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非エンジニア・非デザイナーがプロダクトマネージャーになってみた。

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2017年6月7日のLt pmjpオフ会#9の発表内容です。

非エンジニア・非デザイナーがプロダクトマネージャーになりました。
全くの未経験者がスクラム開発をはじめた際の事例と、その時の学びに関してお話しました。

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非エンジニア・非デザイナーがプロダクトマネージャーになってみた。

  1. 1. 非エンジニア・非デザイナーが プロダクトマネージャーになってみた。 pmjp.slack.comオフ会#9 2017/06/07 Research & Development Unit Akihiro Ohashi
  2. 2. 1© 2017 from scratch Co.Ltd. 自己紹介 画像 株式会社フロムスクラッチ Research & Development Unit プロダクトマネージャー 大橋 明弘(おおはし あきひろ) 2014年3月 東京大学 卒業 2014年4月 株式会社フロムスクラッチに新卒で入社 コンサルティング部署でマーケティングコンサル 2014年10月 b→dashが生まれ、 マーケティングコンサル+システム導入+カスタマーサクセスに範囲拡大 30社~40社ほどを担当 2016年11月 開発部署へ異動 2017年1月 プロダクトマネージャーへ
  3. 3. 2© 2017 from scratch Co.Ltd. 自己紹介 画像 株式会社フロムスクラッチ Research & Development Unit プロダクトマネージャー 大橋 明弘(おおはし あきひろ) 2014年3月 東京大学 卒業 2014年4月 株式会社フロムスクラッチに新卒で入社 コンサルティング部署でマーケティングコンサル 2014年10月 b→dashが生まれ、 マーケティングコンサル+システム導入+カスタマーサクセスに範囲拡大 30社~40社ほどを担当 2016年11月 開発部署へ異動 2017年1月 プロダクトマネージャーへ 社会人4年目、 プロダクトマネージャー歴 5ヶ月のペーペーです…。
  4. 4. 3© 2017 from scratch Co.Ltd. 会社紹介 ■ 会社名 ■ 設立 ■ 資本金 ■ 代表取締役 ■ 本社所在地 ■ 従業員数 ■ 事業内容 :株式会社フロムスクラッチ :2010年4月6日 :1,872,313,375円 :安部泰洋 :〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル17階 :約150名(業務委託/アルバイト/派遣 含む) :マーケティングプラットフォーム b→dash :自社内で製品開発・営業・導入・サポートを推進
  5. 5. 4© 2017 from scratch Co.Ltd. 最近のトピック Forbes “有望スタートアップ”に2年連続で選出 Topic③ Topic① 元LINE CEO・森川氏 元PwC CEO・椎名氏 Topic④ Topic② 2017年、累計約45億円の資金調達を実施 アドバイザリーに元・LINE森川氏、椎名氏 「CTO of the year 2016」 登壇
  6. 6. 5© 2017 from scratch Co.Ltd. プロダクト紹介 マーケティングプラットフォーム
  7. 7. 6© 2017 from scratch Co.Ltd. b→dashとは…
  8. 8. 7© 2017 from scratch Co.Ltd. b→dashとは… マーケティングプロセス全体の データを統合し、一気通貫で活用する SaaS型のマーケティングプラットフォーム!
  9. 9. 8© 2017 from scratch Co.Ltd. b→dashとは… マーケティング×データという課題に対して、 1つのプラットフォームで解決できる
  10. 10. 9© 2017 from scratch Co.Ltd. メジャーバージョンアップ中です! データ取得から活用、先の展開を見越して 新しい価値を生み出すために、 アーキテクチャから全て作り直そう! ⇓ メジャーバージョンアップ!(新規開発!)
  11. 11. 10© 2017 from scratch Co.Ltd. メジャーバージョンアップにあたり… メジャーバージョンアップにあたって、 既存バージョンや市場の製品で 解決出来ていない課題や、 ユーザーの悩みに詳しい人間を 開発部署に入れたい… まだクライアントのあんな 悩みやこんな課題を解決 できていない…
  12. 12. 11© 2017 from scratch Co.Ltd. メジャーバージョンアップにあたり… (コンサル部署は大変だけど、 開発に投入しよう) 大橋で! (開発経験ないけど、 40社くらいのコンサル経験があるか らいいものつくれるはず) やります!
