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複雑系理論と評価Complexity Theory and Evaluation
複雑系の視点で、
事業・評価を捉えなおす
Version 1
9/10/2020
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アジェンダ
2
1.はじめに ⽤語の定義
2.状況の分類
3.複雑系の性質と評価
その他、プレゼンテーションでは触れられないが重要な内容は、巻末資料として掲載
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1.はじめに、⽤語の定義
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はじめに
本資料は、DE(発展的評価)やBME(ブルー・マーブル評価)の前提である、
以下の2つの理論・思考法について、概要をまとめたものです。
システム理論
• 主体相互の関係性
• 自らの視点・視座
• 境界
複雑系理論
• 生成(エマージェンス)
• 非線形
• 動態
• 適応
現実世界の以下の特徴に注目。。。
システム思考
出典:Patton, Michael Q., Kate McKegg and Nan Wehipeihana (2016), Developmental Evaluation Exemplars: Principles in Practice,
New York & London: The Guilford Press., p. 11. より改変
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なぜ、今、複雑系か?
「今のところ、⼤切なことは答えを⾒つけることではなく、
答えを探し続けることだ」
ダグラス・ホフスタッダー『ゲーデル、エッシャー、バッハ ― あるいは不思議の環』
「全体は部分の総和にあらず。」複雑系の考え⽅のもっともよく知られているモットーで
しょう。その主眼は、近代科学が拠り所にしてきた還元主義(reductionism)のアンチテー
ゼです。
還元主義とは。物事の分解と諸要素の関係性の解明によって、物事の全体を理解できる
という考え⽅です。物理学や化学を中⼼に、⾃然科学の基礎をつくってきましたが、20世
紀になると、量⼦⼒学や相対性理論の進化とともに、その考え⽅が崩れてきました。とこ
ろが、20世紀終盤に⾄るまで、社会科学の分野の多くでは、還元主義的な世界観で世界の
説明を試みてきました。評価学も例外ではありません。
私たちが暮らす現実社会は「複雑系」そのものです。複雑な事象を複雑なまま受け⽌め
る「知」を実践に応⽤していくことが21世紀の⼤きな課題であり、「答えを探し続ける」
営みに価値があります。評価はそこで⼤きな役割を果たしうるのです。
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複雑系の例
アリ
1匹1匹のアリは、単純な⽣き物で、⾷べ物
を探し、侵⼊者と戦い、仲間から発せられる
化学物質のシグナルに従って⾏動するのみだ。
しかし、コロニー全体では、⼊り組んだ通路、
内部の温度調節、天候や気候の変化への対応
などの複雑な⽣命装置の維持管理
を成し遂げている。
脳の働き
神経細胞であるニューロンは、核が存在
する細胞体、他から信号を受け取る樹状
突起、送路にあたる軸索から成り⽴って
いる。複雑につながる個々のニューロン
が⼊⼒信号を管理、伝達するこ
とで、総体として脳が働く。
経済
個⼈や企業(単位)が商品を売買することで、
市場が形成され、住宅価格や株価の変動が起
きる。ミクロのレベルで効⽤の最⼤化を求め
る⾏動が、総体としてマクロの
レベルでの市場動向につながり、
複雑な振る舞いを形成する。
WEB
管理者がないに等しい状態で個々⼈
が⾃分のホームページを制作したり、
他者のホームページにリンクしたり
することによって成⽴する。
単純なルールから⽣じるWWW(ワールド・
ワイド・ウェブ)だが、現れるのは複雑かつ
状況適応型の振る舞いになる。
以下のような事象は、⾝近な複雑系の例である。このように複雑系はあらゆる分野
で登場しうる。
出典:「ガイドツアー 複雑系の世界 サンタフェ研究所講義ノートから」(メラニー・ミッチェル、紀伊国屋書店)
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定義
前スライドの例に共通しているのは、以下のような内容です。
・全体を解体して部分の働きを組み合わせることでは、全体の理解・説明が
できないこと
・制御装置やリーダーの存在なしに、組織化された振る舞いを⽣んでいること
