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静岡大学教育学部 と LINE株式会社による
ネットコミュニケーション・リテラシー教育
「楽しいコミュニケーションを考えよう 」
第3弾「リスクの見積り編」のご紹介
静岡大学教育学部
准教授 塩田真吾
第1弾・第2弾の開発の背景
▶ 従来の情報モラル教育の課題
【ありがちな指導方法①】
(極端な)トラブル事例をたくさん見せて,怖がらせる
⇒ (子ども)あんなトラブルにあってバカだなぁ。
自分はあんなトラブルになんてあわないし。
【ありがちな指...
▶ 従来の情報モラル教育の課題
【ありがちな指導方法③】
「悪口を言わない」,「不適切な写真をアップしない」,
「ネットを使いすぎない」というルールづくりを行わせる
⇒ (子ども)自分は「悪口」なんて言ってないし。
自分は「不適切な写真」なんて...
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子どもたちに「当事者としての自覚」を促したい
第1弾 「楽しいコミュニケーションを考えよう!」 (2014)
「子どもたちに『当事者としての自覚』を促したい」という思いのもと,
第1弾をリリースし,多くの先生方に教材をご活用いただきました。...
応用 (15~20分)
基礎 (各20~25分)
① 基本編
問題を自覚させ,
ネットの特性を考える
トラブルが起きた
場合の対応を考える
② 悪口編 ③ 写真編 ④使いすぎ編
・あなたと相手の
イヤな言葉は?
・あなたと相手の
イヤなコトは?...
第1弾・第2弾の教材のポイント
6
■ カード分類比較法で「自覚」を促す
本教材では,
何が「悪口」なのか,
何が「不適切な写真」なのか,
何が「使いすぎ」なのか,
をカード分類比較法を用いて議論します。
こうした議論を行うことで,「もしかした...
「嫌な言葉」 なんて言ってないし,どうせケンカにならないし。
「不適切な写真」 をアップするな,炎上するから。
これまでの指導方法
指導方法の問題点
「嫌な言葉」 を言うな,ケンカになるから。
感じ方のズレ(第1弾) リスク見積りの甘さ
「不適...
子どもたちのリスクの見積りの甘さ
「悪口」になるかもしれないけど,まさかそんなに怒らないだろう。
「不適切な写真」かもしれないけど,まさか炎上はしないだろう。
リスク見積りの甘さ
リスク見積りの甘さ
第3弾の開発の背景
「このくらいは,大丈夫だ...
9
子どもたちの 「リスクの見積り力」 を育てたい
第3弾 「楽しいコミュニケーションを考えよう!」 (2016)
どのような状況なのかを判断し,今後のリスクを予想できる力と
その判断にそって,適切に対応できる力を育てたい
© LINE 「楽し...
■ ネット版のKYT (危険予知/危機予測トレーニング)
本教材では,主に安全工学の分野で研究される
KYT(危険予知/危機予測トレーニング)の手法を取り入れました。
ネット上のコミュニケーションに起因する
危険を予想し,それがどのくらい危険な...
LINE 楽しいコミュニケーションを考えよう
ぜひ,ダウンロードしてご活用ください!
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第3弾リリース 20161207

このたび公開した新教材では、「当事者としての自覚」の次のステップとして、自ら危険(リスク)を予想し、それらを回避する力を育てる「リスクの見積り」をテーマとした教材を開発いたしました。ワークで使用するカードでは、LINEのグループトークの内容を見ながらリスクを判断していく形式となっており、より現実に近いシチュエーションでどう判断し、どう感じるのかを体験できる形となっています。安全工学の分野で研究されるKYT(危険予知/危機予測トレーニング)の手法を取り入れ、子どもたちがネット上のコミュニケーションに起因する危険を予想し、それがどの程度危険なのかというリスクの見積もり力を高めるワークを行うことで、それらを回避する力を育てる内容になっています。

