世界の社会運動はインターネットを武器にどう活動を広げたか?アクティビストのためのソーシャルメディア講座印鑰 智哉2013年6月3日PARC自由学校
個人史とICT1991∼94年 APC (Association for ProgressiveCommunications、進歩的コミュニケーション協会)の本部であるIBASE(ブラジル社会経済分析研究所)で働く1997∼2001年 JCA-...
NGOをつないだAPCAPC (Association for ProgressiveCommunications)が世界のNGOをつなぎ始めた。1990年∼電子会議室でテーマ別に情報交換1992年、リオデジャネイロ国連環境開発会議以降、会場に...
インターネットの本格登場市民参加のツールに情報交換(ニュースグループ、メーリングリスト…やや窮屈)オンライン署名Blog、SNSの登場で本格的
オンライン活動が世界をつなげるCyberaction, online petition2000年前後あたりから特に欧米の市民運動で活発化市民の存在を可視化大国に代わる勢力の登場
オンライン活動団体AVAAZ、Change.org の登場数百万の署名で変化が! (ブラジル反汚職法制定、…)日本でも数万単位の署名、影響力増大(会員も増える)
日本での成功例アサヒビール、ペットボトルビールの反対(800くらいのコメントで勝利。10億以上の投資を止めた)無印良品(良品計画)のイスラエル出店ストップ
すぐには変わらないケース確信犯的悪徳企業国策的政策これらは「変えられない」ではなく変えるのに長期戦略が必要
戦略が必要参加する人をエンパワーできるか?次につながるか?長期的には解決に向かうか?
ICTが可能にする人のつながり日本ではやたらとインターネットの否定的な取り上げ方が多い。本当にそうか?人と人がつながることを避けたい日本の当局積極的につながろう。リアルなアクションと組み合わせる
使った技術はシンプルメール送信フォームを改造メールアドレスを公開していない相手の場合でもWebフォーム経由でデータ送信専用サーバーを持つのは大きな強み
専用サーバーは高くない自宅サーバー(ちょっと古めのPCでもOK、ただしエネルギー効率に問題)仮想サーバー(月額1000円で好きにできる、署名、メーリングリスト、寄付etc.)
自力開発が無理でもWordPressなどでは簡単にオンライン署名が集められるプラグインがある(右の例はSpeakUp! Email Petitionsプラグイン)ちょっとした知識でオンライン活動するための環境を作ることは可能。
世界のメディア寡占化7社が世界の7割のメディアを握る。この10年で寡占が急速に進む
コーポレートクラシー寡占したメディアが企業の利益=社会の利益として企業の宣伝機関に政府も企業の宣伝機関に
March Against Monsanto大きな組織でなくともいい提案があれば世界を動かせる日本からのビデオ12000ビュー(ほとんどが海外からのアクセス)一気に日本の運動を海外に知らせる機会に
ソーシャルメディアの出現Twitter 2006年7月Facebook 2006年9月一般公開(2004年学生向けサービスとして開始)(Mixi 2004年3月)
ソーシャルメディアの長所関心のある人をつなぎ、人から人へ情報を広げられる同じ問題を追っている人、組織を探せて芋づる式にネットワーク化できる速報性、容易さ
ソーシャルメディアの欠点管理の道具として使える思想信条の把握、人脈の把握、動き方の把握データマイニングで誰が発案者か、キーパーソンを特定できる
ソーシャルメディアの問題ソーシャルメディアによる検閲インターネットの匿名利用が困難に(どのWebを誰が見ている)Facebook中心にしてしまえば実名出せない立場の人を追いやることにつながるIDを無効にされればおしまい
肝心な部分は独自ネットワークをTwitterもFacebookも広げるために使うべきだが、その中で完結しない自分独自のメディアを持つできれば自分たちのサーバーを持とう!Torなどの活用も
リアルとバーチャルの往復運動をオンライン署名と実際のアクション懇談会の有効性
インターネット規制の危険ACTA、TPPなど国家の側が企業の利益のためにインターネットを規制する盗聴法、共通番号制度など危険
Commons、共有知が未来企業の特許が支配する世の中に対して、民衆の共有知を対置しよう!日本発の国際ネットワークを作ろう!
フォローアップアグロエコロジーによる連帯、アグリビジネスに対抗するネットワーク作りが中心ですが、Twitter: @tomo_nadaFacebook: https://www.facebook.com/InyakuTomoyaBlog: ht...
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アクティビストのためのソーシャルメディア講座

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世界の社会運動はインターネット を武器にどう活動を広げたか?
PARC自由学校アクティビストのためのソーシャルメディア講座
2013年6月3日

