Neo4jハンズオン仮想マシン作成資料

© SIOS Technology, Inc. All rights Reserved.
Neo4j用仮想マシンの作成
Neo4j ハンズオン
サイオステクノロジー株式会社

© SIOS Technology, Inc. All rights Reserved. 2
仮想マシン作成で必要なもの
メールアドレス（今メールが確認できるもの）
電話番号（今対応できるもの）
クレジットカード情報
インターネット接続環境
IE（Webブラウザ）

Neo4j用仮想マシンを作る手順
3
1. Microsoftアカウント作成
2. 新規サブスクリプション取得
3. 新規インスタンス作成
4. SSH接続及び、ポートの開放

Microsoftアカウント作成
4
Microsoftアカウント作成ページにアクセスします。
https://signup.live.com/
Googleで「MSアカウント登録」を検索
「Microsoft アカウント登録手続き」にアクセス
「普段使用している電子メールアドレス～」を選択
「Microsoft アカウントの新規作成」を選択
MSアカウント取得の際は、ブラウザ
がIEでなければ誤作動がある場合が
あります。
（メールが送信されない等）

5
必要な情報を入力します。
最後に各種規約を確認し、同意するならば「アカウントの作成」をクリックします。
確認画面が表示されるので、誤りがないか確認したら、使用したメールアドレスが
実在することを確認する必要があります。「メールアドレスの確認」をクリックし
ます。

6
確認メールを開くと手順が記載されているので、それに従います。
最後にメールアドレスを確認して作成完了です。
確認メールを送信します。

新規サブスクリプション取得
7
無料試用版サブスクリプションの取得
無料試用版の取得ページにアクセスします。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/free/
無料試用版サブスクリプションの取得に必要なもの
・Microsoftアカウント
・クレジットカード情報
・使用可能な電話番号
Googleで「Azure 無料」を検索
「無料の Azure アカウントを今すぐ
作成」にアクセス
「無料で始める」を選択

8
Microsoftアカウントでサインアップします。
表示される入力画面に情報を入力していきます。
注意事項
・途中、携帯電話を用いた本
人確認があります。
即対応できる番号を入力し
てください。
・クレジットカード情報を入
力しなければなりませんが、
サブスクリプションを有料化
しない限り請求は発生しませ
ん。

9
無料試用版サブスクリプションの取得が完了しましたら、改めてサインインし
ます。以下の画面が表示されます。
Azureポータル

TeraTarm
10
構築した仮想マシンを手元のデバイスから操作するのに使用します。
インストール方法
Googleで「TeraTarm インストール」で検索
「Tera Term (テラターム) プロジェクト日本語トップページ」にアクセス
最新版をダウンロード
ダウンロードされたインストーラを起動
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/

新規インスタンス作成
11
新規リソースグループの作成
新規インスタンスを作成するため、インスタンスなどを管理するリソースグループ
を作成します。
まず、Azureポータルの左側にあるツールバーからリソースグループを選択し、追
加をクリックします。

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リソースグループの新規作成画面が表示されま
すので、必要な情報を入力していきます。
リソースグループ名
任意の名称で構いません
サブスクリプション
先ほど、取得した無料試用版を選択します。
リソースグループの場所
リソースグループが配置されるリージョンを選
択します。
リージョンによってサービスの料金、使用でき
るサービスが異なります。
同じ日本でも、東日本リージョンより西日本
リージョンの方が料金が低くなります。

13
リソースグループが作成できたら、新規インスタンスを作成していきます。
「新規」から検索欄にubentuと入力します。
Ubuntu Server 16.10選択します。

14
選択すると、このインスタンス
モデルの概要が表示されます。
ここで、デプロイモデルを選択
し、「作成」をクリックします。
今回はリソースマネージャーを
選択します。

15
次に仮想マシンの基本設定を行っ
ていきます。
名前
仮想マシンの名称を入力します。
VMディスクの種類
HDDかSSDを選択することができ
ます。今回はHDDを選択ください
ユーザー名
仮想マシンのユーザー名を設定し
ます。SSH接続などはこのユーザー名
で行います。
認証の種類
パスワード方式か公開キー方式か
を選択します。
パスワード方式の場合、ユーザーパス
ワードとrootパスワードが同一に設定
されます。

16
サブスクリプション
無料試用版サブスクリプションを
選択します。
リソースグループ
「既存のものを使用」を選択し、
先ほど作成したリソースグループ
を設定します。
場所
仮想マシンを配置するリージョン
を選択します。リソースグループ
のリージョンと同一の方が好まし
いとされています。
すべての入力が終了したら、
「OK」をクリックします。

17
次に、仮想マシンのインスタンス
サイズを設定します。
各サイズには、推定の金額が表示
されていますが、これは1か月間
稼働させた場合に発生する金額で
す。
今回は、CPU2コア、メモリ3.5GB
以上のサイズを選択ください。
選択できないサイズの選択について
今回使用している無料サブスクリプションでは、選択したリージョンによっては
選択できないインスタンスサイズが発生する場合があります。
その場合、リージョンを変更することで選択が可能になる場合があります。
また、有償版ではこのようなケースが発生することはありません。