これらは、「⾃⼰組織化」(self-organization)するシステムと呼ばれる。
またそのようなシステムの巨視的な振る舞いを「創発的(emergent)」である、と
いう。
q 複雑系(Complex System):相互に関連する複数の要因が合わさって全体
としてなんらかの性質(あるいはそういった性質から導かれる振る舞い)を
⾒せる系であって、しかしその全体としての挙動は個々の要因や部分からは
明らかでないようなもの。
q また「創発的で⾃⼰組織化する振る舞いを⽰すシステム」とも定義ができる。
「複雑系」は、次のように定義されています。
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2.状況の分類
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状況の分類
単純
simple
煩雑
complicated
複雑
complex
ケーキを焼く ⽉にロケットを送る ⼦どもを育てる
肝⼼なのはレシピ 厳密な計画や⽅程式が必須
厳密な⼿段は限られた応⽤性
しかも逆効果のこともある
ü レシピは誰がやってもうまく
いくように検証済
ü 特別な専⾨能⼒は不要だが、
経験を積めば成功率が向上
ü レシピがよければ毎回ほぼ同
じケーキが焼ける
ü 最良のレシピがあれば毎回よ
い結果を出せる
ü ⼀度ロケットを⽉に到着させ
れば次回からの成功率が向上
ü 成功させるには多様な分野の
⾼度な専⾨能⼒とトレーニン
グが必要
ü ロケットの成功条件は毎回必
ず同⼀
ü 結果の確実性が⾼い
ü ⼦どもを⼀⼈育てれば経験に
はなるが、下の⼦もうまくい
く保証はない
ü 専⾨能⼒は役⽴つこともある
が、すべての⼦どもに有効と
はかぎらない
ü ⼦どもは唯⼀無⼆の存在、個
として理解しなければならな
い。
ü 結果の不確実性
が残る
ウエストレー他『誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる』(2008︓英治出版)
状況は、以下のように分類される。複雑な状況とは、⼦どもを育てるようなことである。
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状況の分類
さらに状況の分類として、以下のようなフレームワークが提唱されている。
「複雑系」を他の状況と⽐較して、捉えるようにしよう。
デビッド・スノウドンとメア
リー・ブーンによって提唱され
たカネヴィン・フレームワーク
(Cynefin Framework)。状況を4
つのドメインにわけ、状況に応
じた⾏動の選択を推奨している。
なお、Simpleと Complicated は
予測可能な問題に対処するドメ
インであり、Complex と
Chaoticは、予測不可能な問題に
対処するドメインとされる。
「複雑系」の思考は、予測不可
能なドメインで⼒を発揮する。
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複雑系科学の特徴=学際性
複雑系科学は、物理学、⽣物学、⽣態学、経済学、⾦融・
ビジネス・経営学、政治学、⼼理学、⼈類学、医療、⼯学
情報科学、その 他,あらゆる科学・職業領域が研究、実践
の場となります。ソーシャルメディア、モバイ ル技術、⾃
動運転、ブロックチェーンな ど、最新のテクノロジーの多
くが、創発 的性質を持つ複雑系を造り出しており、 それら
を理解し予測することが⼈類の福祉向上や地球の⽣態系保
全 のためには極めて重要です。
複雑系科学で重要な概念に普遍性(ユニ バーサリティ)が
あります。これは、異なる分野における多くのシステムが、
同じ科学的モデルを使って記述できる共通 の基本的性質を
もった現象をしめす、という考え⽅です。こうしたコンセ
プトは、 新しい学際的な数理的・計算的な枠組みが必要で
あることを⽰しています。複雑性科学は、包括的で領域横
断的な解析アプローチを提供す ることができるのです。
出典:#ComplexityExplainedのWEBサイト https://complexityexplained.github.io/ より
⼀部改変
評価学・評価
研究において
も、複雑系科
学のこの特徴
を活⽤して、
学際的・分野
横断的試みが
進みつつあり
ます。
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サンタフェ研究所
複雑系をより知るために、サンタフェ研究所を覚えておこう。
サンタフェ研究所(Santa Fe Institute)は、1984年にアメリカ合衆国ニューメキシコ
州サンタフェに設⽴された⾮営利組織である。ロスアラモス国⽴研究所のジョー
ジ・コーワンの構想に基づき、ノーベル賞受賞者のマレー・ゲルマン、フィリッ
