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発達障害について

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誰もが耳にするようになった
「発達障害」。
「自分も発達障害かも?」
「あの人は発達障害?」
「そもそも発達障害って、どんな人?」
という疑問に簡潔にお答えします。

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「自分も発達障害かも?」
「あの人は発達障害?」
「そもそも発達障害って、どんな人?」
という疑問に簡潔にお答えします。

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発達障害について

  1. 1. 発達障害・大人の発達障害 (Developmental Disability)の 概要 ⒸGorotoma
  2. 2. 誰もが耳にするようになった 「発達障害」。 「自分も発達障害かも?」 「あの人は発達障害?」 「そもそも発達障害って、どんな人?」 という疑問に簡潔にお答えします。
  3. 3. 「発達(Development)」とは • 「成長」:身長や体重のような体の大きさの伸びで、 成人まで続く • 「発達(Development)」:胎内にいるときから始まる、身体的 さらに神経精神的な機能の伸びで、成人まで続く • 「発育」:「成長」と「発達」を合わせて総合的に評価する言 葉 出典:母子健康協会
  4. 4. 発達障害とは • 人間として生まれたら当たり前にできる(ようになる)はずのこ とができないこと • 「個人差」の範囲で収まる場合もあれば、障害年金を受給しな ければ生活できない場合もあり、健常者との明確な線引きはで きない(=発達障害だからと言って、働けないわけではない) • 幼少期で解決することもあれば、年齢と共に顕著になっていく ことも • 男性に3~5倍多い(性染色体との関係と考えられている)
  5. 5. 発達障害の原因 • 7番や15番染色体の欠損(詳細は未解明) • 高齢出産(特に、父親の高齢が原因と言われている) • 胎内の栄養バランスの乱れから起きる発達不全 • 母体からのストレス、刺激 • 乳幼児期に摂取した環境ホルモン(化学物質)(発達障害はアレル ギー疾患が多いと言われており、アレルギーや過敏反応との深 い関連が指摘されている) • ヒスタミンとの関連性が指摘されている
  6. 6. 発達障害は最近増えている? • 精神科が身近になった • 環境汚染の進行による胎児の遺伝子異常 • 助け合わなくなったことで障害が浮き彫りになった • 少子化により個々人に目が行き届くようになった • 闇や裏や底辺という隠れた世界の減少により障害者 が正当に診断されるようになった • 地域過疎化による職種の減少(個性を生かせなく なった) • 会社員(大企業)の増加 • 学問や文化の発達により求められる能力が多くなっ た • コンピュータの開発の頭打ちにより、エンジニア • 情報化社会による言語コミュニケーションの必要性 の増加 • 一次生産職の減少・ホワイトカラー需要の増加 • 女性の社会進出により高齢出産が増えた • 家事を任せていた女性の社会進出により生活能力の ない男性の存在が浮き彫りになった • 格差が減り、生活水準の低い人や高負荷ストレスに よる精神疾患が減ったことで鑑別し易くなった • 日本国の経済レベルが上がり、平等を求める声やそ れを実現できる力が大きくなった • 不景気により就職の難易度が上がった • IT革命の終了によるエンジニアの雇用の減少(※発 達障害はエンジニアが多い後述) • 文化の発達により自由が尊重されるようになり、 「自由」を苦手とする発達障害が目立つようになっ た • 悪意を持つ人が減り、誤解が減ったから • 人格障害が減って見分けがつきやすくなった 等が原因とされている
  7. 7. 「大人の発達障害」とは • 特に成長期の発達に問題があった人(特に、9歳前後) • 幼少期の差はわずかだが、成長するはずのものが成長しないな どで徐々に明らかになり、成人して絶対的な差が開くことであ とから分かる(永久歯が生えてこない、精神遅滞etc.)
