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「八戸市営バスGTFS-JPデータ 作成プロジェクト」公共交通オープンデータ最前線 in インターナショナルオープンデータデイ2019

  1. 公共交通オープンデータ最前線 in インターナショナルオープンデータデイ 2019 八戸市営バスGTFS-JPデータ 作成プロジェクト 2019年3月2日 青い森ウェブ工房 代表福田匡彦 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02
  2. ・東京で8年間ほど会社員ウェブプログラマー ・主な職歴 雑誌「東京ウォー◯ー」のウェブサイト運営会社へ常駐 ゲーム会社「元気」勤務 ・2008年 地元八戸市へUターンし、青い森ウェブ工房を開業 ・2011年6月から全国対応「バス停検索」サービスを運営中。 URL https://buste.in/ (http://バス停検索.jp/ でも可) 〜このあたりからバスが趣味から仕事になり始める〜 ・標準的なバス情報フォーマット広め隊のメンバー (以下:広め隊) 福田の自己紹介 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02
  3. ただいま、八戸市営バスのGTFS-JP データを作り、Googleマップへ掲載と オープンデータ化すべく、地元の産官 学が力を合わせて、データ作成を進め ています。 このプロジェクトは? 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02
  4. 本プロジェクト参加メンバー 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02  八戸市役所 都市整備部 都市政策課 相模 将喜氏  八戸市交通部 三浦 隼人氏、桑原 壮生氏  八戸工業大学 武山 泰先生、小久保 温先生、伊藤 智也先生  株式会社アイティコワーク 岡本 信也氏  青い森ウェブ工房 福田 匡彦
  5.  青森市営バス 言わずとしれたGTFS&オープンデータ化の先進事例!  南部バス(岩手県北自動車南部支社) 親会社みちのりホールディングスが、GTFS&オープン データ化の方針発表済み 今後オープンデータ化されると思われる  他に、青森県内の大手バス会社でも、オープンデータ 化されるのではとの噂あり (あくまで噂です) 2019/03/02青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 青森県内のGTFS対応状況(噂含む)
  6. ■一般路線バス  青森市営バス全線(青森市)  JRバス東北全線 (青森市、むつ市、十和田湖〜青森・八戸等)  南部バス (昨年11月頃に五戸管内以外で掲載を確認) ■長距離路線など  高速バス(一部)  空港連絡バス (青森空港〜青森・弘前、三沢空港〜八戸) (※福田調べ) 2019/03/02青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 青森県内のGoogleマップ への掲載状況
  7. ◎一般路線は主に三事業者が運行。  八戸市営バス(八戸市交通部) 運行:八戸市内 車両数118台 低床車率51.7%(2018/3現在)  南部バス(岩手県北自動車南部支社) ※2017年3月に岩手県北自動車へ事業譲渡 運行:八戸、三戸郡、十和田、岩手県洋野、軽米 車両数126台 低床車率15.1% (2016/3現在、旧南部バス分)  十鉄バス(十和田観光電鉄) 運行:十和田、三沢、八戸、上北郡等 車両数102台 低床車率52.9%(2018/3現在) ・車両数と低床車率は国交省資料「全国乗合バス事業者の 移動円滑化基準適合車両導入状況」より 2019/03/02青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 八戸市内の路線バス事情
  8.  ダイヤシステム(大手メーカー製)  バスロケーションシステム(N社製)  運賃表示器(O社製)  八戸市交通部では、それぞれ別メーカーの製品を 導入している 通常の運用では問題無いが、バス停や系統のコー ド番号が統一できておらず、GTFS化には壁となる… 参考:交通部の現行システム構成 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02
  9.  2018年4月 青森市営バスでGTFSデータを作成&オープン データとして公開  同じ頃、公共交通政策担当に赴任した相模氏が、八戸でも GTFSデータを作成しようと決意  2018年8月 広め隊メンバーが八戸へ立ち寄ってくれて、疑 問や不安などをあれこれ質問する。 八戸市交通部の現行ダイヤシステムへGTFS出力機能追加を検 討する しかし、見積もり金額が予想よりも大きく、他の手段を模索 地元民の力を合わせれば、GTFSデータを作れるのではないか とメンバーに打診 GTFSデータ作成の経緯1 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02
  10.  2018年9月 まずは一度メンバーで集まる 交通部からダイヤシステム出力データや運賃データなどの必 要な情報を提供してもらう  福田もGTFS化を試みるも、ダイヤシステムの出力データを 解読するのも大変で、これを加工するのは難しいかなと二の 足を踏む…  その間にも、着々と武山先生がGTFSデータ作成を進める (主にR言語を使用)  2019年1月 GTFSデータが出来つつあり、状況の確認や意見 交換のため、もう一度メンバーで集まる GTFSデータ作成の経緯2 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02
  11.  目標:手動の作業を極力生じないシステムとする →多忙な現場の仕事を増やさないため  現行ダイヤシステムではGTFS出力不可 →出力機能の実装には、多額の予算が必要 しかも、実装しても出力データには、運賃データ やバス停標柱の位置情報を含まない仕様… (ダイヤシステムとは別に管理しているため) 2019/03/02青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ ポイントや苦労した点
  12.  運賃データとダイヤシステムデータ、バスロケ データ(標柱位置情報に使用)とでは、バス停や系 統に関するコードが一部で一致しないことも判明 … (※日常的な運用では問題無い) →変換表を用意して対応 2019/03/02青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ コード番号の不一致
  13.  当初、用意できた運賃情報は三角運賃表のみであ り、そこからバス停間の運賃を引き出すのは難し い →しかし、広め隊メンバーに相談すると、LCDタ イプの運賃表示器用データを流用すれば良いとアド バイスを受ける ちょうど、八戸市交通部でもLCDタイプを導入し 始めていたことが功を奏した 運賃データ 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02
  14.  現在 GTFSデータβ版を作成して、まずは「GTFS Viewer」にて公開目指し準備中。 http://tshimada291.sakura.ne.jp/transport/gtfs -viewer/  Googleマップへ掲載 →Googleトランジットアカウントを準備中  オープンデータとして公開 →既に八戸市のオープンデータ用ページあり 2019/03/02青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 今後の予定
  15. 本日3/2、八戸市内では「インターナショナル・オー プンデータ・デイ2019 in はちのへ」を開催してい ます。 なんと、ワークショップの1つは、 「標準的なバス情報フォーマット」を学ぼうです! 現地メンバーに、会場の様子を撮影してもらってい ますのでご覧ください。 (※プロジェクトメンバーは八戸会場で活動中) IODD八戸ではGTFSもテーマ! 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02
  16.  青い森ウェブ工房 福田匡彦 • ご質問やお問い合わせは下記へ url: https://8nohe.info/work/ Twitter @8nohe 2019年3月2日 ご清聴ありがとうございました 青い森ウェブ工房 https://8nohe.info/work/ 2019/03/02
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