CCNAを取ろう!!
VLAN
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もくじ
1.実機操作(ホスト名変更、設定確認)
2.VLANについて
3.VLAN設定
4.VLAN間ルーティング
2
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1.実機操作
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実機操作
ネットワーク機器設定に必要なコンソールケーブル
<コンソールケーブルとは>
ロールオーバーケーブルとは、LANケーブルの種類の一つで
一方がRJ-45のEthernetコネクタ、もう一方がD-Sub 9ピン
コネクタになっているもの。
ルータなどのネットワーク機器をパソコンなどに直接繋いで
操作するときに使うもので、RJ-45側を機器のコンソール用
ポート(“CONSOLE”と書かれていることが多い)に、D-Sub
側をコンピュータのシリアルポートにそれぞれ差し込む。
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実機操作
ルータ、スイッチの操作方法
①コンソールケーブルをPCとルータもしくはスイッチに接続し、「
TeraTerm」を起動します。
②シリアル(E)ポート(R) [COM5:USB Serial Port(COM5)] を選択
※表示(COM5)は必ずしも同じではありません
③「OK」を選択します。
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実機操作
ルータ、スイッチの操作方法
④電源をつけると、以下の画面が表示されるので「ENTER」を押します。
*Mar 1 00:01:31.578: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on
Interface Vlan1, changed state to up
⑤以下のメッセージが表示されたら「No」または「Ctrl + C」を押します
Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]:
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実機操作
7
コマンド設定と内容確認
【Cisco IOSのモード】
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実機操作
8
ルータ、スイッチの設定
ホスト名の変更
・ホスト名を「R1」に変更してみましょう。
Router>enable ←特権モードへ移動
Router#configure terminal ←グローバルモードへ移動
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#hostname R1 ←ホスト名を「R1」に変更
R1(config)#
ホスト名
以下のようにコマンドは省略できます。
enable = en
configure terminal = conf t
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実機操作
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ルータ、スイッチの設定
設定の確認コマンド
Router(config)#hostname R1
R1(config)#exit
R1#
%SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
R1#show running-config
Building configuration...
~~~省略~~~
!
hostname R1
~~~省略~~~ ※ENTER や スペースで続きを表示できます
以下のようにコマンドは省略できます。
show running-config = show run
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2.VLANについて
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2.VLANについて
11
VLANとは?
・VLANとは?
VLAN(Virtual LAN)とは物理的な接続とは独立して
仮想的なLANを作る技術です。
VLANはスイッチの内部で論理的にLANを分割するために
使用されます。
VLANを使用することでルータやL3スイッチと同じように
L2スイッチでもブロードキャストドメインを分割できます
また、スイッチのポートにVLANの識別番号となるVLAN
IDを設定することでVLAN ID毎にブロードキャスト
ドメインを分割できます。
※ブロードキャストドメインとは
次のページ参照
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2.VLANについて
12
VLANとは?
【ブロードキャストドメイン】
ブロードキャストドメインとは、一般にイーサネットのブロードキャス
トフレームが届く範囲を指す。ブロードキャストはネットワークの
特定範囲の全機器に向けた通信のこと。
※「FF-FF-FF-FF-FF-FF」という特別なMACアドレス
【ブロードキャストフレーム】
例えば、マジックパケットはブロードキャストフレームとして送信する
※マジックパケットはWake on LANで使用
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2.VLANについて
13
VLANとは?
VLANで論理的にネットワークを
分割していない場合
(ブロードキャストドメインは1つ)
VLANで論理的にネットワークを
分割した場合
(ブロードキャストドメインは複数)
192.168.1.0/24 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24
1 2 3 4 1 2 3 4
VLAN10 VLAN20
VLAN10 VLAN20
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2.VLANについて
14
VLANとは?
・VLANの特徴
【ブロードキャストドメインの分割】
[A](次のページ参照)
PC①とPC②が通信するためにPC①はARPリクエストを
ブロードキャストする必要がありますが、ブロードキャスト
ドメインを分割していないとPC③とPC④もブロードキャス
トを受け取ります。
[B]
PC①とPC②同士、PC③とPC④同士でしか通信しない前提で
あれば、VLANによってグループごとにブロードキャスト
ドメインを分割することで無駄な通信が減り、各PCのCPU
負荷が軽減できます。
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2.VLANについて
15
VLANとは?
VLANで論理的にネットワークを
分割していない場合
(ブロードキャストドメインは1つ)
VLANで論理的にネットワークを
分割した場合
(ブロードキャストドメインは複数)
192.168.1.0/24 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24
1 2 3 4 1 2 3 4
VLAN10 VLAN20
① ② ③ ④ ① ② ③ ④
[A] [B]
VLAN10 VLAN20
スイッチポートへのVLANの割り当て→
VLAN ID Port ID
10 FE0/1、FE0/2
20 FE0/3、FE0/4
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2.VLANについて
16
VLANとは?
・VLANの特徴
物理的な配置にとらわれないネットワークセグメントの分割
VLANは複数のスイッチにまたがり設定することが可能で、
これにより異なるフロア間のスイッチの接続においても
ブロードキャストドメインを分割出来ます。
例えば、次頁の5階の営業部からのトラフィックは6階の営業
部だけに転送されます。
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2.VLANについて
17
VLANとは?
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2.VLANについて
18
VLANとは?
