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コミュニティとともに生きていくということ

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日本人間性心理学会第32回大会理事会企画シンポジウム「コミュニティを元気にするために何ができるか」

Published in: Education

コミュニティとともに生きていくということ

  1. 1. コミュニティとともに 生きていくということ 押江隆(山口大学教育学部)
  2. 2. 自己紹介 ● 押江隆(おしえたかし) ● 山口大学教育学部講師 ● Twitter: @oshie ● Facebook: fb.com/takashi.oshie
  3. 3. 専門領域 ● 地域臨床心理学 ● グループ・アプローチ ● パーソン・センタード・アプローチ
  4. 4. 地域臨床的コミュニティ ● 不登校・発達障害児支援グループかすた ネット(大阪府茨木市) ● ほたるネット(山口県山口市) ● 関西働き方研究所(兵庫県西宮市) ● HOT ちゃぶ(山口大学教育学部)
  5. 5. ● 大阪府茨木市 ● 不登校や発達障害などにより「学校に困難を 抱えている子ども」の居場所 ● 約 30 名の学生などのボランティアスタッフ が活躍 (足立芙美)
  6. 6. ● 山口県山口市 ● 不登校や発達障害などにより「学校に困難を 抱えている子ども」の居場所 ● 約 20 名の学生ボランティアスタッフが活躍 ● 保護者の「待合室」に世話役を配置 (押江隆・松田咲子・大羽良佳・三浦啓子)
  7. 7. ● 兵庫県西宮市 ● 「働くこと」に関する不安や悩みを、地域のメ ンバーの知恵を集めて「研究」 ● 働く人のための相談グループ (藤原慎吾・佐藤春奈)
  8. 8. 当事者研究サポート・グループ
  9. 9. HOTHOT ちゃぶちゃぶHeart Open Talking ● 山口大学教育学部 ● 大学生や大学院生のメンバー全員で話をし ながら知恵と力をあわせて取り組む、学生相 談グループ ● 約 10 名の大学生や大学院生が参加 (押江隆)
  10. 10. Backed by
  11. 11. 最近よく言われること
  12. 12. 「活動的ですね」 「社交的ですね」
  13. 13. 私「えっ? 誰のこと?」
  14. 14. 基本的に人見知り
  15. 15. 人付き合い苦手
  16. 16. 会話が続かずトイレに避難
  17. 17. 奥さんも # おらんかった
  18. 18. 考えられること
  19. 19. “ コミュニティが私を変えた”
  20. 20. 「関西働き方研究所」や 「 HOT ちゃぶ」などで “ 人見知り研究”を続ける
  21. 21. ファシリテーターなのに、たくさん 話を聞いてもらった
  22. 22. プレイセラピーは フリースペースから学んだ
  23. 23. カウンセリングは 相談グループから学んだ
  24. 24. 心理士として、 コミュニティに育ててもらった思い
  25. 25. 生まれも育ちも関西( 33 年)
  26. 26. 実家ごと山口へ引っ越し
  27. 27. 関西に帰る場所がない
  28. 28. 関西のフリースペース(「かすた ネット」)に久々に参加
  29. 29. “ 帰ることのできる場所があった”
  30. 30. コミュニティを育み、 守る一方で、
  31. 31. コミュニティに育まれ、 守られる体験
  32. 32. 心理士はコミュニティから 切り離されているわけではない。 あくまでコミュニティの一員
  33. 33. 心理士がコミュニティの中で 人々とともに生きていく以上、 それは当たり前のこと
  34. 34. 課題① 「コミュニティ」に視座を置いた 新しい心理臨床モデルの提出
  35. 35. 援助(下川、 2012 )
  36. 36. 支援(下川、 2012 )
  37. 37. 共創(吉川、 2008 ;押江、 2010 ; 下川、 2012 )
  38. 38. 課題② 人間性心理学の心理士が コミュニティで果たしうる役割を 明らかにすること
  39. 39. コミュニティデザイン(山崎、 2011 ) ● 都市計画学 ● 「人のつながり」をデ ザインする
  40. 40. 寺院の地域への関わり ● 仏教 ● 自殺対策 ● 路上生活者の支援 ● 高齢者支援 など
  41. 41. アート・オブ・コミュニティ (Bacon, 2009/2011) ● 情報科学 ● Free/Libre/Open Source Software (FLOSS) の開発
  42. 42. では私は? 私たちは?
  43. 43. エンカウンター・グループを 知っている
  44. 44. フォーカシング・コミュニティを 知っている
  45. 45. 「ともに成長する」あり方を 知っている
  46. 46. できることはたくさんあるはず
  47. 47. 今後も私はコミュニティの お役に立つよう努めながらも
  48. 48. コミュニティと ともに生きていきたい
  49. 49. ご清聴ありがとうございました OSHIE, Takashi <oshie@yamaguchi-u.ac.jp> http://oshie.edu.yamaguchi-u.ac.jp/ 地域臨床研究会 http://goo.gl/fXWAi
  50. 50. 文献 Bacon, J. (2009): The art of community: Building the New Age of Participation. Sebastopol: O'Reilly Media. (渋川よしき(訳)( 2011 ) : アート・オブ・コミュニティ──「貢献したい気持ち」を 繋げて成果を導くには オライリー・ジャパン) (原書の PDF を著者のWebサイトからダウンロードできます。また訳書の一部の PDF を オライリー・ジャパンのWebサイトからダウンロードできます) 北川順也( 2011 ) : お寺が救う無縁社会 幻冬舎ルネッサンス 押江隆( 2010 ) : 地域実践における共創アプローチ── 2 事例の検討から 関西大学心理 臨床カウンセリングルーム紀要 , 創刊号 , 21-28. 押江隆・瓜﨑貴雄・河本清美・可児美緒・木谷恵( 2010 ) : 「当事者研究サポート・グループ」 開発の試み 関西大学大学院心理学研究科心理学叢誌 , 3, 131-140. (著者のWebサイトから論文の PDF をダウンロードできます) 下川昭夫( 2012 ) : コミュニティ臨床の理論 下川昭夫(編)コミュニティ臨床への招待─つ ながりの中での心理臨床─ 新曜社  pp.1-91 . 山崎亮( 2011 ) : コミュニティデザイン──人がつながるしくみをつくる 学芸出版社 吉川麻衣子( 2008 ) : 沖縄における「戦争体験者中心の語り合いの場」の共創に関する研究  九州産業大学大学院国際文化研究科博士学位論文

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