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SRWS 2.0
系統的レビュー研究計画書作成ワークショップ
第四回
PubMed検索その2
尼崎総合医療センター Hospital Care Research Unit
辻本啓 片岡裕貴
京都大学大学院 辻本康
精治寮病院 阪野正大
岡山県精神科医療センター 宋龍平
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻医療疫学分野 吉岡貴史
安房地域医療センター 北本晋一
亀田総合病院集中治療科 佐藤明 山本良平 安田英人
近畿中央胸部疾患センター呼吸器内科 香川智子
亀田総合病院麻酔科 重城聡
亀田ファミリークリニック館山 宮本侑達
復習:2語以上のフリーワードのフレーズは
必ず引用符でくくる(お経)
例えば
“metabolic surgery”[tiab]
2
復習:Automatic Term Mappingとは
free word(=統制語でない言葉)をそのままPubMed
で入れると生じる便利な機能(系統的レビューの
本番の検索では邪魔)
語尾に[tiab]や[mh]などのサーチタグを
つけることでoffできる
※また、フレーズ検索は””で囲わないとこ
の機能でバラバラにされて検索される
3
裏でいろいろ”おせっかい”されている!
4
5
第四回
PubMed検索その2
今日の目標
• Ovid Medlineの検索式をPubMedの式に変
更する基礎が説明出来る
• 簡単な背景記述の書き方が説明出来る
• Rayyanを使ってのアブストラクトのスク
リーニングのやり方が説明できる
• 引用検索の基礎が説明できる
6
今回のエフォート目安
動画視聴 1時間程度
コクランを参考にPubMed検索式チェック 0.5時間程度
背景をかく 0.5時間程度
お試しレビュー 0.5時間程度 (Rayyan使ったことない人のみ)
引用検索 0.5時間程度
7
前回作った検索式でいいのか心配
Automatic Term Mappingの”おせっかい検
索”以上の網羅性をもった検索をするためには
2つの違う方向からもチェックする
1. 関連した診療ガイドラインにのっている
RCTを使う
2. PやIの似たコクランレビューを用いる
8
その2として、こちらもやってみましょう!
Automatic Term Mapping以上の網羅性を
もった検索をするためには
2つの違う方向からもチェックする
1. 関連した診療ガイドラインにのっている
RCTを使う
2. PやIの似たコクランレビューを用いる
9
Cochraneの検索式をみて抜けている重要なwordがないかチェックしましょう
似たP、似たIのレビューを探す
それぞれの検索語のチェック
10
先人に学ぶ
11
レビューのPDF (簡易版ではな
く、full version)中 ”MEDLINE”
や”strategies”などで検索すれ
ばすぐ飛べます
PubMedとOvid Medline、EBSCO Medlineについて
12
同じデータベース
(MEDLINEを検索している)
→ほとんど同じと考えてください
PubMedの欠点:
検索に使える演算子が少ない
複雑なfree word検索が必要な場合は検索の難易度が上がる
or ノイズが増える
今回のWSはfreeで使えるという理由でPubMedを使用する。
多くの場合は概ね問題ない
知らない記号がたくさん $?
13
“/” スラッシュや”exp ~~/”など
スラッシュで統制語を検索するサーチタグ
例
exp diabetes/
>diabetes [mh]へ変更
exp ~/も~ [mh] もMeSH treeの
下位概念までまとめて検索している
下位概念を検索しない場合は
~/もしくは~ [mh:noexp]を使う
14
“.tw.” もしくは”.mp.”って?
フリーワードを検索してくれるサーチタグ
例
diabetes.tw. もしくは diabetes.mp.
