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消費税率引き上げ後の反動の様相について

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http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/bunseki/pdf/h26/h4a1408j1.pdf

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消費税率引き上げ後の反動の様相について

  1. 1. 消費税率引上げ後の反動の様相について 平成26年8月28日 経済産業省大臣官房調査統計グループ
  2. 2. • 目的 平成26年4月から消費税率が5%から8%に引き上げられた。 鉱工業指数及び第3次産業活動指数にみられた消費税率引上げ の影響について、消費税率引上げ後の反動の様相を中心に、前 回の消費税率引上げ(平成9年4月)前後の動向と比較しながら 確認する。 • 方法 消費税率引上げ時(4月)の指数値を100として、各指数の推移を 観察する。 1
  3. 3. 1.鉱工業 2
  4. 4. 鉱工業指数の前回消費税率引上げ時期との比較 • 鉱工業全体について見てみると、平成9年の消費税率引上げ後の局面と比較し て、今次局面では、生産、出荷ともに弱くなっており、在庫の積み上がりの勢いが 強くなっている。 資料:「鉱工業指数」から作成。 ※鉱工業出荷指数は、生産者段階での取引(工場出荷)の状況を表す指数である。 85909510010511011545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 鉱工業出荷 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 鉱工業生産 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 鉱工業在庫 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 3
  5. 5. 在庫指数及び在庫率指数の前回消費税率引上げ時期との比較 • 在庫の動向を公表値(22年=100、季節調整済)で比較してみると、消費税率引 上げ後の在庫水準は、過去最高といわれた平成9年当時のほうが高い。 • しかしながら、在庫率指数(出荷に対する在庫の比率)は今次局面のほうが高い。 • 9年当時と比較して、今次局面では在庫に対する出荷の勢いが弱くなっている。 資料:「鉱工業指数」から作成。 (平成22年=100、季節調整済) 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 鉱工業在庫率 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011512012513013514045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 鉱工業在庫 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 4
  6. 6. 在庫循環図の前回消費税率引上げ時期との比較 • 在庫循環図を比較してみると、前回は、消費税率引上げから半年後の平成9 年10~12月期に「在庫積み増し局面」から「在庫積み上がり局面」へと移行。 • 一方、今回は、平成26年4~6月期の時点で、「在庫積み増し局面」から「在 庫積み上がり局面」に移行。 • 足下では、出荷の勢いが弱く、在庫が減りにくい状態にあると思われる。 資料:「鉱工業指数」から作成。 (平成22年=100) ▲15 ▲10 ▲5051015 ▲15▲10▲5051015 在 庫 前 年 同 期 末 比 (%) 生産前年同期比(%) 26Ⅱ 在 庫 調 整 局 面 在 庫 積 み 増 し 局 面 意図せざる在庫減局面 在庫積み上がり局面 今回 25Ⅰ25Ⅱ25Ⅲ25Ⅳ 26Ⅰ ▲10 ▲50510 ▲10▲50510 在 庫 前 年 同 期 末 比 (%) 生産前年同期比(%) 9Ⅱ 8Ⅰ 在 庫 調 整 局 面 在 庫 積 み 増 し 局 面 意図せざる在庫減局面 在庫積み上がり局面 前回 10Ⅰ 9Ⅳ 9Ⅰ 9Ⅲ 10Ⅱ 10Ⅲ 10Ⅳ 5
  7. 7. 出荷指数(国内向け、輸出向け)の要因分解 資料:「鉱工業出荷内訳表」から作成。 • 今次局面における出荷の勢いの弱さの要因の一つには、輸出が弱いことがある。 前回 今回 ⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣ 89101112 ▲8 ▲6 ▲4 ▲20246 輸出向け出荷 国内向け出荷 出荷 (22年=100、季節調整済前期比、%、%ポイント) (期/年) ⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣ 2526272829 ▲8 ▲6 ▲4 ▲20246 輸出向け出荷 国内向け出荷 出荷 消費税率引上げ (期/年) (22年=100、季節調整済前期比、%、%ポイント) 消費税率引上げ ~消費税率引上げ前後を通じて、 輸出向け出荷がプラスに寄与~ ~平成26年1~3月期以降、 輸出向け出荷がマイナスに寄与~ 6
  8. 8. 消費財指数の前回消費税率引上げ時期との比較 • 消費財の動向を見てみると、生産、出荷ともに、消費税率引上げ時(4月)の減少幅が、平 成9年の時と比較して大きくなっている。 • 平成9年の時には、5月に反動減からの持ち直しの動きが生じていたが、26年は、生産、 出荷ともに1月に大きく上昇してピークをつけた後は振れを伴いながらも減速基調で推移し 続けている。 • 在庫は、平成9年の時には消費税率引上げ時(4月)に上昇に転じたが、26年は1月以降、 振れを伴いながらも上昇傾向で推移しており、9年の時と比較して、5月、6月の上昇幅も 大きくなっている。 資料:「鉱工業指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 85909510010511011545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 消費財出荷 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 消費財生産 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 消費財在庫 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 7
  9. 9. 耐久・非耐久消費財指数の前回消費税率引上げ時期との比較 • 平成9年の消費税率引上げ後の局面と比較して、今次局面では「耐久消費財」の出荷 が大きく低下し、在庫が大きく上昇しているのが特徴的である。 • 「非耐久消費財」も、平成9年の時と比較して、26年は、生産、出荷ともに消費税率引上 げ前の上昇幅及び消費税率引上げ時(4月)の低下幅が大きくなっている。 資料:「鉱工業指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 耐久消費財生産 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 耐久消費財出荷 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011512012513045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 耐久消費財在庫 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 非耐久消費財生産 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 非耐久消費財出荷 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011512012513045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 非耐久消費財在庫 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 8