・Cisco Catalystスイッチの用語
① デフォルトVLAN
Catalystスイッチは工場出荷時にはすべてのスイッチポートにVLAN1が
設定されています。
CatalystスイッチのVLAN1はデフォルトVLANと呼ばれています。
初期状態では各ポートにVLAN1が設定されていますが、全ポートで同じ
VLAN IDが割り当てられているため、1つのブロードキャストドメイン
となります。
② 管理VLAN
管理VLANとはCatalystスイッチを管理するためのVLANのことです。
デフォルトでVLAN1が管理VLANに設定されています。
管理VLAN用に用意された管理インターフェースにIPアドレスを設定する
ことで、Catalsytスイッチに対しTelnetアクセスをしたりできます。
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2.VLANについて
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VLANとは?
◆ コマンド例
●VLAN作成
(config)#vlan [vlan-id]
(config-vlan)#exit
●スイッチのIPアドレス割り当て
※L2スイッチはIPアドレス1つのみしか設定できない
(config)#interface vlan [vlan-id] ←基本はVLAN1
(config-if)#ip address [ip-address] [subnet-mask]
(config-if)#no shutdown
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2.VLANについて
20
スイッチ間のVLANのやりとりについて
・アクセスポートとトランクポート
VLAN機能のあるスイッチにはアクセスポートとトランク
ポートの2種類があります。
アクセスポートは1つのVLANだけに所属するポートで、
トランクポートは複数のVLANに所属するポートです。
・アクセスポートとは?
アクセスポートは1つのVLANだけ所属するポートで、通常の
PCなどのデバイスは1つのネットワークに所属するので
アクセスポートを使用します。
このアクセスポートはスタティックVLANとダイナミック
VLANの2種類の方法で設定します。
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2.VLANについて
21
スイッチ間のVLANのやりとりについて
①スタティックVLAN
スタティックVLANはスイッチポートに管理者が手動でVLAN
を割り当てる方法です。
アクセスポートといえば、このスタティックVLANで設定する
ことが一般的で、設定が簡単というメリットがあります。
1 2 3 4
VLAN10 VLAN20
スイッチポートへのVLANの割り当て
VLAN ID Port ID
10 FE0/1、FE0/2
20 FE0/3、FE0/4
VLAN10 VLAN20
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3.VLANについて
22
スイッチ間のVLANのやりとりについて
②ダイナミックVLAN
ダイナミックVLANは接続するデバイスによってポートが動的
に所属するVLANを変更できるVLANで、大きく3種類あります
・接続するデバイスのMACアドレスにより決定する
MACベースVLAN
・IPアドレスにより決定するサブネットベースVLAN
・ユーザ名などの情報に基づいて決定するユーザベースVLAN
※実際の企業ネットワークで導入するダイナミックVLANは
Active Directoryと連携してユーザ/グループなどに応じて
VLANを割り当てる手法が一般的です。
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3.VLANについて
23
スイッチ間のVLANのやりとりについて
・トランクポートとは?
トランクポートは複数のVLANに所属するポートで、主に
スイッチ同士を接続する際に使用します。
例えば次のページのように2台のスイッチに設定したVLANが
またがっている場合、PC①⇔PC⑤、PC③⇔PC⑦間で通信
させるには2つの方法があります。
1つはスイッチ間を接続する専用のアクセスポートをVLAN毎
に作成してケーブルを接続する方法です。
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3.VLANについて
24
スイッチ間のVLANのやりとりについて
PC① PC⑤PC② PC③ PC④ PC⑥ PC⑦ PC⑧
VLAN10 VLAN20
192.168.10.0/24 192.168.20.0/24
VLAN10 VLAN20
192.168.10.0/24 192.168.20.0/24
VLAN10
VLAN20
アクセスポート
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3.VLANについて
25
スイッチ間のVLANのやりとりについて
もう1つはスイッチ間の接続をトランクポートにして1本の物理
リンクで複数のVLANトラフィックを伝送させる方法です。
※トランクポート接続のリンクはトランクリンクといいます
1本のトランクリンクに複数のVLANトラフィックを伝送しても
、どのVLANトラフィックなのかを識別するためにトランクリン
クでフレームを伝送する際にタグ(VLAN識別情報)を付けます。
<次頁>
PC①からPC⑤へ送信したフレームはSW1のトランクポートで
VLAN 10というタグが付加され、SW2のトランクポートで
VLAN10というタグを読み取り、タグを外してVLAN10が割り当
てられたポートにのみフレームを伝送します。
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3.VLANについて
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スイッチ間のVLANのやりとりについて
PC① PC⑤PC② PC③ PC④ PC⑥ PC⑦ PC⑧
VLAN10 VLAN20
192.168.10.0/24 192.168.20.0/24
VLAN10 VLAN20
192.168.10.0/24 192.168.20.0/24
スイッチ間をトランクポートで接続 タグをつける
トランクポート
タグを外す
SW1 SW2
ISL ・・・ Cisco社独自のタグ付けプロトコル
IEEE802.1Q(dot1q) ・・・ IEEE標準のタグ付けプロトコル
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3.VLANについて
27
◆トランク設定例
Switch(config)#interface gigabitethernet 1/1
Switch(config-if)#switchport trunk encapsulation [ dot1q | isl ]
Switch(config-if)#switchport mode trunk ↑機種に応じて設定が必要
※SwitchAとSwitchBに設定します
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3.VLAN設定
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3.VLAN設定
29
◆設定してみましょう!!