>diabetes[tiab]へ変更
15
MEDLINE PubMedでの注意
1. 前方一致は*のみ(400パターンまで許容)
2. ワイルドカードは使えない
3. 近接演算子はつかえない
4. サーチタグが無いとAutomatic Term
Mappingが作動
5. “and”や”or”などは必ず大文字で使用
16
(PubMedで使えない)ゆらぎの演算子
前方一致 $, $n (=n文字目までの制限でゆらぎを許容)
ワイルドカード #, ?(#は何かwordが必ず入るが、?はなくてもOK)
例:
disease$=disease, diseases など
dog$2= dog, dogs (≠doghouse)
wom#n= woman, women
colo?r= color, colour
17
PubMedで使えるゆらぎの演算子(前方一致検索)
前方一致 語尾に“*”をつける
例:
disease*=disease, diseases などが検索対象
18
何通りかまで制限がある。
どのように後方が変更されているかは、Search detailsを見てチェックする。
注意!! 前方一致記号ありだと、フレーズの””は不要。一行ずつ入れよう!
19
Search detailsを必ずチェック!
これを使う
用語の説明:variant spellingsとは?
“tumour”と”tumor”
“hematoma”と”Haematoma”など
PubMedではワイルドカードが使えないた
め、想定されるものがあれば free wordと
して[tiab]をつけてOR で加える
例:tumo?r.tw.
>tumor[tiab] OR tumour[tiab] へ変更
20
キーワード検索に使われている記号の解説
近接演算子(ANDよりも適合率が高い)
NEAR/X X語以内に出現するものを検索
例:small NEAR/2 cancer
(small cell lung cancer, small cell
esophageal cancer, small cell bladder
cancer など)
21
http://www.cochranelibrary.com/help/search-functionality-now-available-in-cochrane-library.html last accessed 10/22/2016
(PubMedで使えない) MEDLINE Ovidの位置演算子
近接演算子:ADJ もしくは スペース=その語順で近接している語をhit
近接演算子:ADJn=語順不同でn語以内に近接しているものをhit
例:blood pressure = blood adj pressure
例:continuous adj2 dialysis =continuous peritoneal
dialysis, continuous venoveous dialysis etc.
22
PubMedではANDに変更
PubMedでは近接演算子は使えないので
(やむなく) ANDに変更しましょう!
=位置の制限がとれて、適合率は低下
例:small NEAR/2 cancer
>small [tiab] AND cancer [tiab] へ変更
23
ストップワード
出現頻度の高い一般的な語(例:the, or, of な
ど)は、ノイズを低減するため、検索対象から
除外されることがあります。
それらの語をストップワードと呼びます。
※仕様が結構変わるらしいので、ストップワードであることが
分からなかったら試しに検索してみましょう
(参考) PubMedストップワード一覧
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK3827/table/pub
medhelp.T.stopwords/
24
MEDLINE® 2016 Database Guide
検索のチェック search details
各々の検索語が意図した通りに機能してい
るかをみるためにチェックしてください。
25
コクランの検索語をチェックした検索式ができたら
一部お試しレビューしてみましょう!
26
強い味方!
http://rayyan.qcri.org/
→SIGN UP
27
(多分)オイルマネーのお陰で、無料です!
草案の検索式をもちいてお試しレビューの体験
Advance searchのPとIをまとめた草案の検索式
の”Items found”をクリックし検索結果へ
28
PubMed検索結果から
Send toをクリック→File→Fromat XML
でダウンロード
(直接Rayyanへのインポート可能)
29
今回の課題のため
50本だけみなさんが作った選択基準でタイトルと
アブストラクトを見てお試しレビューをしていた
だきます
30
Citation manager
50
できあがった”citations.nbib”
ファイルをRayyanに
ドラッグ&ドロップでインポート
宿題のレビュー例
A 50本
2人の場合
B 50本 3人の場合
A 50本
4人の場合
C 50本
B 50本
D 50本
A 50本
B 50本
C 25
本
C 25
本
.nbibファイルはRayyanにインポートできないので
32
ここをクリックして
Testフォルダを作る
33
ファイルをドラッグすると
こんな風に書誌情報が並ぶ
右クリックからSelect All
34
全部選択した状態で
35
.risにして保存する
36
Rayyanにもどります
37
Titleは適当に
Select fileからさっきのrisを
アップロード(時間がかかることも)
38
インポート後に別のcitationを加えたかっ
たら
↓左にあるここから
39
注意:
サーバーでの処理に少し時間がかかるので
アップロードしてもすぐにリストが出てこ
ないことがあります
40
仲間を増やそう
41
クリック
メンバーのメアドを入れて
Invite
つづいて
42
クリック
あとはキーボードで
組み入れ “I” を1回
除外 “E” を2回
“↑↓”で、文献を移動
43
Abstractとtitleだけを見て、どんどんexcludeしていく
注意:
Full textを取り寄せる文献を減らすことが目的
迷ったら組み入れる
44
よりやりやすく
45
加えると青字でハイライト
加えると赤字でハイライト
最後に
46
クリック
こんな感じでタイトル&アブストラクトのレビュー終了です
47
Exportのやり方
48
クリック
件数があっていることを確認
49
クリック
50
クリック
クリック
Mendeleyを使う場合は、
BibTexを選ぶ
51
クリック
Excelで二次抽出をやるためにこち
らでもエクスポートしておく
Exportのやり方
52
クリック:Conflictはfull textレビューをやるので、
こちらもエクスポート
あとは
メールのリンク先からダウンロードすれば
Citation managerに抽出文献リストをインポートできま
す。
53
これ
引用検索とは?
