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NPOの資金調達「ストーリーに共感してもらうことで支援を増やそう」

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2014年3月5日に仙台市で開催されたNPO支援制度・資金獲得セミナー(主催:特定非営利活動法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会)で、地星社の布田がNPOの資金調達について話した内容のスライドです。

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NPOの資金調達「ストーリーに共感してもらうことで支援を増やそう」

  1. 1. NPO支援制度・資金獲得セミナー 「ストーリーに共感してもらうことで支援を増 やそう」 地星社 代表 布田 剛 2014.3.5
  2. 2. 発表の流れ NPOの資金調達について、「ストーリーに共感してもらうことで支援を増やそ う」という視点からお話しします。 1.地星社の紹介 発 表 の 流 れ 2.ストーリーに共感してもらお う 3.共感・信頼を得る情報発信をしよう 4.支援者とのコミュニケーショ ン 5.助成金情報の集め方
  3. 3. 1.地星社の紹介 地星社の概要 地星社は、2013年3月1日に設立された宮城県岩沼市に事務所を置く団体です。 名称 特定非営利活動法人 地星社 法人設立 2013年3月1日 (任意団体設立 2012年9月1 日) 所在地 宮城県岩沼市中央4-8-77 役員 理事4名、監事2名 会員数 正会員11名、準会員(賛助会員)6名 URL http://chiseisha.org メール office@chiseisha.org (2014年1月31日現在)
  4. 4. 地星社のミッション・ビジョン 1.地星社の紹介 地星社は、ミッション(使命)とビジョン(実現したい社会)を次のように定め ています。 何をする団体か? 社会をよりよくする活動を行っている人や組織を支援し、増 やしていく団体です。 どういうことを目指しているか? 私たちひとりひとりが地域づくり・社会づくりにかかわって いく社会の実現を目指しています。
  5. 5. 地星社の設立趣旨書 1.地星社の紹介 私たちの暮らす地は、今、東日本大震災により数多の困難に直面していま す。そうした困難に対し、多くの人や組織が立ち上がり、復興に向けて助け合 い、支え合い、励まし合う活動を続けています。今回の震災は、私たちに大き な試練をもたらしましたが、その一方で私たちは、人が社会的課題に立ち向か う力の強さを改めて認識することとなりました。 社会をよりよくしようと活動する人や組織は、たとえ世の中に知られてなく ても、地上に輝く星というべき存在です。私たちが震災からの復興を成し遂 げ、その先に続く未来をつくっていくには、こうした地上の星たちを支え、増 やしていかなければなりません。なぜなら、誰かに社会づくりを任せたままで は、社会に対する不平不満から逃れることができず、そこに希望に満ちた未来 を描くことはできないからです。 私たちは、私たちひとりひとりが地域づくり・社会づくりにかかわっていく 社会を実現するために、人や組織には社会的課題を解決する力が本来備わって いることを信じ、その力が社会のために発揮されるように後押しします。そし て、人が互いを大事にし、敬い合う関係性が基盤となった社会を築いていきま す。 そのための組織として、特定非営利活動法人地星社をここに設立します。
  6. 6. 1.地星社の紹介 地星社設立の背景と経緯 地星社は、現場に近いところでの各支援団体への個別サポートの必要性を感じた NPO関係者らによって設立されました。 私たちひとり ひとりが地域 づくり・社会 づくりにかか わっていく社 会の実現 東日本大震災 の発生と多く の社会的困難 支える・増やす
  7. 7. 1.地星社の紹介 地星社の事業 地星社は、以下の3+1の事業分野で活動をしています。 ①相談・コンサルティング ②社会参加・課題解決 のしくみづくり 個別相談、継続的な団体運 営サポートなど 研究者・学生とNPOの連携推 進、地域での協働推進など ③調査・情報提供 +①人材育成・ネット ワークづくり 復興支援活動団体調査、助成金 講師派遣、講座・交流会開 情報の提供など 催など
  8. 8. 発表の流れ 「ストーリーに共感してもらうこと」の重要性についてお話しします。 1.地星社の紹介 発 表 の 流 れ 2.ストーリーに共感してもらお う 3.共感・信頼を得る情報発信をしよう 4.支援者とのコミュニケーショ ン 5.助成金情報の集め方
