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MRによる磁界の可視化を用いた授業の実践結果

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目に見えない現象を学習することは難しい。しかし複合現実(MR)は、そのような学習を支援する可能性を持っている。今回は、目に見えない現象として磁界をとりあげ、可視化教材アプリを開発し、授業プログラムを作成した。そして、8 つの機会で授業を実践した。授業するたびに様々な問題点・課題が判明し、教材アプリを改良し、授業プログラムを改善した。最終的に学習効果は上昇し満足度は良好であった。MR は目に見えない現象の学習を十分支援できることができることがわかった。

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MRによる磁界の可視化を用いた授業の実践結果

  1. 1. MRによる磁界の可視化 を用いた授業の実践結果 ○植田 達郎 三重大学非常勤講師 川田 博基 三重中学校・高等学校
  2. 2. 論文  http://www.jsse.jp/~kenkyu/201732/10/20183210 _29-32.pdf
  3. 3. アジェンダ 1. 背景 2. 研究の目的 3. 方法 4. 結果 5. 考察
  4. 4. 1. 背景
  5. 5. 背景 ① 目に見えない現象の学習 ② 磁界の学習 ③ 複合現実(MR)とは
  6. 6. ①目に見えない現象の学習  理科の学習  身に見えない現象  難しい  可視化  ICT技術の複合現実  有効か?
  7. 7. ②磁界の学習  磁界の理解は難しい  様々な取り組み  AR  MR(今回)
  8. 8. ③複合現実(MR)とは  新しい技術  2017年に先行  仮想の映像  現実世界に配置  周囲から観察  インタラクション
  9. 9. ③複合現実(MR)とは  理科の学習とは  身の回りの現象のしくみ  現実にイメージや情報を 付与  例
  10. 10. 複合現実と理科  「見えない」現象が「見える」ようになる  複合現実は理科に向いている  今回  残念ながら現実に情報を付与できなかった  仮想的な現象を体験
  11. 11. 2. 研究の目的
  12. 12. 研究の目的  題材:磁界  複合現実(MR)  教材アプリ  授業プログラム  授業を実施  有効性を確かめる
  13. 13. 3. 方法
  14. 14. 方法 ① 教材アプリの作成 ② 授業プログラムの作成 ③ 授業の実施 ④ 効果の評価
  15. 15. ①教材アプリの開発  教材アプリの作成  磁界を可視化  繰り返し  反応を分析→改善  対個人→対集団
  16. 16. ②授業プログラムの作成 1. 事前学習テスト 2. 磁石と鉄粉 3. 複合現実ヘッドセット 1. 平面 2. 3次元 4. 残りの生徒 5. 磁石と鉄粉 6. 事後学習テスト+アンケート
  17. 17. ④効果の評価  小テスト  NPS(ネット・プロモーター・スコア) あなたは、この商品を親しい友人や 家族にどの程度すすめたいと思いま すか?(0~10)
  18. 18. 4. 結果
  19. 19. 結果 ① 展示会での出展 ② 学校での授業 ③ 学習テスト ④ 満足度
  20. 20. ①展示会での出展  操作性や視認性に問題がある →良好な反応
  21. 21. ②学校での授業  問題  映像が細かい  タイムラグ  体験者とその他の生徒  多い感想  「磁界は面白そう」
  22. 22. ③学習テスト 鈴鹿高校 +16% 0 50 100 150 授業前 授業後 学習テストのスコア
  23. 23. 学習テスト 三重高校 +40% 0 50 100 150 授業前 授業後 学習テストのスコア
  24. 24. ④満足度 大阪メイカーズ バザール NPS = -41 0 5 10 15 20 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 スコアごとの人数
  25. 25. 満足度 三重高校 NPS = 0 0 5 10 15 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 スコアごとの人数
  26. 26. 満足度 愛知総合 工科高校 NPS = +50 0 2 4 6 8 10 12 14 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 スコアごとの人数
  27. 27. 5. 考察
  28. 28. 考察  複合現実(MR)  授業は可能である  学習効果がある  全員に体験させると、満足度が非常に高い  興味・関心を強く喚起できる  運用  複数の単元を、同一の機器で体験できると良い  出張授業が現実的
  29. 29. おわりに  MRは必ず高い成果が出る技術だと思います  「こんなコンテンツはどうだろう?」  私がお手伝いしますので、 いっしょに論文化しましょう  共同研究、大募集中です!

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