54
引用検索といっても3種類あります!
1. 診療ガイドラインが見つかったら、関連
する記述に関する参考文献を見つける
(=二次文献のリファレンスチェック)
2. 見つかった参考文献を”引用している文
献”をGoogle scholarを用いて行います
(=被引用検索)
3. 最終スクリーニングで組み入れになった
文献の参考文献を見つける (=組み入れ
文献のリファレンスチェック)
55
今回取り扱うのは2
1. 診療ガイドラインが見つかったら、関連
する記述に関する参考文献を見つける
(=二次文献のリファレンスチェック)
2. 見つかった参考文献を”引用している文
献”をGoogle scholarを用いて行います
(=被引用検索)
3. 最終スクリーニングで組み入れになった
文献の参考文献を見つける (=組み入れ
文献のリファレンスチェック)
56
今からは被引用検索を説明します
1. 診療ガイドラインが見つかったら、関連
する記述に関する参考文献を見つける
(=二次文献のリファレンスチェック)
2. 見つかった参考文献を”引用している文
献”をGoogle scholarを用いて行います
(=被引用検索/逆引き)
3. 最終スクリーニングで組み入れになった
文献の参考文献を見つける (=組み入れ
文献のリファレンスチェック)
57
Google Scholarを用いた被引用検索の方法
58
注意!Web of Scienceの方がこの機能は優れていますが、今回はfreeで使えること
からGoogle Scholarを使用しています。使える人はWeb of Scienceでも良いです。
Google Scholarを用いた被引用検索の方法
59
219の文献から引用されていました (数は毎回変わることあり)
60
文献リストをざっと見て、今回のPICOにばっちり当てはまる臨床研究を簡単にリスト化
61
今回は体験だけで結構です。
文献リストをざっと見て、今回のPICOにばっちり当てはまる臨床研究を簡単にリスト化
62
簡単な背景をかく
レビュー計画書の
簡単なBackgroundを5-8文程度で書いてみ
ましょう!
今回は日本語です!
63
プロトコル用の背景記述テンプレ
(病態が人類にとって”relevant”な理由=疫学データ)
(例: 世界での発生率) (引用).
(例: 致死率など) (引用).
Pは通常○○により診断(定義)され(国際診療ガイドラインなどを引用) (O:
今回みたいアウトカム)などを引き起こす。
一般的にはPに対しては○、○、○などの介入が行われる(国際診療ガイドライ
ンなどを引用)。しかし、□という特徴を持つ、_(I: 介入内容) _は___
のようなを効果が言われおり
臨床試験で__のようなアウトカムを改善したことが報告されている(引用) .
系統的レビューとして (P: 病態)に対する(I: 介入内容)_を評価したものは報
告されていない.
それゆえ、今回(PI(E)CO)での系統的レビューを行った.