●VLAN1にIPアドレスを割当て、通信確認してみましょう。
①PCとスイッチ(Catalyst2960)をケーブルで接続してください。
※Ciscoパケットトレーサー使用
※スイッチのFastEthernet0/1に接続してください
②スイッチのVLAN1(管理VLAN)にIPアドレスを設定してください。
アドレス : 192.168.1.200/24
③PCのIPアドレスとサブネットマスクを設定してください。
アドレス : 192.168.1.1/24
【接続イメージ】
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3.VLAN設定
30
◆設定してみましょう!!
①PCとスイッチ(Catalyst2960)をケーブルで接続してください。
→ ストレートケーブルを使用
②スイッチのVLAN1にIPアドレスを設定してください。
※スイッチをクリックして「CLI」タブでコマンド入力できます。
Switch>en
Switch#conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)#interface vlan 1
Switch(config-if)#ip address 192.168.1.200 255.255.255.0
Switch(config-if)#no shutdown
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3.VLAN設定
31
◆設定してみましょう!!
③PCのIPアドレスとサブネットマスクを設定してください。
IPアドレス : 192.168.1.1
サブネット : 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ : 192.168.1.254
・パケットトレーサーのPCをクリックして、以下を設定します。
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3.VLAN設定
32
◆設定してみましょう!!
●pingコマンドを使って、スイッチとPCが通信できているか確認しましょう
[スイッチ]
●PCからもスイッチにPingで通信できるか確認してください。
※「Desktop」タブの「CommandPrompt」でpingコマンドが使えます。
Switch#ping 192.168.1.1 ←PCのIPアドレスを入力
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.1.xxx, timeout is 2 seconds:
!!!!! ←「!」は通信成功 ※失敗の場合「.」で表示
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 0/9/15 ms
Switch#
Pingで通信確認
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3.VLAN設定
33
VLANとは?
◆現在のVLAN設定を確認してみましょう。
Switch#show vlan
VLAN Name Status Ports
------ --------------------------- --------- -------------------------------
1 Default active Fa0/1, Fa0/2, Fa0/3, Fa0/4
Fa0/5, Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8
Fa0/9, Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12
Fa0/13, Fa0/14, Fa0/15, Fa0/16
Fa0/17, Fa0/18, Fa0/19, Fa0/20
Fa0/21, Fa0/22, Fa0/23, Fa0/24
Gig0/1, Gig0/2
1002 fddi-default act/unsup
1003 token-ring-default act/unsup
1004 fddinet-default act/unsup
1005 trnet-default act/unsup
VLAN1に対して、インターフェースが
すべて所属していることが確認できます。
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3.VLAN設定
34
VLANとは?
◆ コマンド例
・アクセスポートの作成までのコマンド
例)VLAN2を作成し、VLAN2の名前を「IT」にします。
ポート2番(Fa0/2)にVLAN2を割り当てます。
※実際に設定をしてみましょう!
(config)#vlan 2
(config-vlan)#name IT
(config-vlan)#exit
(config)#interface fastethernet 0/2 ←2番ポートに移動
(config-if)#switchport mode access ←アクセスポートモード設定
(config-if)#switchport access vlan 2 ←ポート2にVLAN2を設定
(config-if)#end ←特権モードに戻ります。
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3.VLAN設定
35
VLANとは?
◆VLAN2を設定したので内容を確認してみましょう。
Switch#show vlan
VLAN Name Status Ports
------ ------------------------------ -------- ------------------------------
1 default active Fa0/1, Fa0/3, Fa0/4, Fa0/5
Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9
Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12, Fa0/13
Fa0/14, Fa0/15, Fa0/16, Fa0/17
Fa0/18, Fa0/19, Fa0/20, Fa0/21
Fa0/22, Fa0/23, Fa0/24, Gi0/1
Gi0/2
2 IT active Fa0/2
1002 fddi-default active
1003 token-ring-default active
1004 fddinet-default active
1005 trnet-default active
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3.VLAN設定
36
◆スイッチでよく使うコマンド
switch# show vlan
↑VLANの設定確認
switch# show running-config
↑設定内容の確認
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3.VLAN設定
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◆設定してみましょう!!
・VLANの設定
スイッチのFastEthernet0/2にPCを追加して、アドレスを設定します。
・VLAN1:FastEthernet0/1 にPCが接続されています
・VLAN2:FastEthernet0/2 にPCを接続してアドレス設定してください
【PC0】※前頁で設定済
IPアドレス:192.168.1.1
サブネット:255.255.255.0
GW : 192.168.1.254
【PC1】※追加PC
IPアドレス:192.168.2.1
サブネット:255.255.255.0
GW : 192.168.2.254
↓追加↓
PC間の通信確認をしてください
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3.VLAN設定
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◆設定してみましょう!!