  13. 13. 12© 2017 from scratch Co.Ltd. 本日のテーマ 非エンジニア・非デザイナーが プロダクトマネージャーになってみた。
  14. 14. 13© 2017 from scratch Co.Ltd. 大橋のスペック システム開発経験 デザイナー経験 スクラム開発経験 ナシ。 分析用にマニアックなSQLは叩ける。 ナシ。 Mockを作ることもできず、武器はパワポとエクセルのみ。 もちろん、ナシ。 バックログ?スプリント?横文字が多すぎ…。
  15. 15. 14© 2017 from scratch Co.Ltd. 大橋のスペック システム開発経験 デザイナー経験 スクラム開発経験 ナシ。 分析用にマニアックなSQLは叩ける。 ナシ。 Mockを作ることもできず、武器はパワポとエクセルのみ。 もちろん、ナシ。 バックログ?スプリント?横文字が多すぎ…。 …とりあえずやってみよう!
  16. 16. 15© 2017 from scratch Co.Ltd. スクラム開発体制 Product Owner Product Manager Product Manager Scrum Master Scrum Master Dev Team Dev Team Dev Team Dev Team Scrum Master
  17. 17. 16© 2017 from scratch Co.Ltd. スクラム開発体制 Product Owner Product Manager Product Manager Scrum Master Scrum Master Dev Team Dev Team Dev Team Dev Team Scrum Master プロダクトマネージャー2名、 スクラムマスター3名、 スクラムチーム4チームの体制
  18. 18. 17© 2017 from scratch Co.Ltd. 担当領域
  19. 19. 18© 2017 from scratch Co.Ltd. 担当領域 分析機能と、それに必要な データマネジメントを担当
  20. 20. 19© 2017 from scratch Co.Ltd. まずはやってみよう! プロダクト戦略/ プロダクトコンセプト策定 機能構成/ Mock作成 バックログ作成 • 戦略/コンセプトのベースがあった • 現行バージョンの課題や展望も把握していた • コンセプトを元に機能構成資料(パワポ)を作成 • UIデザイナーに依頼して、Mockを作成(ほぼまるっと依 頼) • ユーザーストーリーを作成し、バックログに積む • スプリントにどれだけ入るか分からないので無邪気に積んで みる
  21. 21. 20© 2017 from scratch Co.Ltd. まずはやってみよう! プロダクト戦略/ プロダクトコンセプト策定 機能構成/ Mock作成 バックログ作成 • 戦略/コンセプトのベースがあった • 現行バージョンの課題や展望も把握していた • コンセプトを元に機能構成資料(パワポ)を作成 • UIデザイナーに依頼して、Mockを作成(ほぼまるっと依 頼) • ユーザーストーリーを作成し、バックログに積む • スプリントにどれだけ入るか分からないので無邪気に積んで みる まずはセオリーに乗っかって、 準備を進めてみる
  22. 22. 21© 2017 from scratch Co.Ltd. スプリント1開始!
  23. 23. 22© 2017 from scratch Co.Ltd. スプリント1終了 スプリント1で消化できた ストーリーポイント
  24. 24. 23© 2017 from scratch Co.Ltd.
  25. 25. 24© 2017 from scratch Co.Ltd. スプリント1の結果
  26. 26. 25© 2017 from scratch Co.Ltd. スプリント1の結果 見事なまでに平行な バーンダウンチャート…。
  27. 27. 26© 2017 from scratch Co.Ltd. 何が起きたのか??
  28. 28. 27© 2017 from scratch Co.Ltd. 何が起きたのか?? 開発ロードマップが 伝わっていない 仕様が曖昧 スクラムチームとの コミュニケーションが薄い スクラムチームのメンバーが、 最終的に何ができて、どの部分をどの順番で、 どんな優先順位で開発すれば良いのか分からず、 戸惑ってしまった 仕様が曖昧でスクラムチームのメンバーの設計が進まず、 効率が著しく下がってしまった そもそも信頼関係が築けておらず、課題にぶつかったり、 迷ったりした時に気軽に相談できなかった
  29. 29. 28© 2017 from scratch Co.Ltd. 何が起きたのか?? 開発ロードマップが 伝わっていない 仕様が曖昧 スクラムチームとの コミュニケーションが薄い スクラムチームのメンバーが、 最終的に何ができて、どの部分をどの順番で、 どんな優先順位で開発すれば良いのか分からず、 戸惑ってしまった 仕様が曖昧でスクラムチームのメンバーの設計が進まず、 効率が著しく下がってしまった そもそも信頼関係が築けておらず、課題にぶつかったり、 迷ったりした時に気軽に相談できなかった 結局、エンジニアが どんな情報をもとに、 どのように考えて開発するのか 理解できていなかった
