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なぜ5つ星オープンデータなのか ー リンクトオープンデータとオープンガバメント

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社会情報学会シンポジウム2014での報告資料

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なぜ5つ星オープンデータなのか ー リンクトオープンデータとオープンガバメント

  1. 1. なぜ5つ星オープンデータなのか 〜社会をうまく「開く」ために〜 高橋徹 NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ関西支部長 オープンデータ京都実践会発起人 (株)ATR Creative チーフプロデューサ ATR 知能ロボティクス研究所研究員 博士(工学) 2014年社会情報学会(SSI)学会大会シンポジウム「オープンデータの社会情報学〜開かれた社会を目指して〜」 直前の基調講演、および、討論の内容を受けて一部改変バージョン
  2. 2. ハッカーの開かれた心 • 「現状がすべてではない。数学や物理学、そして コーディングにより、世界は変えられる」 • 「精神とは「技術の限界の中の自由」なのであり、それは 無限に向かって開かれている」 • ハッカーは京都学派を体感的に理解している? • Apple Watchはこれから具体的にIoTの世界を開いていく 参照:ヘルマン・ワイルの言葉,林晋「開かれた世界、開かれた心、開かれた社会」 社会情報学会SSI2014大会基調講演資料,http://www.shayashi.jp/SSI2014Kyoto.pdf
  3. 3. 報告の内容 • 自己紹介 • 関西で関わっている主なオープンデータの取組み • リンクトオープンデータとオープンガバメント – オープンデータは手段なのか、目的なのか – オープンデータでどのように社会は「開かれる」のか スライドシェアアカウント:torux
  4. 4. 自己紹介
  5. 5. (株)国際電気通信基礎技術研究所 • けいはんな学研都市の最初の研究所 – 1986年創立、1989年けいはんなに開所 • NTTやKDDIなどの民間企業のほか、京都府、大阪府、 奈良県なども出資 • 脳科学、ロボット工学、電磁波工学などの研究・開発を 行う学術総合研究機関 2014/9/22
  6. 6. (株)国際電気通信基礎技術研究所 • けいはんな学研都市の最初の研究所 – 1986年創立、1989年けいはんなに開所 • NTTやKDDIなどの民間企業のほか、京都府、大阪府、 奈良県なども出資 • 脳科学、ロボット工学、電磁波工学などの研究・開発を 行う学術総合研究機関 2014/9/22
  7. 7. ATR Creative ATRの研究・開発ノウハウを活かしてデジタル文化の創造を行う情報デザイン企業
  8. 8. Image Finder 三重県立博物館・県立美術館・斎宮歴史博物館等の県立文化施設が所蔵する資料を横断で見るこ とができます。2012年11月に導入開始し、2013年度は三重県内複数個所に設置予定です。
  9. 9. 「ちずぶらり」シリーズ • さまざまなイラスト地図上に現在地表示するスマートフォンアプリ
  10. 10. 横浜MAPS
  11. 11. 横浜MAPS
  12. 12. 横浜MAPS × ヨコハマ・アート・LOD by 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 ヨコハマ・アート・LOD by 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
  13. 13. さばえぶらり× データシティ鯖江 POI情報はもちろんイラストマップや古地図の画像を含む100%オープンデータスマホアプリ!
  14. 14. 特定非営利活動法人 リンクト・オープン・データ・イニシアティブ • 略称:LODI • 設立: 2012年8月27日 • 理事長: 武田英明(国立情報学研究所教授) • 関西支部長: 高橋徹(ATR研究員,ATR Creativeプロデューサ) • 主な事業 – Linked Open Data並びにオープンデータに関する調査研究事業 – 講座やシンポジウムの開催 – Linked Open Data並びにオープンデータへの取り組み支援 – オープンデータへの取り組み評価 – コンテストの開催 • 2010年4月より理事長の武田教授を中心として取り組んでいるLOD に関する学術プロジェクト「LODAC Project」の活動を母体に設立
  15. 15. LODの例(RDFデータモデル)
  16. 16. LODIの実績 • 経産省Open DATA METIの開発 • 総務省統計センター標準地域コードのスキーマ設計 • 鯖江市データシティさばえへの技術支援 • ヨコハマ・アートナビへの技術支援 • DBPedia日本語版の開発・運営 • Data for Japanの開発 • 5スターデータの翻訳 http://5stardata.info/ja/ • 勉強会・講習会・ハッカソン等のイベントの企画・開催
  17. 17. 関西で関わっている 主なオープンデータの取組み
  18. 18. 大阪市
  19. 19. グランフロント大阪ナレッジキャピタル
  20. 20. 大阪イノベーションハブ
  21. 21. オープンデータイベントの企画・開催 2013年7月よりこれまで5企画9日間のイベントを実施
  22. 22. オープンデータとソーシャルデザイン勉強会 (LODハッカソン関西)
  23. 23. International Open Data Day in 大阪
  24. 24. ODI Osaka アジアで最初のODI City Node • 2014年2月17日、大阪がソウルとともにアジア初となるODI City Nodeになったと発表 • 大阪イノベーションハブを運営するinnovate! Osaka (代表機関ATR)が連携先 • 定期的なオンラインミーティングの他、ロンドンでのミートアップやビジネス化WGを企画
  25. 25. 京都
  26. 26. オープンデータ京都勉強会
