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   アンケート研究会・名古屋@愛知県産業労働センター
アンケートを作ろう
2013/09/01(Sun)
廣江 貴則
Twitter: @taka_hiroe
Website: http://www.thiroe.net
1
SELF-INTRODUCTION
• 2013年4月から京都在住;以前は東京に
• 専門は生物統計学(Biostatistics);もともとは工学系
• 教育手法もいいけれど、評価はどうするの?
• うさぎ一匹(ぬいぐるみ)と暮らす
• 久しぶりの名古屋です
2
今日の方向性
• 一度立ち止まって,知識を再構築
‣ 基本的なところは皆知っている
• 白紙からアンケートを作ってみる
• 他の人の作成したアンケートの検討・評価
‣ アドバイスできるようになれるとよい
3
ゴール(出口)
• 仮説検証型のアンケートが設計ができる
• 自ら立てた問いに対する回答として,適切な尺度や
記述方法が選択できる
✓「会場の出口(非常口)」も確認しましょう
4
予定と連絡事項
• 自己紹介(くらいはしておかないと…)
‣ 気になること,いま抱えている問題など
• 午後はグループワークと成果物の検討会
• 4組に分かれてください
• 持ってきたデータがあれば,先に預かります
5
ちょっと立ちどまる
(そもそも論で攻めてみる)
6
なぜアンケートをやるのか
7
• 知りたいことがある
• 講習会や講義の効果を測りたい
• 問題点を抽出して,改善したい
• (回答者が)どんな考えなのか知りたい
• 学会発表のため
• ボスの命令/押し付けられた
8
• 知りたいことを ねないと意味がない
• でも…
知りたいことを ねる
9
知りたいことを ねる?
• 知りたいと思うことを知るには,なにが必要か
• (もしくは)どんな状態ならそれを満たすか
10
アンケートの質
• 目的によって欲しい結果は異なる
- (こういうことを言うから一部で異端扱いされるらしい)
‣ 授業改善のためのアンケート
‣ 学会発表/論文のためのアンケート
‣ 予算をとるためのアンケート
11
ちなみに…
• アンケートは基本的にinvisibleなもの
• 論文で調査に使ったアンケート(全文)を見たことは 
(ほぼ)ないはず;だから勉強しようにもできない
• 最近は査読者に統計家が入ってはいるが質問項目に 
ついてはほとんど手つかず
12
今日扱うアンケート
• 「改善のためのアンケート」を想定
‣ 全数調査(標本抽出については扱わない)
‣ 知りたいことを ねる
‣ 答えてほしい人だけに,嘘なく答えてもらう
13
母集団と標本
全数調査と標本調査
14
母集団と標本
• 母集団:統計的調査・分析の対象となる集団全体
• 母集団すべてを調査することが困難な場合,標本を抽
出して,そこから確率論的に母集団を推定する
母集団 標本
抽出
(Sampling)
推測
標本調査全数調査
15
母集団を明確にする
• それぞれ,母集団と標本はなにか
1.20代の日本人女性のうち,どのくらいが眼鏡をかけて
いるかを知るために20代の日本人女性200人に質問した
2.ある製薬会社では,新開発した物質Xをマウス50匹に
経口投与して,目的とする薬理作用を確認した
16
母集団を推定可能な調査を
• 本来は調査設計の段階で確認すべきことだが…
• 母集団から無作為に標本をとらないと実態を表せない
• 20歳代女性 and 眼鏡:「渋谷で200人に聞きました」
‣ 「渋谷」ではデータに偏りがある可能性が高い
‣ 報告書に「20代女性のP%が眼鏡」とは書けない
17
有限母集団と無限母集団
• 有限母集団
• 無限母集団(一般に「母集団」というとこちら)
‣ 母集団を構成する要素が無限個
‣ 標本数 << 母集団の要素の個数
‣ 将来にわたって同様の要素が生成される場合
18
母集団を全て調べる?
