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情報産業の最新動向2017

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龍谷大学情報産業論講義

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情報産業の最新動向2017

  1. 1. 情報産業の最新技術動向 2017年6月5日 株式会社ハイシンク創研 生駒 孝夫 龍谷大学情報産業論
  2. 2. Who am I? ● 元家電メーカーのソフトウェア技術者、管理者 ● Cコンパイラ ● Appleと協業(PDA) ● 組込み機器向けJava / 家電向けLinux ● 開発者用システム/ネットワーク導入、研究開発管 理 ● 5年前よりフリーランス ● Code for Ikoma / Coder Dojo奈良/生駒 ● IoT、3Dプリンタ、ウェアラブル、CivicTech、 ビットコイン、バイオ ● 昨年よりスタートアップのお手伝い ● 製造業向け機械学習、IoT、IPv6
  3. 3. IoT 3Dプリンター ウェアラブル・デバイス ドローン 自動運転車 ロボット ビッグデータ VI/AR/MR ビットコイン/ブロックチェイン オープンデータ シビックテック ハッカソン クラウドファンディング シンギュラリティ ゲーミフィケーション ディープラーニング 合成生物学 脳科学 BMI 宇宙エレベーター 量子コンピュータ データサイエンス クリーン・テック フィンテック アイデアソン センサー・ネットワーク バッテリ ハイプ? シビックテック AI IPS細胞 ホログラム GPU 自動運転 クラウドコンピューティング 植物工場
  4. 4. ブランド、企業名、技術名 Raspberry Pi Watson NVidia Android Mastodon ArduinoEthereum Jupyter Scratch DWave FPGA ROS Chainer NanoPore Hadoop CUDA DJI FabLab BioCurious Kickstarter Kotlin Python
  5. 5. バズワード/ハイプ ● 言葉は陳腐化するが、技術は積層する ● (当たり前のものになり、その上に新し いモノが出てくる) – 「マルチメディア」 – 「ブロードバンド」
  6. 6. ハイプ・サイクル2016 出典:ガートナー (2016年8月)
  7. 7. ハイプ・サイクル2016 黎明期 過剰な期待 幻滅期 着実な 実用化 出典:ガートナー (2016年8月)
  8. 8. 2016年のピーク ● ブロックチェーン ● コネクテッド・ホーム ● コグニティブ・エキスパート・アドバイザー ● 機械学習   ← ピーク ● ソフトウェア・デファインド・セキュリティ ● 自律走行車 ● ナノチューブ・エレクトロニクス ● ソフトウェアで定義されたなにか(SDx) ● 自然言語による質疑応答システム ← 急降下中
  9. 9. 2014年のハイプサイクル 出典:ガートナー (2014年8月)
  10. 10. 2014年のピーク ● スマート・アドバイザ ● セルフサービス・デリバリを伴う高度なアナリティクス ● 自動運転車 ← ピーク ● IoT ● 音声翻訳 ● 機械学習 ● ウェアラブル ● 暗号通貨 ● コンシューマ3Dプリンティング
  11. 11. 2009年のピーク ● インターネットTV ● ワイアレス送電 ● クラウド・コンピューティング ←ピーク ● 電子書籍リーダ ● ソーシャル・ソフトウェア・スイート ● マイクロブロギング
  12. 12. YouTube ● 最初のビデオがアップロードされた ● 2006、Googleが買収 ● ユーザは10億人以上、1日当り数百万時間視 聴。毎分300時間分の映像がアップロードされ ている 2005 2015
  13. 13. Facebook ● 設立1年 ● thefacebook.comからfacebook.comに変 更($200Kで取得) ● ユーザは14億人(世界のほとんどすべての国か ら) 10年前10年前10年前2005 2015
  14. 14. 自動運転車 ● 初期のプロトタイプがDARPA Grand Challengeを初めて完走 ● 2004年は完走なし。最長12kmでリタイア ● ほとんどの主要な自動車メーカーは自動運転モ デルに取り組んでいる ● Googleの自動運転車は 100万マイル以上、自 分で走破 2005 2015
  15. 15. 自動運転車(2005)
  16. 16. 「ドローン」 ● 軍の兵器システムのこと ● 子供のおもちゃになっている。価格は$50から $1,500程度。 ● 最大のドローン企業DJI(2006年設立)の市場価 値は100億ドル 2005 2015
  17. 17. 軍用ドローン
  18. 18. Android ● Googleが買収したばかりのスタートアップ ● GoogleのAndroidのアクティブユーザは10億 人以上 2005 2015
  19. 19. Bitcoin/ブロックチェイン ● まだ存在していない。出てくるのはまだ3、4 年後 ● 2008年、ナカモト論文 ● 2009年運用開始 ● bitcoinおよびblockchain関連企業はベン チャーキャピタルから数億ドルを集める ● インターネットそのものと同じくらい破壊的な 変化をもたらしかねないとみなされている 2005 2015
  20. 20. Uber、AirBnb ● まだ存在していない ● Uber(2009年設立)は400億ドル以上、  AirBnb(2007年設立)は200億ドル以上と評 価されている 2005 2015
  21. 21. 地球の人口 ● 地球の人口は64億人、そのうち1億人がオンラ インに接続。 ● 地球の人口は74億人に近づき、そのうち30億 人近くがオンラインに接続している 2005 2015
  22. 22. ● これらは過去10年間に起こった指数的変化の 僅かな例にすぎない ● 問題は、今後10年でどのような変化があるか?