  10. 10. 「乗用車・二輪車」の前回消費税率引上げ時期との比較 • 耐久消費財の動向には、ウェイトの約7割を占める「乗用車・二輪車」が大きく影響を 及ぼしている。 • 「乗用車・二輪車」は、平成9年の時には、消費税率引上げ後の局面においても生産 は5月まで、出荷は6月まで上昇していた。しかしながら、生産と比較して出荷の勢い が弱かったことから、3月以降、在庫が積み上がっていった。 • 今次局面では、消費税率引上げ前の2月以降において既に生産、出荷が減速基調で 推移する中で、在庫が大幅に上昇しており、平成9年当時とは動きが異なっている。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 資料:「鉱工業指数」から作成。 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 「乗用車・二輪車」生産 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 「乗用車・二輪車」出荷 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 608010012014016045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 「乗用車・二輪車」在庫 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 9
  11. 11. 「教養・娯楽用」の前回消費税率引上げ時期との比較 • 耐久消費財のウェイトの約2割を占める「教養・娯楽用」の生産、出荷も、平成 9年の消費税率引上げ後の局面と比較して、今次局面では減速基調で推移 している。 • 生産の低下にはデスクトップ型パソコンやノート型パソコン等、出荷の低下に は薄型テレビ等の低下が大きく影響を及ぼしている。 資料:「鉱工業指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 「教養・娯楽用」生産 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 「教養・娯楽用」出荷 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 「教養・娯楽用」在庫 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 10
  12. 12. 参考:耐久消費財生産の内訳(用途別) 前回消費税率引上げ時期との比較 資料:「鉱工業指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 家事用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 冷暖房用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 家具・装備品用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 教養・娯楽用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 乗用車・二輪車 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 耐久消費財 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 11
  13. 13. 参考:耐久消費財出荷の内訳(用途別) 前回消費税率引上げ時期との比較 資料:「鉱工業指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 家事用 608010012014016045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 冷暖房用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 家具・装備品用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 教養・娯楽用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 乗用車・二輪車 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 耐久消費財 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 12
  14. 14. 参考:耐久消費財在庫の内訳(用途別) 前回消費税率引上げ時期との比較 資料:「鉱工業指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 家事用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 冷暖房用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 教養・娯楽用 608010012014016045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 乗用車・二輪車 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 家具・装備品用 85909510010511011512012513045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 耐久消費財 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 13
  15. 15. 非耐久消費財生産の内訳(用途別) 前回消費税率引上げ時期との比較 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) • 非耐久消費財の生産は、美容液や化粧水等を含む「家事用」を中心に、平成26年1月以降、 大きく上昇し、3月まで高止まりの状態が続いていた。 • 消費税率引上げ時(4月)には、「飲食料品」等全ての用途の財が減少したため、大幅に低下。 • 5月は「飲食料品」等が増加したため小幅上昇に転じたが、6月は「飲食料品」等の減少により再び低下。 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 家事用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 教養・娯楽用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 被服・履き物 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 飲食料品 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 非耐久消費財 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 資料:「鉱工業指数」から作成。 14