プ・アンダーソン(物理学)、ケネス・アロー(経済学)らが賛同して設⽴された。
複雑系研究のメッカである。
https://www.santafe.edu/
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3.複雑系の性質と評価
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複雑系の性質と評価
複雑系
Complex
system
⾮線形
Nonlinear
⽣成
創発
Emergence
適応
Adaptive
不確実性
Uncertainty
動態
Dynamical
共進化
Coevolution
ary
「複雑系」の性質は、例えば
以下のように6つに⼤別される。
次スライド以
降、それぞれ
の性質と(参
考として)評
価(特に発展
的評価)に
とっての意味
を記載する。
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複雑系の性質と評価
Patton, Michael Q. (2011), Developmental Evaluation: Applying Complexity Concepts to Enhance Innovation and Use, New York: The
Guilford Press., pp. 150-151 より改変
特徴 評価にとっての意味
わずかな変化が⼤きな変化を
⽣み出す。「バタフライ効
果」で知られる予測困難性や
初期値鋭敏性を意味する。蓋
然性が低く、予期されず、未
知の出来事が発⽣した場合の
影響はとても⼤きい。
⼩さな事象でものちに「決定的」出来
事と呼ぶべき事態が招来することがあ
る。それを⾒逃さないように。量的・
質的データ収集の両⽅を活⽤し、特定
の指標のささいな量的変化が⼤きな質
的変化につながるタイミングを捕えよ
う。線形ロジックモデルや戦略プラン
を妄信しないように。
⾮線形(Nonlinear)
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Patton, Michael Q. (2011), Developmental Evaluation: Applying Complexity Concepts to Enhance Innovation and Use, New York: The
Guilford Press., pp. 150-151 より改変
特徴 評価にとっての意味
⾃⼰組織性(self-
organization)。個々の主体が
独⾃の動きをすることにより、
主体の間に関係性が⽣まれ、
誰も意図しないパターンが⽣
成される。計画外・想定外の
事態に対応できるようにする。
グループ単位の下位にサブグループが
⽣成し、それが結果に影響を及ぼすこ
とを⾒逃さないように。⽣成過程にお
ける予期せぬ出来事、主たる関係者の
間のやりとりに注意し、コミュニケー
ションのフローを記録しよう。⽣成の
対概念である「消滅」にも注⽬。想定
外が⽣成し、計画が消滅することも。
⽣成・創発(Emergence)
複雑系の性質と評価
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Patton, Michael Q. (2011), Developmental Evaluation: Applying Complexity Concepts to Enhance Innovation and Use, New York: The
Guilford Press., pp. 150-151 より改変
特徴 評価にとっての意味
主体は、外部環境と下部シス
テムの変化の両⽅に適応して
いる。不確実かつ予測困難な
状況で管理能⼒も縮減される
なか、「やりながら・観察し
ながら学ぶ」⼿法を活⽤し、
つねに状況に適応する必要が
⽣まれる。
つねに異なる主要な関係者から情報収
集する必要あり。関係者の関係性から
どのような適応が内部で起こっている
かを掌握する。場合によっては、評価
デザインを改変する必要が⽣じること
も。「やりながら学ぶ」⼿法を活⽤す
る。
適応(Adaptive)
複雑系の性質と評価
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Patton, Michael Q. (2011), Developmental Evaluation: Applying Complexity Concepts to Enhance Innovation and Use, New York: The
Guilford Press., pp. 150-151 より改変
特徴 評価にとっての意味
