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Yamadai.r#2

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Yamadai.r#2

  1. 1. 1自由で開かれているということR のもうひとつの顔おしえたかし
  2. 2. Takashi OSHIE 2
  3. 3. Takashi OSHIE 3自己紹介● 専門領域● 地域臨床心理学● グループ・アプローチ● パーソン・センタード・アプローチ● 一般人● 一般人● 大事なことなので二回言いました
  4. 4. Takashi OSHIE 4気を取り直して
  5. 5. Takashi OSHIE 5R と FLOSS と私● R は FLOSS ( Free / Libre and Open SourceSoftware) の一種● 学部 2 年生の頃から FLOSS を使い続けています● 卒論は Vine Linux 上で Emacs と LaTeX で書きました● 修論は Ubuntu ( Arch Linux だったかも?)上でOpenOffice.org で書きました● 博論は Ubuntu 上で LibreOffice で書きました
  6. 6. Takashi OSHIE 6FLOSS がないと仕事にならない● 研究室の PC の OS は Ubuntu● Windows が必要な際は VirtualBox の仮想環境で● Web ブラウザーは Firefox● メールのやりとりは Thunderbird● オフィススイートは LibreOffice● 画像の加工に GIMP● そして統計環境 R
  7. 7. Takashi OSHIE 7FLOSS 関連の活動● Ubuntu や LibreOffice の翻訳案の提案● Ubuntu Magazine Japan vol.09, 10 (,11) 一部執筆
  8. 8. Takashi OSHIE 8R は「自由なソフトウェア」です
  9. 9. Takashi OSHIE 9R は「フリーソフトウェア」です
  10. 10. Takashi OSHIE 10「フリー」ってどういうこと?
  11. 11. Takashi OSHIE 11多くの人がこう思う                      ヘ (^o^)ヘ  えっ?                        |∧                     /    /               (^o^)/                 /(  )  フリーって       (^o^) 三   / / >\      (\\ 三(/o^)  < \ 三 ( // く  タダだってこと    なんじゃないの?
  12. 12. Takashi OSHIE 12  / (^o^) \     |∧    /_人人人人人人人_>  # チガイマス < ̄ Y^Y^Y^Y^Y^Y  ̄
  13. 13. Takashi OSHIE 13「フリーソフトウェア」の「フリー」とは● free as free beer (無料のビール)● free as free speech (自由な言論)←こっち!
  14. 14. Takashi OSHIE 14フリーソフトウェアが有すべき「自由」● 第 0 の自由実行が自由にできること● 第 1 の自由ソースコードを修正できること● 第 2 の自由再頒布できること● 第 3 の自由改良点を公開できることhttp://www.gnu.org/philosophy/free-sw.ja.html
  15. 15. Takashi OSHIE 15オープンソースソフトウェア (OSS)● ソースコードが公開されているソフトウェア● 「フリーソフトウェア」とほぼ同じだが、マーケット向けのプロモーション用語● FOSS (Free and Open Source Software)● FLOSS (Free/Libre and Open SourceSoftware)
  16. 16. Takashi OSHIE 16プロプライエタリ・ソフトウェア● FLOSS と対になる概念● ソフトウェアの使用、改変、複製を法的・技術的な手法を用いて制限しているソフトウェア
  17. 17. Takashi OSHIE 17FLOSS ってなんか難しそう?
