How to feed myself with computer vision

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IEICE名古屋大学学生ブランチ発表資料

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How to feed myself with computer vision

  1. 1. コンピュータビジョンで飯を食う ~とある技術者の事例~ IEICE学生ブランチ講演資料
  2. 2. 自己紹介 テクニカル・ソリューション・アーキテクト 皆川 卓也(みながわ たくや) 慶應大学 斎藤(英)研究室 共同研究員 兼 フリーエンジニア 「コンピュータビジョン勉強会@関東」主催 略歴: 1999-2003年 日本HP(後にアジレント・テクノロジーへ分社)にて、ITエンジニアとしてシステム 構築、プリセールス、プロジェクトマネジメント、サポート等の業務に従事 2004-2009年 一貫してコンピュータビジョン技術のシステム/サービス開発等に取り組む 2007-2010年 慶應義塾大学大学 院後期博士課程にて、コンピュータビジョンを専攻 単位取得退学 2
  3. 3. 今日のお話  フリーランスのお仕事  コンピュータビジョンのビジネス事例  学生へのメッセージ
  4. 4. 目的  「こんな働き方もあるのか」という皆さん の今後のキャリアの参考にしてもらう
  5. 5. 今日のお話  フリーランスのお仕事  コンピュータビジョンのビジネス事例  学生へのメッセージ
  6. 6. 博士進学の経緯  ビジネスに必要なCV技術を目利きし、実装できるように なりたかった。    CVを勉強し直したいと言ったところ、社会人博士を勧め られる。   CV研究全体の俯瞰ができるようになりたい。 興味ある研究を自分で実装できるようになりたい。 研究者志望ではなかった。 前職までは博士進学が唯一のスキルアップ(キャリア チェンジ)手段。   コーディングをあまりせず、プロジェクト管理やシステム構築な どを広く浅く行なっていた。 または他社提供のCV技術を使ったアプリ開発
  7. 7. なぜフリーランスになったのか  博士号取得を目指しながら働かせてくれ るような会社がない  リストラ2回とブラック会社勤務でサラ リーマンとしての将来に不安を持った  35歳までに自分の名前で仕事を取れるよ うになろうと思った
  8. 8. Mission アカデミックとビジネスをつなぐ架け橋 となる Academic Business
  9. 9. アカデミックとビジネスの間の深い谷 顧客はそもそもどんな技術があるのか知らな い  R&Dとビジネス部門のコミュニケーションが希 薄     時間とお金をかけて作ったけど、眠っている技術 もある 中小/ベンチャー企業はそもそもR&Dを持てない 大学は論文になりえる技術にしか興味がない  枯れた技術でもビジネスの役に立つことは多い
  10. 10. 目指す姿 主に中小/ベンチャー企業のための 技術の町医者
  11. 11. 技術の町医者  大半のCV技術者は大企業かアカデミック系 に囲われていて、転職市場に出てこない  気軽な相談相手になる 中小/ベンチャー企業を診察(コンサルティン グ)して、技術要件(病名)まで落としこむ  必要と判断したら、大学病院の専門医(大学 の研究室)を紹介  自分で治療できる場合は、診察道具 (OpenCV等のライブラリ)を使用して治療 
  12. 12. フリーランスのメリットとデメリット  メリット      人間関係のストレスはほとんどない 時間の調整をつけやすい 起業より低リスク GoogleやMicrosoftが無料ですごいサービスを ドーンと出してきた時に、たやすく方向転換でき る。 デメリット    不安定な収入 自分を律する必要 一人で仕事をしてると、刺激が少ない
  13. 13. 仕事の取り方
  14. 14. 今日のお話  フリーランスのお仕事  コンピュータビジョンのビジネス事例  学生へのメッセージ
  15. 15. コンピュータビジョンのビジネス事例 (略)
  16. 16. コンピュータビジョンをビジネスにする  自分たちでビジネスを企画するケース  主に独立前  顧客からの要望に応えるケース  主に独立後
  17. 17. 自分たちでビジネスを企画する 1. 2. 革新的な製品やサービスは「Needs」からよりも 「Seeds」から生まれる 成功した製品やサービスは「Seeds」を「Needs」に うまく結びつけている 1. 「技術」から発想をはじめよう 2. アプリケーションを「ユーザ視点」でデザイン /構築しよう (注:個人的な考えです)
