1. TOCfEを活用して
子供の考える力、
意見を主張する力を伸ばす
Y2研究所/みらいを育てる会
代表 吉田 裕美子

2. みらいを育てる会を
昨年11月に始めました。
• 小学生以上の子供たちの考える力、
自分の意見を伝える力を育てる
• 子供と大人のフラットな関わり合い方を学ぶ
• 10年後の日本が変わることを目指して・・
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3. 事例①
• 学校で「やりたくないこと」
「やりたいのにできないこと」がある、
Sちゃん（小学校4年生）
• 寒いときに、なぜ早朝マラソンがあるの？
• なんで学校で動物を飼ってくれないの？
• 私も、僕もそう思う！
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4. その他の子供たちの
「小さな」不満
• 休み時間は最長20分、普通の休み時間は
5分。もっと長い休み時間が欲しい。
• サッカーしている男子が授業中ずっと
おしゃべりしていてうるさい！
• なぜ自転車で登校してはいけないの？
• 体育の時間は短いソックスを履かなければな
らないなんて、意味わかんない！
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5. やったこと
• こども会議の開催
– 日曜日に我が家に
7名の子供たちが
集合
• 使ったツール：
クラウド
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7. 分かったこと①
子供たちが発見したこと
• 寒すぎない季節に運動する
• みんなが楽しく走ることができる方法で実
施する
• そうすれば、みんな楽しいし、やる気が出
る
• 大人の会議みたいで楽しい
• 退屈、早く遊びたい子も・・
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8. 分かったこと②
大人たちが発見したこと
• 「文句」のように聞こえる事も実は
「現状をより良くしたい」と言う
気持ちの表れ
• 子供たちの挙げた「小さな不満」は
UDE (Undesirable Effect)と言えるのでは？
• よりよい状態を作り出すために、
考えて行動する・・これってすごくない？
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9. 次にやって行くこと
• 自分たちの考えを伝えてみよう
• 先生の本当の気持ち、考えを聞いてみよう
• 残っている課題についても周期的に
「こども会議」をしてみよう
• 実はみんなが「こども会議」をやりたがって
いたわけでは無かったので無理強いはし
ない
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10. それをやるメリット
• 望ましい環境を自分で作り出して行きたい
という気持ちをつぶさない
• 大人とのフラットな関係
• 子供たちが自主的によりよい学校にしてい
く環境ができるかも？
• 仮説とは、戦略。先生がその場にいない状
態で相手の気持ちを考えて交渉方法を練
るのはスゴイ勉強法
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11. 事例②
• 小学1年生の「くーちゃん」と会社にお勤め
のママ
• アレルギーのある「くーちゃん」用にママは
毎日おやつを持たせるのに、
学童でそれをちっとも食べてこない
• 夕食前にお腹すいちゃうから、食べてきて
ほしいのに！！
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12. やったこと
• Skype ＋ Google Docsを用いた
オンライン親子会議
• ファシリテーター：吉田
• 使ったツール：クラウド
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14. 分かったこと（ママの感想）
• 思いもよらない所に解決策が転がってる
• 子供からこんな言葉が出てくるなんて驚き
• 普段子供は自分の考えを訴えている。
でもつながりが理解できていなかった
• いつも行動レベルで対立している。要望や目
的がはっきりしていないことが多いかも？
• これって新しい子育てサポートになるんじゃな
い？
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15. 次にすること
• くーちゃん
「もっと学校を楽しくしたい」
• 周期的にセッションをやりましょう！
• ファシリテーターになってくれる人を育てる
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16. それをするメリット
• 子供が主体的に「環境をよくする」ために
考え、行動する力をつける
• よりよい親子関係
• 子育ての場に新しい第三者の関わり合い
方を提案（TOCfEなら難しいスキルが無く
ても助けてあげられる）
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17. 全体を通した私の感想
• 大人は、子供が本来持っている課題意識、問
題解決能力を実はつぶしてしまっている側面
があるのではないか？
• 学校内の課題は、積極的に子供たちにかか
わってもらえるよう仕組み化できたら良いと思
う
• 事例が増えた時点で学校側に参考資料として
提示したい
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18. みらいを育てる会では・・
• 一緒に活動してくれる方を大・大・大募集し
ています！
• 東京都練馬区を中心に活動しています
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