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ソーシャルメディアを活用したオープンイノベーションの可能性 -CS立体図を事例として-

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CS立体図, オープンイノベーション, FOSS4G

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ソーシャルメディアを活用したオープンイノベーションの可能性 -CS立体図を事例として-

  1. 1. 「農研機構」は国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネームです。 ソーシャルメディアを活用した オープンイノベーションの可能性 -CS立体図を事例として- 農研機構農業環境変動センター OSGeo財団日本支部 岩崎 亘典
  2. 2. JpGU-AGU Joint Meeting 2017 ソーシャルメディアと地球惑星科学 2017/05/21 オープンイノベーションとは? -本発表の背景と目的-
  3. 3. そもそもイノベーションとは? • WikiPediaの説明がいいと思う – 社会的意義のある新たな価値を創造 – 自発的な人・組織・社会の幅広い変革 • 「技術の発明」や「経済的発展」に限らない。 – と定議して話を進めます 3オープンイノベーションとは? https://ja.wikipedia.org/wiki/イノベーション
  4. 4. それではオープンイノベーションは? • 「クローズドイノベーション」の限界 – Chesbrough教授の「Open Innovation」が 注目の契機 4オープンイノベーションとは? 出典:NEDOオープンイノベーション白書初版
  5. 5. 乗り遅れた日本 5オープンイノベーションとは? • 2010年内閣府のレポート – ぜひご一読を。現状もさして変わらず http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/seisaku/haihu07/haihu-si07.html
  6. 6. OI 1.0 から 2.0 へ • 技術開発から社会的共通課題解決 • 企業から市民・ユーザ – 「Code for」などのCivic Tech 6オープンイノベーションとは? 出典:NEDOオープンイノベーション白書初版
  7. 7. インクルーシブ・イノベーション • イノベーションの包摂性を重視 – 2017G7つくば科技相会議で採択 7オープンイノベーションとは?
  8. 8. OI2.0とソーシャルメディア • 幅広い主体の参画が求められるOI2.0 – ソーシャルメディアの貢献が期待 • ソーシャルメディアとOIの可能性を報告 – CS立体図の活用を事例 8本発表の目的 DEMとCS立体図の比較
  9. 9. JpGU-AGU Joint Meeting 2017 ソーシャルメディアと地球惑星科学 2017/05/21 CS立体図の活用にみる ソーシャルメディアの活用した オープンイノベーション可能性
  10. 10. 曲率と傾斜を用いた立体図法 • 標高、曲率、傾斜にもとづき彩色 – CurvatureとSlopeから「CS」と命名 – 複数のレイヤを透過させ表現 • 長野県林業総合センターにて開発 – 林業分野での地形判読が開発目的 10CS立体図について 戸田(2014)
  11. 11. CS立体図の作成について • ArcGIS用の作成ソフトが開発されていた – 森林総研・大丸氏が作成 • おもに林業分野での活用 11CS立体図について
  12. 12. ソーシャルメディアでのCS立体図 • 森林土木memoさんの記事 – 2016年11月20日のエントリー • セミナーが12月5~7日でタイミングがよい! 12ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 http://koutochas.seesaa.net/article/444171690.html
  13. 13. FOSS4G Advent Calendar 2016での公開 • Leafletでの実装(12月9日) – G空間情報センターで知られたとのこと – Qiitaで公開 • 「山で迷子にならないために使いたい、という需要も あるみたいです。思わぬ収穫でした」 13ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 http://qiita.com/frogcat/items/b9aaa3df866a89d46ef5
  14. 14. ワークショップでの利用 • みんなでつくろう「私たちの信州」ワー クショップ – 1月21日開催 14ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用
  15. 15. 北海道版CS地図の公開 • 2017年1月26日に北海道版、2月16日に は九州・沖縄版 15ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用
  16. 16. Deep Learningへ展開 • Facebook上でのやり取りからDeep Learningへ応用 – 地質図を使用するといいというアドバイスも 16ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 https://www.facebook.com/makinux7/posts/10211308473888738 https://www.facebook.com/makinux7/posts/10211310645743033?pnref=story