  18. 18. 技術から発想する 仮説をたてる • この技術はどんなサービスやアプ リケーションに使えるだろうか? • ブレインストーミングなどによるアイ デア出し 顧客の反応を見る デモを作成する • そのサービスを必要としているであ ろう想定顧客へデモを見せる • 「実際の」要望を「デモを見せること で」引き出すことができる • 普通の人は口頭の説明だけでは 技術を理解できない • 技術のデモではなく、アプリケー ションのデモを作成する
  19. 19. ユーザ視点のアプリケーション ユーザ視点の開発 • ユーザは誰? • 使用する技術の制約を理解する • 良いインターフェースによってユーザへ の負荷なく技術的制約を避けることがで きる • ユーザからのフィードバックを得る.Try & Errでサービスを改善していく
  20. 20. 技術からビジネスを企画する:まとめ Needs 顧客・ユーザの声 ユーザの声の 反映 新しい使い方 イマジネー ション 良いサービス 「動くもの」 を実装 Start Seeds 面白い技術・新しい技術 20
  21. 21. コンピュータビジョンでビジネスする  自分たちでビジネスを企画するケース  主に独立前  顧客からの要望に応えるケース  主に独立後
  22. 22. 顧客からの要望に答えるケース コンピュータビジョンの受託開発は難しい!  作ってみないとどれくらい精度が出るかわか らない   撮影環境にも精度は依存する お客さんは簡単に実現できると思っている
  23. 23. 顧客からの要望に応えるケース お客さんが「本当にやりたいこと」をヒアリング    コンサルティングは絶対に必要なフェーズ CV技術は「簡単に実現できる」と思われがち 顧客はそもそもどんな技術があるのか知らない
  24. 24. 顧客からの要望に応えるケース お客さんが「本当にやりたいこと」をヒアリング お客様の目的を達成する手段を検討する  実現方法全体を考える     全体のシステム構成 CV技術は目的達成の1ピースに過ぎない ハードウェア、通信環境、モジュール間連携、UI、etc 技術の制約をどのように回避するか
  25. 25. 顧客からの要望に応えるケース お客さんが「本当にやりたいこと」をヒアリング お客様の目的を達成する手段を検討する 開発仕様と範囲を決定する   自分が開発する範囲(CV周り)を決める 場合によっては開発全体のマネジメントも行う
  26. 26. 顧客からの要望に応えるケース お客さんが「本当にやりたいこと」をヒアリング お客様の目的を達成する手段を検討する 開発仕様と範囲を決定する 実装/試験
  27. 27. 開発の請け方  受託開発モデル    業務委託モデル   作業にかかった時間分のお金を頂く 成功報酬モデル    できる可能性の高い開発 顧客がリスクを理解し、回避策を準備してくれる場合 失敗のリスクを引き受ける 自社でサービスを行っているような会社への提案 先行開発モデル   これからの時代に儲かりそうなものを作る あるいは、単に作りたいものを作る
  28. 28. 今日のお話  フリーランスのお仕事  コンピュータビジョンのビジネス事例  学生へのメッセージ
  29. 29. 学生へのメッセージ  今は研究を頑張ってください  働き出したら、自分は転職して も通用する人間かを常に意識 してください
  30. 30. 学生へのメッセージ  今は研究を頑張ってください 研究で身につけた「考え方」は どんな分野にいっても通用しま す
  31. 31. 研究で身につく考え方  科学的な考え方  エビデンスを元に仮説と検証を繰り返 す  工学的な考え方  目的から手段をブレークダウンする ビジネス本に書いてあるノウハウはほとんど これらの考え方の応用にすぎない
  32. 32. 学生へのメッセージ  働き出したら、自分は転職して も通用する人間かを常に意識 してください
  33. 33. 自分は転職しても通用するか? 会社の寿命はキャリアより短い 年齢相応のスキルがなければ 転職は厳しい 例え安定していても成長できない環境に 長居しては危険
  34. 34. 自分は転職しても通用するか? 他では通用しない人材 組織から出たら生きていけない 自分を守るために組織を守る それが理不尽でも それが不正でも
  35. 35. 自分は転職しても通用するか? いつでも転職できるということ 組織から自立しているということ 自分の心に従って行動する自由 独立自尊
  36. 36. 最後に noblesse oblige

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