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中長期運用を見据えたHyperledger Fabricのアプリケーション設計

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application design / consortium blockchain / hyperledger fabric

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中長期運用を見据えたHyperledger Fabricのアプリケーション設計

  1. 1. 中長期運用を見据えた Hyperledger Fabricの アプリケーション設計 Blockchain Strategy Center 中村友拓
  2. 2. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. エージェント 仕入担当 サポート 不動産オーナー サポート マッチング ポータル 業務支援システム 注1 注2 注3 注4 注5 注1) Tech Supplier:    物件情報を自動取得し、当該データを蓄積・管理のうえ、顧客向け物件を自動推薦する自社開発ツール 注2) Tech Marketing:   インターネット上に蓄積された様々なデータを管理・活用するための DMP(Data Management Platform) 注3) Tech Consul:    顧客の属性や接触履歴を記録・管理し、顧客に応じた対応を可能とする自社開発 CRM(Customer Relationship Management) 注4) Tech Management: 賃貸データ管理を行うツール 注5) Renosy Insight:   モバイル端末向け資産管理アプリケーション 従来IT化されていたのはマッチングポータルのみ エージェント 賃貸管理 サポート仕入担当 営業事務 RENOSY by GA technologiesが変えるアナログな業務
  3. 3. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. 賃貸領域において目指す世界 AI・データ活用&スマホ完結で、信用経済のトレンドを見据えた”賃貸3.0” の世界を目指す 賃貸 1.0 賃貸 2.0 賃貸 3.0 紙とFax主体 賃貸テクノロジーが リアルとネットで分断 AI・データ活用& スマホで完結 物件選び 仲介 居住 情報収集 物件選定 内見 審査 契約 引っ越し 転居 購入 物件 レコメンド IoTカギ 信用評価 電子契約 連携予約 信用評価商品提案
  4. 4. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. GA technologiesがBlockchainで取り組む領域 Consensus Algorithm Scaling Smart Contract (Virtual Machine) Application 商業化早 商業化遅 基盤領域 応用領域
  5. 5. 5 コンソーシアム・チェーンを活用する アプリケーション実装の要点
  6. 6. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. Hyperledger Fabric 用語整理 StateDB organization PeerCA StateDB organization Peer CA StateDB organization Peer CA Order er channel channel organization  法人などの組織 channel  chaincodeとデータの共有範 囲 peer  台帳に接続するI/F CA  認証局
  7. 7. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. 居住履歴Ch 物件情報Ch GA technologies 保証会社B管理会社A 個人情報 論理的に意味のあるデータドメインにChannelを分割
  8. 8. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. 実務上必須のデータアクセス制御を実装 Hyperledger Fabricのネイティブ機能で実現可能なACL (Channel) Chaincodeと操作対象のデータを分割する namespace Private Data 自組織しかRead/Writeできない領域にデータを保持 Certificate Attributes X.509証明書の属性に応じて閲覧可能なデータを制御 Transient Map 台帳には記帳したくないが、アクセスコントロールに必要な情報を chaincodeに渡す
  9. 9. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. リッチUIからバックエンドのデータを透過的に参照 WebAPI Server Node.js / FabricSDK Express RDB マスターデータ Frontend (SPA) TypeScript React Redux External API Hyperledger EventWorker Node.js / FabricSDK http(s) gRPC http(s) IBM Cloud IBM Blockchain HSM chaincode Golang gRPC