複雑系の世界においては、ひ
物事がどう推移するか、どの
ような結果が⽣まれるかは予
測不能、管理不能。評価者は、
イノベーターとともに、「予
測してないことがおこるこ
と」を予測する(に備える)
ことが必要。
不確実性の元になるような事象を把握
しておく。例えば、「こうすればこう
なる」の先⾏事例の不⾜・知識の⽋如、
関係者間の優先事項の合意の⽋如、外
的環境の変化のスピード。「予定通り
にいかない」、単線ロジック通りにい
かない事態に対する関係者の耐性を養
うように。タイムリーなフィードバッ
クで⼩さな変化を捉える。
不確実性(Uncertainty)
複雑系の性質と評価
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Patton, Michael Q. (2011), Developmental Evaluation: Applying Complexity Concepts to Enhance Innovation and Use, New York: The
Guilford Press., pp. 150-151 より改変
特徴 評価にとっての意味
下部システムや部分同⼠の関
係性は、変数が多く複雑なつ
ながりをもっている場合、不
安定で変化が速く予測不可能
となる。全体として、「静
⽌」状態から急激な変化が⾒
せる場合も多い。
変化が置きているかどうかだけでなく、
「いかに」「なぜ」それらの変化が置
きているのかを探索してみる。事象の
変化のリズムに合わせてデータの取り
⽅をできるだけ柔軟かつ状況適応型に
する必要がある。
動態(Dynamical)
複雑系の性質と評価
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Patton, Michael Q. (2011), Developmental Evaluation: Applying Complexity Concepts to Enhance Innovation and Use, New York: The
Guilford Press., pp. 150-151 より改変
特徴 評価にとっての意味
⾃⼰組織性の原理において、
主体間の関係性によって変化
が⾶び⽕する。
DE評価者は、変化を捉え、適応を⽀援
していく過程で、イノベーターと独⽴
の存在でなく、互いに影響を与え、変
化・進化していく存在となる。
共進化(Coevolutionary)
複雑系の性質と評価
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評価実践のヒント
複雑系の特徴 評価のための提案
複雑なシステムは常に変化しており、しばしば予測
不可能な⽅法で変化している
適応性、柔軟性、反復性のある評価の設計と実
施
すべてのものはつながっていて、ある部分の出来事
は他のすべての部分に影響を与える
構成要素や接続を含むシステム全体の理解と記
述を求める
情報は学習を推進する燃料であり、システムの繁
栄を助ける
フィードバックループを強化し、情報へのアクセスを改
善することで、システムの学習能⼒を⽀援する
コンテキスト(⽂脈)が重要であり、それがイニシア
チブを決定したり、壊したりすることがよくある
コンテキストに特に注意を払い、変化に対応できる
ようにする。
それぞれの状況は固有のものであり、最善の原則
はベストプラクティスよりも⾒られる可能性が⾼い
事前に決められた⼀連の活動の順守度を評価する
のではなく、⾏動の中で効果的な実践の原則を探
す。
異なるエネルギー源と収束は、異なる時間帯に観
測される
エネルギーと影響⼒のポイントを特定し、運動量と
パワーがシステム内を流れる⽅法も確認する
事業体間の関係は、事業体そのものよりも重要で
はないにしても、同じくらい重要
⼈間関係の本質に焦点を当てる
「複雑系」の特徴を踏まえた、評価実践のためのヒントしては、以下が考えられる。
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評価理論への応⽤
評価学・評価研究における複雑系の理論
の基礎固めはまだ緒に就いたばかり。
Jonathan Morell は、事業計画や評価につき
ものの「驚き」にスポットを当て、それ
を⼿掛かりに複雑系研究に分け⼊ってい
く。予想外の事態から⽣じる「驚き」を
解析すると、そこにあるのは決して純粋
にランダムな出来事ではない。そこには、
韻(rhyme)があり、パターン(pattern)
があり、理(sense)がある。
まさに複雑系への⼊り⼝だ。
出典:Jonathan Morell, Evaluation in the Face of Uncertainty, The Guilford Press,
2010. p. 1.
