Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.

Twitterマーケティングの流儀

881 views

Published on

Published in: Business
  • Be the first to comment

Twitterマーケティングの流儀

  1. 1. 『 Twitter マーケティングの流儀』 Twitter の特性を最大限に生かすマーケティングとは 2010 年 3 月 16 日 有限会社文殊コンサルティング BCD (ブランドコミュニケーションデザイン)研究所 岩見 周介
  2. 2. 1. ソーシャルメディアとマーケティング <ul><li>マスメディア </li></ul><ul><ul><li>テレビ、新聞、雑誌、ラジオ </li></ul></ul><ul><ul><li>情報の伝達 ⇒ 認知の獲得 </li></ul></ul><ul><li>SP メディア </li></ul><ul><ul><li>POP メディア、チラシ、 DM 、オンライン広告・プロモーション </li></ul></ul><ul><ul><li>情報の伝達 ⇒ 行動の喚起 </li></ul></ul><ul><li>ソーシャルメディア </li></ul><ul><ul><li>SNS 、動画共有サイト、 Twitter </li></ul></ul><ul><ul><li>情報・体験の共有 ⇒ 情報の伝播、関係性の構築  </li></ul></ul>
  3. 3. 消費スタイルの変遷とメディアの進化 <ul><li>マス消費時代 </li></ul><ul><ul><li>大量生産、大量消費 </li></ul></ul><ul><ul><li>みんなと同じものが欲しい(三種の神器、一億層中流意識) </li></ul></ul><ul><ul><li>マスメディア広告 </li></ul></ul><ul><li>個性消費時代 </li></ul><ul><ul><li>消費の多様化、消費者の顔が見えない </li></ul></ul><ul><ul><li>みんなとは違うものが欲しい(個性の尊重) </li></ul></ul><ul><ul><li>ミニコミ、雑誌大量創刊 ⇒ DM 、オンライン・レコメンデーション </li></ul></ul><ul><li>コミュニティ消費時代 </li></ul><ul><ul><li>選択消費、売り手(作り手)の顔が見たい </li></ul></ul><ul><ul><li>仲間と同じものが欲しい(価値観の共有) </li></ul></ul><ul><ul><li>ソーシャルメディアの登場 </li></ul></ul>
  4. 4. 広告コミュニケーションのA->Dシフト <ul><li>Analog -> Digital ? </li></ul><ul><li>Announcement -> Dialogue </li></ul>
  5. 5. 「情報の伝達」から「体験の共有」へ 共有 伝達 体験 情報 Twitter YouTube SNS TVCM 新聞・雑誌 情報サイト お客様の声 ブログ 次世代広告 コミュニケーション 従来型マス広告 コミュニケーション ウィキペディア 価格比較サイト
  6. 6. 2. Twitter の本質的特性を理解する <ul><li>津田大介氏が語る Twitter 6つの特徴 </li></ul><ul><ul><li>「リアルタイム性」 </li></ul></ul><ul><ul><li>「伝播力が強い」 </li></ul></ul><ul><ul><li>「オープン性」 </li></ul></ul><ul><ul><li>「独特のゆるい空気感」 </li></ul></ul><ul><ul><li>「使い方の自由度が高い」 </li></ul></ul><ul><ul><li>「属人性が強い」 </li></ul></ul><ul><ul><li>(津田大介著「 Twitter 社会論」より) </li></ul></ul>
  7. 7. Twitter の本質的特性とマーケティングでの活用(1) <ul><li>「リアルタイム性」 </li></ul><ul><ul><li>在庫状況などを、すぐに伝える事ができる </li></ul></ul><ul><ul><li>その情報は今すぐに知らせる必然性があるのか? </li></ul></ul><ul><li>「伝播力が強い」 </li></ul><ul><ul><li>有用な情報は RT(ReTweet) でネズミ算式に広がる </li></ul></ul><ul><ul><li>誤報もすぐに広まり、取り消す事はできない </li></ul></ul><ul><li>「オープン性」 </li></ul><ul><ul><li>すべてのツイートが検索対象となる( SEM 効果) </li></ul></ul><ul><ul><li>特定の顧客を「囲い込む」という発想は通用しない </li></ul></ul>