  10. 10. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. アプリケーション設計の要点 chaincodeのアルゴリズムは決定的に保つ ○ chaincode = コンソーシアム参加者間の合意事項のコード化 ○ 外部システムとの連携は、冪等性を持った EventSubscribePattern 品質管理 ○ コントラクトの気軽な再デプロイは不可 ○ UnitTestや静的型付け言語でコードベースの品質を担保 フロントエンドのリッチ化 ○ Blockchainのアーキテクチャを最大限活かす、厚いフロントエンド ○ gRPC-webのGA releaseで、エンドユーザでの署名が今後実現可能になる可能性 ○ Blockchain/RDB(RestAPI)などデータソースへの参照透過性 鍵の管理 ○ 最大のリスク、CloudHSM等を利用してヘッジ
  11. 11. 11 コンソーシアム・チェーンの事業化の要点
  12. 12. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. コンソーシアム・チェーンの実用に向けた論点 複数の利害関係 公益性が高い 法人格の必要性 付加価値 tier1 tier2 tier3 tier4 ・完全なCtoC取引でなく、 Agentの介在が望まれる ・既存システムのリプレイ スでなく、積極的に参加す るインセンティブがある ・分断管理でなく、統合的 に閲覧できた方が好ましい データを取り扱う ・社内等に閉じた形でなく、 利害関係を持った複数の 団体が存在するエコシステ ム
  13. 13. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. 複数の利 害関係 公益性が 高い 法人格の 必要性 付加価値 tier1 tier2 tier3 tier4 関係者がフラットである事をプロトコルとして保証 tier1 複数の利害関係 物件オーナー借主 不動産管理会社 … … GA賃貸スマート取引 プラットフォーム 入居申込 賃貸契約 退去連絡 家賃保証会社 保証申込 保証契約 物件登録 賃貸契約 管理代行 入居者(退去)対応 保険会社 加入申込 保険契約 生活サービス 加入申込 手続き 仲介会社 入居者募集 ローカル情報提供 ● 参加する複数事業者が フラットである事をプロトコルとして保証 ● システムのライフサイクル > 法人の存続期間
  14. 14. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. 分断管理による社会的開発コストを減らす tier2 公益性が高い Hyperledger Fabric 物件登録・管理 契約条件登録 入居希望者評価 契約実行 本人確認・自己情報登録 貸 主 向 け ア プ リ ケ | シ ョ ン 借 主 向 け ア プ リ ケ | シ ョ ン 物件照会 希望条件入札 入札ステータス管理 契約条件確認・契約実行 本人確認・自己情報登録 物件情報 賃貸契約履歴 契約者属性 賃貸条件 家賃支払履歴 家賃保証契約 … … … … 複数の利 害関係 公益性が 高い 法人格の 必要性 付加価値 tier1 tier2 tier3 tier4 ● 合意したコントラクトに基付いた 利益分配が保証される ● 法人横断でエンジニアリソースを最適化 する公益的側面
  15. 15. © 2018 GA technologies Inc.© 2018 GA technologies Inc. ブロックチェーン ≠ CtoCの中抜きシステム 顧客 (買主) 買主側 エージェント (仲介会社) メディア 売主側 エージェント (管理会社) 顧客 (買主) 賃貸契約に関わるプレーヤー ● 不動産のような高単価・低購買頻度 の商材は、エージェントを介さない場合 双方にリスク ● 価値提供に対して適切な報酬で応える 仕組みが必要 tier3 法人格の必要性 複数の利 害関係 公益性が 高い 法人格の 必要性 付加価値 tier1 tier2 tier3 tier4
  16. 16. 登録 申込 契約 支払い 退去 • 大量の書類、サイン、押印/紙媒体での管理 • 業者の営業時間による制限 • 契約内容に交渉の余地が少ない • 物件情報/貸主/入居希望者の情報が不透明 • 登録手続きが煩雑 • 問い合わせへの対応スピードが遅い • 入居希望者と貸主間の信用判断が困難 • 入居後の「言った・言わない」のトラブル • 家賃未納の発生、タイムリーに対応できない • 退去立ち合い、修繕精算、鍵の引き渡しなどのオペ レーションコスト大 • 電子契約により賃貸借契約に必要な契約行為を確定 • 金額や条件面での交渉ができ、契約の自由度を向上 • 過去の取引実績や支払い実績、評価の記録 • 物件情報及び貸主/入居希望者の信用情報を客観的に評価 • オンラインでいつでも登録可能 • 入居申込の申請及び受理がいつでもどこでも可能 • 相手方の過去の取引実績等を記録 • 申込段階から双方の信用性を判別可能 • 発言記録や対応実績、費用支払の履歴管理、参照、検索 • 家賃支払時にアラートなどで、家賃未納を事前に防ぐ • 入居者、貸主、業者間のやり取りを可視化、記録 • 退去までのオペレーションを迅速に遂行 • オペレーションコストの削減 入居前入居後 エコシステムへの参加インセンティブ設計 tier4 付加価値 複数の利 害関係 公益性が 高い 法人格の 必要性 付加価値 tier1 tier2 tier3 tier4 ● 単なるシステムリプレイスでない 付加価値の創出が必要 ● アプリケーション開発者から見ると コンソーシアム・チェーンは分散システムのフレームワーク
  17. 17. • value added, not just replacement • (semi) public domain data • balance stakeholders for product managers for engineers • long life cycle system • quality controll • rich frontend

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