 PMBOK 日本語版 より
  69. 69. 扱う「問題」の範囲 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 68 問題全体の集合 期限がある問題 = プロジェクトとして扱える問題 様々な業種・職種における問題が含まれる 教員を目指す学生が理解している必要があると考えられる範囲 高校の教科「情報」で扱っている問題 問題解決の手段として挙げている • 問題の解決と処理手順の自動化 (アルゴリズムとプログラミング) • モデル化とシミュレーション • データベースと情報検索 教科「情報」の教員を目指す学生は、 教科「情報」で扱っている問題を理解しているだけでなく、 様々な業種・職種における問題解決を 理解している必要があると考えられる
  70. 70. 問題解決をプロジェクトとして捉える • プロジェクト • 有期性 • 独自性 • 段階的詳細化が必要 • 問題解決 • 期間が決まっている • 成果物が独自 • 継続して着実に 内容を追加する必要あり • 注意深く詳細に練り上げ 完全に作りこむ必要あり 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 69 問題解決は プロジェクトとして捉えることができる
  71. 71. 問題解決をプロジェクトとして扱うメリット • 体系的、段階的に指導することが可能 • プロセスが明確で一貫している • (例:立ち上げ、計画、実行、終結、監視・コントロール) • 管理する観点が明確 • (例: スケジュール、品質、コスト など) • 成果物がイメージしやすい 2015年6月27,28日 日本情報科教育学会 第8回全国大会 / Info screw inc. 70

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