  30. 30. 29© 2017 from scratch Co.Ltd. (アカン…)
  31. 31. 30© 2017 from scratch Co.Ltd. 焦りからの迷走 Q. DevTeamが話している内容がぜんぜんわかりません、、、 非同期処理とか、Athenaとか、Prestoとか。。。 僕もオブジェクト指向とか勉強した方がよいですよね??? A.まて。オブジェクト指向はいらん(笑) 君が向くべき方向は、ステークホルダーだよ。 認定スクラムマスターホルダーの先輩に相談
  32. 32. 31© 2017 from scratch Co.Ltd. 焦りからの迷走 Q. DevTeamが話している内容がぜんぜんわかりません、、、 非同期処理とか、Athenaとか、Prestoとか。。。 僕もオブジェクト指向とか勉強した方がよいですよね??? A.まて。オブジェクト指向はいらん(笑) 君が向くべき方向は、ステークホルダーだよ。 認定スクラムマスターホルダーの先輩に相談 焦るあまり、迷走…
  33. 33. 32© 2017 from scratch Co.Ltd. しかし、試行錯誤の結果
  34. 34. 33© 2017 from scratch Co.Ltd. 試行錯誤の結果たどり着いたところ
  35. 35. 34© 2017 from scratch Co.Ltd. 試行錯誤の結果たどり着いたところ 大まかなシステム構成とデータ構造、 データフローをキャッチアップすること、 というポイントにたどり着く
  36. 36. 35© 2017 from scratch Co.Ltd. 大まかなシステム構成をキャッチアップすることで… 開発ロードマップが 伝わっていない 仕様が曖昧 スクラムチームとの コミュニケーションが薄い システム構成図をもとに、どのカタマリからどの順番で 開発していくのが一番効率的か、議論できるようになった ざっくりとしたシステム理解であっても、 エンジニアが開発するにあたり、詰めておくべき箇所 が見える様になった システムに関する素朴な質問をこまめにしにいくことで 徐々にコミュニケーションが増えた Before After
  37. 37. 36© 2017 from scratch Co.Ltd. 大まかなシステム構成をキャッチアップすることで… 開発ロードマップが 伝わっていない 仕様が曖昧 スクラムチームとの コミュニケーションが薄い システム構成図をもとに、どのカタマリからどの順番で 開発していくのが一番効率的か、議論できるようになった ざっくりとしたシステム理解であっても、 エンジニアが開発するにあたり、詰めておくべき箇所 が見える様になった システムに関する素朴な質問をこまめにしにいくことで 徐々にコミュニケーションが増えた Before After (未だに細かい所は分からないが、) ユーザー・ビジネスサイドの要望を エンジニアが必要な形で 伝えることができるように
  38. 38. 37© 2017 from scratch Co.Ltd. スプリント別消化ストーリーポイント 0 90 140 151 72 86.5 97 0 20 40 60 80 100 120 140 160 スプリント1 スプリント2 スプリント3 スプリント4 スプリント5 スプリント6 スプリント7 ※チーム人数変更
  39. 39. 38© 2017 from scratch Co.Ltd. スプリント別消化ストーリーポイント 0 90 140 151 72 86.5 97 0 20 40 60 80 100 120 140 160 スプリント1 スプリント2 スプリント3 スプリント4 スプリント5 スプリント6 スプリント7 進む開発。 スプリントを重ねるごとに ベロシティが安定!
  40. 40. 39© 2017 from scratch Co.Ltd. 開発が進む中、こんなケースに よく出くわすように
  41. 41. 40© 2017 from scratch Co.Ltd. よくあるケースその1 エンジニア この部分の実装方針で悩んでいます。 Aだと処理が早くてコストが高いけど、ユーザーにとって不便かも。 Bだと処理が遅くて安いけど、ユーザーにとって分かりやすいかも。 大橋 その部分はAで良いです! なぜなら、その部分は限られた場面しか使わないし、 使うときはコンサルのフォローが入る部分だからです!
  42. 42. 41© 2017 from scratch Co.Ltd. よくあるケースその1 エンジニア この部分の実装方針で悩んでいます。 Aだと処理が早くてコストが高いけど、ユーザーにとって不便かも。 Bだと処理が遅くて安いけど、ユーザーにとって分かりやすいかも。 大橋 その部分はAで良いです! なぜなら、その部分は限られた場面しか使わないし、 使うときはコンサルのフォローが入る部分だからです! プロダクト単体ではなく、 プロダクトを含めた「サービス」として 考えられるので意思決定がスムーズに!