• 一般的に,母集団を全て調べることは困難を伴う
• 20歳代女性全員,マウス全てを調べるのは非現実的
• 標本調査で母集団の推定をするのが合理的
• ただし,標本はある程度の誤差を持つ
• 誤差を考慮しながら推定したり,検定したり…
19
標本調査の落とし穴
• 母集団を取り違えて推定し,報告書で論理の飛躍
‣ 「インターネット上で調査」→ 日本人全体の傾向
‣ 「X病院の看護師全員を調査」→ 日本の看護師全体
‣ 「名称が同じで中身の違うプログラムYの修了者」
           → プログラムYの修了者全員
20
患者満足度調査
• なにがいけないのか考えてみる
‣ 外来受診者1000人/日の病院(80%は予約患者)
‣ 外来受付時刻9:00∼11:00(予約でも受付は必要)
‣ 調査紙(アンケート)で外来受診者の満足度を知る
‣ 10:00∼11:00の間に窓口周辺にいる患者に無作為に配布
21
なにがいけないのか
• 「患者」を代表できる標本かどうか
• 9:00来院の人/11:00来院の人の意見は聞けるのか
• 標本の集め方の妥当性を再検討する必要がある
• 問題発見の切り口は統計学的な考え方だけではない
22
意外と多い全数調査
• 全数調査:母集団全てを調べる調査方法のこと
• 対象を全部調べるので,推定(や検定)は原則不要
• コストがかかるので…と思われがちだが,意外に多い
• 身近な具体例をいくつか考えてみよう
23
全数調査の具体例
• 企業や集団におけるスタッフの満足度
• 研修前後の試験/事後アンケート
• 学力試験(サンプリングしたらひどいことに)
• etc.
24
報告書の結果が全てではない
• 母集団を取り違えて調査が行われている可能性
• アンケートの調査紙同様,データを集計して,結果を
導きだす過程もある意味invisibleなもの
• 論文や報告書に生データが掲載されることはまずない
• 分析方法は示しても,全て説明があるわけではない
25
そろそろ本題に…
26
•仮説検証型調査
‣ 攻めの調査
‣ 仮説をたてる
‣ 仮説の検証
‣ 仮説は直感でもよい 
(先行研究でもよい)
•仮説生成型調査
‣ 守りの調査
‣ 仮説の設定は不要
‣ 実態把握が主目的
‣ 二次調査が要る場合
が多い
攻めの調査と守りの調査
27
仮説検証型/仮説生成型
それぞれの具体例
28
今日は仮説検証型
• 仮説を明確化すると,質問項目が絞れる
• 「暗黙の仮説」をあえて意識する
• 一般的なアンケートの多くは仮説検証型
- (今回は全数調査を前提にします)
29
アンケートの設計プロセス
30
1.調査テーマと目的の設定
2.調査タイトルの決定
3.仮説設定
4.制約条件の確認(時期,予算,倫理)
5.調査対象者,データ収集法決定
6.アンケート(質問紙)設計,検討,実施
31
出所: “質問紙法による本調査実施までの各プロセスの関連性”, 鈴木淳子(2011)
32
• テーマは(少なくとも)同じ分野の人に説明したとき,
理解してもらえるかどうかを基準とするとよい
• テーマや目的が明確でない場合,一度の調査で欲張り
すぎる事例が散見される
テーマと目的の明確化
33
レイアウトの検討
34
まず忘れずにやっておきたい
• 倫理的配慮に関する記述
• 質問項目に付番する(通し番号)
• 回答方法(番号,単語に○など)の統一
• 回答の進行指示(スキップする場合など)
35
ほかに注意すべき
レイアウト上の問題は?
36
まだいろいろある
• 回答者の立場でみると分かることが多い
✓ 括弧(  )の大きさ
✓ 文字のサイズ,色
✓ 行間,余白 etc.
37
質問項目の検討
38
デモグラフィック項目
• 性別,年齢,職業,職種,年収,経験年数,etc.
• どんな調査にも含まれる内容
• 分析の基礎となる極めて重要な情報
• 質問の仕方や内容によっては答えてもらえない
39
答えてもらいにくい質問
(どんな項目があるか)
40
答えてもらいにくい質問
無回答もしくは嘘の回答が増える
• 年収(分からない場合 or 答えたくない場合)
• 年齢(ちなみに私は老眼ですが意外と若いです)
• 体重/体脂肪率 etc.
嘘の回答は解析の際に見分けがつかないので厄介
41
デモグラフィック項目は
アンケート用紙の
最初 OR 最後 どっち?