●PC同士の通信
通信ができなくて正解です。
※別のVLANに通信をする場合はVLAN間ルーティング設定が必要です
この設定はルータもしくはL3スイッチが必要です。
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4.VLAN間ルーティング
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4.VLAN間ルーティング
40
VLAN間ルーティング
●L2スイッチ(今回設定したCatalyst2960はL2スイッチになります)は
VLANでブロードキャストドメインを分割できます。
しかし、L2スイッチはセグメント間のルーティングはできません
(VLAN間の通信はできません)
VLAN間ルーティングにはL3スイッチ、ルータなどのルーティング
(経路設定)のできるデバイスが必要となります。
ルータではトランクポートをサポートしていないことからその代わりに
ルータではサブインターフェースを使用して設定します。
※CCNA試験では主にルータを使用した形式について問われるため、
ルータを使う方法で設定を行っていきます。
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4.VLAN間ルーティング
41
VLAN間ルーティング
●サブインターフェースとは
サブインターフェースは、ルータの物理インターフェースを論理的に分けた
論理インターフェースです。
下図の通り、ルータにFastEthernet 0/0という物理インターフェースが
あり、それを論理的に分けたい場合は
FastEthernet0/0.1、FastEthernet0/0.2、FastEthernet0/0.3と
設定できます。
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4.VLAN間ルーティング
42
VLAN間ルーティング
●下図のように、VLANごと (ネットワークセグメントごと) に複数の
サブインターフェースを作成することでルータの1つの物理インター
フェースを使用するだけで、VLAN間ルーティングを実現することが
できます。
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4.VLAN間ルーティング
43
VLAN間ルーティング
●VLAN間ルーティングの設定
【ルータ設定内容】
①図のように「ルータ」を追加し、スイッチのFa0/3にケーブルを接続します
②Fa0/0に以下IPアドレスを設定し、VLAN1と2に所属させます
※サブインターフェース機能を使用
VLAN1 ⇒ 192.168.1.254/24
VLAN2 ⇒ 192.168.2.254/24
③Fa0/0を有効に設定します
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4.VLAN間ルーティング
44
VLAN間ルーティング
●VLAN間ルーティングの設定
【ルータ】
Router>enable
Router#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#interface fastethernet 0/0.1
Router(config-subif)#encapsulation dot1q 1 ←VLAN1に所属させる
Router(config-subif)#ip address 192.168.1.254 255.255.255.0
Router(config-subif)#exit
Router(config)#interface fastethernet 0/0.2
Router(config-subif)#encapsulation dot1q 2 ←VLAN2に所属させる
Router(config-subif)#ip address 192.168.2.254 255.255.255.0
Router(config-subif)#exit
Router(config)#interface fastethernet 0/0
Router(config-if)#no shutdown
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4.VLAN間ルーティング
45
VLAN間ルーティング
●VLAN間ルーティングの設定
【スイッチ設定内容】
①Fa0/3にトランク設定
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4.VLAN間ルーティング
46
VLAN間ルーティング
●VLAN間ルーティングの設定をしてみましょう。
【スイッチ】
Switch>enable
Switch#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)#interface fastethernet 0/3
Switch(config-if)#switchport mode trunk
Switch(config-if)#exit
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4.VLAN間ルーティング
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VLAN間ルーティング
●以下コマンドで設定内容を確認してみましょう。
【ルータ】
Router#show running-config
【スイッチ】
Switch#show vlan
Switch#show running-config
【PC】
PC同士の通信確認をしてみましょう。
pingコマンドで確認できます。
★PC同士の通信ができれば設定は完了です。
※今回設定したCiscoルータやCatalystスイッチの設定内容を保存する場合は
以下コマンドを実行することで保存できます。
#copy running-config startup-config
【注意】
CCNA,CCNP試験等で、設定問題が出題された場合は必ず上記コマンドを
実行してください。※省略コマンド ⇒ copy run start
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勉強用サイト紹介
48
勉強用サイト
●@network Cisco・アライド実機で学ぶ
http://atnetwork.info/
●Ping-t
http://ping-t.com/
・ICND1の範囲が無料 ※登録必要
●3分間ネットワーキング
http://www5e.biglobe.ne.jp/aji/3min/
●30分間ネットワーキング
http://www5e.biglobe.ne.jp/aji/30min/index.html
●CCNAイージス
http://www.infraexpert.com/info/ccnaz7.html

第2回【CCNA】ネットワーク基礎講座_なにわTECH道180126

  • 1.
  • 2.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. もくじ 1.実機操作(ホスト名変更、設定確認) 2.VLANについて 3.VLAN設定 4.VLAN間ルーティング 2
  • 3.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3 1.実機操作
  • 4.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 4 実機操作 ネットワーク機器設定に必要なコンソールケーブル <コンソールケーブルとは> ロールオーバーケーブルとは、LANケーブルの種類の一つで 一方がRJ-45のEthernetコネクタ、もう一方がD-Sub 9ピン コネクタになっているもの。 ルータなどのネットワーク機器をパソコンなどに直接繋いで 操作するときに使うもので、RJ-45側を機器のコンソール用 ポート(“CONSOLE”と書かれていることが多い)に、D-Sub 側をコンピュータのシリアルポートにそれぞれ差し込む。
  • 5.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 実機操作 ルータ、スイッチの操作方法 ①コンソールケーブルをPCとルータもしくはスイッチに接続し、「 TeraTerm」を起動します。 ②シリアル(E)ポート(R) [COM5:USB Serial Port(COM5)] を選択 ※表示(COM5)は必ずしも同じではありません ③「OK」を選択します。 5
  • 6.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 実機操作 ルータ、スイッチの操作方法 ④電源をつけると、以下の画面が表示されるので「ENTER」を押します。 *Mar 1 00:01:31.578: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to up ⑤以下のメッセージが表示されたら「No」または「Ctrl + C」を押します Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]: 6