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次に、仮想ネットワーク、ストレージ
アカウントなどを設定していきます。
新規のサブスクリプションで作成する
際は、すべてのオプションが自動で作
成されます。
必要に応じて、各設定を変更していき
ます。
すでにいくつかの仮想マシンを作成し
ている場合、意図しないストレージア
カウントなどが割り当てられている可
能性があるので注意してください。
設定が終了したら「OK」を選択しま
す。
仮想マシンの概要が表示されるので、
誤りがないか確認し、「OK」を選択
します。

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デプロイが開始され
ます。デプロイには、
少々時間がかかる場
合があります。
（最短約3分）
デプロイが完了した
ら、Azureポータル
のトップ画面に仮想
マシンが表示される
ので概要を表示させ
ます。
割り当てられたIPア
ドレスなどが確認で
きます。

AzureVMの注意点
20
作成した仮想マシンへのアクセス
作成した仮想マシンへはSSH接続を行うことでアクセスできます。SSH接続に用いる
ターミナルソフトウェアに指定はありません。
作成した仮想マシンへのパブリックIPアドレスの割り当て
仮想マシンに割り当てられるパブリックIPアドレスは通常、起動する度に変わります。
そのため、マシンのWebサーバの運用などには問題が生じる可能性があります。
パブリックIPアドレスは固定化することができます。
作成した仮想マシンの通信可能ポート
Azureに仮想マシンを作成した場合、その仮想マシンのSSH接続に使われる22番ポー
トはデフォルトで開放されていますが、それ以外のポートは「受信セキュリティ規
則」と呼ばれるAzure側の機能で制限されています。
そのため、新たな通信ポートを開放する際には、仮想マシン側だけでなくAzure側で
の操作で新たな「受信セキュリティ規則」を追加する必要があります。

実際の利用について
21
作成した仮想マシンの操作
作成した仮想マシンはリモートログインで操作していくことになります。
今回は、ターミナルソフト「TeraTarm」を使用していきますが、同等の機能を有
しているソフトウェアならば操作に支障はありません。
パブリックIPアドレスを用いてSSH接続を行います。
ユーザー名、及びパスワードは仮想マシン作成時のものを使用します。
実際に仮想マシンをNeo4jサーバとして活用してみましょう
そのためには、最低限以下の手順を行う必要があります。
 受信セキュリティ規則にHTTPサービス(80番)などを追加
 パブリックIPアドレスの固定化

22
 受信セキュリティ規則にHTTPサービス(80番)を追加
受信セキュリティ規則を変更していきます。
仮想マシンの概要内のネットワークインターフェースの中から、該当のインター
フェースを選択します。

23
続いて、表示されたネット
ワークインターフェースの概
要の中からネットワークセ
キュリティグループを選択し、
該当のセキュリティグループ

24
 受信セキュリティ規則にHTTPサービス(80)などを追加
表示された項目の中から「受信
セキュリティ規則」を選択する
と、設定されている規則が表示
されます。
ここで、上部の「追加」をク
リックします。

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表示された入力画面に設定内容を入力していきま
す。今回はHTTP用の80番ポートを開放していま
す。
受信セキュリティ規則の名称を入力し、サービス
の中から、HTTPを選択します。
優先度は、数値が小さいほど優先して処理が行わ
れるようになります。デフォルト値でも問題はあ
りません。
この追加作業を、以下のポートに対して行います。
・80番 (HTTP)
・443番 (HTTPS)
・7473番 (Neo4j)
・7474番 (Neo4j)
・7687番 (Bolt)

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起動する度にパブリックIPアドレスが変更されてしまうことを防ぐには、パブリック
IPアドレスの割り当てを「動的」から「静的」に変更します。
仮想マシンの概要からパブリックIP
アドレスを選択します。

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表示された概要の中から、構成
その後、割り当ての項目を「動
的」から「静的」に変更します。
これにより、仮想マシンを停止
し、再起動してもパブリックIP
アドレスの割り当てが変わりま
せん。

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作成した仮想マシンへのSSH接続 (TeraTarmの場合)
TeraTarmを起動し、「Host」の項目に仮
想マシンのパブリックIPアドレスを入力、
OKをクリックします。
承認画面が表示される場合がありますが、
「continue」クリックします。

29
作成した仮想マシンへのSSH接続 (TeraTarmの場合)
表示されたログイン画面にユーザー
名とパスワードを入力し、「OK」
をクリックします。

最後に
30
もっとAzureについて知りたい
以下のブログを参考にしましょう。 http://azure.sios.jp/
Googleで「Azure OSS」
で検索
私たちがAzureでのOSS運用
に関して、それぞれの得意分
野で記事を書いています。
今回のハンズオンで扱った内
容と同様な内容の記事もある
ので、ぜひ閲覧してみてくだ
さい。
参考記事
Azureの仮想マシン(CentOS)に
WordPressを構築してみる
Azureに仮想マシン(CentOS)を構築
する

Neo4jハンズオン仮想マシン作成資料

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