<文献リスト (bibliography)>
1. Kataoka Y. (2013) History of Tigers. Plos Ama, 8(12) 45-49
2. Tsujimoto H. (1998) Quality of Amagasaki Chanpon. Ama J Clin
Epidemiol 58 (3) 859-862
64
片岡・辻本 2016/3/19 コクランレビュータイトル登録セミナー@尼崎 グループワークシートを一部改変
backgroundの例 (あくまで例)
急性腎障害(AKI)は入院患者の11-18%に起こり、それに関連して1.7百万人が毎年死亡している (1)。
Multinational surveyではICU患者のうち40-50%がAKIを起こしKDIGO(ガイドライン)の分類の重症度が上
がるのに従って死亡割合が多くなることが示されている(1)。
持続的腎代替療法(CRRT)はCVVH, CVVHD, CVVHDF, SCUFなどがある。透析は拡散の〜で〜を除去し、限
外濾過は〜で〜を除去している。
至適な透析は〜ml/kg/hと言われており、CRRTの予定外の透析回路の凝固によって到達できないことがある
(1)。透析回路の凝固は早急な回路交換を要し医療スタッフのworkloadや治療費の増大につながる (2)。
透析回路の凝固を防ぐ方法はpharmacologicalな介入とnon-pharmacologicalな介入がある。
pharmacologicalなものは凝固経路を阻害するような薬剤を用いる介入である。non-pharmacologicalなも
のはカテーテルの径の最適化、血液と空気の接触を抑えるような回路の調節、希釈方法などがある (3)。
系統的レビューとしてCRRTを受ける患者に対する抗凝固療法を評価したものは、ヘパリンとクエン酸の比較
があり〜〜と報告されている(4)。しかし、系統的にレビューとして、pharmacologicalなものを包括して
レビューしたものはない。そこで我々は今回CRRTを受ける患者に対するpharmacologicalな抗凝固介入に関
して系統的レビューを行う。
<文献リスト (bibliography)>
1. Kataoka Y. (2013) Practice guidelines for Tigers funs. Plos Ama, 8(12) 45-49
2. Tsujimoto H. (1998) Quality of Amagasaki Chanpon. Ama J Clin Epidemiol 58 (3) 859-862
3. Kataoka Y. (2016) Glory of Tigers. BMC Ama, 8(12) 55-90
4. Tsujimoto H. (2016) Review of Amagasaki Chanpon. Ama J Epidemiol 58 (3) 70-77
65
片岡・辻本 2016/3/19 コクランレビュータイトル登録セミナー@尼崎 グループワークシートを一部改変
世界の疫学(あくまで例)
急性腎障害(AKI)は入院患者の11-18%に起こり、それに関連して1.7百万人が毎年死亡している (1)。
Multinational surveyではICU患者のうち40-50%がAKIを起こしKDIGO(ガイドライン)の分類の重症度が上
がるのに従って死亡割合が多くなることが示されている(1)。
持続的腎代替療法(CRRT)はCVVH, CVVHD, CVVHDF, SCUFなどがある。透析は拡散の〜で〜を除去し、限
外濾過は〜で〜を除去している。
至適な透析は〜ml/kg/hと言われており、CRRTの予定外の透析回路の凝固によって到達できないことがある
(1)。透析回路の凝固は早急な回路交換を要し医療スタッフのworkloadや治療費の増大につながる (2)。
透析回路の凝固を防ぐ方法はpharmacologicalな介入とnon-pharmacologicalな介入がある。
pharmacologicalなものは凝固経路を阻害するような薬剤を用いる介入である。non-pharmacologicalなも
のはカテーテルの径の最適化、血液と空気の接触を抑えるような回路の調節、希釈方法などがある (3)。
系統的レビューとしてCRRTを受ける患者に対する抗凝固療法を評価したものは、ヘパリンとクエン酸の比較
があり〜〜と報告されている(4)。しかし、系統的にレビューとして、pharmacologicalなものを包括して
レビューしたものはない。そこで我々は今回CRRTを受ける患者に対するpharmacologicalな抗凝固介入に関
して系統的レビューを行う。