  • 7.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 実機操作 7 コマンド設定と内容確認 【Cisco IOSのモード】
  • 8.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 実機操作 8 ルータ、スイッチの設定 ホスト名の変更 ・ホスト名を「R1」に変更してみましょう。 Router>enable ←特権モードへ移動 Router#configure terminal ←グローバルモードへ移動 Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Router(config)#hostname R1 ←ホスト名を「R1」に変更 R1(config)# ホスト名 以下のようにコマンドは省略できます。 enable = en configure terminal = conf t
  • 9.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 実機操作 9 ルータ、スイッチの設定 設定の確認コマンド Router(config)#hostname R1 R1(config)#exit R1# %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console R1#show running-config Building configuration... ~~~省略~~~ ! hostname R1 ~~~省略~~~ ※ENTER や スペースで続きを表示できます 以下のようにコマンドは省略できます。 show running-config = show run
  • 10.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 10 2.VLANについて
  • 11.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 11 VLANとは? ・VLANとは? VLAN(Virtual LAN)とは物理的な接続とは独立して 仮想的なLANを作る技術です。 VLANはスイッチの内部で論理的にLANを分割するために 使用されます。 VLANを使用することでルータやL3スイッチと同じように L2スイッチでもブロードキャストドメインを分割できます また、スイッチのポートにVLANの識別番号となるVLAN IDを設定することでVLAN ID毎にブロードキャスト ドメインを分割できます。 ※ブロードキャストドメインとは 次のページ参照
  • 12.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 12 VLANとは? 【ブロードキャストドメイン】 ブロードキャストドメインとは、一般にイーサネットのブロードキャス トフレームが届く範囲を指す。ブロードキャストはネットワークの 特定範囲の全機器に向けた通信のこと。 ※「FF-FF-FF-FF-FF-FF」という特別なMACアドレス 【ブロードキャストフレーム】 例えば、マジックパケットはブロードキャストフレームとして送信する ※マジックパケットはWake on LANで使用
  • 13.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 13 VLANとは? VLANで論理的にネットワークを 分割していない場合 (ブロードキャストドメインは1つ) VLANで論理的にネットワークを 分割した場合 (ブロードキャストドメインは複数) 192.168.1.0/24 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24 1 2 3 4 1 2 3 4 VLAN10 VLAN20 VLAN10 VLAN20
  • 14.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 14 VLANとは? ・VLANの特徴 【ブロードキャストドメインの分割】 [A](次のページ参照) PC①とPC②が通信するためにPC①はARPリクエストを ブロードキャストする必要がありますが、ブロードキャスト ドメインを分割していないとPC③とPC④もブロードキャス トを受け取ります。 [B] PC①とPC②同士、PC③とPC④同士でしか通信しない前提で あれば、VLANによってグループごとにブロードキャスト ドメインを分割することで無駄な通信が減り、各PCのCPU 負荷が軽減できます。
  • 15.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 15 VLANとは? VLANで論理的にネットワークを 分割していない場合 (ブロードキャストドメインは1つ) VLANで論理的にネットワークを 分割した場合 (ブロードキャストドメインは複数) 192.168.1.0/24 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24 1 2 3 4 1 2 3 4 VLAN10 VLAN20 ① ② ③ ④ ① ② ③ ④ [A] [B] VLAN10 VLAN20 スイッチポートへのVLANの割り当て→ VLAN ID Port ID 10 FE0/1、FE0/2 20 FE0/3、FE0/4
  • 16.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 16 VLANとは? ・VLANの特徴 物理的な配置にとらわれないネットワークセグメントの分割 VLANは複数のスイッチにまたがり設定することが可能で、 これにより異なるフロア間のスイッチの接続においても ブロードキャストドメインを分割出来ます。 例えば、次頁の5階の営業部からのトラフィックは6階の営業 部だけに転送されます。
  • 17.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 17 VLANとは?
  • 18.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 18 VLANとは? ・Cisco Catalystスイッチの用語 ① デフォルトVLAN Catalystスイッチは工場出荷時にはすべてのスイッチポートにVLAN1が 設定されています。 CatalystスイッチのVLAN1はデフォルトVLANと呼ばれています。 初期状態では各ポートにVLAN1が設定されていますが、全ポートで同じ VLAN IDが割り当てられているため、1つのブロードキャストドメイン となります。 ② 管理VLAN 管理VLANとはCatalystスイッチを管理するためのVLANのことです。 デフォルトでVLAN1が管理VLANに設定されています。 管理VLAN用に用意された管理インターフェースにIPアドレスを設定する ことで、Catalsytスイッチに対しTelnetアクセスをしたりできます。
  • 19.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 19 VLANとは? ◆ コマンド例 ●VLAN作成 (config)#vlan [vlan-id] (config-vlan)#exit ●スイッチのIPアドレス割り当て ※L2スイッチはIPアドレス1つのみしか設定できない (config)#interface vlan [vlan-id] ←基本はVLAN1 (config-if)#ip address [ip-address] [subnet-mask] (config-if)#no shutdown
  • 20.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 20 スイッチ間のVLANのやりとりについて ・アクセスポートとトランクポート VLAN機能のあるスイッチにはアクセスポートとトランク ポートの2種類があります。 アクセスポートは1つのVLANだけに所属するポートで、 トランクポートは複数のVLANに所属するポートです。 ・アクセスポートとは? アクセスポートは1つのVLANだけ所属するポートで、通常の PCなどのデバイスは1つのネットワークに所属するので アクセスポートを使用します。 このアクセスポートはスタティックVLANとダイナミック VLANの2種類の方法で設定します。
  • 21.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 2.VLANについて 21 スイッチ間のVLANのやりとりについて ①スタティックVLAN スタティックVLANはスイッチポートに管理者が手動でVLAN を割り当てる方法です。 アクセスポートといえば、このスタティックVLANで設定する ことが一般的で、設定が簡単というメリットがあります。 1 2 3 4 VLAN10 VLAN20 スイッチポートへのVLANの割り当て VLAN ID Port ID 10 FE0/1、FE0/2 20 FE0/3、FE0/4 VLAN10 VLAN20
