[XP祭り2013] 大事なことはみんな新規事業から教わった

Shinobu Miyahara
Shinobu MiyaharaExecutive Officer (Business Development) at PLAID, Inc.
大事なことはみんな
リクルート
新規事業から教わった
2013/09/14(土) XP祭り2013
Shinobu Miyahara
1
自己紹介
名前:宮原 忍(33才)
歴史:中途入社3年目
使命:
役柄:POと開発TL
趣味:飲み歩き
2
3
4
今日のお話は
5
6
「スーモ引越し見積もり」
になります
7
すべての始まりは
2012年1月
8
「新規事業をやって欲しい」
9
その時点で…
10
コスト
11
スケジュール
12
ビジネスモデルの一部
13
Fixed
14
but...
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作るヒト
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作るモノ
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作るコト
18
Not Fixed
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著作権上の理由により割愛
20
著作権上の理由により割愛
21
だが、待てよ...
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著作権上の理由により割愛
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ということで
24
実践した3つのこと
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#1
ワンチームを作る
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#1 ワンチームを作る
少数の明確なゴール、価値、役割のみをルールと
して採用する
チームメンバの立場にかかわらず、プランニング
を継続的で参加型のプロセスにする
自主管理のための情報管理(見える化)を推進す
る
27
Source:第8回�5分で分かる、「スクラム」の基本まとめ from かわぐちさん
バックログだけでなく、
プロダクトのゴール、価値を見える化する
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#2
仮説から始める
29
#2 仮説から始める
完璧はいらない(We’re not perfect.)
ラフな構想(=初期仮説)ができたら、素早く検
証し、学びを得ることで漸進的に成長させていく
検証可能であれば、動くコードである必要すらな
い(むしろ、動くコードでない方が良い)
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Cost
Risk 未検証リスクと検証コストのバランスで
仮説に対して優先度を付けていく
31
#3
進 単位を変える
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#3 進 単位を変える
初期仮説を「価値仮説」と「成長仮説」に分ける
「価値仮説」:お金を出して使いたい人がいるか
「成長仮説」:プロダクトの利用者が伸びるかどうか
進 単位は「価値仮説」と「成長仮説」の検証数
で測る(≠タスクの消化数)
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価値仮説
成長仮説
Time
Scale
新規事業の成長曲線
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その結果
得られた3つのこと
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#1
開発期間の短縮
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実質3ヶ月間で
1stリリースを達成
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#2
システム品質の向上
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リリース後、
システム障害がほぼゼロ
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Source:http://www.azuchi-touyou.com/
40
#3
顧客価値の向上
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競合サイトと比較して
反響CVRが⃝倍以上
(弊社調べ)
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Source:http://www.tommyjohnwear.com/about
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大成功\(^o^)/
44
だが、待てよ...
45
再掲
新規事業を担当した時点で Fixed だったもの;
コスト
スケジュール
ビジネスモデルの一部(Oops!)
46
ビジネスモデルを創る
=
事業開発の使命
47
著作権上の理由により割愛
48
ご清聴ありがとう
ございました
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