  9. 9. なぜストーリーが大事か? 2.ストーリーに共感してもらおう ストーリーは社会からの共感を得るのに必要なツールです。 • 資金に限らず、NPOが支援を得ていくに は、社会からの共感と信頼を得ることが 重要。 • 共感を得るのに大切なのが、ストーリー を伝えること。 • 信頼を得る方法については後述。
  10. 10. 2.ストーリーに共感してもらおう ストーリーとは ここで言うストーリーとは、話としてのまとまりと流れ(筋)を持つもののこと を指します。 話としてのまとまり A B C D 流れ ・整合性(話の筋道が整っていること) ストーリーは、 が大事です。 ・メッセージ性(社会に対して訴えるもの)
  11. 11. 2.ストーリーに共感してもらおう 団体におけるストーリー 団体のミッション・ビジョンから各事業に至るまでもストーリーであり、団体の 事業目的の各レベルにおいてもストーリーがあります。 ストーリー ミッショ ン・ビ ジョン 中期計画 ス ト ー リ ー ス ト ー リ ー 事業計画 (年度) 各事業 ス ト ー リ ー 至るところにストーリーがあるはずです(団体名、ロゴ、etc.) ス ト ー リ ー
  12. 12. ストーリーの共有 2.ストーリーに共感してもらおう 団体を説明する一番基本のストーリーである「ミッション」と「ビジョン」を書 いてみましょう。 ①何をする団体ですか?(団体がやることは何 か?) ②どういうことを実現しますか?(社会に対して どういう変化・影響を与えていきたいか?) ◯◯◯(団体名)は、△△△をすることによって、◇◇◇な社 ストーリー 会の実現を目的とする団体です。 ⇒あなたの団体において、一番基本的な団体のストーリー は共有できていますか?
  13. 13. 共感されたストーリーは伝わる 2.ストーリーに共感してもらおう 共感されたストーリーは人から人へ伝わっていきます。 例) カンパイチャリティー(※)に参加している居酒屋の店員 が、客にカンパイチャリティーについて尋ねられ、子ども の貧困問題に取り組むNPOについて説明する。 ↓ 客が家に帰って、家族にカンパイチャリティーと、NPOの 活動について話す。 ※京都地域創造基金が取り組んでいるチャリティープログラム。
  14. 14. 社会のニーズと効き目を示す 2.ストーリーに共感してもらおう ストーリーへの共感を得るためには、社会のニーズと効き目を示しましょう。 効き目: この事業を行うことに よってこのような成果 が期待できる 放置しておくと悪化 が予測される問題の 例 ここに社会 的ニーズが ある このままだとこのような 状況になることが予測さ れる
  15. 15. 社会的ニーズをストーリーで伝える① 2.ストーリーに共感してもらおう 以下の問いに答える形で、事業の社会的ニーズをストーリーにしてみましょう。 ①どのような問題があるか? [問題の現状] ②なぜそのような問題が起 きているか? [問題の原因・背景] ③このままだとどのような 状況が予測できるか? [ないことによる不都合] ④その問題に対し、何のた め、誰のために、何をどの ように行うか? [事業の目的・対象・内 容] ⑤この事業を行うことに よって、どのような成果が 期待できるか? [あることによる成果]
  16. 16. 社会的ニーズをストーリーで伝える② 2.ストーリーに共感してもらおう 例えば、以下のようなストーリーにまとめることができます。 ①_____のような問題があり、その原因や背景として②___ __ということが考えられる。このままでは③______となる ことが懸念されるため、④______を目的に、______を 対象とし、_______を実施する。これにより、⑤_____ _という成果が期待できる。
  17. 17. 発表の流れ 共感・信頼を得る情報発信の仕方について説明します。 1.地星社の紹介 発 表 の 流 れ 2.ストーリーに共感してもらお う 3.共感・信頼を得る情報発信をしよう 4.支援者とのコミュニケーショ ン 5.助成金情報の集め方
  18. 18. ホームページは必須 3.共感・信頼を得る情報発信をしよう 共感・信頼を得る情報発信において、ホームページは必須です。 • 助成金の事務局や審査者は団体のホーム ページをチェックしているケースが多い です。 • 活動報告が更新されていないと、活動が 停滞しているとみなされます。 • 中間支援団体のスタッフも団体のホーム ページをよくチェックしています。