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第3弾リリース 20161207

  1. 1. 静岡大学教育学部 と LINE株式会社による ネットコミュニケーション・リテラシー教育 「楽しいコミュニケーションを考えよう 」 第3弾「リスクの見積り編」のご紹介 静岡大学教育学部 准教授 塩田真吾
  2. 2. 第1弾・第2弾の開発の背景 ▶ 従来の情報モラル教育の課題 【ありがちな指導方法①】 (極端な)トラブル事例をたくさん見せて,怖がらせる ⇒ (子ども)あんなトラブルにあってバカだなぁ。 自分はあんなトラブルになんてあわないし。 【ありがちな指導方法②】 映像教材を見せて,トラブル回避方法について考えさせる ⇒ (子ども)自分と主人公は関係ないし。 主人公みたいなトラブルになんてあわないし。 2
  3. 3. ▶ 従来の情報モラル教育の課題 【ありがちな指導方法③】 「悪口を言わない」,「不適切な写真をアップしない」, 「ネットを使いすぎない」というルールづくりを行わせる ⇒ (子ども)自分は「悪口」なんて言ってないし。 自分は「不適切な写真」なんてアップしないし。 自分はネットを「使いすぎ」てないし。 3 子どもたちは,ネットの問題を 自分のこととして「自覚」できているのか? 第1弾・第2弾の開発の背景
  4. 4. 4 子どもたちに「当事者としての自覚」を促したい 第1弾 「楽しいコミュニケーションを考えよう!」 (2014) 「子どもたちに『当事者としての自覚』を促したい」という思いのもと, 第1弾をリリースし,多くの先生方に教材をご活用いただきました。 さらに,もっと「多様なテーマ」の教材を求める声を多くいただきました。 © LINE 「楽しいコミュニケーションを考えよう!」
  5. 5. 応用 (15~20分) 基礎 (各20~25分) ① 基本編 問題を自覚させ, ネットの特性を考える トラブルが起きた 場合の対応を考える ② 悪口編 ③ 写真編 ④使いすぎ編 ・あなたと相手の イヤな言葉は? ・あなたと相手の イヤなコトは? ・ちがいがあると 何が起きる? ・もし,文字や スタンプを 勘違いされ たら? ・このスタンプ どう感じる? 「あたりまえ」の 「ちがい」を 考えてみよう! 「ネットで悪口を 言わない」を 考えてみよう! 「不適切な写真を アップしない」を 考えてみよう! 「ネットやゲームを やりすぎない」を 考えてみよう! ・もし,イヤな 写真を公開 されそうに なったら? ・あなたと相手の イヤな言葉は? ・どの写真を 公開しちゃう? ・あなたと相手の イヤな写真は? ・もし,なかなか 会話が終わら なかったら? ・やりすぎって 何時間? ・やりすぎって 時間だけ? 第2弾 「楽しいコミュニケーションを考えよう!」 (2015)
  6. 6. 第1弾・第2弾の教材のポイント 6 ■ カード分類比較法で「自覚」を促す 本教材では, 何が「悪口」なのか, 何が「不適切な写真」なのか, 何が「使いすぎ」なのか, をカード分類比較法を用いて議論します。 こうした議論を行うことで,「もしかしたら自分も やっちゃってるかも・・・」という自覚を促す※こと が期待できます。 ※ 酒井郷平,塩田真吾,江口清貴(2015)「子どもの自覚を促す情報モラル教育手法の開発と評価-悪口・写真・依存に着目したプログラムの開発-」 第31回日本教育工学会全国大会,pp579-580 © LINE 「楽しいコミュニケーションを考えよう!」
  7. 7. 「嫌な言葉」 なんて言ってないし,どうせケンカにならないし。 「不適切な写真」 をアップするな,炎上するから。 これまでの指導方法 指導方法の問題点 「嫌な言葉」 を言うな,ケンカになるから。 感じ方のズレ(第1弾) リスク見積りの甘さ 「不適切な写真」 なんてアップしないし,どうせ炎上しないし。 感じ方のズレ(第2弾) リスク見積りの甘さ New ! New ! 第3弾の開発の背景
  8. 8. 子どもたちのリスクの見積りの甘さ 「悪口」になるかもしれないけど,まさかそんなに怒らないだろう。 「不適切な写真」かもしれないけど,まさか炎上はしないだろう。 リスク見積りの甘さ リスク見積りの甘さ 第3弾の開発の背景 「このくらいは,大丈夫だろう」 ⇒ 「何が危険か」はわかっているが, 「どのくらい危険か」がズレやすい。
  9. 9. 9 子どもたちの 「リスクの見積り力」 を育てたい 第3弾 「楽しいコミュニケーションを考えよう!」 (2016) どのような状況なのかを判断し,今後のリスクを予想できる力と その判断にそって,適切に対応できる力を育てたい © LINE 「楽しいコミュニケーションを考えよう!」
  10. 10. ■ ネット版のKYT (危険予知/危機予測トレーニング) 本教材では,主に安全工学の分野で研究される KYT(危険予知/危機予測トレーニング)の手法を取り入れました。 ネット上のコミュニケーションに起因する 危険を予想し,それがどのくらい危険なのか を考える「リスクの見積り」力を高めるワーク を行うことで,それらを回避する力を育てる※ ことが期待できます。 ※ 酒井郷平,塩田真吾,江口清貴(2016)「『リスクの見積もり』に着目した情報モラル授業の開発と評価-中学生のネットワーク上のコミュニケーションにおける 行動変容を目指して-」第32回日本教育工学会全国大会,pp299-300 第3弾の教材のポイント © LINE 「楽しいコミュニケーションを考えよう!」
  11. 11. LINE 楽しいコミュニケーションを考えよう ぜひ,ダウンロードしてご活用ください!

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