  • 22.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLANについて 22 スイッチ間のVLANのやりとりについて ②ダイナミックVLAN ダイナミックVLANは接続するデバイスによってポートが動的 に所属するVLANを変更できるVLANで、大きく3種類あります ・接続するデバイスのMACアドレスにより決定する MACベースVLAN ・IPアドレスにより決定するサブネットベースVLAN ・ユーザ名などの情報に基づいて決定するユーザベースVLAN ※実際の企業ネットワークで導入するダイナミックVLANは Active Directoryと連携してユーザ/グループなどに応じて VLANを割り当てる手法が一般的です。
  • 23.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLANについて 23 スイッチ間のVLANのやりとりについて ・トランクポートとは? トランクポートは複数のVLANに所属するポートで、主に スイッチ同士を接続する際に使用します。 例えば次のページのように2台のスイッチに設定したVLANが またがっている場合、PC①⇔PC⑤、PC③⇔PC⑦間で通信 させるには2つの方法があります。 1つはスイッチ間を接続する専用のアクセスポートをVLAN毎 に作成してケーブルを接続する方法です。
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    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLANについて 24 スイッチ間のVLANのやりとりについて PC① PC⑤PC② PC③ PC④ PC⑥ PC⑦ PC⑧ VLAN10 VLAN20 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24 VLAN10 VLAN20 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24 VLAN10 VLAN20 アクセスポート
  • 25.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLANについて 25 スイッチ間のVLANのやりとりについて もう1つはスイッチ間の接続をトランクポートにして1本の物理 リンクで複数のVLANトラフィックを伝送させる方法です。 ※トランクポート接続のリンクはトランクリンクといいます 1本のトランクリンクに複数のVLANトラフィックを伝送しても 、どのVLANトラフィックなのかを識別するためにトランクリン クでフレームを伝送する際にタグ(VLAN識別情報)を付けます。 <次頁> PC①からPC⑤へ送信したフレームはSW1のトランクポートで VLAN 10というタグが付加され、SW2のトランクポートで VLAN10というタグを読み取り、タグを外してVLAN10が割り当 てられたポートにのみフレームを伝送します。
  • 26.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLANについて 26 スイッチ間のVLANのやりとりについて PC① PC⑤PC② PC③ PC④ PC⑥ PC⑦ PC⑧ VLAN10 VLAN20 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24 VLAN10 VLAN20 192.168.10.0/24 192.168.20.0/24 スイッチ間をトランクポートで接続 タグをつける トランクポート タグを外す SW1 SW2 ISL ・・・ Cisco社独自のタグ付けプロトコル IEEE802.1Q(dot1q) ・・・ IEEE標準のタグ付けプロトコル
  • 27.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLANについて 27 ◆トランク設定例 Switch(config)#interface gigabitethernet 1/1 Switch(config-if)#switchport trunk encapsulation [ dot1q | isl ] Switch(config-if)#switchport mode trunk ↑機種に応じて設定が必要 ※SwitchAとSwitchBに設定します
  • 28.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 28 3.VLAN設定
  • 29.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 29 ◆設定してみましょう!! ●VLAN1にIPアドレスを割当て、通信確認してみましょう。 ①PCとスイッチ(Catalyst2960)をケーブルで接続してください。 ※Ciscoパケットトレーサー使用 ※スイッチのFastEthernet0/1に接続してください ②スイッチのVLAN1(管理VLAN)にIPアドレスを設定してください。 アドレス : 192.168.1.200/24 ③PCのIPアドレスとサブネットマスクを設定してください。 アドレス : 192.168.1.1/24 【接続イメージ】
  • 30.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 30 ◆設定してみましょう!! ①PCとスイッチ(Catalyst2960)をケーブルで接続してください。 → ストレートケーブルを使用 ②スイッチのVLAN1にIPアドレスを設定してください。 ※スイッチをクリックして「CLI」タブでコマンド入力できます。 Switch>en Switch#conf t Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)#interface vlan 1 Switch(config-if)#ip address 192.168.1.200 255.255.255.0 Switch(config-if)#no shutdown
  • 31.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 31 ◆設定してみましょう!! ③PCのIPアドレスとサブネットマスクを設定してください。 IPアドレス : 192.168.1.1 サブネット : 255.255.255.0 デフォルトゲートウェイ : 192.168.1.254 ・パケットトレーサーのPCをクリックして、以下を設定します。
  • 32.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 32 ◆設定してみましょう!! ●pingコマンドを使って、スイッチとPCが通信できているか確認しましょう [スイッチ] ●PCからもスイッチにPingで通信できるか確認してください。 ※「Desktop」タブの「CommandPrompt」でpingコマンドが使えます。 Switch#ping 192.168.1.1 ←PCのIPアドレスを入力 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.1.xxx, timeout is 2 seconds: !!!!! ←「!」は通信成功 ※失敗の場合「.」で表示 Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 0/9/15 ms Switch# Pingで通信確認
  • 33.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 33 VLANとは? ◆現在のVLAN設定を確認してみましょう。 Switch#show vlan VLAN Name Status Ports ------ --------------------------- --------- ------------------------------- 1 Default active Fa0/1, Fa0/2, Fa0/3, Fa0/4 Fa0/5, Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8 Fa0/9, Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12 Fa0/13, Fa0/14, Fa0/15, Fa0/16 Fa0/17, Fa0/18, Fa0/19, Fa0/20 Fa0/21, Fa0/22, Fa0/23, Fa0/24 Gig0/1, Gig0/2 1002 fddi-default act/unsup 1003 token-ring-default act/unsup 1004 fddinet-default act/unsup 1005 trnet-default act/unsup VLAN1に対して、インターフェースが すべて所属していることが確認できます。
  • 34.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 34 VLANとは? ◆ コマンド例 ・アクセスポートの作成までのコマンド 例)VLAN2を作成し、VLAN2の名前を「IT」にします。 ポート2番(Fa0/2)にVLAN2を割り当てます。 ※実際に設定をしてみましょう! (config)#vlan 2 (config-vlan)#name IT (config-vlan)#exit (config)#interface fastethernet 0/2 ←2番ポートに移動 (config-if)#switchport mode access ←アクセスポートモード設定 (config-if)#switchport access vlan 2 ←ポート2にVLAN2を設定 (config-if)#end ←特権モードに戻ります。