  19. 19. 信頼を得るための情報発信 3.共感・信頼を得る情報発信をしよう ホームページはどちらかというと信頼を得るためのツールです。以下のような情 報をぜひ掲載しておきましょう。 • • • • • • • • 所在地・連絡先 定款 役員(肩書き、プロフィールなど) スタッフ体制 年間の事業報告書・事業計画書 予算・決算 設立の経緯 活動報告 など
  20. 20. 共感を得るための情報発信 3.共感・信頼を得る情報発信をしよう ウェブで団体の活動への共感を得るには、しっかりストーリーを伝えていくこと です。ブログ、フェイスブック、ツイッターも有効なツールです。 ウェブマガジン「ひみつ基地」の記事。石巻で子どもの居場所支援をしているTEDICの代表 の門馬さんが書いた記事はフェイスブックのいいねの数が4,535にのぼった。 http://children.publishers.fm/article/1710/
  21. 21. 発表の流れ 支援者(会員・寄付者・助成機関)との関係づくりについて説明します。 1.地星社の紹介 発 表 の 流 れ 2.ストーリーに共感してもらお う 3.共感・信頼を得る情報発信をしよう 4.支援者とのコミュニケーショ ン 5.助成金情報の集め方
  22. 22. 4.支援者とのコミュニケーション NPOの資金源 NPOの資金源は、調達効率、使途の自由度などにそれぞれ違いがあります。 資金源 概要 調達効率 使途の自由度 その他の特徴 ①会費 会員が団体に支払う お金 低い 高い ②寄付金 寄付者が団体に任意 で提供する資金 小口→低い 高い(使途指 定期的・安定的収入 として期待しにくい。 大口→高い 定寄付もあ る) ③自主事業 収入 事業による商品や サービスの対価とし て得る収入 中 高い コストとリスクが伴 う。 ④助成金・ 補助金 当方が主催する事業 を支援してもらう資 金 高い 低い 継続が前提ではない。 自己資金が必要な ケースもある。 ⑤受託(委 託)事業収 入 先方が主催する事業 の実施を代行するこ とで得る収入 高い とても低い 計画時点で内容や金 額がほぼ確定されて いる。 川北秀人著『組織を育てる12のチカラ』を参考に作成 継続的な収入として 期待できる。
  23. 23. 4.支援者とのコミュニケーション NPOの資金源を位置づける NPOの資金源は、内発性か外発性か、支援性か事業性かで図のようにプロットで きます。 内発的財源(安定 的) ①会費 支援性 (運動 性・社会 変革性) ③自主事業収入 対価性 (事業 性) ②寄付金 ⑤受託(委託)事業収入 ④助成金・補助金 外発的財源(変動 的) 日本NPOセンター編『知っておきたいNPOのこと2【資金編】』をもとに一部修 正して作成
  24. 24. 資金調達の考え方の転換 4.支援者とのコミュニケーション いかに支援者とのコミュニケーションをよくし、よい関係をつくるかが重要です。 • 「いかに資金をゲットするか」 ⇒ 「いかに 支援者とよい関係をつくるか」への発想の転 換 – 寄付者を見て、お金が服を着て歩いているように 見えたら終わり。 • 支援性の資金の向こうには、必ず「ハートを 持った人」がいます。 – NPOの資金調達はコミュニケーションの問題で す。 • 基本は、ストーリーを伝え、共感してもらう こと。
  25. 25. 会員コミュニケーション 4.支援者とのコミュニケーション 会員が参加しやすい場をつくりましょう。 • 参加しやすい、かかわりやすいきっかけ もしくはしくみをつくる。 – 報告会の開催、参加型のイベントの実施、ボ ランティアデーの設置など。 • 会員同士のコミュニティが作れるように 工夫する。 – 節目のパーティーなども大事です。
  26. 26. 寄付者コミュニケーション 4.支援者とのコミュニケーション Ask(お願いする)とThank(お礼を言う)が寄付者コミュニケーションにおいて の最大の基本です。 • お願いする – 相手が応えやすいお願いの仕方を工夫しま しょう。 • お礼を言う – お礼は最低二度伝えましょう。寄付をいただ いたときと、その次に会ったときなどです。 • 何に資金を使うのか明らかにする • 報告する
  27. 27. 助成機関コミュニケーション 4.支援者とのコミュニケーション 書類を通してのやり取りが基本となるだけに、言葉でしっかり伝わるようにしま しょう。相手を理解することも重要です。 • 助成金を知る • 助成金の情報を集める(「5.助成金情 報の集め方」で説明) • 申請の準備をする • 申請書を作成する
  28. 28. 助成金を知る 4.支援者とのコミュニケーション 助成金は「社会的な投資」とみなす考えが広まってきています。 • 助成金は社会的な投資 – 公益的で成果が期待できるものに対し、資金が提 供される。 • 助成プログラムの事務局と審査者は多くの場 合別 – 事務局は審査をしないが、審査者に団体の情報を 伝えることもある。 • 助成には趣旨がある