  43. 43. 42© 2017 from scratch Co.Ltd. よくあるケースその2 営業・コンサル こういう機能が無いと、 クライアントの要望に応えられないんだけど、 いつ実装できるの? 大橋 いやいやいや。ちょっとまって。本当にその機能が必要なの? 話を聞いていると、それって課題を取り違えていない? あとこの部分は今ある機能の使い方を変えるという手段の方が 早いしリスク無いよ。
  44. 44. 43© 2017 from scratch Co.Ltd. よくあるケースその2 営業・コンサル こういう機能が無いと、 クライアントの要望に応えられないんだけど、 いつ実装できるの? 大橋 いやいやいや。ちょっとまって。本当にその機能が必要なの? 話を聞いていると、それって課題を取り違えていない? あとこの部分は今ある機能の使い方を変えるという手段の方が 早いしリスク無いよ。 ユーザーと他部署の課題・願望を 把握できているので ステークスホルダーとの調整ができる!
  45. 45. 44© 2017 from scratch Co.Ltd. まとめると
  46. 46. 45© 2017 from scratch Co.Ltd. 非エンジニア・非デザイナープロダクトマネージャーのできること User BusinessTechnology “ユーザーの課題を解決する” “事業として継続可能”“技術的に実現可能” • ビジネスモデル・コスト構造の理解 • 開発部署以外の課題の理解 • 市場のニーズと競合の強み・弱みの把握 • クライアントのビジネス・業務理解 ユーザーの課題・願望把握 自社の課題・願望把握 ドキュメン テーション 問題解決 意思決定 /ファシリ テーション 交渉 /説得 • ビジネススキルを活かしたプロジェクトの推進 • ステークスホルダーのコントロール プロジェクトの推進
  47. 47. 46© 2017 from scratch Co.Ltd. 非エンジニア・非デザイナープロダクトマネージャーのできること User BusinessTechnology “ユーザーの課題を解決する” “事業として継続可能”“技術的に実現可能” • ビジネスモデル・コスト構造の理解 • 開発部署以外の課題の理解 • 市場のニーズと競合の強み・弱みの把握 • クライアントのビジネス・業務理解 ユーザーの課題・願望把握 自社の課題・願望把握 ドキュメン テーション 問題解決 意思決定 /ファシリ テーション 交渉 /説得 • ビジネススキルを活かしたプロジェクトの推進 • ステークスホルダーのコントロール プロジェクトの推進 エンジニアと異なるスキルや経験が あるからこそ、「チーム」として動くことで、 ゴールに最短距離にたどり着ける
  48. 48. 47© 2017 from scratch Co.Ltd. 非エンジニア・非デザイナープロダクトマネージャーのできること User BusinessTechnology “ユーザーの課題を解決する” “事業として継続可能”“技術的に実現可能” • ビジネスモデル・コスト構造の理解 • 開発部署以外の課題の理解 • 市場のニーズと競合の強み・弱みの把握 • クライアントのビジネス・業務理解 ユーザーの課題・願望把握 自社の課題・願望把握 ドキュメン テーション 問題解決 意思決定 /ファシリ テーション 交渉 /説得 • ビジネススキルを活かしたプロジェクトの推進 • ステークスホルダーのコントロール プロジェクトの推進 大まかなシステム構成とデータ構造、 データフローをキャッチアップして、 まずは「チーム」の一員となること
  49. 49. 48© 2017 from scratch Co.Ltd. 非エンジニア・非デザイナープロダクトマネージャーのできること User BusinessTechnology “ユーザーの課題を解決する” “事業として継続可能”“技術的に実現可能” • ビジネスモデル・コスト構造の理解 • 開発部署以外の課題の理解 • 市場のニーズと競合の強み・弱みの把握 • クライアントのビジネス・業務理解 ユーザーの課題・願望把握 自社の課題・願望把握 ドキュメン テーション 問題解決 意思決定 /ファシリ テーション 交渉 /説得 • ビジネススキルを活かしたプロジェクトの推進 • ステークスホルダーのコントロール プロジェクトの推進 今後、セールスやマーケター、 そしてコンサルタントという、 非エンジニア・非デザイナーが プロダクトマネージャーになったとき、 そっとアドバイスを…!
  50. 50. 49© 2017 from scratch Co.Ltd. 最後に プロダクトマネージャー歴、若干5ヶ月…。 未だに試行錯誤中なので、 ご助言、ご指摘頂ければ嬉しいです…!
  51. 51. © 2017 from scratch Co.Ltd. ~ 免責事項 ~ 第三者による、文書の無断転用、引用を禁止いたします。 本資料に記載している情報は、信頼できる情報ソースから取得しておりますが、その内容の正確性、信頼性、完全性、網羅性を保証するものではありません。 本資料に記載している情報による意思決定は、貴社の判断及び責任において行うようお願い申し上げます。

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