42
最初
• 歴史的には「最初」(Face Sheet)
• 重要な情報は最初に集めておきたい
‣ 最初に置けば,忘れられることはほぼない
• 最初の段階で警戒され,その後の質問に正直に回答 
してもらえないリスクがある
43
最後
• 近年の一般的な傾向(鈴木ら,2011)
✓「最後にあなた自身について伺います」
✓「回答を分析するために必要な項目です」
• 集中力が切れて適当になる,忘れられるといった 
リスクがある
44
最初 OR 最後 ふたたび
• あくまでもひとつの考え方として…
✓プライバシーの問題がなければ最初も可
✓他人に知られたくない質問をする場合は最後にすること
が望ましい
‣ (収入などは)回答に幅をもたせる方法も
45
選択式回答法の検討
46
選択式回答法の
長所と短所の検討
47
選択式回答法の長所と短所
• 長所
‣ 回答が簡単
‣ 全員が共通の枠組み
で回答してくれる
‣ 数値/コード化可能
‣ 統計解析がしやすい
• 短所
‣ 選択肢設定が難しい
✓ 選択肢以外に選べない
✓ バイアスが生じやすい
‣ 無回答の場合の解釈
が難しい
‣ 意図的無回答 or 忘れ
48
選択式回答法の形式
49
選択式回答法
• 二項選択法・Filter Question
• 多項選択法(択一/複数選択/限定選択)
• 順位法(完全順位法/一部順位法)
• 恒常和法
• Likert Scale
50
二項選択法
• 二択(2つにしか分類できないもの)
• 2つの対立するカテゴリーを選択肢に
• Filter Questionにむいている
• 嗜好や態度を把握するには限界がある
‣ e.g. アボカドは好きですか? − 好き or 嫌い
51
FILTER QUESTION
• 回答者を分類するための質問
• 必要な人だけに,その先の質問に答えてもらう
‣ 適当な回答,嘘の回答を防ぐ
❖ 【質問1】あなたは新聞を読みますか? はい or いいえ
❖ 【質問2】1で「はい」の方にお尋ねします.       
1日に何分くらい新聞を読みますか?
52
多項選択法
• 3つ以上の選択肢を用いる
• 複数の選択肢から1つ,または複数選択
‣ 大きく分類して3種類の方法がある
• 選択肢が増えて,情報に現実味が増す
53
多項選択法;択一式(SA)
• 複数の選択肢の中から1つだけ選択
• 「好き・嫌い・どちらでもない」が一例
• 回答しやすく,無回答が少ない
• 得られる情報は限定的
54
多項選択法;複数選択(MA)
• 複数の選択肢の中から該当するものを全て選択
• 選択肢の数や配置が極めて重要になる
‣ 両極選択バイアス(最初 or 最後が多い)
• 重要な肢以外も「とりあえず」選ぶ恐れ
• 最も重要なものに特別な印をつける方法も
55
多項選択法;限定選択(LA)
• 複数の選択肢から指定された数だけ(まで)選ぶ
‣ 指定された数だけ必ず選ぶ場合(3つ選ぶ)
‣ 選択可能な上限を指定する場合(3つまで)
• 不適当な回答を無理に選ぶ可能性がある
• 制限数は全選択肢の1/3程度(酒井, 2001)
56
順位法
• 複数の項目について順位をつける
• 回答も分析も面倒(Friedman test)
• 項目数は3∼7程度(Mangione, 1995)
• 完全順位法と一部順位法
57
完全順位法と一部順位法
• 完全順位法
‣ 全選択肢について,順位付けを行う
• 一部順位法
‣ 順位付けする項目数を限定する        
e.g. 以下の7項目から重要だと思うものを3つ選
び,1位から3位まで順位をつけてください
58
恒常和法
• 順位+項目間の重要性の違いを測る
• 全項目に100% or 100点を与えて分配
• 分析が面倒                
(Conjoint Analysis/重回帰分析)
59
恒常和法の具体例
• 宝くじが当たったら何に使いますか? 合計が
100%になるように,空欄に記入してください
1.貯金  (     )%
2.旅行  (     )%
3.買い物 (     )%
4.投資  (     )%
5.その他 (     )%
          合計:100%
60
LIKERT SCALE(1/4)
• リッカート尺度(Rensis Likert, 1932)
‣ 例のアレ
‣ 評定法の一種(他には一対比較など)
‣ 尺度間の間隔が等しいと仮定
61
LIKERT SCALE(2/4)
• 評定段階は3∼9の奇数段階が多用される
• 段階が細かすぎると,回答も比較も困難