  8. 8. 「大人の発達障害は怠慢」か? • 成長期の発達予定は生まれたときから決まっているもの(いくら 牛乳を飲んでも背が伸びない人は伸びないのと同じ) • 但し、未熟児で生まれた人が正しくトレーニングして普通の生 活が送れるようになることもあるように、幼少期からの正しい トレーニングで緩和させることは可能と考えられている(※あく までも希望的観測で、個人のポテンシャルにも拠る)※但し、そ のトレーニングの方法はまだ確立されていないし、健康保健や 年金は適用されない ⇒国の対処が望まれる
  9. 9. 発達障害の種類 身体機 能障害 LD AD/HD ASD ID 「大人の発達障害」として有名
  10. 10. 1.身体機能障害 • 小脳や脳幹の障害 • 体の恒常機能を保つのが困難 • 自律神経が乱れやすい、ホルモンバランスが乱れやすい • 薬が効きやすい、副作用が起きやすい(血中バランスを保つ働きが弱い) • 外部変化に適応しにくい、気温変化に弱い • 立ちくらみ(血圧の調節が下手) • 運動すると酸欠になる(急な酸欠による酸素補給ができない) • 片頭痛、生理痛 • 睡眠障害 • 食欲異常 • 心疾患(大動脈弁上狭窄、心室中隔欠損等) • 高カルシウム血症 • 口腔障害 • 低身長、或いは過身長 • アレルギー、化学物質過敏症 等 なお、高齢になると 認知症になり やすいという 報告がある
  11. 11. 身体機能障害にできる仕事 • 感覚が過敏、繊細 ⇒高級品や精密機器を扱う仕事、高い技術、技能が必要な仕事、 芸術に適性
  12. 12. 課題:小脳、脳幹はトレーニングで強化 可能か?
  13. 13. 2.LD(Learning Deficit) • 大脳の機能障害 • 文字が崩れて見える、行を読み飛ばす • 漢字が見分けられない • 言葉が聞き取れない • 計算が出来ない • 時計が読めない • 言葉が思い出せない、発話障害 • 文章を組み立てられない 等 読み、書き、計算など、日常的な動作が困難
  14. 14. 課題:LDはトレーニングで緩和可能か?
  15. 15. 3.ID(Intellectual Disability) IQとは? • 判断能力や問題対処能力などを総合的に計るために作られた指標 • テストは5つほどの種類がある • 同年齢の平均を100とした相対的な値で示される IQ(Intelligence Quotient)が70以下を指す ※言語発達が高くIQも高い発達障害をアスペルガーと呼ぶこともあるが、明確な呼び分けの定義はない。
  16. 16. 4.AD/HD (Attention Deficit / Hyperactivity Disorder) • 脳内のドーパミンが少ないことが原因 • 複雑な思考を行えない、継続した作業が困難⇒「一度に一つの ことしかできない」 • 言葉を思い出したり趣旨をまとめるのに時間がかかり、話すの が遅い、又はまとまらないまま話して冗長になる ワーキングメモリが少ない 神経伝達物質
  17. 17. AD/HDの特徴 • 建て前や裏を読んだりなど、同時処理的な高度なコミュニケー ションができない • 具体的に想像したり、頭の中でシミュレーションすることがで きず、行き当たりばったりな行動をする • 話の趣旨を記憶・俯瞰して掴むことができないため、ひとつひ とつの言葉に捉われやすい、又は過度な要約 • 一度考え出すと止まらない、そのことしか考えられない⇒衝動 性 • ドーパミンを増やそうと、新たな刺激を求める⇒多動(刺激を求 める)、飽きっぽい
  18. 18. AD/HDの特徴 • 自分の行動に一貫性がなく、建設性がない • 既成概念を失念しやすく、自分の思考にとらわれないために、 アイディア力がある(いつもゼロから作り出す)反面、発想を発 展し構築することができず、アイディアを生かせない • 忘れないように脳をフル回転させるため、いつも緊張している (⇒二次障害としての神経症) • ブドウ糖やカフェインなどの外的な補強成分に頼る生活になり がち(⇒糖尿病、消化器障害のリスク)
  19. 19. AD/HDにできる仕事 • シンプルで分かりやすい思考 ⇒マスコミ(配信・発信)と親和性が高い 情報化社会においてはアドバンテージ • 極限まで単純化する ⇒普遍的な「真理」を見つけるのが得意 ⇒数学などの学問との親和性が高い • 一点集中力 静かで情報の少ない環境に置くと、集中力を発揮する • 結論を先に示せるため、必要なワーキングメモリが少ないラテン系言語と の相性が良い(Developmental disabilities work well with Latin languages that require less working memory & draw conclusions first.) • 言語にしない・できない事象(形而上、理論)を考えることが得意 結論を先に言えると、忘 れても会話ができる
  20. 20. 課題:ワーキングメモリはトレーニング で強化可能か?