  23. 23. ちなみに30年前 ● PCがようやく出てきたころ(8ビット)、最初の Mac($2500,約60万円) ● ネットワークは固定電話回線を使い、1200bps。 従 量課金 ● ショルダーフォン(3kg、月3万円) ● インターネットはなかった ● もちろん、GoogleもWikipediaもない ● Amazonもない ● FAXで注文して、船便で到着(40日)
  24. 24. ショルダーフォン
  25. 25. ● おっさんを過大評価/過小評価してはいけない ● でも、変化を見てきた強み ● 新しい技術(たとえばビットコイン)に関して は、若者もおっさんも同じスタートライン
  26. 26. 1995年、Windows95やインターネット登場 ● いま、ITが苦手だという40〜60代 ● 当時は学生〜30代 ● 「忙しい」という新しい技術に向き合わなかっ た
  27. 27. 今、世界で起こっていること ● 「ソフトウェアが世界を食い尽くす」 (Marc Andreesen,2011) ● メーカー・ムーブメント ● オープン化 ● シェア・エコノミー、オンデマンド経済 ● Bio is New Digital!
  28. 28. Software is Eating the World ソフトウェアが世界を食い尽くしている 機器ごとにセンサと アクチュエータが直結 (孤立した機器) センサ アクチュエータ 機器がインターネットに 接続
  29. 29. MaBeee http://mabeee.mobi/ http://mabeee.mobi/
  30. 30. IoT (Internet of Things) 「一兆個のセンサー」 Big Data 「排気データ」 ネットワーク LPWA(低消費電力、遠距離) AI/機械学習、データマイニング  Deep Learning IoT – BigData - AI 映像/音・振動/ ログデータ/ 位置/温度/... クラウド 組込みエンジニア Webエンジニア
  31. 31. ハードウェア・スタートアップ ● 試作、少量生産 ● 3Dプリンター、レーザーカッター ● メイカー・スペース、FabLab ● 深セン ● 資金調達 ● ベンチャー・キャピタル ● クラウド・ファンディング (“Kickstarter”など) ● クラウド・コンピューティング (“Amazon Web Service”など) ● ハードウェア・アクセラレーター CROWD FUNDING / CLOUD COMPUTING
  32. 32. オープン化 ● オープン・システム、オープン・ネットワーク ● オープンソース・ソフトウェア ● オープンソース・ハードウェア ● オープン・データ ● オープン・サイエンス ● オープン・イノベーション
  33. 33. イノベーションの民主化 ● Innovationはユーザの現場で起こっている ● 大企業はユースケースを社内で想定しきれない
  34. 34. 「所有」から「共有」へ ● Uber ● AirBnB ● オープンソース ● 雇用も(?)
