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岩間 解_継続的デリバリーを実現する大規模スクラム開発体制への挑戦

KDDI株式会社

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岩間 解_継続的デリバリーを実現する大規模スクラム開発体制への挑戦

  1. 1. 継続的デリバリーを実現する 大規模スクラム開発への挑戦 KDDI株式会社
  2. 2. 1 © 2021 KDDI 目次 変革をすることになったきっかけ さいごに 課題解決 Scrum of Scrumsへの変革 1 2 3 4 5 概要
  3. 3. 2 © 2021 KDDI チームを拡大するときにこんなことありませんか...? 既存メンバーのフォロー工数が発生してし まうため、逆にパワーダウン アジャイル開発 スクラムマスター メンバー間の情報共有の時間が増え、期 待したベロシティ(成果)があがらない メンバーの技術力、サービス知識に差が生 まれ、品質低下
  4. 4. 3 © 2021 KDDI このようにチームを拡大したくありませんか? ✓ メンバーの技術力、サービス知識に差が 生まれてもフォローできるチーム ✓ エンジニアはイベントに費やす時間を最小限 にし、開発に集中できるチーム ✓ 品質を維持しながら開発ボリュームによって 柔軟にメンバー変更が可能なチーム
  5. 5. 4 © 2021 KDDI 私たちの解決方法を紹介します スクラム開発のスケールアウト手法の一つである Scrum of Scrumsを採用し、キャリアグレードの 高品質な開発を維持するチーム体制へ変革
  6. 6. 5 © 2021 KDDI ※本資料内容は 個人の見解であり、 所属する組織の公式見解ではございません。 注意点
  7. 7. 6 © 2021 KDDI 自己紹介 岩間 解(Satoru Iwama) ✓ KDDI株式会社 ✓ KDDI クラウドプラットフォームサービス ベアメタルサーバーサービス スクラムマスター担当 ✓ KDDIに入社後は国際ネットワークの設計、開発に従事、 現在はベアメタルサーバーサービスのシステム開発を担当 ✓ 趣味は 旅行、スキューバーダイビング
  8. 8. 7 © 2021 KDDI 業務 ベアメタルサーバーサービスのシステム開発をしています KCPSベアメタルサーバー イメージキャラクター
  9. 9. 8 © 2021 KDDI 改善を決意したきっかけ スクラムチームでの開発案件で今までと比較して5倍程度の規 模のプロジェクト対応を行った 結果的に不夜城状態のスクラム開発になってしまった 2020年度上期に、大型プロジェクトが発生
  10. 10. 9 © 2021 KDDI 改善を決意! 開発チームの気合と根性で案件は完了したがメンバーの エンゲージメントが大きく低下 エンゲージメント向上を目的に冬休みの強制取得と 振り返り会を実施
  11. 11. 10 © 2021 KDDI 振り返り会で出た主な課題および対策 本課題はチームのスケール アウト手法に問題があった と考え、スクラムチーム体 制を変革することを決意 Scrum of Scrumsを 採用した メンバー増加により イベントが長時間化 エンジニアの拘束時間増 有識者の少ないシステム コンポーネントの開発が 必要だった 新規メンバーフォローに 想定以上の工数
  12. 12. 11 © 2021 KDDI Scrum of Scrums(SoS)とは 体制 スクラムの最適な人数は5人程度 SoS含む各チームにPOとスクラムマ スター(SM)が1人 運営 各チームが独立してバックログおよび 各種イベントを実施する SoS主体で各チームのPOおよびSMと 各種イベントを実施する Aチーム Bチーム SoSチーム
  13. 13. 12 © 2021 KDDI 以前のチーム チームA 機能開発 チームB 機能開発 PO SM SM Dev1 ✓ 全体でPOが1名 ✓ 案件ベースのチーム割り振り 1チームの人数が10名以上 ✓ システム改善が後回しに ✓ 新規参画メンバーは相談しづらい サブSM Dev2 SM Dev1 サブSM Dev2
  14. 14. 13 © 2021 KDDI 変革後のチーム チームA 機能開発 SoS PO SM SM Dev PO チームB SM Dev PO チームC SM Dev ・・・ SM Dev 機能開発 ✓ 5名~8名のチーム ✓ エンジニアが開発に集中 できるチームへ変革 ✓ 各チームが独自に進化 機能開発 機能開発 PO PO
  15. 15. 14 © 2021 KDDI 新体制で解決できなかった課題 ✓ システムのすべてを把握できているメンバーが全チームに いない ✓ メンバー変更があったチームで品質およびベロシティ 低下 全チームでキャリアグレード品質の維持ができていない
  16. 16. 15 © 2021 KDDI すべてを把握できるメンバーの育成は短期間では困難 ✓ 全チーム横断のアーキテクトチームを作成 ✓ システムのシンプル化を目的に技術負債チームを作 成 システムのすべてを把握できているメンバーが 全チームにいない 課題解決策
  17. 17. 16 © 2021 KDDI 役割は全チームの開発物の品質責任を持つ 全案件の設計レビューを実施し、品質を一定に保つ アーキテクトチーム SoS PO アーキテクトチーム SM Dev Dev SM 全チーム横断のアーキテクトチームを作成
  18. 18. 17 © 2021 KDDI 技術負債チームの役割 システムのシンプル化を目的に技術負債チームを作成 ✓ 各機能の利用実績の見える化を導入 利用頻度が少ない機能はソースから削除 ✓ EOSL対応で単純にバージョンアップを行うのではなく、 他コンポーネントへ機能を移管しコンポーネント削除 保守費の削減にも貢献
  19. 19. 18 © 2021 KDDI 変革後のチーム チームA 新機能開発 SoS PO SM Dev PO チームB SM Dev PO チームC SM Dev ・・・ SM Dev 新機能開発 技術負債 特定コンポー ネント開発 ✓ チームに役割を与えて案 件ではなく役割に沿った バックログの割り振りを 実施 ✓ 技術負債チームを新設 アーキテクトチーム SM Dev Dev SM PO PO
  20. 20. 19 © 2021 KDDI オンボーディングプロセスの改善を実施 ✓ 完全リモート開発環境化でも会話しやすい環境構築 ✓ オンボーディングプロセスを記載したWikiの充実 メンバー変更があったチームで品質および ベロシティ低下 課題解決策
  21. 21. 20 © 2021 KDDI 会話しやすい環境 ✓ 新メンバーは育成者とセットに し、相談しやすい環境へ ✓ 15分はまったら相談すること を推奨 ✓ 業務時間中は常にチーム単 位でZoomに入るルールへ
  22. 22. 21 © 2021 KDDI オンボーディングプロセスを含むWikiの充実 ✓ オンボーディング内容を充実 ✓ 一度説明したものは動画に 残し動画コンテンツを充実 ✓ オンボーディングWikiの修正は 新規参画メンバーにて詰まった 点を更新するルールで実施
  23. 23. 22 © 2021 KDDI ✓ エンジニア一人のイベント参加時間が約半分となった。 ✓ コミュニケーションが活性化された。 ✓ 新しいことにもチャレンジしやすく独自進化するようになった。 ✓ 品質を維持向上させながら開発物が約2倍になった。 体制変更による結果
  24. 24. 23 © 2021 KDDI まとめ 日々の改善で解決できるものもありますが、解決できない ものも多くあります そのときは思い切って、根本から変えていくことが重要だと 感じました 今回の改善により、品質を向上させながらベロシティ 200%アップやオンボーディング時間が半分になったとい う目に見える効果がありますが、何よりエンジニアが生き生 きと働ける環境になったことが一番いい改善点となりました

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