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アクティビストのためのソーシャルメディア講座

  1. 1. 世界の社会運動はインターネットを武器にどう活動を広げたか?アクティビストのためのソーシャルメディア講座印鑰 智哉2013年6月3日PARC自由学校
  2. 2. 個人史とICT1991∼94年 APC (Association for ProgressiveCommunications、進歩的コミュニケーション協会)の本部であるIBASE(ブラジル社会経済分析研究所)で働く1997∼2001年 JCA-NET設立、事務局長2001∼2010年 Greenpeaceでニューメディアキャンペーナーとしてオンライン活動2011年∼ オルター・トレード・ジャパンでデジタルメディア担当
  3. 3. NGOをつないだAPCAPC (Association for ProgressiveCommunications)が世界のNGOをつなぎ始めた。1990年∼電子会議室でテーマ別に情報交換1992年、リオデジャネイロ国連環境開発会議以降、会場に端末が
  4. 4. インターネットの本格登場市民参加のツールに情報交換(ニュースグループ、メーリングリスト…やや窮屈)オンライン署名Blog、SNSの登場で本格的
  5. 5. オンライン活動が世界をつなげるCyberaction, online petition2000年前後あたりから特に欧米の市民運動で活発化市民の存在を可視化大国に代わる勢力の登場
  6. 6. オンライン活動団体AVAAZ、Change.org の登場数百万の署名で変化が! (ブラジル反汚職法制定、…)日本でも数万単位の署名、影響力増大(会員も増える)
  7. 7. 日本での成功例アサヒビール、ペットボトルビールの反対(800くらいのコメントで勝利。10億以上の投資を止めた)無印良品(良品計画)のイスラエル出店ストップ
  8. 8. すぐには変わらないケース確信犯的悪徳企業国策的政策これらは「変えられない」ではなく変えるのに長期戦略が必要
  9. 9. 戦略が必要参加する人をエンパワーできるか?次につながるか?長期的には解決に向かうか?
  10. 10. ICTが可能にする人のつながり日本ではやたらとインターネットの否定的な取り上げ方が多い。本当にそうか?人と人がつながることを避けたい日本の当局積極的につながろう。リアルなアクションと組み合わせる
  11. 11. 使った技術はシンプルメール送信フォームを改造メールアドレスを公開していない相手の場合でもWebフォーム経由でデータ送信専用サーバーを持つのは大きな強み
  12. 12. 専用サーバーは高くない自宅サーバー(ちょっと古めのPCでもOK、ただしエネルギー効率に問題)仮想サーバー(月額1000円で好きにできる、署名、メーリングリスト、寄付etc.)
  13. 13. 自力開発が無理でもWordPressなどでは簡単にオンライン署名が集められるプラグインがある(右の例はSpeakUp! Email Petitionsプラグイン)ちょっとした知識でオンライン活動するための環境を作ることは可能。
  14. 14. 世界のメディア寡占化7社が世界の7割のメディアを握る。この10年で寡占が急速に進む
  15. 15. コーポレートクラシー寡占したメディアが企業の利益=社会の利益として企業の宣伝機関に政府も企業の宣伝機関に
  16. 16. March Against Monsanto大きな組織でなくともいい提案があれば世界を動かせる日本からのビデオ12000ビュー(ほとんどが海外からのアクセス)一気に日本の運動を海外に知らせる機会に
  17. 17. ソーシャルメディアの出現Twitter 2006年7月Facebook 2006年9月一般公開(2004年学生向けサービスとして開始)(Mixi 2004年3月)
  18. 18. ソーシャルメディアの長所関心のある人をつなぎ、人から人へ情報を広げられる同じ問題を追っている人、組織を探せて芋づる式にネットワーク化できる速報性、容易さ
  19. 19. ソーシャルメディアの欠点管理の道具として使える思想信条の把握、人脈の把握、動き方の把握データマイニングで誰が発案者か、キーパーソンを特定できる
  20. 20. ソーシャルメディアの問題ソーシャルメディアによる検閲インターネットの匿名利用が困難に(どのWebを誰が見ている)Facebook中心にしてしまえば実名出せない立場の人を追いやることにつながるIDを無効にされればおしまい
  21. 21. 肝心な部分は独自ネットワークをTwitterもFacebookも広げるために使うべきだが、その中で完結しない自分独自のメディアを持つできれば自分たちのサーバーを持とう!Torなどの活用も
  22. 22. リアルとバーチャルの往復運動をオンライン署名と実際のアクション懇談会の有効性
  23. 23. インターネット規制の危険ACTA、TPPなど国家の側が企業の利益のためにインターネットを規制する盗聴法、共通番号制度など危険
  24. 24. Commons、共有知が未来企業の特許が支配する世の中に対して、民衆の共有知を対置しよう!日本発の国際ネットワークを作ろう!
  25. 25. フォローアップアグロエコロジーによる連帯、アグリビジネスに対抗するネットワーク作りが中心ですが、Twitter: @tomo_nadaFacebook: https://www.facebook.com/InyakuTomoyaBlog: http://blog.rederio.jp/でフォローアップしていきます。

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