  35. 35. Bio is New Digital ● エレクトロニクスで過去50年に起こった進化 がいまバイオで起こりつつある。 ● 生物学:観察、分析の科学から工学へ ● 合成生物学 ● 薬品、医療、食料、エネルギー、材料、環境 ● 生物学 ● デジタルの要素がますます重要に
  36. 36. https://www.genome.gov/images/content/costpergenome2015_4.jpg
  37. 37. 「バイオ」「ライフサイエンス」 ● 脳科学 ● Brain Initiative(米)、Human Brain Project(欧) ● Neuralink(Elon Musk)、Type by Brain (Facebook) ● 合成生物学、システム・バイオロジー ● バイオインフォマティクス、スーパーコンピュータ創 薬 ● 医工連携 ● バイオパンク
  38. 38. Why We Should Teach Kids to Code Biology, Not Just Software ● http://singularityhub.com/2016/04/07/we-should-be- teaching-kids-to-code-biology-not-just-software/ ● 今日、ほとんどだれでも(高校生でも)以下のことができる ● 自分のDNAをシーケンスさせる ● BioBuilderを読む ● CRISPRの使い方を学ぶ ● iGEMに参加する ● フリーのソフトを使ってDrag&Dropで遺伝子工学を始めてみる ● 設計したものや、標準バイオ部品のレジストリから、合成DNAをオ ンラインで注文できる ● OpenPCRやOpenTronsのような自宅のバイオベンチラボ用に器具 を購入する
  39. 39. 人工知能 ● 2012年に50年来のブレークスルー ● 深層学習(Deep Learning) ● Googleの人工知能が、インターネット上の1000 万枚の写真を読み込むことで「猫」の概念を自分で 学習 ● IBM Watson ● クイズのチャンピオンに勝利 ● 日本の3メガバンクが導入 ● ガン診断、料理、... 誤字に注意: ◯「人工知能」        ×「人口知能」
  40. 40. 人工知能 = AI 機械学習ディープ ラーニング (深層学習) 記号処理 チェッカー OCR 仮名漢字 変換 遺伝アル ゴリズム SVM 決定木 人工知能、機械学習、深層学習
  41. 41. 人工知能 = AI 強いAI = 汎用人工知能 (AGI) 弱いAI = 専用人工知能 全脳シミュ レーション 弱い人工知能と強い人工知能
  42. 42. FinTech(finantical technology) ● ビットコイン、そしてブロックチェイン ● サトシ・ナカモト ● スマート・コントラクト、自律分散組織 ● イーサリアム(Ethereum) ● DAO(Distributed Autonomous Organization) ● IoTとブロックチェイン ● インターネットの次の大変化!? ● 銀行がなくなる ? ● ベンチャーキャピタルが大きく投資し始めている
  43. 43. 仮想通貨以外のFinTech ● Payment ● WechatPay, AliPay, ApplePay, … ● AIで投資や運用のアドバイス ●
  44. 44. 量子コンピュータ ● 量子アニーリング ● D-Wave Systemsが商用化 – 2000qubit ● 最適化計算専用マシン ● 量子回路モデル ● IBMが5qubitのシステムをクラウドで公開 ● 年内に40-50qubitクラスのものが出てくる!? ● 量子コンピュータの実用化も意外と近い??? ● 公開鍵暗号が破られる!!!
  45. 45. VR/AR/MR
  46. 46. 変化は加速している ● 産業革命は「生産の機械化、自動化」 ● AIは「イノベーションの機械化、自動化」 ● 指数的成長 (Exponential) ● 2年で2倍なら20年で1000倍 ● ムーアの法則 ● シンギュラリティ →2045年
  47. 47. シンギュラリティ ● コンピュータのトランジスタ数が全人類の脳細 胞の数を越える→2045年(カーツワイルの説) ● 人工知能が人工知能の進化を加速する ● シンギュラリティ=技術的特異点 ● 大きな変化が起こる ● その先はどうなるかよくわからない
  48. 48. 予想は不可能 ● 変化に備えよ ● 勉強し続ける必要 ● 学生時代に勉強した内容で一生は戦えない
  49. 49. Fail Often, Fail Fast, Fail Cheap ● 多産多死 ● 試行錯誤ーためしてみないと分からない ● 失敗してもやり直せる ● 致命的になる前に問題をはっきりさせて、方向 転換する ● MVP(Minimal Viable Product)
  50. 50. 英語 ● 英語での情報が先行 ● 翻訳されるのを待っていたら置いていかれる ● 世界相手に売るにも英語が必要 ● 「日本発」のナンセンス(政府はいいたがるけ ど) ● 資金調達、製造、デザイン、ソフトウェア開 発、販売 ● インターネットの共通語
  51. 51. 確率・統計そしてデータサイエンス ● ビッグデータは専門家だけのものではない ● 科学的思考の基本的なリテラシー ● 偶然と必然、リスクとチャンスを見分ける ● 変な論理に誤魔化さないために
  52. 52. 英語もITもデータサイエンスも ● リテラシー=読み書きソロバン ● どの分野の人でも、ツールとして最新のソフト ウェア/ハードウェア、英語、統計学を使いこ なすようになっている ● 物理、化学、機械、バイオ、医学、経済学、社会 学、… ● では、コンピュータサイエンスの人どうする?
  53. 53. ビジネス・モデル ● 技術がすぐれているだけでは、世の中に広がら ない ● マーケティング ● 世の中に広がるのとお金になるのも別の話 ● マネタイゼーション ● 「技術+ビジネス・モデル」で投資家を説得し て資金調達
  54. 54. ● 10年後に向けて、今、なにをすべきか?
  55. 55. Mail: tikoma@gmail.com FB: takao.ikoma TW: @ikoma
  56. 56. おしまい

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