  29. 29. 申請の準備をする 4.支援者とのコミュニケーション 申請する前に注意しておく点はたくさんあります。特に締切には注意して、時間 に余裕を持った準備を心がけましょう。 • • • • • • • • • • 助成の趣旨は? 資金の出し手は誰か? 助成対象事業は? 助成の対象者は? 締切はいつか?(消印有効か、必着か) 使える費目は何か?(人件費、管理費に使える か) 自己資金は必要か?(補助率は) 助成スケジュールは? 申請書以外の必要書類は? その他の要件は?(推薦者が必要など)
  30. 30. 申請書を作成する 4.支援者とのコミュニケーション 申請書が一つのストーリーとなるように作成します。 • 申請書が一つのストーリーとなるようにする – 各項目が整合性と流れを持つように作成する。 • 積算の根拠をなるべく具体的にする • 不備がないようにする – 誤字・脱字、計算間違いはないように。 • わかりにくい用語・表現を避ける – 審査者が必ずしもその分野の専門家とは限らない。 第三者によるチェックも有効。
  31. 31. 発表の流れ 最後に、助成金情報の集め方について説明します。 1.地星社の紹介 発 表 の 流 れ 2.ストーリーに共感してもらお う 3.共感・信頼を得る情報発信をしよう 4.支援者とのコミュニケーショ ン 5.助成金情報の集め方
  32. 32. 助成金情報の集め方 5.助成金情報の集め方 チェンジレシピに掲載した記事から、助成金情報の集め方の手法をいくつか紹介 します。 • • • • ウェブで探す(NPO支援センター編) ウェブで探す(行政編) 過去の助成金情報を探す 助成金情報について尋ねる
  33. 33. ウェブで探す(NPO支援センター編) 5.助成金情報の集め方 NPO支援団体・機関による助成金情報サイトがあります。 • 地星社 NPO向けの助成金情報(http://chiseisha.org/grantinfo/) • みやぎNPO情報ネット 助成金情報(http://www.miyaginpo.gr.jp/cgi-local/info/index.cgi?type=gran) • 【N活】 NPO活動交流センターBlog 【 助成金 ・ 補助金 】 情報(http://aiinanpo.seesaa.net/category/19491219-1.html) • いわて連携復興センター 助成金・支援制度 (http://www.ifc.jp/info/josei/) • CANPAN 助成制度/助成制度一覧 (http://fields.canpan.info/grant/) • NPOWEB 助成金情報 (http://www.npoweb.jp/topics/news/subsidy/)
  34. 34. ウェブで探す(行政編) 5.助成金情報の集め方 行政の補助金については、省庁や自治体のホームページもチェックしてみましょ う。 • 団体の活動と関係ある分野の省庁や、活動してい る自治体の「新着情報」「公募情報」などを チェックする。 • 募集期間が民間に比べて短い傾向があるので注意。 • 復興庁「NPO等が活用可能な政府の財政支援につ いて」 (http://www.reconstruction.go.jp/topics/npo_1.HTM L)
  35. 35. 過去の助成金情報を探す 5.助成金情報の集め方 過去の助成金情報について調べることで、将来の事業と資金の予定を立てること ができます。 • 毎年継続して行われている助成プログラ ムも多い。先の活動のために、過去の情 報のチェックを。 • 過去の助成先や助成実績も参考になる。 • 助成財団センター発行の『NPO・市民活動 のための助成金応募ガイド』も参考に。
  36. 36. 助成金情報について尋ねる 5.助成金情報の集め方 ウェブで調べた情報だけではなく、人から聞く情報も重要です。 • 助成金情報はNPO支援センターに集まる。助成金 を活用して実施したい事業について話しておこう。 • 自治体は積極的に広報していないことも多い。担 当者に直接聞いてみよう。 • NPOと行政の協働 - 宮城県公式ウェブサイト (http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kyosha/h22kyoud ou.html)

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