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b41_2022sli_【函中部高校】海藻に含まれるヨウ素の抽出について.pdf

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b41_2022sli_【函中部高校】海藻に含まれるヨウ素の抽出について.pdf

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海藻類の中でも、昆布は特にヨウ素を豊富に含んでおり、そのヨウ素含有量の多さからヨウ素を抽出する実験が行われているが、その方法を調べてみると、燃焼し灰化したうえでの抽出実験が主に行われていた。しかし、昇華性によりヨウ素が減少しているのではないかと考え、前年度ではより効率的な抽出方法として、熱水抽出することで昇華を防ぐことができると考えて検証した結果、熱水抽出法の方が燃焼法より、極めて多くのヨウ素を抽出できることが分かった。本研究では熱水抽出での抽出時間に注目し抽出時間が長ければ長いほど、抽出量が増加するのかを検証するため、15 分から60 分で15 分刻みで抽出を行った。本研究により昆布から確認できたヨウ素は、15分で抽出した際が一番得られたヨウ素が少なく、60分が最も多くのヨウ素を抽出できた。このことから、長い時間抽出するほどより多くのヨウ素を抽出できると考えられる。

海藻類の中でも、昆布は特にヨウ素を豊富に含んでおり、そのヨウ素含有量の多さからヨウ素を抽出する実験が行われているが、その方法を調べてみると、燃焼し灰化したうえでの抽出実験が主に行われていた。しかし、昇華性によりヨウ素が減少しているのではないかと考え、前年度ではより効率的な抽出方法として、熱水抽出することで昇華を防ぐことができると考えて検証した結果、熱水抽出法の方が燃焼法より、極めて多くのヨウ素を抽出できることが分かった。本研究では熱水抽出での抽出時間に注目し抽出時間が長ければ長いほど、抽出量が増加するのかを検証するため、15 分から60 分で15 分刻みで抽出を行った。本研究により昆布から確認できたヨウ素は、15分で抽出した際が一番得られたヨウ素が少なく、60分が最も多くのヨウ素を抽出できた。このことから、長い時間抽出するほどより多くのヨウ素を抽出できると考えられる。

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b41_2022sli_【函中部高校】海藻に含まれるヨウ素の抽出について.pdf

  1. 1. 海藻に含まれるヨウ素の抽出について ~抽出時間の違いによるヨウ素抽出量の変化~ 写真提供/函館市 食の魅力発信サイト「おいしい函館」
  2. 2. 函館市 全国有数の昆布生産地 引用 春採り昆布 | 旬食材 | おいしい函館 - Taste Hakodate Cuisine 引用 コンブ漁解禁、天日で昆布干しの海岸を 行く
  3. 3. 昆布を燃焼・灰化してヨウ素の抽出をおこなう(渡辺2010) 燃焼時にヨウ素が一部昇華し、抽出効率が 下がっているのではないか ヨウ素の昇華性に注目して、 昆布からのヨウ素抽出の効率化をはかる! →昆布を燃焼した場合、熱水抽出した 場合に分けて、ヨウ素の定量を行う
  4. 4. 燃焼法 熱水抽出法 はるかに多くの ヨウ素を抽出する ことができた! … 15分 30分 抽出量が増加した! 70℃が最もヨウ素抽出量が 多くなった! 抽出量[mg]
  5. 5. さらに長い時間で抽出した場合、 より多くのヨウ素を取り出せるのか? 60分まで抽出時間をのばして実験
  6. 6. 10gの昆布をお茶パッ クに入れて純水に入れ 15分刻みで60分まで熱 水抽出する 過マンガン酸カリウム水 溶液(0.020 mol/L )で 滴定し、ヨウ素含有量を 調べる
  7. 7. 453 743 749 1067 0 200 400 600 800 1000 1200 15分 30分 45分 60分 抽出量(mg) 抽出時間(分) 図1 70℃での10 mL中のI2の抽出量 抽出時間が長ければ 長いほど抽出量が増加 する! しかし… 30 分間湯煎した場合と45 分間湯煎 した場合には大きい差がない!
  8. 8. 70℃に限定して抽出 を行った ほかの温度でも増加 傾向はみられるか? 30分と45分に大きな 差がみられなかった 昆布の部位の違いが 影響しているのか? 部位の例 引用 昆布の生態と天然モノ・養殖モノの育ち 方について|昆布ログ ・だしログ
  9. 9. 酸化剤の再検討 ヨウ素抽出に適した 酸化剤を検討する 抽出したヨウ素の 利用について ヨウ素入りののど飴 等が市販されている ので,函館産の天然 素材と合わせて健康 面や衛生面に役立つ 商品開発をできれば と考えている。
  10. 10. (1) 南茅部支所地方振興課.“昆布の里”.函館市. 2022 (2) 渡辺洋子,昆布からヨウ素を取り出す,化学と教育,vol.58,no.10,pp.460-461,2010. (3) 吉村彩子・吉川光一・北爪博彦,灰化法の違いによるL—チロキシンナトリウム中のヨウ素の回 収率,日本水産學會誌,vol.62,no.6,pp.928-933,1996. (4) 北海道函館中部高等学校地学部,海藻に含まれるヨウ素の抽出について,北海道高等学校文化連 盟第60回全道高等学校理科研究発表大会研究発表資料集,pp.80-83,2021. (5) 田村仁,海藻からヨウ素を単離する方法,新潟県立教育センター研究報告,vol.93,pp.13-16, 1987. (6) 星野泰也,化学図録三訂版,数研出版株式会社,2016. (7) 由上文子・中島恵美・吉田宗弘,昆布から出汁へのヨウ素の遊離と昆布出汁から食材へのヨウ素 の移行,Trace Nutrients Research, vol.33,pp.55-58,2016. 本研究に際し,実験系とその分析方法について,北海道大学大学院水産科学 研究院准教授の大木淳之先生には貴重なご指導・ご助言をいただきました。 この場をお借りして感謝申し上げます。
  11. 11. ご覧いただき ありがとうございました

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