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20180323日本地理学会

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日本地理学会春季学術会議(東京学芸大学)

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20180323日本地理学会

  1. 1. 高等学校地理A「オーストラリアの地誌」を例に 「デジタル地図帳」を用いた アクティブ・ラーニング型地誌学習の実践 伊藤 智章(静岡県立裾野高校) 2018.3.23 日本地理学会春季学術大会
  2. 2. 報告の内容 1.問題の所在 2.試行的実践 3.到達点と課題 4.まとめ
  3. 3. 1.問題の所在
  4. 4. 高等学校の次期学習指導要領 (2022年度入学生~) 地理A(2単位)地理B(4単位) 地理総合(2単位)地理探究(3単位) 全員必修化
  5. 5. 主体的・対話的で深い学び (アクティブ・ラーニング) 単元など内容や時間のまとまりを見 通して,その中で育む資質・能力の 育 成に向けて,生徒の主体的・対話的で 深い学びの実現を図るようにする こと。 文部科学省(2018) 高等学校学習指導要領(案)地理歴史科 「内容の取扱い」より
  6. 6. カリキュラム・マネジメントに裏打ち された実践と評価の蓄積 「地理教育」の発展 挑戦心をもった優秀な人材の確保 「社会に開かれたカリキュラム」の先陣 山本(2016)
  7. 7. 「地理屋の論理」による面従腹背 専門外の担当者への嫌悪感 「必修」撤回 (次期指導要領改訂時) 後継者不足・我流の横行 教科・科目としての魅力低下 伊藤(2017)
  8. 8. 高校地理における アクティブ・ラーニング実践 •グループワークによる課題解決学習 (久保:2015) •ジグソー法を取り入れた地誌学習 (齋藤:2016,久保:2017a,久保:2017b) ・地理Aでの実践(松浦:2015) ・連載「地理でアクティブ・ラーニング」 (地理教材研究会:月刊『地理』2016.2~)
  9. 9. 高校地理における アクティブ・ラーニング実践 〇生徒の主体的な学びを重視 〇グループワークによる協同学習 ▽作業的で具体的な体験・・・弱い 特に「地図の読図・作図」に課題 ▽GISをはじめとするICT活用が弱い
  10. 10. 2.試行的実践
  11. 11. 授業実践の目的 ①日常的で汎用性の高い アクティブラーニング教材を作る 地理Aの地誌分野 「オーストラリアの自然と文化」
  12. 12. ② 地図やGISを使い 生徒が地図で表現する授業を行う デジタル×アナログのGIS (伊藤:2017) (伊藤:2016)
  13. 13. 研究授業 2017年11月24日(金)5時間目 裾野高校3年生「地理A」(40名) 静岡県高校社会科研究会の 公開研究授業のとして実施
  14. 14. 授業の概要 ①デジタル地図帳(iPad)内の オーストラリアの主題図を ②大判の白地図に手描きで写し ③データ相互の関連性を説明する 4人1組 10チーム
  15. 15. 20種類以上の地図を収めた 「デジタル地図帳」
  16. 16. 現地の政府機関の地図も搭載
  17. 17. 情報を取り出し レイヤとして 白地図上に表現 データ同士の 関連性は?
  18. 18. 生徒の感想 〇地図帳の地図だけでなく、色々な 地図を見比べられて面白かった。 〇手を動かして共同作業が楽しい 〇気候と人間の住むところなど、 関係性がよくわかった
  19. 19. 生徒の感想 ▽時間が足りなかった ▽どの地図を使ったらいいか迷った。 失敗したらやり直せないので痛い ▽発表の中身を考える時間がない。
  20. 20. 3.到達点と課題
  21. 21. 作図を主体とした学び 〇自然発生的に役割分担 ▽テーマがあいまい場当たり的 テーマ(解決課題)を設定 し集団毎に分けた方がよい 〇個別課題とは違う参画意識
  22. 22. ICT(タブレット)の活用 〇様々な地図を一度に閲覧できる ▽情報過多は集中を削ぐ可能性 〇写真や動画との組み合わせも可能 ▽1人1台である必要はない ▽準備大変。汎用性に課題
  23. 23. 4.まとめ
  24. 24. カリキュラム・マネジメントに裏打ち された実践と評価の蓄積 山本(2016) 重要性を再認識する結果に 高校地理におけるアクティブ・ラーニング
  25. 25. 主体的・対話的で深い学び (アクティブ・ラーニング) 単元など内容や時間のまとまりを見 通して,その中で育む資質・能力の 育 成に向けて,生徒の主体的・対話的で 深い学びの実現を図るようにする こと。 文部科学省(2018)「高等学校学習指導要領 (案)地理歴史科 「内容の取扱い」
  26. 26. 主体的・対話的で深い学び (アクティブ・ラーニング) 単元など内容や時間のまとまりを見 通して,その中で育む資質・能力の 育 成に向けて,生徒の主体的・対話的で 深い学びの実現を図るようにする こと。 文部科学省(2018)「高等学校学習指導要領 (案)地理歴史科 「内容の取扱い」
  27. 27. 汎用性の確保が最大の課題 対象地域、単元のバリエーションを 増やし、実践事例を蓄積する。 Web GIS等を使い、アクセスするだ けで使える教材を整備する。 端末・無線LANの普及
  28. 28. 次期学習指導要領の 実施まであと4年
  29. 29. おわり

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