<文献リスト (bibliography)>
1. Kataoka Y. (2013) Practice guidelines for Tigers funs. Plos Ama, 8(12) 45-49
2. Tsujimoto H. (1998) Quality of Amagasaki Chanpon. Ama J Clin Epidemiol 58 (3) 859-862
3. Kataoka Y. (2016) Glory of Tigers. BMC Ama, 8(12) 55-90
4. Tsujimoto H. (2016) Review of Amagasaki Chanpon. Ama J Epidemiol 58 (3) 70-77
66
片岡・辻本 2016/3/19 コクランレビュータイトル登録セミナー@尼崎 グループワークシートを一部改変
今回みたいアウトカムへの前振り (あくまで例)
急性腎障害(AKI)は入院患者の11-18%に起こり、それに関連して1.7百万人が毎年死亡している (1)。
Multinational surveyではICU患者のうち40-50%がAKIを起こしKDIGO(ガイドライン)の分類の重症度が上
がるのに従って死亡割合が多くなることが示されている(1)。
持続的腎代替療法(CRRT)はCVVH, CVVHD, CVVHDF, SCUFなどがある。透析は拡散の〜で〜を除去し、限
外濾過は〜で〜を除去している。
至適な透析は〜ml/kg/hと言われており、CRRTの予定外の透析回路の凝固によって到達できないことがある
(1)。透析回路の凝固は早急な回路交換を要し医療スタッフのworkloadや治療費の増大につながる (2)。
透析回路の凝固を防ぐ方法はpharmacologicalな介入とnon-pharmacologicalな介入がある。
pharmacologicalなものは凝固経路を阻害するような薬剤を用いる介入である。non-pharmacologicalなも
のはカテーテルの径の最適化、血液と空気の接触を抑えるような回路の調節、希釈方法などがある (3)。
系統的レビューとしてCRRTを受ける患者に対する抗凝固療法を評価したものは、ヘパリンとクエン酸の比較
があり〜〜と報告されている(4)。しかし、系統的にレビューとして、pharmacologicalなものを包括して
レビューしたものはない。そこで我々は今回CRRTを受ける患者に対するpharmacologicalな抗凝固介入に関
して系統的レビューを行う。
<文献リスト (bibliography)>
1. Kataoka Y. (2013) Practice guidelines for Tigers funs. Plos Ama, 8(12) 45-49
2. Tsujimoto H. (1998) Quality of Amagasaki Chanpon. Ama J Clin Epidemiol 58 (3) 859-862
3. Kataoka Y. (2016) Glory of Tigers. BMC Ama, 8(12) 55-90
4. Tsujimoto H. (2016) Review of Amagasaki Chanpon. Ama J Epidemiol 58 (3) 70-77
67
片岡・辻本 2016/3/19 コクランレビュータイトル登録セミナー@尼崎 グループワークシートを一部改変
介入について (あくまで例)
急性腎障害(AKI)は入院患者の11-18%に起こり、それに関連して1.7百万人が毎年死亡している (1)。
Multinational surveyではICU患者のうち40-50%がAKIを起こしKDIGO(ガイドライン)の分類の重症度が上
がるのに従って死亡割合が多くなることが示されている(1)。
持続的腎代替療法(CRRT)はCVVH, CVVHD, CVVHDF, SCUFなどがある。透析は拡散の〜で〜を除去し、限
外濾過は〜で〜を除去している。
至適な透析は〜ml/kg/hと言われており、CRRTの予定外の透析回路の凝固によって到達できないことがある
(1)。透析回路の凝固は早急な回路交換を要し医療スタッフのworkloadや治療費の増大につながる (2)。
透析回路の凝固を防ぐ方法はpharmacologicalな介入とnon-pharmacologicalな介入がある。
pharmacologicalなものは凝固経路を阻害するような薬剤を用いる介入である。non-pharmacologicalなも
のはカテーテルの径の最適化、血液と空気の接触を抑えるような回路の調節、希釈方法などがある (3)。
系統的レビューとしてCRRTを受ける患者に対する抗凝固療法を評価したものは、ヘパリンとクエン酸の比較