  8. 8. Twitter の本質的特性とマーケティングでの活用(2) <ul><li>「独特のゆるい空気感」 </li></ul><ul><ul><li>受け手が「構え」ていないので受け入れられやすい </li></ul></ul><ul><ul><li>「エンゲージメント」とは対極的?「ウザい」宣伝は NG </li></ul></ul><ul><li>「使い方の自由度が高い」 </li></ul><ul><ul><li>発信専用、受信専用、会話目的と使い道はいろいろある </li></ul></ul><ul><ul><li>「受け手」の使い方や利用目的は一様ではない </li></ul></ul><ul><li>「属人性が強い」 </li></ul><ul><ul><li>「送り手(作り手、売り手)」の顔が見えるコミュニケーション </li></ul></ul><ul><ul><li>企業アカウントのパーソナリティづくりは難しい </li></ul></ul>
  9. 9. 3. 日本における Twitter の流儀 <ul><li>日本のネット社会特有の匿名文化は通用しない </li></ul><ul><ul><li>多くの政治家、有名人が実名でアカウント登録 </li></ul></ul><ul><ul><li>身元不明の信頼できないアカウントは自然淘汰される </li></ul></ul><ul><li>基本は「ひと」をフォローする/されるの関係 </li></ul><ul><ul><li>Bot を使う際は十分な配慮が必要(最近は宣言 bot が多い) </li></ul></ul><ul><ul><li>中の「ひと」が見えない企業アカウントは苦戦 </li></ul></ul><ul><li>ヘビーユーザの年齢層が比較的高い </li></ul><ul><ul><li>ネットリテラシーの高い層から広がった </li></ul></ul><ul><ul><li>既存ユーザのコミュニティが確立されてしまっている </li></ul></ul><ul><ul><li>ケータイ利用者向けサービスの遅れ(アプリ、アカウント登録) </li></ul></ul>
  10. 10. 4. Twitter が解決できるマーケティング課題 <ul><li>囲い込みではなくオープン化 </li></ul><ul><li>リアルタイムの push 型情報提供 </li></ul><ul><li>売り手の顔が見えるマーケティング </li></ul><ul><li>「偶然の出会い」の演出 </li></ul><ul><li>広報的情報リスク管理 </li></ul><ul><li>ある種のテストマーケティングの場 </li></ul>
  11. 11. 囲い込みではなくオープン化 <ul><li>「囲い込み」戦略は、もはや通用しない </li></ul><ul><ul><li>「しくみ」で囲い込むのも、心理的な「絆」で縛るのも難しくなっている </li></ul></ul><ul><ul><li>顧客のコミュニティに企業側から入って行く </li></ul></ul><ul><ul><li>顧客に「仲間」として認められる企業になる </li></ul></ul><ul><li>「競争戦略」を捨て「共創戦略」を考える </li></ul><ul><ul><li>これからのマーケティングは、同業者との競争ではない </li></ul></ul><ul><ul><li>情報をオープンにすることで化学反応が起き、市場の共創に向かう </li></ul></ul>
  12. 12. リアルタイムの push 型情報提供 <ul><li>Twitter は半受動的情報メディア(その1) </li></ul><ul><ul><li>テレビ・ラジオ CM のようなもの? </li></ul></ul><ul><ul><li>検索連動広告などとは対照的 </li></ul></ul><ul><li>希少性の高い商品情報の提供に有効 </li></ul><ul><ul><li>オーダーメイド品のキャンセル在庫 < DELL > </li></ul></ul><ul><ul><li>中古品市場の入荷情報 < フジヤカメラ > </li></ul></ul><ul><ul><li>終売品などの限定在庫処分 < 花咲悠省堂 > </li></ul></ul><ul><ul><li>時間を売る商売(飲食店/宿泊施設等) < 豚組 > </li></ul></ul>
