第六回スクラム勉強会

1. スクラム勉強会
2014/10/21 寺坂 郁也

2. 今日は
10章～12章やります

3. 10章
状況をうまく把握する

4. 今どれくらいの
進捗なんだろう？

5. ポイントは、透明性。

6. デイリースクラムを活用する
• デイリースクラムは全員が集まる時間
• いろいろな人の視点から見ることで問題を
早期発見する
• 最近のコードが汚くなっているとか
調査がなかなか進まなくてまずいとか

7. タスクボードを使う
• なんでも全員で確認することは難しいので、
タスクボードを使って進捗を可視化する
• ボトルネックが見つかりやすい
!
!
ToDo：未着手Doing：着手Done：完了
エラー調査
UI開発
API開発DB設計

8. チャートで見る
• 「スプリントバーンダウンチャート」
• 縦軸：タスクの見積もり時間の合計
横軸：スプリントの営業日
!

9. チームの状態を把握するには
• みえにくいことをどんどん透明にして、
プロジェクトの邪魔をしそうな要因を早期発見
• タスクの進捗はチームで確認
• 問題の芽に「チーム」で気づくことが大事

10. 11章
先を予測しやすくしておく

11. 例えば

12. スプリントレビューまでに
タスクが終わらない。

13. スプリントレビューを
遅らせてもいい?

14. NO!!

15. タイムボックスはずらさない
• タスクが終わらないという理由で、スプリント
の締めをずらすのは厳禁
• スプリントの期間内に作業が終了しなくても、
期限がくれば必ず中断する
• 見積もりの適正さや、1スプリントあたりの作業
量が分からなくなってしまう

16. タイムボックスは予測に使う
• タイムボックスによって、チームの実力が分かる
• タイムボックスが守れない＝チームがまだ未熟
• タイムボックスに入るようにタスク調整をする

17. タイムボックスに納めるには？
• 扱うものを小さくすることが大事！
• まずは目の前のタイムボックスでこなせる
タスクを積むこと

18. 12章
次にやることを明確にする

19. 少し早くタスクが終わった！
!
スプリントの締めまで
まだ時間があるけどどうしよう？

20. スプリントの締めを早める？
次タスクを先取りする？
今タスクを見直して質を上げる？

21. プロダクトバックログを見て
次のタスクに取りかかる

22. プロダクトバックログ？
• プロダクトバックログとは、これから取りかかっ
ていくタスクの一覧
• POによって優先順位がつけられているので、
開発者は次にとりかかるべきタスクが分かる

23. プロダクトバックログの順位
• 順位は常にPOが見直す
• 下の方の順序は気にしない
• 直近の数スプリント分程度の順位付けで十分
• 早く実現すべきタスクが抜けていないことが大切

24. 誰でも追加できる
• プロダクトバックログは誰でも追加できる
• ただし、順位の決定権はPOにあることに注意

25. つまり、
プロダクトバックログにある
次のタスクに取りかかる
!
または、
ポイントの小さいタスクをこなす

26. 以上です。
次回は13章から。