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被災地後方支援のための             オンラインとオフラインによる運用が可能なWeb-GISの開発                                               (独)防災科学技術研究所 田口仁, 長坂俊...
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被災地後方支援のためのオンラインとオフラインによる運用が可能なWeb-GISの開発

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2012/10/27日本災害情報学会第14回大会(東京大学本郷キャンパス)で発表したポスターです。

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被災地後方支援のためのオンラインとオフラインによる運用が可能なWeb-GISの開発

  1. 1. 被災地後方支援のための オンラインとオフラインによる運用が可能なWeb-GISの開発 (独)防災科学技術研究所 田口仁, 長坂俊成, 臼田裕一郎■ 研究開発の背景 【参考】東日本大震災におけるGISによる被災地情報支援 (実施内容はポスター下部参考文献を参照)• 大規模災害時、被災自治体自身が地理情報システム(GIS)を使っ 国土地理院 産総研(GEO Grid) 道路状況 NTT-ME 参加型マッピング て、災害対応を実施するためには、後方支援が不可欠 ・被災後空中写真 ・ASTER衛星画像 ・震度分布図 ・本田技研 ・トヨタ ・被災前後空中写真 ・道路地図 ・OpenStreetMap ・Googleマイマップ -炊き出しマップ JAXA(ALOS) ・宮城県情報• 東日本大震災において、筆者らは被災地情報支援を実施し、災害 ・だいち衛星画像 気象庁 国土数値情報 -避難マップなど ・気象情報 ・公共施設など ボランティアセンターや自治体、後方支援団体等がGISを活用 防災科研 ・J-SHISなど ハザードマップ 利用者が必要な情報を必 地理空間情報の共有環境 ゼンリン• 災害発生後の時間フェーズ、利用する場所の通信環境、使用する (WMS, WFS, KMLなど) 要な範囲で動的に取得し、 マッシュアップが実現 ・住宅地図 情報の種類によって、GISを使う環境は多様 地理空間情報のキャッシュ後にオフライン クラウド環境から利用 オンラインおよびオフラインの通信環境、ネットワーク型およびデス クトップ型での運用が可能な、災害対応支援のためのGISを開発 Web-GIS「eコミマップ(http://ecom-plat.jp)」を拡張して開発 罹災証明発行支援システム (eコミマップ拡張) がれき撤去管理支援システム 陸前高田市、大槌町 (eコミマップ) 釜石市■ 支援先の環境に応じた利用を実現するWeb-GIS①インターネットに接続できる環境の場合 想定する筆者らが東日本大震災で支援した事例→ クラウド環境にWeb-GISを構築して利用 :宮城県災害ボランティアセンター、釜石市がれき撤去管理支援システム②インターネット接続が困難な環境で、イントラネット環境の構築も困難な場合 想定する筆者らが東日本大震災で支援した事例→ 各パソコンにGISをインストールして利用(スタンドアローン版) :陸前高田市罹災証明発行支援システム インターネット環境へ接続した場合はデータ同期 背景地図 eコミマップ 1. 支援者は、背景生成・取得サーバにアクセスし、WMSやタイルキャッ サーバ 配信サーバ シュ等により公開されている地図データからキャッシュデータを作成して eコミマップ ・登録情報 ダウンロード インストール ・ユーザ情報 ファイル USB ダウンロード インターネット CD-ROM 2. 支援する地域の位置参照データ(ジオコーディング用)を、位置参照デー 位置参照データ 提供サーバ タ提供サーバへアクセスしてデータをダウロード WMS タイルキャッシュ ダウンロード 位置参照 ノートPC等へ 位置参照 データファイル インストール データファイル 3. 必要なユーザおよびレイヤがセットされたクラウド環境上のeコミマップか Cache ら、インストーラーを生成してダウンロード ダウンロード ファイル Cache 4. これらのデータをCD-ROMやUSBメモリにコピーして、現地へ持ち込み、 ファイル 背景地図 スタンドアローン版 eコミマップをセットアップして利用 生成・取得サーバ eコミマップ③インターネットに接続が困難な環境か、クラウド環境に乗せるべきでない情報を取り扱う場合→ イントラネット環境にWeb-GISを構築して利用(イントラネット版) 想定する筆者らが東日本大震災で支援した事例 :大槌町罹災証明発行支援システム ネットワーク環境へ接続した場合は 1. 支援者は、eコミマップのインストールファイル、地図 データ同期 eコミマップ eコミマップ のキャッシュデータ、位置参照データをダウンロード 背景地図 配信サーバ サーバ サーバ ・登録情報 して、CD-ROMやUSBメモリにコピー ・ユーザ情報 位置参照 USB eコミマップ データファイル インストール ファイル CD-ROM 2. 現地へ持ち込んでセットアップ。その際、パソコン1 ダウンロード Cache ファイル ・登録情報 ・ユーザ情報 台はサーバとして扱い、eコミマップサーバをインス インターネット USB CD-ROM トールして、同一パソコンに地図データ配信サーバ、 WMS 位置参照データをeコミマップサーバへ組み込み、イ タイルキャッシュ ノートPC等へ 位置参照 ダウンロード インストール ントラネットワークを構築 データファイル 位置参照デー インターネット タファイル 接続なしの 3. イントラネットワーク環境のサーバから、キャッ イントラネット ダウンロード Cache ファイル シュデータ、位置参照データ、eコミマップインス Cache トールファイルをCD-ROMやUSBメモリへコピー ファイル 背景地図 スタンドアローン版 生成・取得サーバ eコミマップ 4. ノートパソコンへインストールして機動的に現地で利 用。レイヤ情報はネットワークに接続すると同期。■ まとめ 参考文献 • 田口仁, 臼田裕一郎, 長坂俊成, 李泰榮, 須永洋平, 坪川博彰, 岡田真也:東【今後の予定】 日本大震災におけるeコミュニティプラットフォームを 活用した被災地情報支• 実証実験による有効性評価や機能追加の必要性を検討する予定 援 その2 ~被災地災害対応における相互運用型 WebGISの有効性~, 日 本災害情報学会第13回研究発表大会予稿集, pp. 335-340, 2011a. • 田口仁, 長坂俊成, 臼田裕一郎, 花島誠人, 小島誠一郎:東日本大震災にお【今後の展開】 ける被災自治体支援を通じて得られた災害対応業務支援のためのGISの要• eコミマップの基本機能として統合させてオープンソースによる公開予定。 件と課題, 地理情報システム学会第20回研究発表大会予稿集, CD-ROM, 2011b. 平時から活用しているGISが災害対応の際にも活用できる仕組みの確 • 長坂俊成, 坪川博彰, 須永洋平, 李泰榮, 田口仁, 臼田裕一郎, 船田晋:情報 立を目指す。 技術による東日本大震災の被災地支援-宮城県および岩手県での活動事 例-, 防災科学技術研究所主要災害報告, No. 48, pp. 141-160, 2012.• システムを開発だけにとどまらず、ボランティア(人)、機材(通信やパソ • 田口 仁, 臼田裕一郎, 長坂俊成:広域災害対応における地理空間情報の分 コン)、データの支援方法、訓練までを対象としたGISによる包括的な後 散相互運用環境の有効性~東日本大震災を事例として~, 日本地球惑星 科学連合大会2012年度連合大会, 2012. 方支援手法として提案していきたい。 【プロジェクトHP】 http://risk.bosai.go.jp/

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