  18. 18. Takashi OSHIE 18みんなすでにお世話になってます● Google は Linux で● 山口大学のサイトは FreeBSD と Apache HTTPServer で
  19. 19. Takashi OSHIE 19FLOSS の例
  20. 20. Takashi OSHIE 20FLOSS vs プロプライエタリ (1)FLOSS プロプライエタリ● 誰もが開発に参加できる● 中で何が行われているかが公開されている● 誤り(バグ)を自分で直せるパッチ 翻訳 寄付 バグ報告● 中の人しか開発できない● 中で何が行われているか、外からわからない● バグを直してくれるかどうかわからないソフトウェアソフトウェアFLOSS コミュニティ
  21. 21. Takashi OSHIE 21MS Excel の場合http://www.shochian.com/exclfc.htmプロプラMS 以外直せない
  22. 22. Takashi OSHIE 22Ubuntu の場合https://launchpad.net/ubuntuFLOSS
  23. 23. Takashi OSHIE 23JonoBoardFLOSS
  24. 24. Takashi OSHIE 24MatsuyaBoardFLOSShttps://github.com/RyunUda/MatsuyaBoardJonoBard を fork したもの。← こいつ @RyunUda のせい
  25. 25. Takashi OSHIE 25R の場合FLOSS
  26. 26. Takashi OSHIE 26FLOSS vs プロプライエタリ (2)FLOSS プロプライエタリ自由にコピーできるコピーコピーコピーコピーコピーコピー自由にコピーできないソフトウェアコピーコピーコピーコピーコピーコピーソフトウェア
  27. 27. Takashi OSHIE 27Windows の場合プロプラ
  28. 28. Takashi OSHIE 28Ubuntu の場合FLOSS
  29. 29. Takashi OSHIE 29Windows の場合プロプラ
  30. 30. Takashi OSHIE 30Ubuntu の場合FLOSS
  31. 31. Takashi OSHIE 31SPSS の場合http://www-01.ibm.com/software/jp/analytics/spss/products/statistics/modules.htmlプロプラ!?
  32. 32. Takashi OSHIE 32R の場合FLOSS
  33. 33. Takashi OSHIE 33FLOSS の導入事例● 日本● 大阪府箕面市● 大阪府交野市● 福島県会津若松市● 北海道夕張市● JA 福岡市● EU● ドイツ・ミュンヘン市● スペイン・エストレマドゥーラ州
  34. 34. Takashi OSHIE 34FLOSS にかかる“コスト”● FLOSS は“完全に無保証”● 問題に遭遇したら「汗か金か涙で払う」● 直すための労力を提供する(汗;バグ報告など)● お金を払う(金;寄付、有償サポート)● あきらめる(涙;泣き寝入り)● poor mans software ではない● 当事者として関わることが求められる
  35. 35. Takashi OSHIE 35自由で開かれた研究● 学術研究は自由で開かれているべき● 公開されている先行研究を自由に利用することで、学術研究は発展してきた● 研究成果は一族に伝わる「秘伝の術」ではない● 自由に閲覧・引用できない論文に、意味はあるのでしょうか● 追試可能性
  36. 36. Takashi OSHIE 36研究にプロプライエタリ・ソフトウェアを使う危うさ● 製造元の都合で消滅しうるComicStudio とか Fireworks とか Google リーダーとか● SPSS がなくなったら?● SPSS を使った統計処理ができなくなる● これまでのファイルが開けなくなる● SPSS の統計手法が誤っていたとして、それに中の人が気づかなかったら?Excel にはバージョンによって計算結果の異なる関数があるが、なぜそんなことになるのかさっぱりわからない
  37. 37. Takashi OSHIE 37研究にこそ FLOSS を。統計処理には R を。● FLOSS は消滅しない● ソースコードが公開● 自由にコピーできる● 誰でも利用できる● 「目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない」● “ コスト”は決してゼロではない。当事者になろう
  38. 38. Takashi OSHIE 38おまけ: FLOSS と PCA と私● Rogers, C.● クライアント中心療法● パーソン・センタード・アプローチ (PCA)● あらゆる援助関係において、クライアントや学生、子どもが自由に考え、感じることのできる風土作りに徹底的にこだわった人