  21. 21. 5.ASD(Autism Spectrum Disorder) メタ認知能力とは • 自分を客観的に捉える能力 • 小学校高学年から顕著な発達がみられる • 立場や条件で変わる状況に適応できない メタ認知能力の障害 できてないのにできたと考える できているのにできていないと考える 現実的な思考が困難
  22. 22. メタ認知能力の低さから起こる障害① 自他境界の曖昧さ • 他人の苦しみで自分が苦しむ • 他人の願いを自分の願いだと思い込む ⇒不要なストレスを抱え込む • 自分が好きなものは相手も好きだと思う • 他人のものを自分のものとして扱う • プライバシーを尊重しない ⇒人間関係に支障が出る 自分と他人を同一に感じる
  23. 23. メタ認知能力の低さから起こる障害② 感情を表現できない • 自分が悲しいのか、怒っているのかを把握できない ⇒いつも冗談ばかり言っているなど、掴めない印象を与える • ストレスだけを感じるため、力づくで排除しようとすることが多い • 他人に感情を伝えることが困難なためストレスを回避できず、心身 症(ストレス性喘息、大腸炎)を発症することが多い • 表現できたとしても、あやふやな言い方だと混乱してしまうので、 直接的な言い方が多い(婉曲表現、建前ができない) 自分の感情を把握できない
  24. 24. メタ認知能力の低さから起こる障害③ 変化に適応できない • 予測もできない • 状況が変わって(変わりそうで)も普段と同じ行動をとる • しなければならないこと、対処ができない • 後悔はする • 説明され、把握すれば適応可能 • また、他人も同じだと思うことから、他人の行動の変更が理 解・予想できない 周囲の状況変化に伴う自分の状況変化を把握できない
  25. 25. メタ認知能力の低さから起こる障害④ 妥協できない • 体調不良や疲れに気付かず根詰める • 周囲の迷惑に気付かずこだわり続ける • 採算の計算が出来ず丁度良く手を抜けない 周囲の状況による「辞め時」が判断できない
  26. 26. ASDにできる仕事 • 自分の立場や条件に左右されない一般論的・多角的な話が得意 ⇒学問・福祉・政治・機械工学・マニュアル作成などに適性 • 自分の立場や条件に左右されてはいけない仕事が得意 ⇒ロールプレイ(サービス業、エンタメ業、ヒーロー、教職、製造業等) • 自意識が薄いため、内面(プライバシー)をさらけ出す仕事が得意 ⇒作家、芸能人、アダルト系等 • 単語ごとの意味がはっきりしている言語と相性が良い(ラテン系言語等) • 立場に捉われないアイディアを生かす仕事が得意 ⇒自由業、作家、ジョブ型採用、youtuber、インフルエンサー等 • コミュニケーションは不得意だが、一方的な発信は可能 ⇒マスコミ、インフルエンサー等
  27. 27. ASDとLGBT • 性別のコミュニティに溶け込めない • 自分の性別を客観的に把握できない などの原因から、ASDはバイセクシャル、性同一性障害、クエス チョンなどになる確率が高い
  28. 28. ASDとパーソナリティ障害 • パーソナリティ障害とは、「現実と自意識の不一致」を定義と するため、メタ認知の不得意なASDは発症しやすい。 • パーソナリティ障害は年齢とともに寛解していくと言われてい るが、ASDの場合は脳に障害があるためそれがむずかしい。
  29. 29. 「重ね着症候群」とは • 「大人の発達障害」が、発達障害と気付かないまま育ち、社会やス トレスに適応しようとして、さまざまな歪み(二次障害)を持って大 人になった状態のこと • 「発達障害」として生きにくさを感じている人には、発達障害その ものよりも二次障害が原因で苦痛を伴っている人もいる • 「大人の発達障害」は、幼少期は集団に馴染めていたのに、徐々に 馴染めなくなることから、心理的ショックが大きい • うつ、虚言癖、対人恐怖症、反抗挑戦性障害、パニック障害、強迫 神経症、パーソナリティ障害、統合失調症、解離性同一性障害、性 同一性障害などを併発 • ひとつひとつ治療していく必要がある
  30. 30. 重ね着症候群の例 • 勉強や仕事に人より時間がかかることで余暇を犠牲にする ⇒うつ病に • 人や社会を避けることに精一杯で人生を楽しむ選択ができない ⇒うつ病に • 度重なるいじめや酷遇により他者、社会、権力を憎む ⇒反社会的行動に • 自己肯定感が下がり、対人恐怖症、引きこもりに ⇒パーソナリティ障害に
  31. 31. 発達障害 社会から あぶれる 重ね着症 候群 社会から あぶれる 重ね着症候群は本人にとって悪循環となっているため、 早急な処置が必要
  32. 32. 課題:メタ認知能力はトレーニングで強 化可能か?