  27. 27. オープンデータ京都勉強会 • 関西で最初のオープンデータイベント? • 2013年4月20日と6月20日の2回開催 • その企画者と参加者により 「オープンデータ京都実践会」が結成 • International Open Data Dayを契機に様々に、 主に「市民によるオープンデータ」WSを企画 – 古地図まちあるき – Wikpedia TOWN – Open Street Mapマッピングパーティー
  28. 28. Wikipedia TOWN • 地域の文化資源をWikipediaに! • 地域に関するコンテンツをオープンデータでPR – 街の写真をWikimedia Commonsで公開 – 記事をWikipediaに投稿するするワークショップ – 市民が自ら取材し編集することで再発見 • イギリスの地方都市が発祥 – ウェールズ地方のMonmouthpedia – 海外領土のGibraltarpedia – Wikipediaの記事へのQRコードを街中に設置 • 図書館・博物館・資料館などの文化施設がワーク ショップ活動を補助
  29. 29. 京都市明細図 オーバーレイマップ 原資料を所蔵する京都府立総合資料館がデジタルデータのオープンデータ宣言! モザイク画像(GeoTIFF50GB超!)を立命館大学アート・リサーチセンターが提供
  30. 30. http://blog.goo.ne.jp/kazu013057/d/20140225 オープンデータ京都勉強会 京都まちあるきデータソン Wikipedia TOWN & OSMマッピングパーティー
  31. 31. http://blog.goo.ne.jp/kazu013057/d/20140225 京都まちあるきデータソン
  32. 32. http://blog.goo.ne.jp/kazu013057/d/20140225 京都まちあるきデータソン
  33. 33. 京都まちあるきオープンデータソン2014 vol.3 10月5日(日)10:00-17:00 京都府立図書館集合 http://opendata-kyoto.doorkeeper.jp/events/15287
  34. 34. リンクトオープンデータ(LOD)と オープンガバメント 実際にどう社会を「開いて」いくか?
  35. 35. オープンデータに関する時代認識 • システムがデータを規定する時代の退潮 – 特定のアプリのためのデータフォーマット • 例:Microsoft Excelのための.xlsファイル →オープンフォーマットで色々なアプリから編集 – 役所が定める書類形式 – 国が定める調査項目 • データに基づいてシステムを構築する社会へ
  36. 36. オープンガバメントとオープンデータ • 政府の透明性・組織間連携の効率性の向上 • 民間セクターによるサービスイノベーション・ 経済成長の源泉 • 政策立案や公共事業に対する市民参画や 市民協働への場づくり オープンガバメントの「手段」としてのオープンデータ
  37. 37. オープンデータイベントの開催 オープンデータ提供 オープンデータ活用 政府・自治体市民コミュニティ
  38. 38. オープンデータイベントの開催 グローバルに共有されている オープンカルチャー オープンデータ提供 オープンデータ活用 政府・自治体市民コミュニティ
  39. 39. オープンデータとは • オープンイノベーションのためのデータのあり方への 技術・政策のグローバルスタンダードを求める運動 – オープンの原則(Open by Default) – オープンの定義(Open Definition) • オープンライセンス,オープンアクセス,オープンフォーマット – オープンなウェブ技術(Open Web) • HTML5, JSON, RDF, RESTful,… – オープンなウェブサービス(Open Web Service) • Wikipedia, Open Street Map,GitHub,各オープンデータカタログ… – オープンガバメント(Open Government) • G8オープンデータ憲章(G8 Open Data Charter)
  40. 40. オープンガバメント (政策) RESTfulな リンクトデータ (技術) オープンデータ (目的?手段?)
  41. 41. オープンの定義 • “A piece of data or content is open if anyone is free to use, reuse, and redistribute it – subject only, at most, to the requirement to attribute and/or share-alike.” • “データやコンテンツがオープンであるということは、 クレジット表示か、またはライセンスの継承を求めるく らいの条件で誰もが自由に利用、再利用、再配布できる ことである。” The Open Definition http://opendefinition.org/okd/japanese/
  42. 42. オープンの定義2.0(案) オープンな著作(work)が満たすべき要件 –オーフ ゚ンライセンス –アクセス –オープンフォーマット https://github.com/okfn/opendefinition/blob/master/source/ open-definition-2.0/open-definition-2.0.en.markdown
  43. 43. オープンデータの3要素 • オープンライセンスの明示 – 誰でも、差別なく、申請不要で、データやコンテンツを複製したり、 加工したり、再配布することを許可 • 機械可読性(machine readability) – 人ならば読めば分かるPDF書類やホームページ、Excelの表形式 などではなく、コンピュータでも容易に機械的に処理できる形式 で公開 • 連結可能性(linkability) – インターネット上で特定のデータを指し示し、リンクを張ることの できる仕組み(URI)を持つこと Webの仕組みをつかうことで技術的に簡単に「連結しあう オープンデータ」(LOD)が構築できる
  44. 44. LODの例(RDFデータモデル)
  45. 45. オープンなWebカルチャーとLOD
  46. 46. 目的としての5つ☆オープンデー タ
  47. 47. オープンデータという目的の共有 世界のオープンデータがつながりあって その価値を開きあう世界へ
  48. 48. ご清聴ありがとうございました http://opendataevents.com

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