第2回 古典力学と量子力学の違い 古典力学は,決定論. 様々な現象において,「1つの状態」しか存在しない. 古典力学では,「初期状態」を指定することができれば,完全に「未来がどうなるか」が決まってしまい,すべてが予言可能となる. 古典力学においても初期状態のわずかな差で未来を完全に予言できないことがある. これを「カオス」という. 古典力学は、このカオスにどう対処するかが一番の課題 一方、この世界の法則である量子力学は,確率論. 様々な現象において,「2つ以上の状態が同時に存在」する. 2つ以上の状態のどの状態が現れるかは,その時の確率による. これを「シュレーティンガの猫」という. 古典力学は,量子力学の一部であり,特殊な条件で成立する世界と言える. 物理学者 sasa3 音声付き動画は,下記URLから👇 https://youtu.be/4jXlKhmtW9Y 物理学者 sasa3 #大人の学び直し #数理科学 #エンジニアの学び直し