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【秘密基地2周年記念】提言:地方創生に貢献する地域拠点実現手法

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オープンから2年で12社以上を創業させ、数多くのプロジェクトを実現し、まさに”Sharing Society”を実現した、北九州コワーキングスペース秘密基地の事例とそのレビューを、秘密基地2周年を記念してまとめました。

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【秘密基地2周年記念】提言:地方創生に貢献する地域拠点実現手法

  1. 1. ー提言ー 地方創生に貢献する 地域拠点の実現手法 Sharing Societyを実現した 北九州コワーキングスペース秘密基地事例より 2016.01.16 秘密基地2周年記念に寄せて 文責: コワーキングスペース秘密基地 代表 岡 秀樹 エバンジェリスト 渋谷 健
  2. 2.  北九州市のコワーキングスペース 秘密基地は、 2014年1月のオープン以来、12社以上が新規創業するなど 地域自らの力で地域の可能性を開き、 地域で多くのプロジェクトや事業を創出してきた。  本資料では、秘密基地の活動に関わった主要関係者が 2年間の活動を振り返り、 地方創生に貢献する拠点づくりのための要点をまとめる。  それぞれのまちが、そこに住む人が、関わる人が、 これからも自分の街を愛し、幸福を感じ、 未来を創っていくことに貢献できることを強く願って。 コワーキングスペース秘密基地 関係者一同 本資料の目的 ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 2
  3. 3. コワーキングスペース 秘密基地 代表挨拶 【プロフィール】 建築家。豊橋技術科学大学卒、ロンドンAAschool留学中にリノベーション設計の スキルを活かし、シェアハウス及びワークスペース等の事業で起業。帰国後、一 級建築士事務所を経て、コワーキングスペース秘密基地を設立。公と民の中間領 域に新しい連携スキームを提案し、北九州創生塾、北九州フードフェスティバル、 北九州ローカルクラウドファンディング、公共空間リソース利活用推進協議会等、 様々な社会的プロジェクトを創出。 コワーキングスペース 秘密基地 代表 岡 秀樹 人口減少問題を含む急激な社会の変容が、私たちの働き方や生き方に目に見える形 で影響を及ぼし始めています。このような局面においてはものごとを俯瞰的に見据え、 新しい社会の受け皿となる”場”の創出が必要です。 これまで私たちが生きてきた時代には必要の無かったコワーキングスペースのよう な空間は、未だ経験していない未来に根差しています。コワーキングスペース秘密基 地には特有の地域や業種・業界を超えたイノベーションの創発事例があり、ここにあ るリアルな”場”の在り方は、次を生きる私たちに大変大きな示唆を与えてくれます。 これまで、国土交通省、経済産業省をはじめ、各省庁・自治体やまちづくり団体、 または民間事業者などに対し、様々なかたちでお手伝いさせていただいております。 この時代を共に生きる同志と出会い、未来を考える機会となれば幸いです。 ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 3
  4. 4.  まちの“こころ”は冒されている、 これまでの表面的手段では理想の姿は“夢物語”で終わる。 地方創生の現実と理想 症状 行動 環境 風土 無意識 の前提 現実 理想 • 成果が出ない、打ち手がない状態 • 地域活動の停滞、縮小 • チャレンジしない、型にはまった状態 • 事例や権威に頼った施策 • 責任転嫁、リスク回避を重視 • 対処療法的な施策、硬直化 • 制度やしがらみでがんじがらめ • 社会環境の変化が速く、仕組みが追い付かない • リスクをとっても孤立、やらないことがベターな選択 • 疲弊感、閉塞感、孤立感 • 自分の立場を守るために変化を否定 • 何をやっても意味がない、という無気力感 • まちや自分たちの未来に対する絶望 • 根本的な解決は不可能という思い込み • 不幸感と逃避願望 衰退 依存 硬直 疲弊 絶望 • 新しいプロジェクトや事業が次々に生まれる • 新しいひとがまちを訪れ、交流が生まれ、成長する • 組織や立場、地域を超えてムーブメントが広がる • 自分たちが必要だと思うことを自ら創る • 根本的な深い問題に倫理的勇気をもって飛び込む • 行動から生まれるあらゆる価値をまちの力にする • オープンでフラット • 変化を柔軟に受け入れて、進化し続ける • チャレンジすれば、まちがチームとなって支える • 活力にあふれて、意欲的に行動する • 悩む前に体が動く • 評価も気にせず、あるべきこと・やることを実践する • 生きていることに、だれもが幸せを感じる • 自分らしく、自由で、安心できるまち • 自分の人生を全身全霊でまっとうできる 創生 自立 進化 充実 幸福 ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 4 要 因 の 深 さ