  39. 39. Takashi OSHIE 39「自由で開かれた研究」による理論の展開● カウンセリングの過程を全て録音し、その逐語記録をもとに研究や理論を展開、出版 (Rogers, 1942)● 膨大な研究によるデータをもとに「クライアント中心療法」を提出 (Rogers, 1951)● 仮説「セラピーによるパーソナリティ変化の必要にして十分な条件 (Rogers, 1957) 」を検証する膨大な研究
  40. 40. Takashi OSHIE 40逐語記録の公開のインパクト“ クライエント・センタード・セラピーは、セラピー面接の録音と逐語記録の公刊により、サイコセラピーの政治学を永遠に変化させてしまった。セラピストの、神秘的でうかがい知ることのできない行動は、今や万人の目の前に公開されている。これがセラピーの世界に新風と良識の息吹を普及させたのである。そして、最初のうちは、ただひとつクライエント・センタードの面接のみが討論と批判に供されていたのだが、今ではさまざまな立場の熟練したセラピストのテープ記録が利用できるようになった。”(Rogers, 1977)
  41. 41. Takashi OSHIE 41ロジャーズ、精神分析を dis る“ もしも『転移神経症』の治療がセラピーのなかでそれほど重要なものであるならば、そしてそれがパーソナリティと行動における、より深い変化をもたらすのであるならば、どうしてそれを裏付けるデータがないのであろうか。精神分析の観点がより効果的で、奥行の深い効果があることを示すような、録音面接はどこにあるのであろうか。この精神分析過程の中核におけるセラピストの取り扱いにおいて、実際に何が起こっているのかを知らせようとしないのはなぜであろうか。 何年も前、完全な精神分析の逐語記録を読み、精神分析療法の短い部分を聴く機会があったが、そのようなデータを公けにすることへのためらいは理解できると思った。そのためにか転移に関する問題は討論され、論議されども、それらはいつもデータから一歩離れてしまうのである。この問題は、精神分析家が彼らの仕事を専門的検討のために公開しない限り、最終的には解決されないであろう。”(Rogers, 1987)
  42. 42. Takashi OSHIE 42ドグマ化の拒絶● 「ロジャーズ派」を嫌がる● 弟子を作らない● 精神分析家のスーパーバイズを引き受けていた
  43. 43. Takashi OSHIE 43PCA における非専門家への信頼● 訓練を受けない普通の人のなかに、もしその可能性を自由に用いることさえできるならば、援助者としての信じられぬほどの潜在力が秘められている( Rogers, 1970 )● 知識など何もないメンバーが、難しい個人や難しい状況に対して、私自身や専門家のファシリテーターよりもはるかにすぐれた知恵をもっていることが多い( Rogers, 1973 )● すぐれたパーソンセンタード的関係を創造することのできる人たちは、かならずしも専門的な訓練を受けた集団から生まれるとは限らない( Rogers, 1977 )
  44. 44. Takashi OSHIE 44私がいまやっていること● Person-Centered Community Approach● 「誰もが支援関係に参加できる風土作り」が目標● 「心理的支援」を専門家のみで囲い込まない● 地域の人々と共に相互援助的なコミュニティを運営不登校・発達障害児支援グループかすたネットかすたネット不登校・発達障害児支援グループかすたネットかすたネットほたるネットほたるネットほたるネットほたるネット HOTHOT ちゃぶちゃぶHeart Open Talking
  45. 45. Takashi OSHIE 45コミュニティで臨床をしている人間が、コミュニティの成果物で仕事をしているのはポリシーが一貫していると自負していますがいかがでしょうか?
  46. 46. Takashi OSHIE 46自由にものを考え、当事者として関わる姿勢の大切さはずっと FLOSS から学んできました
  47. 47. Takashi OSHIE 47「自由で開かれているコミュニティ」には大きな力があります。私はずっとそれに育まれてきました。
  48. 48. Takashi OSHIE 48「○○しなければならない」と私たちが信じこまされていることの多くは案外幻想だったりします。
  49. 49. Takashi OSHIE 49これはあくまで私の信念ですが、世界はもっと自由で、もっと開かれていてもよいはずなのです。
  50. 50. Takashi OSHIE 50学問に自由を。心理臨床に自由とオープンネスを。
  51. 51. Takashi OSHIE 51ご清聴ありがとうございましたoshie.edu.yamaguchi-u.ac.jpfb.com/takashi.oshietwitter.com/oshie

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