  33. 33. 発達障害と似ている人:オタクな人 類似点:ルールを守らない、社交的ではない等 オタクな人は: • 普段は何事にも無関心だが、 興味のあることになると饒舌 になる • 自分の頭から生じる考えや感 情に忠実で、こだわる • 一人でも平気 発達障害は: • 興味のムラはそこまで強くな い、言語能力はいつも変わら ない • 他人から言われたことや過去 の体験を応用・適応させられ ずにこだわる • 一人が好きなわけではない ※併存している場合は、この限りではない。
  34. 34. 発達障害と似ている人:シャイな人 類似点:無口、意思が弱い、うつ向きがち等 シャイな人は: • 目立ちたくないので、ルール は守る • あまり周囲から目立ったこと がない 発達障害は: • 目立ちたくなくてもルールは 必ずしも守れない • たいてい、いつも目立ってい る ※併存している場合は、この限りではない。
  35. 35. 発達障害と似ている人:楽天的な人 類似点:ミスが多い、立場をわきまえない、マイペース、衝動的等 楽天的な人は: • できてないのにできてると感 じる • 自分に自信がある • 深く考えたことがない 発達障害は: • できてないのにできてると感 じる時もあるし、できてるの にできてないと感じる時もあ る • 自信があるわけではない • 深く考えられない ※併存している場合は、この限りではない。
  36. 36. 発達障害と似ている人:厳しい人 類似点:こだわる、空気を読まない等 厳しい人は: • できているのにできていない と感じる • 無欲で潔い • 他人にも厳しい 発達障害は: • できているのにできていない と感じる時もあるし、できて ないのにできてると感じる時 もある • 欲は人並みにある • 他人には厳しくない ※併存している場合は、この限りではない。
  37. 37. 発達障害と似ている人:親しみやすい人 類似点:献身的、流されやすい、馴れ馴れしい等 親しみやすい人は: • 相手の気持ちを考える • 感情を表現・共有することで 安心感を得る • 共感することでコミュニケー ションを取る • 少々押しつけがましい 発達障害は: • 自分と他人を同一に考えるた め、押しつけがましい • 他人の感情を考えているわけ ではなく、ただ自分の感情が わからないだけ ※併存している場合は、この限りではない。
  38. 38. 発達障害と似ている人:いじめっ子 類似点:ルールを守らない、暴力的、デリカシーがない、高圧的等 いじめっ子は: • 優しさがない • 苦しむことやつらいことを当 然と考えている 発達障害は: • 優しい気持ちがあっても伝わ らない • 相手がつらいと言うことが分 かっていない • わざと高圧的にしたり、いじ わるをしているわけではなく、 忘れたり、こだわりがあるこ とで高圧的に見える ※併存している場合は、この限りではない。
  39. 39. 発達障害と似ている人:メタ認知ができていない人 類似点:メタ認知ができていない • 偏った生育環境や言いつけなどで、「自認(理想)」と「現実」がズ レて(解離して)いる人たちがいる。この場合もメタ認知ができてい ないため、発達障害と混同しやすい。 ※併存している場合は、この限りではない。 メタ認知ができていない人は: • 年齢とともに自覚・寛解し ていくことが多い 発達障害は: • 年齢を重ねても変わらない
  40. 40. 発達障害と相性の悪い人たち • 楽天的な人 ⇒発達障害を理解しようとしない • オタクな人 ⇒発達障害を理解できない • 親しみやすい人 ⇒感情の吐露や共有ができない発達障害を忌避する • いじめっ子 ⇒いじめの標的にする • シャイな人(の集団) ⇒空気を読まない人に厳しい ※あくまでも一般論です
  41. 41. 発達障害者との接し方 • まず、相手にどのような発達障害があるのかを把握する • できることと、できないことを分類し、「性格」と「障害」を しっかり区別することで、誤解や軋轢を最小限にする • そのうえで、「一人の人間」として接する。発達障害にもさま ざまな性格、個性があり、合わなければ無理に仲良くする必要 はない。逆に、人間として話が合えば、障害をより理解するな ど、付き合いを深めるのもよい • 発達障害は、「こだわり」はあるが「話せば通じる」人が多い。 その点では、話しやすい精神障害者の部類にあると言える。
  42. 42. メモ(試してみたい事、感想、疑問等)

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