  5. 5. 20世紀型社会システム Take & Own → Success  20世紀型の所有する社会システムが終焉を迎え 21世紀型の共有する社会システムへ“本当のシフト”が必要だ。 必要なことは社会システムのシフト • 限られたリソースをいかに得るか(Take) • 自らがどれだけ多く所有するか(Own) • いかに成功者になるか(Success) 21世紀型社会システム Give & Share → Happiness • 自らの価値をいかに提供するか(Give) • どれだけ多くの価値を共有するか(Share) • いかに幸福であるか(Happiness) SHIFT ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 5
  6. 6.  ハード・ソフト・ヒューマンの“間”にある課題に向き合い、 新しい社会システムで繋ぎ直せば、 その街にしかできない価値が生まれる。 創り出すべき“中間領域”にある価値 課題 地方創生 【ソーシャル・バリュー】 幸福 しごと 【ソフトウェア】 コンテンツ まち 【ハードウェア】 空間 ひと 【ヒューマンウェア】 関係性 成長 【エンジン】 実現 新たな可能性 ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 6
  7. 7.  大きく社会システムが変わろうとしている、 今に生きる私たち一人ひとりには、立場も何も関係なく 「ひとの幸福」のための「倫理的勇気」が求められる。 私たち一人ひとりの在り方 地球はこれ以上、成功者を必要としていない。 地球が切に望んでいるのは、平和を実現する人 や、人を癒す人、修復をする人、物語る人、そ してすべてのものを愛する人たちだ。 この星は、世界をより住みやすく、人間的な場 所にするための難行・闘いに進んで加わろうと いう倫理的勇気を持った人々を必要としている。 ダライ・ラマ 根本的な問題は私たちが実行した社会モデルな のです。そして、改めて見直さなければならな いのは私たちの生活スタイルだということ。 幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。 環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそ が環境の一番大切な要素であるということを覚 えておかなくてはなりません。 ウルグアイ大統領 ホセ・ムヒカ ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 7
  8. 8.  一部の権力やカリスマに頼るのではない、 まちのひとりひとりが“特別ではないリーダー”として、 まちに未来を共に創っていく。 求められる力 新たな “特別ではない” まちのリーダーたち ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 8 システム思考 デザイン思考 ブランディング思考ネットワーキング思考 マーケティング思考 個々の事象の要素だけでなく、相関性 をとらえ、全体のバランスをとる力 複雑な状況を整理し、洗練し、抽象化 または具体化するための力 個々の中心的な価値を見出し、その価 値を必要な人に伝える力 新たな人脈を構成し、協働できる関係 性を構築していく力 社会の中で具体的な価値として、持続 的に提供していくための力
  9. 9.  個々の特性を活かし、総合力を重視する 強みを生かした“まち”というチームを形成する。 強みを活かす“まち”というチームへ 【 20世紀型社会システム】 だれもが平均点レベルで 均一化することを図る傾向 【 21世紀型社会システム】 それぞれの強みを活かして 圧倒的なレベルでの 課題解決・価値創造を実現 ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 9
  10. 10.  ひとりひとりが自由に、尊重しあい、刺激しあい そしてチームとして成長し続ける。 Like Jam Session(ジャムセッションのように) ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 10
  11. 11. コミュニティ デザイン  すでに新しい社会システムを実現し、成長し続ける秘密基地。 11 コワーキングスペース秘密基地の事例 人材育成 地域版 クラウド・ファンディング 地産地消の 食イベント 地域メディア 公共空間を活用した 社会実験 http://秘密基地.net 交流 ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ
  12. 12.  地域内外の活性化に秘密基地関係者は常時関わっている。 コワーキングスペース秘密基地 主な成果 コワーキングスペース秘密基地 運営スタッフにて把握できている範囲に限る。 数字はすべて2016年1月16日現在。 オープンからの累計で新 規創業した事業者総数 12社 (うち株式法人3社) 創業数 オープンから秘密基地関 係者が創出したプロジェ クト数 平均月2本 創出 プロジェ クト数 オープンから秘密基地の 累計入居者数(シェアオ フィス利用、月会員) 22人入居者数 オープンからの累計で、 秘密基地内の事業者が創 出した雇用総数 100名以上雇用数 オープンからの累計で、 秘密基地関係者が獲得し た国プロ等予算総額 約1.7億円 獲得予算 総額 オープンから秘密基地の 延べ利用者数 3万人超利用者数 オープンから秘密基地の 中央・地方行政、企業等 の視察数 120団体 以上 視察数 オープンから秘密基地の 延べイベント開催数(主 催イベントに限る) 200回超 イベント 開催数 秘密基地の公式Facebook ページのいいね獲得数 2680 いいね Facebook いいね数 Facebookでの秘密基地へ のチェックイン総数 5831 チェックイン Facebook チェック イン数 秘密基地の事例に関し、 他の組織(企業、自治体、 大学等)で講演した総数 40回以上 対外 講演数 秘密基地関係者によって 支援する、他のインキュ ベーション組織等の総数 20団体 以上 支援団体 数 地域経済への貢献 にぎわいづくりへの貢献 広域・異業種への貢献 ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 12
  13. 13.  新しい社会システムにシフトするために必要なことは、 すでに誰もが実現可能であり、シンプルだ。 新しい社会システムへのアクション 実践 まちのビジョン(ブランド) ①まちの「場」 ②まちの「力」 ③まちの「活動」 ④まちの「資本」 ⑤まちの「価値」 • まちで気軽に、日常的に訪れ ることができる空間 • まちのひとたちが気軽に声を かけあえる関係性 • ひとりひとりが持っている 強みを見出す • 強みをつなげて、チームと してのベクトルをそろえる • やろうと思ったことを、す ぐに実践できる環境 • 実践する人たちを応援し、 支え、協力する風土づくり • 実践した活動は、すべてま ちの財産として蓄積する • まちの財産は、まちのひと たちのものとしてシェア • まちの資本を、必要なひと に必要な形で提供する • 外の視点から、まちの価値 をさらに深堀する まちの ひとびと ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 13 空間 関係性 育成 チーム 実践 協力 蓄積 共有 発信 再評価
  14. 14.  一般社団法人まちはチームだ。* として、 秘密基地のノウハウを、仲間として提供する。 秘密基地ができる地方創生への貢献 ネットワーキング思考/SNS Katsu システム思考/プロファイル 安藤 隆幸 マーケティング思考/Web 津田 貴史 ブランディング思考/まちづくり 秋武 正道 デザイン思考/建築 代表理事 岡 秀樹 (秘密基地 代表 兼務) ネットワーキング思考/建築 副代表理事 壹岐尾 恵美 システム思考/ ファシリテーション&事業プロデュース 副代表理事 渋谷 健 ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 14 *2016年3月設立予定 And more.
  15. 15.  コワーキングスペース等の拠点プロデュース  まちのニーズにあった空間のデザイン  まちのひとたちをつなぐ関係性づくりのプロデュース  継続的な場の発展に対する支援・アドバイス  コミュニティおよびコミュニティにかかわる人の育成  コミュニティにおける理念・ビジョンの共有促進  コミュニティにかかわるひとに対しての研修プログラム提供  地域や組織、立場を超えたチームの形成  コミュニティ発のプロジェクト・事業の創出、異業種イノベーションの推進  異業種連携によるプロジェクトや事業の企画支援・アドバイス  実施において必要になるリソース(ヒト・モノ・カネ・情報)調達支援  コミュニティ発のプロジェクトや事業の実施・運営の支援・アドバイス  地域で活用できる資本の発掘と共有促進  地域の眠れる資源の発掘、および再評価の支援・アドバイス  コミュニティ発のプロジェクト・事業の成果の評価支援・アドバイス  地域資源やプロジェクトおよび事業の成果の、地域内共有の促進(SNS等活用支援)  SNS等メディアを活用した成果の他地域展開、広域連携の促進  ローカル・メディア(FM、Ustream、SNS、その他)のプロデュース  地域間で連携するイベントの実施・プロデュース  地域間連携プロジェクトの創出支援 一般社団法人まちはチームだ。 提供メニュー ©コワーキングスペース秘密基地,一般社団法人まちはチームだ 15
  16. 16. 誰も想像しなかった未来を 創造し、シェアして、楽しもう!
  17. 17. まちはチームだ。

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