  16. 16. 非耐久消費財出荷の内訳(用途別) 前回消費税率引上げ時期との比較 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) • 非耐久消費財の出荷は、平成26年1月以降、「家事用」を中心に上昇していき、消費税率引上げ直 前の3月には、ガソリン等を含む「教養・娯楽用」等全ての用途の財が増加したため、大幅に上昇。 • 消費税率引上げ時(4月)には、「教養・娯楽用」等全ての用途の財が減少したため、大幅に低下。 • 5月には「飲食料品」等が増加したため小幅上昇に転じたが、6月は「飲食料品」等の減少により再び 低下。 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 家事用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 教養・娯楽用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 飲食料品 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 被服・履き物 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 非耐久消費財 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 資料:「鉱工業指数」から作成。 15
  17. 17. 非耐久消費財在庫の内訳(用途別) 前回消費税率引上げ時期との比較 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) • 非耐久消費財の在庫は、平成26年3月に急減。3月の低下幅は9年の時より大きく、「教養・娯楽 用」等全ての用途の財が減少。 • 4月以降は「家事用」を中心に増加しているが、在庫水準は消費税率引上げ前より低くなっている。 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 家事用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 教養・娯楽用 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 被服・履き物 608010012014045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 飲食料品 85909510010511011512012513045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 非耐久消費財 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 資料:「鉱工業指数」から作成。 16
  18. 18. 2.第3次産業活動指数 17
  19. 19. 第3次産業活動指数の前回消費税率引上げ時期との比較 • 第3次産業活動全体について見てみると、平成9年の消費税率引上げ後の 局面と比較して、今次局面では回復の勢いが弱くなっている。 資料:「第3次産業活動指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 85909510010511011545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 18
  20. 20. 小売業活動指数の前回消費税率引上げ時期との比較 • 「小売業」の動向を見てみると、消費税率引上げ時(4月)の低下幅は平成9 年の時よりも大きかったが、5月以降の回復の勢いは9年の時よりも強くなっ ている(※)。 資料:「第3次産業活動指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 85909510010511011512012545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) ※9年との比較をする場合、4月を基準点とすれば、3月までの「盛り上がり」の比較となり、3月を基準点とすれば、4月の「落ち込み」 の比較となる。小売業活動について、3月を基準に比較してみると、4月の落ち込みが今回の方が大きく、5月の回復も角度としては急 であるが、その「戻った」水準は、9年4月と同年5月の相対的な水準の関係よりも小さいこととなろう。 19
  21. 21. 小売業活動指数(内訳業種別)の前回消費税率引上げ時期との比較 • 平成26年は「機械器具小売業」、「各種商品小売業」(百貨店、スーパーなど)、「飲食料品小売 業」の消費税率引上げ時の低下幅が9年の時よりも大きかった。 • 「機械器具小売業」、「各種商品小売業」は、5月以降、回復傾向で推移し続け、「小売業」の回復 に寄与している。 • 「自動車小売業」は、ピークから消費税率引上げ時にかけての低下幅は、平成9年の時よりも小 さかったが、消費税率引上げ後の局面を比較してみると、今次局面のほうが回復の勢いが弱く なっている。4月に急落したというよりは、本年2月以降の低下傾向が継続しているという様相に なっている。 資料:「第3次産業活動指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 85909510010511011512012545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 小売業活動 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011512012513013514014545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 各種商品小売業活動 85909510010511011512012545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 織物・衣服・身の回り品小売業活動 85909510010511011545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 飲食料品小売業活動 85909510010511011512012513013545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 自動車小売業活動 85909510010511011512012513013514014515015516016545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 機械器具小売業活動 20
  22. 22. 機械器具卸売業・小売業活動指数の比較 • 「機械器具卸売業」の動向を見てみると、5月は小幅プラスに転じたものの、6月には再 び低下しており、「機械器具小売業」と比較して弱い動きとなっている。 • 商業販売統計で平成26年6月の商品別の在庫率 を確認してみると、家庭用電気機械器 具は97.0%と前年同期末比20.5%上昇している。 • 足下では積み上がった在庫が販売されている可能性もあり、その場合には、「機械器具 小売業」の活動が7月以降さらに回復しても、それが直ちに7~9月期の耐久消費財の国 内生産や出荷の回復には直結するとは言えなくなる懸念が生じることとなる。 資料:「第3次産業活動指数」から作成。 (平成9年4月、26年4月=100、季節調整済) 85909510010511011512045678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 機械器具卸売業活動 今回(26年4月消費税率引上げ) 前回(9年4月消費税率引上げ) 85909510010511011512012513013514014515015516016545678910111212345678910111212348年 25年 9年 26年 10年 27年 機械器具小売業活動 (注)在庫率(%)=期末商品手持額/月間商品 販売額×100 資料:「商業販売統計」 家庭用電気機械器具の在庫率の推移 80.5 74.3 81.7 79.5 97.0 7075808590951006912362526(%) (月/年) 21
  23. 23. 今次局面では、平成9年の消費税率引上げ後の局面と比較して、生 産、出荷が弱く、第3次産業活動の回復の勢いも弱い。在庫の積み上 がりの勢いは強くなっており、需要の回復が国内生産の回復に短期 的には直結しない可能性が出てきていることから、今後の動向を注視 してまいりたい。 3.まとめ 22

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