  17. 17. Deep Learningへの展開 • FOSS4G Advent Calendar 2016 – 12月16日に公開 17ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用
  18. 18. CS立体図に関する勉強会の開催 • 2017年1月19日および1月30日 – 1回目の開催後に、2回目の実施を決定 • 都合よく、北海道の開発者が参加できることになった – 19日の様子はHackpadでまとめる • 林業、考古学など様々分野の研究者、実務者が参加 18ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 https://hackpad.com/ep/pad/static/XEObcZ90G35
  19. 19. QGIS用CS立体図作成プラグインの開発 • 2回目の勉強会を受けて、1月31日に公開 19ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 https://github.com/waigania13/csmap_plugin
  20. 20. 投稿後の展開 • CSMap on leafletが地理院地図 火山基本図に対応 20ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 https://www.facebook.com/yuzo.matsuzawa.829/posts/824999414318519 https://frogcat.github.io/csmap/#15/31.9474/130.8511
  21. 21. 投稿後の展開 • 長野県によるCS立体図公開 – G空間情報センター経由,10m DEMより作成 21ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用
  22. 22. 投稿後の展開 • 日本CS立体図、京都、大阪、和歌山が追加 – 場所によっては5m DEMも使用 22ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 http://kouapp.main.jp/csmap/japan/csjapan.html
  23. 23. オープンな要素がソーシャルメディアで繋がった 技術系ソーシャルメディアの活用 23CS立体図活用にみるOIの可能性 CS立体図の活用 オープンな手法 オープンソース オープンな規格 オープンデータ GitHub Hackpad Qiita G空間情報センター
  24. 24. CS立体図の作成手法 24CS立体図活用にみるOIの可能性 • オープンな手法は安心して使える – 「学術」・「非商用」などは判断が困難
  25. 25. Leaflet、QGIS、pix2pix • オープンソースソフトが活用された – プロプライエタリの場合業務外利用が困難 • 最新の成果を即座に利用できる – 特にDeep Learning 25CS立体図活用にみるOIの可能性
  26. 26. 地理院標高タイル • 標高値をタイル形式で公開 • http://maps.gsi.go.jp/development/demtile.html – pix2pixでは、PNG標高タイルも利用 • https://gsj-seamless.jp/labs/elev/#elev 26CS立体図活用にみるOIの可能性
  27. 27. 地図タイル形式 • 標準化された地理空間情報 27CS立体図活用にみるOIの可能性
  28. 28. 既存の地理空間情報データの欠点 • データが可視化されていない。使いたいデータ なのかどうか不明 • ファイル形式や座標系変換、データの結合、切 り出しなどの準備が必要 28CS立体図活用にみるOIの可能性
  29. 29. 既存の地理空間情報データの欠点→地図タイル形式の利点 • データが可視化されていない、使いたいデータ なのかどうか不明 閲覧用データなので可視化されている 用途に合うかどうか確認できる • ファイル形式や座標系変換、データの結合、切 り出しなどの準備が必要 座標系が統一されている、形式変換も容易 JPG、PNG、GeoJSONなどWebフレンドリー {z}/{x}/{y}を指定すれば、必要なデータが 入手できる ただし,原点に注意は必要 29CS立体図活用にみるOIの可能性
  30. 30. オープンな要素がソーシャルメディアで繋がった • ソーシャルメディアが個々の要素をつなぐ • 様々な主体が参加可能 30ソーシャルメディアを通じて拡大したCS立体図活用 CS立体図の活用 オープンな手法 オープンソース オープンな規格 オープンデータ GitHub Hackpad Qiita G空間情報センター
  31. 31. まとめ • オープンイノベーションとは – 新しいイノベーションの形 • 様々な主体の参画,社会的課題の解決 • CS立体図の活用 – 典型的なオープンイノベーション • オープンな要素により構成 – ソーシャルメディアによって活用が広がる • 技術系ソーシャルメディアの利用 – Hackpadは終わっちゃうけど・・・ • ソーシャルメディアを利用したオープン イノベーションが期待される 31ソーシャルメディアを活用したオープンイノベーションの可能性

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