  13. 13. 売り手の顔が見えるマーケティング <ul><li>「ひと」の存在を感じられない企業アカウントは NG </li></ul><ul><ul><li>情報発信だけのアカウントなら、フォローはしない (メディア企業に多いパターン) </li></ul></ul><ul><ul><li>しかし、それでは Twitter を使う価値が半減する (相手の素顔が見たければ、自ら先に人となりを見せる) </li></ul></ul><ul><li>顧客との距離を縮めるために有効な「場」 </li></ul><ul><ul><li>Twitter 議員の登場で、政治が身近になった </li></ul></ul><ul><ul><li>小売りを介さない、メーカーと消費者の直接対話 </li></ul></ul><ul><ul><li>有名企業の経営者が、直接ユーザの声を聞く </li></ul></ul>
  14. 14. 「偶然の出会い」の演出 <ul><li>Twitter は半受動的情報メディア(その2) </li></ul><ul><ul><li>受け手の警戒心が弱い </li></ul></ul><ul><ul><li>特定の話題(興味・関心)ではなく「ひと」をフォローしている </li></ul></ul><ul><li>新たな顧客層を生む可能性 </li></ul><ul><ul><li>あえてターゲットを絞り込まないマーケティング </li></ul></ul><ul><ul><li>フレンドの RT による、未知の情報との出会い </li></ul></ul><ul><ul><li>Twitter で話題になって初めて知る商品もある <ドロリッチ> </li></ul></ul><ul><ul><li>一見ありふれたキーワードをきっかけにつながる <カトキチ> </li></ul></ul>
  15. 15. 広報的情報リスク管理 <ul><li>Twitter での情報発信は公式アカウントに一元化 </li></ul><ul><ul><li>なりすまし防止のために、アカウントは早めに取得する < 慶応義塾大学 > </li></ul></ul><ul><ul><li>運営は権限のある社内の人間が行う < ミシュランガイド日本 > </li></ul></ul><ul><li>公式発表をいち早く周知する </li></ul><ul><ul><li>自社ウェブサイトに公開と同時にツイートする < 上島珈琲 > </li></ul></ul><ul><ul><li>プレスリリースも、プレス(マスメディア)で伝えられる前に、正確に (原文リンクによって)伝わるので、イニシアティブを握れる </li></ul></ul>
  16. 16. ある種のテストマーケティングの場 <ul><li>ソフトウェア開発では実際に行われている </li></ul><ul><ul><li>テスト版をダウンロードして試用してもらう </li></ul></ul><ul><ul><li>Twitter でユーザの試用後の意見・感想を聞く </li></ul></ul><ul><ul><li>対話をしながら改善や機能追加を行って製品化する </li></ul></ul><ul><li>一般商品・サービスでも可能 </li></ul><ul><ul><li>既存ユーザ/ファンからモニターを募る <豚組> </li></ul></ul><ul><ul><li>ユーザが試用後の意見・感想をツイートする </li></ul></ul><ul><ul><li>他の Twitter ユーザも交えた対話の中から新商品開発のヒントを得る </li></ul></ul>
  17. 17. 5. Twitter によるブランド・コミュニケーション <ul><li>販促よりもブランディングに効果 </li></ul><ul><li>情報の伝達から体験の共有へ </li></ul><ul><li>「聞いてもらえる」ことの喜び </li></ul>
  18. 18. Twitter ブランドコミュニケーションに求められる姿勢 <ul><li>発言者がブランドに対する「思い」を持っている </li></ul><ul><li>「話す」ことより「聞く」ことを大切にする </li></ul><ul><li>金をかけずに、手間をかける </li></ul><ul><li>トライ&エラーの積み重ねで独自性を生み出す </li></ul>
  19. 19. 6. 企業と Twitter の良い関係とは? <ul><li>お互いの顔が見える関係 </li></ul><ul><ul><li>「売り手」と「買い手」、「作り手」と「使い手」が互いに見える </li></ul></ul><ul><li>束縛のないゆるいつながり </li></ul><ul><ul><li>「売り手」が一方的に求める「絆」はウザい </li></ul></ul><ul><li>創発マーケティングの「場」 </li></ul><ul><ul><li>自然なコミュニケーションから新しい市場が生まれる </li></ul></ul>
  20. 20. ご清聴ありがとうございました。 Twitter アカウント名 :  shu103

×