があり〜〜と報告されている(4)。しかし、系統的にレビューとして、pharmacologicalなものを包括して
レビューしたものはない。そこで我々は今回CRRTを受ける患者に対するpharmacologicalな抗凝固介入に関
して系統的レビューを行う。
<文献リスト (bibliography)>
1. Kataoka Y. (2013) Practice guidelines for Tigers funs. Plos Ama, 8(12) 45-49
2. Tsujimoto H. (1998) Quality of Amagasaki Chanpon. Ama J Clin Epidemiol 58 (3) 859-862
3. Kataoka Y. (2016) Glory of Tigers. BMC Ama, 8(12) 55-90
4. Tsujimoto H. (2016) Review of Amagasaki Chanpon. Ama J Epidemiol 58 (3) 70-77
68
片岡・辻本 2016/3/19 コクランレビュータイトル登録セミナー@尼崎 グループワークシートを一部改変
レビューをする意義(あくまで例)
急性腎障害(AKI)は入院患者の11-18%に起こり、それに関連して1.7百万人が毎年死亡している (1)。
Multinational surveyではICU患者のうち40-50%がAKIを起こしKDIGO(ガイドライン)の分類の重症度が上
がるのに従って死亡割合が多くなることが示されている(1)。
持続的腎代替療法(CRRT)はCVVH, CVVHD, CVVHDF, SCUFなどがある。透析は拡散の〜で〜を除去し、限
外濾過は〜で〜を除去している。
至適な透析は〜ml/kg/hと言われており、CRRTの予定外の透析回路の凝固によって到達できないことがある
(1)。透析回路の凝固は早急な回路交換を要し医療スタッフのworkloadや治療費の増大につながる (2)。
透析回路の凝固を防ぐ方法はpharmacologicalな介入とnon-pharmacologicalな介入がある。
pharmacologicalなものは凝固経路を阻害するような薬剤を用いる介入である。non-pharmacologicalなも
のはカテーテルの径の最適化、血液と空気の接触を抑えるような回路の調節、希釈方法などがある (3)。
系統的レビューとしてCRRTを受ける患者に対する抗凝固療法を評価したものは、ヘパリンとクエン酸の比較
があり〜〜と報告されている(4)。しかし、系統的にレビューとして、pharmacologicalなものを包括して
レビューしたものはない。そこで我々は今回CRRTを受ける患者に対するpharmacologicalな抗凝固介入に関
して系統的レビューを行う。
<文献リスト (bibliography)>
1. Kataoka Y. (2013) Practice guidelines for Tigers funs. Plos Ama, 8(12) 45-49
2. Tsujimoto H. (1998) Quality of Amagasaki Chanpon. Ama J Clin Epidemiol 58 (3) 859-862
3. Kataoka Y. (2016) Glory of Tigers. BMC Ama, 8(12) 55-90
4. Tsujimoto H. (2016) Review of Amagasaki Chanpon. Ama J Epidemiol 58 (3) 70-77
69
片岡・辻本 2016/3/19 コクランレビュータイトル登録セミナー@尼崎 グループワークシートを一部改変
(参考) Cochrane Kidney and Transplant groupのBackgroundの査読者用チェックリストを辻
本が簡単にしたもの
世界においてのその病気の問題について述べているか?
• 発症率と有病割合
• どのようにして発症しているか
• 誰が罹患しているか (ハイリスクグループ, 虚弱な/貧困のある人達)
• どこで起こっているか?
• どのように診断されているか?
• 症状は?転帰は?
介入に関する説明は十分か?
• どのように働くか?
• 潜在的に治療を受ける患者に対してどのような影響を与えるか?
レビューをやる意義に関する記述は十分か?
• 医療消費者にとって重要な問題か(政策決定者にとっては)?
リファレンスは最新の文献を用いて世界の問題に関するものか?(時代遅れ/
一部地域だけの問題を記述しているものではないか?)
70
今回の課題でつくる簡単な背景記述の構造
今回は簡単な背景記述のみでOK!