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複雑系の世界への対処
複雑系理論
経営学
適応型経営
( adaptive management )
評価学
発展的評価
( developmental evaluation )
複雑系は、これまで⾒てきた通り、
• つねに⽣成中であり予測困難
• 変化が早く、しかも変化がさらなる変化を呼ぶダイナミズムをもっている
• ⾮単線系の変化が起こり、原因結果の因果関係が特定できない
などの性質がある。このような複雑系の世界への対処として、
経営学では、適応型経営(adaptive management)が、
評価学では、発展的評価(developmental evaluation)が提唱されている。
既存の学問が複雑系理論を基にして発展
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ブルー・マーブル・ジャパンでは、
この「複雑系」の要素を
「評価」や「インパクト・マネジメント」に組み⼊れて
各種の事業⽀援を⾏なっています。
「評価やシステム思考等をより詳しく学びたい」
「実践⽅法について知りたい」
「具体的な事例を知りたい」
「評価に関する相談をしたい」など
(株)ブルー・マーブル・ジャパン
office@blue-marble.co.jp
まで、お問い合わせください。
さらに詳しく知りたい⽅へ
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「ゲーデル、エッシャー、バッハ ― あるいは不思議の環』(ダグラス・ホフスタッダー、⽩揚社)
「ガイドツアー 複雑系の世界 サンタフェ研究所講義ノートから」(メラニー・ミッチェル、紀伊国屋書店)
Evaluation in the Face of Uncertainty, Jonathan A. Morell, The Guilford Press
「複雑系の経営」(⽥坂広志、東洋経済)
サンタフェ研究所のWEBサイト
https://www.santafe.edu/
#ComplexityExplainedのWEBサイト
https://complexityexplained.github.io/
DE引き出し集(ブルー・マーブル・ジャパン)のWEBサイト
https://www.blue-marble.co.jp/docs-practice/
参考書籍・⽂献⼀覧
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Appendix
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【参考】複雑系科学の歴史的変遷
複雑系科学の中に存在する、
具体的な研究分野は、
例えばこのように
分類される。
研究分野の時間軸
は左から右に
推移している。
出典:
https://unleashmag.com/2019/12/03/ecological-memes03/
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【参考】複雑系の7つの知
複雑系の7つの知 内容 例
1.全体性の知 「複雑化」すると、「新しい性質」を獲
得する
⽔の三態
細胞-組織-器官-臓器-全⾝
個⼈の消費者-マーケット
2.創発性の知 「個の⾃発性」が「全体の秩序」を⽣
み出す
⼈⼯⽣命の研究(初期値もプロセスも同じもの
を設定しても、同じ結果にはならない)
3.共鳴場の知 「共鳴」が「⾃⼰組織化」を促す デェファクトスタンダード、ロックイン、ベストセラー
cf:散逸構造理論(イリヤ・プリゴジン)
4.共鳴⼒の知 「ミクロの揺らぎ」が「マクロの⼤勢」を
⽀配する
バタフライ効果
5.共進化の知 「部分と全体」は「共進化」する 市場における産業インキュベーション
6.超進化の知 「進化のプロセス」も「進化」する 物質進化のプロセス、⽣命進化のプロセス、⽂
明の進化のプロセス、社会の進化のプロセス、組
織の進化のプロセスは、異なる法則に⽀配されて
いる
7.⼀回性の知 「進化の未来」は「予測」できない ⾮線形性による予測不能
ミクロ領域での量⼦⼒学
引⽤:「複雑系の経営」(⽥坂広志、東洋経済新報社)
「複雑系」の性質を理解すると、我々に以下に⽰すような知を与えてくれる。