‣ 9段階尺度の回答の再現性は高くない(小嶋, 1975)
• 中間選択肢を抜いて偶数にすることも
‣ 強制選択尺度(Forced-choice Scale)
62
LIKERT SCALE(3/4)
• 質問項目が多い場合は表形式にすることも検討
63
LIKERT SCALE(4/4)
• 言葉で段階を示す場合は,大小関係を明確にする
「非常に」「まったく」「かなり」
「やや」「まあ」「どちらかといえば」
「あまり」「ほとんど」「ぜんぜん」
64
中間選択肢はどんなときに
使う/使わないのか
※ 参考:日本人に対する調査では,中心化傾向(中間選択肢を選ぶ傾向)が極めて強い
65
中間選択肢
• 使う場合
‣ 複雑な問題について
質問をする場合
‣ 中間選択肢を選ぶと
いう仮説のもとで調
査を行う場合
• 使わない場合
‣ ほとんどの全ての 
回答者が明確な意見
を持っていたり, 
そのことがらについ
て経験している場合
‣ どうしてもどちらか
選んでほしい場合
66
片側のスケールもある
• 片側の尺度
• 0, +1, +2, +3, +4 という形式(ラベルは数字でなくてよい)
• 0%(0), 25%(+1), 50%(+2), 75%(+3), 100%(+4) のイメージ
• 刺激を与えた場合に,何らかの反応はあるという仮説
• 両側で扱われるマイナスの評価は,0の中に包含する
• 正規分布しやすいため,分析が比較的やり易い
67
都合のよい評価
•5段階尺度
非常によい
とてもよい
まあよい
あまりよくない
全くよくない
‣結果を述べる
-赤で示した項目が分類上
「よい」に該当
- 尺度としては妥当ではない
が,こういった使われ方も
少なくない (悪いとは言わ
ない)
68
自由回答法の検討
(自由記述)
69
自由回答法の
長所と短所の検討
70
自由回答法の長所と短所
• 長所
‣ 選択肢の制限がなく
自由に回答可能
‣ 回答の幅が広い
✓ 多様なデータが集まる
‣ 事前の予想を超える
回答が得られる
• 短所
‣ 回答に時間を要する
‣ 無回答が多い
‣ 質問と無関係の回答
✓ 方向性を定めにくく,言いた
い放題になる
✓ 質問設計が難しい
71
自由回答法の
欠点をカバーする方法
72
SPECIFIC OPEN
QUESTION
• 限定的記述質問
• 事実,行動,嗜好などの情報に対する質問
• 単語または1行程度,回答スペースも用意
あなたの好きな果物を3つまで挙げてください     
(     )(     )(     )
73
SENTENCE COMPLETION
QUESTION
• 文章完成型質問
• 文頭だけ提示して文章を完成させる
• 記述内容について誘導できる
このWSで最も印象に残った話は    である    
このWSの改善点は         である
74
SHORT-ANSWER
QUESTION
• 短文/単語回答型質問
• どんな回答が得られるか予想できない場合
• 短い言葉で答えられる質問設計
今年のクリスマスを楽しく過ごすためにあなたが 
最も重要だと考えることは何ですか.分からない 
方は「分からない」とご記入ください.
75
頻度に関して
• 回数や期間,頻度を ねる場合,選択式ではなく  
回答欄を作成して自由記述式にする方がよい
- 回答者によって幅がありすぎる
- すべての選択肢を準備できない可能性
76
自由回答欄の数と配置
• 選択式項目全てに対して,その下全てに自由記述欄を
設けているアンケートも少なくない
• この方法のメリット・デメリットの検討
77
バイアスの検討
78
主なバイアス(質問側)
• 価値判断を含む質問
• 同調圧力・Yes-tendency
• Halo effect
• 隠れた前提のある質問
• Double-barreled question
79
価値判断を含む質問
• 語尾に価値判断を含むと誘導
‣ 「∼すべきだと思いませんか」
‣ 「∼に困っていませんか」
- 回答者に明確な意見がない場合,質問文に誘導される
80
同調圧力
• 社会的(同調)圧力を伴うと誘導
‣ 一般に言われる/社会問題化している
- e.g. 近年,政治離れによる投票率の低下が社会問題
になっています.あなたは次回の国政選挙で投票に 
行きますか.(行く・行かない・未定)
81
YES-TENDENCY
• 「いいえ」よりも「はい」を選ぶ
• 知識の有無を問う際に顕著(山田, 2010)
‣ 「知らないことは恥ずかしい」
‣ 知識の確認は可能な限りテストですべき
• 同じ種類の質問を反復しても生じる
82
賛成?反対?