1. 対象となるPICOについてわかっていること
2. 対象となるPICOについてわかっていないこと
3. 本レビューで明らかにできること
71
簡単な背景記述の例
<1.対象となるPICOについてわかっていること>
これまで複数のRCTでA薬が標準治療より心血管イベ
ントの抑制に効果があることが分かっている。
<2.対象となるPICOについてわかっていないこと>
A薬の臨床試験を網羅的、包括的にレビューしたもの
はない。
<3.本レビューで明らかにできること>
A薬について現状で分かっている効果とそのエビデン
スの質を示す。
72
簡単なBackgroundができたら
文献管理ソフトを使って
引用文献をつけます
指定引用形式:Vancouver
※引用をつける練習の意図です
73
Vancouver式を知らなくてもOK
文献管理ソフトで選択できます!
74
引用文献をつけてみる (例)
(病態が人類にとって”relevant”な理由=疫学データ)
(例: 世界での発生率) (引用).
(例: 致死率など) (引用).
Pは通常○○により診断(定義)され(国際診療ガイドラインなどを引用) (O:
今回みたいアウトカム)などを引き起こす。
一般的にはPに対しては○、○、○などの介入が行われる(国際ガイドラインな
どを引用)。しかし、□という特徴を持つ、_(I: 介入内容) _は___のよ
うなを効果が言われおり
臨床試験で__のようなアウトカムを改善したことが報告されている(引用) .
系統的レビューとして (P: 病態)に対する(I: 介入内容)_を評価したものは報
告されていない.
それゆえ、今回(PI(E)CO)での系統的レビューを行った.
<文献リスト (bibliography)>
1. Kataoka Y. (2013) History of Tigers. Plos Ama, 8(12) 45-49
2. Tsujimoto H. (1998) Quality of Amagasaki Chanpon. Ama J Clin
Epidemiol 58 (3) 859-862
75
片岡・辻本 2016/3/19 コクランレビュータイトル登録セミナー@尼崎 グループワークシートを一部改変
今日の目標
• Ovid Medlineの検索式をPubMedの式に変
更する基礎が説明出来る
• 簡単な背景記述の書き方が説明出来る
• Rayyanを使ってのアブストラクトのスク
リーニングのやり方が説明できる
• 引用検索の基礎が説明できる
76
参考資料1
京都大学医学図書館 基礎から学ぶPubMedの使い方
http://www.lib.med.kyoto-u.ac.jp/pdf/pubmed_howto.pdf
PubMed Tutorial
https://www.nlm.nih.gov/bsd/disted/pubmedtutorial/cover.html
Cochrane handbook for Systematic Reviews of Interventions
[internet] available from
http://community.cochrane.org/handbook
Handbook for DTA Reviews [internet] available from
http://srdta.cochrane.org/handbook-dta-reviews
77
参考資料2
『看護研究者・医療研究者のための系統的文献検索
概説』諏訪敏幸 近畿病院図書室協議会 2013
「診断精度系統的レビューのための系統的検索」諏
訪敏幸、山下ユミ 2016.9.26
https://www.slideshare.net/srws/3-66366580
http://www.jamas.or.jp/web_help5/ruledetail.h
tml
厚生労働省 平成24年度国民医療費の現状
さらにPubmedを知りたい方は
日本医学図書館協会 図解 PubMedの使い方
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-
I025001084-00
東大図書館PubMedの使い方
http://www.lib.m.u-
tokyo.ac.jp/manual/pubmedmanual.pdf
山梨大学付属図書館
PubMedとOvid MEDLINEの比較一覧
http://www.lib.yamanashi.ac.jp/db/ovid_ma/ovid
%20medline%20vs%20pubmed%20for%20Yaman
ashi%20Univ_200712.pdf
79

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  2. 本講義の目標です。Risk of bias tableの作り方がわかる。Plagiarismの避け方がわかる。Plagiarismは盗作、剽窃と訳されることが多いが、意味は一般的なそれらの言葉よりさらに広いですので、説明をしておこうと思います。
  3. 本講義の目標です。Risk of bias tableの作り方がわかる。Plagiarismの避け方がわかる。Plagiarismは盗作、剽窃と訳されることが多いが、意味は一般的なそれらの言葉よりさらに広いですので、説明をしておこうと思います。
  4. Cochrane handbook for Systematic Reviews of Interventions は書籍もあります。