  • 35.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 35 VLANとは? ◆VLAN2を設定したので内容を確認してみましょう。 Switch#show vlan VLAN Name Status Ports ------ ------------------------------ -------- ------------------------------ 1 default active Fa0/1, Fa0/3, Fa0/4, Fa0/5 Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9 Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12, Fa0/13 Fa0/14, Fa0/15, Fa0/16, Fa0/17 Fa0/18, Fa0/19, Fa0/20, Fa0/21 Fa0/22, Fa0/23, Fa0/24, Gi0/1 Gi0/2 2 IT active Fa0/2 1002 fddi-default active 1003 token-ring-default active 1004 fddinet-default active 1005 trnet-default active
  • 36.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 36 ◆スイッチでよく使うコマンド switch# show vlan ↑VLANの設定確認 switch# show running-config ↑設定内容の確認
  • 37.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 37 ◆設定してみましょう!! ・VLANの設定 スイッチのFastEthernet0/2にPCを追加して、アドレスを設定します。 ・VLAN1:FastEthernet0/1 にPCが接続されています ・VLAN2:FastEthernet0/2 にPCを接続してアドレス設定してください 【PC0】※前頁で設定済 IPアドレス:192.168.1.1 サブネット:255.255.255.0 GW : 192.168.1.254 【PC1】※追加PC IPアドレス:192.168.2.1 サブネット:255.255.255.0 GW : 192.168.2.254 ↓追加↓ PC間の通信確認をしてください
  • 38.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 3.VLAN設定 38 ◆設定してみましょう!! ●PC同士の通信 通信ができなくて正解です。 ※別のVLANに通信をする場合はVLAN間ルーティング設定が必要です この設定はルータもしくはL3スイッチが必要です。
  • 39.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 39 4.VLAN間ルーティング
  • 40.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 4.VLAN間ルーティング 40 VLAN間ルーティング ●L2スイッチ(今回設定したCatalyst2960はL2スイッチになります)は VLANでブロードキャストドメインを分割できます。 しかし、L2スイッチはセグメント間のルーティングはできません (VLAN間の通信はできません) VLAN間ルーティングにはL3スイッチ、ルータなどのルーティング (経路設定)のできるデバイスが必要となります。 ルータではトランクポートをサポートしていないことからその代わりに ルータではサブインターフェースを使用して設定します。 ※CCNA試験では主にルータを使用した形式について問われるため、 ルータを使う方法で設定を行っていきます。
  • 41.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 4.VLAN間ルーティング 41 VLAN間ルーティング ●サブインターフェースとは サブインターフェースは、ルータの物理インターフェースを論理的に分けた 論理インターフェースです。 下図の通り、ルータにFastEthernet 0/0という物理インターフェースが あり、それを論理的に分けたい場合は FastEthernet0/0.1、FastEthernet0/0.2、FastEthernet0/0.3と 設定できます。
  • 42.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 4.VLAN間ルーティング 42 VLAN間ルーティング ●下図のように、VLANごと (ネットワークセグメントごと) に複数の サブインターフェースを作成することでルータの1つの物理インター フェースを使用するだけで、VLAN間ルーティングを実現することが できます。
  • 43.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 4.VLAN間ルーティング 43 VLAN間ルーティング ●VLAN間ルーティングの設定 【ルータ設定内容】 ①図のように「ルータ」を追加し、スイッチのFa0/3にケーブルを接続します ②Fa0/0に以下IPアドレスを設定し、VLAN1と2に所属させます ※サブインターフェース機能を使用 VLAN1 ⇒ 192.168.1.254/24 VLAN2 ⇒ 192.168.2.254/24 ③Fa0/0を有効に設定します
  • 44.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 4.VLAN間ルーティング 44 VLAN間ルーティング ●VLAN間ルーティングの設定 【ルータ】 Router>enable Router#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Router(config)#interface fastethernet 0/0.1 Router(config-subif)#encapsulation dot1q 1 ←VLAN1に所属させる Router(config-subif)#ip address 192.168.1.254 255.255.255.0 Router(config-subif)#exit Router(config)#interface fastethernet 0/0.2 Router(config-subif)#encapsulation dot1q 2 ←VLAN2に所属させる Router(config-subif)#ip address 192.168.2.254 255.255.255.0 Router(config-subif)#exit Router(config)#interface fastethernet 0/0 Router(config-if)#no shutdown
  • 45.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 4.VLAN間ルーティング 45 VLAN間ルーティング ●VLAN間ルーティングの設定 【スイッチ設定内容】 ①Fa0/3にトランク設定
  • 46.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 4.VLAN間ルーティング 46 VLAN間ルーティング ●VLAN間ルーティングの設定をしてみましょう。 【スイッチ】 Switch>enable Switch#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)#interface fastethernet 0/3 Switch(config-if)#switchport mode trunk Switch(config-if)#exit
  • 47.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 4.VLAN間ルーティング 47 VLAN間ルーティング ●以下コマンドで設定内容を確認してみましょう。 【ルータ】 Router#show running-config 【スイッチ】 Switch#show vlan Switch#show running-config 【PC】 PC同士の通信確認をしてみましょう。 pingコマンドで確認できます。 ★PC同士の通信ができれば設定は完了です。 ※今回設定したCiscoルータやCatalystスイッチの設定内容を保存する場合は 以下コマンドを実行することで保存できます。 #copy running-config startup-config 【注意】 CCNA,CCNP試験等で、設定問題が出題された場合は必ず上記コマンドを 実行してください。※省略コマンド ⇒ copy run start
  • 48.