• 「あなたは○○に賛成ですか」
‣ 「賛成」に誘導される傾向
• 「あなたは に反対ですか」
‣ 「反対」に誘導される傾向
✓「賛成ですか、それとも反対ですか」
83
HALO EFFECT
• 影響力が強い人名や組織,職業が回答を誘導( ら,
1987)
‣ 「○○病予防の専門家である□□医師」
‣ 「△△学会の専門委員会」
• 権威に対して同調する(逆もある)
84
隠れた前提がある質問
•あなたは新聞を一日何分くらい読みますか
‣ 「新聞を読んでいる」という暗黙の前提
‣ 質問者の感覚 ≠ 回答者の実態
‣ 読まない人が0分と書くかどうか分からない
‣ Filter Questionで「読まない」人を排除
85
DOUBLE-BARRELED QUESTION
• 二重質問
• 1つの質問に2つ以上の異なる論点
• 専門家もやる,頻度の高いミス(Azzara, 2010)
• 選択肢を増やすか,質問を分割して対処
•論点並列型と論点従属型
86
二重質問の具体例
• 論点並列型
‣ 「∼や∼」,「もしくは」で接続される
- 「FacebookやTwitterを利用していますか」
• 論点従属型
‣ 一方がもう一方に従属
- 「ダイエットのために運動していますか」
87
嘘の回答と回答バイアス
88
嘘の回答を招きやすい質問
• 倫理・道徳に関する質問
‣ 社会規範や一般に正義とされる話題
• プライバシーに関わる質問
• 調査者が期待している回答が明らかな質問
‣ 典型例:授業・講習会後の評価
89
主な回答バイアス(回答側)
• 両極選択バイアス
• 社会的望ましさバイアス
• 中間回答バイアス
• 記憶バイアス(記憶効果)
90
両極選択バイアス
• 選択肢が多い場合に生じる
• 最初か最後の選択肢を選ぶ傾向
• 面倒になって全てに目を通さない
• 項目数の見直し,グループ化で対処
91
社会的望ましさバイアス
• 社会的に受け入れられやすい内容の回答
• 調査者が期待していると思う回答
‣ 授業・講習会後の評価によくある
‣ 改善目的のアンケートでは致命的
92
中間回答バイアス
• 評定法を用いる場合に生じる
• 中心化傾向(中間選択肢を選ぶ)
• 日本人に対する調査では非常に多い
• 避けたいなら偶数段階もしくは片側の評定を用いる
93
記憶バイアス(記憶効果)
• 過去の出来事や行動についての質問
• 時期(X年前)もなかなか思い出せない
• 記憶質問に対する回答の信頼性は低い(直井, 1998)
• 結果は参考程度にとどめる必要がある
94
極端反応バイアス
• (たとえば5段階尺度で)両極の選択肢ばかりを 
選択する傾向
• 回答者個人の傾向
• アンケート設計者は悪くない
• 回答は集計の対象外にする
95
質問順序と構成の検討
96
検討のポイント
• 合計質問数
• 重要な質問・デモグラフィック項目の位置
• 事実・行動 — 意見・意識
• 簡単な質問 — 難しい質問
• 一般的な質問 — 個別の質問
• 選択式 — 自由回答式
97
質問順序と構成
• 様々な考え方があり,一定の解はない
• 関連するテーマはまとめる
‣ 次の質問に影響を与える場合は要注意
• 重要な質問は中間付近に配置
• 尺度項目が30を超えると回答が適当に(Dornyei,
2003)
98
最後に問題提起として
• 態度はアンケートで測れるのか?
‣ 「態度教育」
‣ 答えはよくわからない
‣ 少なくとも現在行われている方法では,無理に近い
99
第二部:実際に作ってみる
100
グループワーク
• テーマは「カードゲームに関するアンケート」
• 制限時間:120分間(PCで作成してください)
• 終了後に検討会を実施(各グループ毎に発表)
• 実際に依頼されている案件です
• 依頼者からの要求事項は文書にまとめてあります
101
第三部:検討会
102
検討会
• グループ別に作成したアンケートを呈示して説明
• 工夫したところをアピール
• 回答者の視点で評価して,設計者の言葉でアドバイス
103
おわりに
• 今日紹介したのは,ほんの一部分かつひとつの考え方
• 答えやすさ( + 分析のしやすさ)
• アンケートをとって終わり,というわけではない
• 続編:「集計・分析の基礎」(統計の基礎的な話)
• 「自由記述分析」編を製作中
104
おつかれさまでした
• 質問はいつでもどうぞ
• スライドはSlideShareにアップロードします
• Weblog: http://www.thiroe.net
• Twitter: @taka_hiroe / Facebook: takanorihiroe
• SlideShare: http://www.slideshare.net/thiroe
105

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