    Copyright © PasonaTech. All rights reserved. 勉強用サイト紹介 48 勉強用サイト ●@network Cisco・アライド実機で学ぶ http://atnetwork.info/ ●Ping-t http://ping-t.com/ ・ICND1の範囲が無料 ※登録必要 ●3分間ネットワーキング http://www5e.biglobe.ne.jp/aji/3min/ ●30分間ネットワーキング http://www5e.biglobe.ne.jp/aji/30min/index.html ●CCNAイージス http://www.infraexpert.com/info/ccnaz7.html

Editor's Notes

  • #7 ⑤一般的にネットワークエンジニアはこのセットアップモードは使用しません。設定情報は必要な部分だけ  をCLI形式で入力するのが一般的
  • #8  <余談> Appleは「iOS」に関して、Cisco Systemsとライセンス契約を結んだ。Ciscoは「IOS」の登録商標を有しており、ネットワーク機器向けOSの名前として使用している。Ciscoは「iOSの商標をAppleがiPhone、iPod touch、iPadのOSの名称として使うことを認める」とコメントしている。この契約は商標のみに関するものであ
  • #15 次のページを出して説明する
  • #16 【ブロードキャストドメインの分割】 [A]  PC①とPC②が通信するためにPC①はARPリクエストをブロードキャストする必要がありますが、ブロードキャスト  ドメインを分割していないとPC③とPC④もブロードキャストを受け取ります。 [B]  PC①とPC②同士、PC③とPC④同士でしか通信しない前提であれば、VLANによってグループごとにブロードキャストドメインを分割することで無駄な通信が減り、各PCのCPU負荷が軽減できます。
  • #17 <ブロードキャストドメインを分割出来ます。> まで読んだら次へ
  • #18 例えば、5階の営業部からのトラフィックは6階の営業部だけに転送されます。
  • #20 初期設定はVLAN1で起動されることを伝えておく
  • #23 ・ユーザごとに異なるVLANを割り当てることができる ・「VMPS(VLAN Management Policy Server)」と呼ばれるサーバーにMACアドレスとVLAN-IDを事前登録。  すると、つなげるポートが変わっても常にノードに同じVLANが割り当てられ、ノードのMACアドレスにVLANが関連付けされます。
  • #25 例えば2台のスイッチに設定したVLANがまたがっている場合、PC①⇔PC⑤、PC③⇔PC⑦間で通信させるには2つの方法があります。 1つはスイッチ間を接続する専用のアクセスポートをVLAN毎(ごと)に作成してケーブルを接続する方法です。
  • #27 (InterSwitchLink) PC①からPC⑤へ送信したフレームはSW1のトランクポートでVLAN 10というタグが付加され、SW2のトランクポートでVLAN10というタグを読み取り、タグを外してVLAN10が割り当てられたポートにのみフレームを伝送します。 タグの種類はカプセル化として試験に出ます。
  • #30 P18で話した管理VLANの設定 次のページでPingを実施して通信確認を行う。 24ビットのサブネットマスク
  • #32 P17で話した管理VLANの設定 次のページでPingを実施して通信確認を行う。
  • #34 ここからは、Vlanの状態を確認し、新しくVLANを作成していく。 VLANが作成されていないので、デフォルトのVLAN1が確認できる。 ※画面左下、「More」が出ている。キャンセル方法を伝えておく ★次のページでポート2にVLAN2を紐づける
  • #35 VLAN2を作成
  • #36 Show run でも確認してもらう。 ----------------------------- interface FastEthernet0/2 switchport access vlan 2 switchport mode access
  • #39 次のページ「VLAN間ルーティング」で説明
  • #41 http://www.infraexpert.com/study/vlanz8.html
  • #42 http://www.infraexpert.com/study/vlanz8.html
  • #43 http://www.infraexpert.com/study/vlanz8.html
  • #44 ・ルータのインタフェースがモジュラー型の場合 Router(config)#interface FastEthernet0/0 (FastEthernet [スロット番号/ポート番号]) スロットがあるので、スロット番号指定有り。 ----- で、本件で問われているのはモジュラー型のルータです。 例えば 「Fa0/2」 は、“ルータのスロット0に装着しているFastEthernetポート2”となります。 もしルータのスロット1に追加でFastEthernetカードを装着した場合、 そのポートは「Fa1/0、Fa1/1」というように指定します。
  • #45 http://www.infraexpert.com/study/vlanz8.html
  • #46 http://www.infraexpert.com/study/vlanz8.html