SlideShare a Scribd company logo
Submit Search
Upload
Login
Signup
テストアプローチにデータ分析を使おう
Report
Sayaka Nakano
Follow
ソフトウェアテストエンジニア
Dec. 20, 2012
•
0 likes
•
4,161 views
1
of
44
テストアプローチにデータ分析を使おう
Dec. 20, 2012
•
0 likes
•
4,161 views
Report
WACATE2012冬の資料です。
Sayaka Nakano
Follow
ソフトウェアテストエンジニア
Recommended
LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation
Yasuharu Nishi
36.3K views
•
90 slides
テスト分析・設計を体感しよう ~マインドマップを活用してテスト観点を発想しよう
Akira Ikeda
9K views
•
50 slides
品質を加速させるために、テスターを増やす前から考えるべきQMファンネルの話(3D版)
Yasuharu Nishi
18.2K views
•
17 slides
ソフトウェア開発工程とテスト入門
tadaaki hayashi
17.2K views
•
41 slides
Software Frontloading and QA
Yasuharu Nishi
7.2K views
•
70 slides
テスト分析.pptx
kauji0522
628 views
•
24 slides
More Related Content
What's hot
自動テストの誤解とアンチパターン in 楽天 Tech Talk
kyon mm
31.6K views
•
70 slides
What should you shift left
Yasuharu Nishi
1.5K views
•
27 slides
QAアーキテクチャの設計による説明責任の高いテスト・品質保証
Yasuharu Nishi
24.7K views
•
95 slides
ソフトウェアテストことはじめ2016年ver
Kosuke Fujisawa
19.7K views
•
58 slides
テスト観点に基づくテスト開発方法論VSTePの概要
Yasuharu Nishi
9.5K views
•
69 slides
LIFULLでは新卒エンジニアに 丸一日のテスト研修を行なっている
LIFULL Co., Ltd.
1.9K views
•
40 slides
What's hot
(20)
自動テストの誤解とアンチパターン in 楽天 Tech Talk
kyon mm
•
31.6K views
What should you shift left
Yasuharu Nishi
•
1.5K views
QAアーキテクチャの設計による説明責任の高いテスト・品質保証
Yasuharu Nishi
•
24.7K views
ソフトウェアテストことはじめ2016年ver
Kosuke Fujisawa
•
19.7K views
テスト観点に基づくテスト開発方法論VSTePの概要
Yasuharu Nishi
•
9.5K views
LIFULLでは新卒エンジニアに 丸一日のテスト研修を行なっている
LIFULL Co., Ltd.
•
1.9K views
1時間で分かるSTA (Software Test Automation) #stac2014
Kazuhiro Suzuki
•
175.5K views
パターン QA to AQ: 伝統的品質保証(Quality Assurance)からアジャイル品質(Agile Quality)へ
Hironori Washizaki
•
3.1K views
ソフトハウスの品質保証のウソホント
Yasuharu Nishi
•
5.8K views
概説 テスト分析
崇 山﨑
•
31.6K views
探索的テストはじめの一歩 #wacate
Toshiyuki Kawanishi
•
14K views
テスト計画セッション
Tomoaki Fukura
•
14.8K views
テストプロセス改善モデルの最新動向
崇 山﨑
•
6.7K views
LINE Developer Meetup in Tokyo #39 Presentation (modified)
Yasuharu Nishi
•
5.3K views
What is quality engineer? Is it something tasty?
Yasuharu Nishi
•
3.2K views
あじゃいる時代の品質保証 ~DevSQAの提案~
Hiroaki Matsunaga
•
10.5K views
60分でわかった気になるISO29119 #wacate
Kinji Akemine
•
19.4K views
テスト自動化のパターンと実践
Hiroshi Maekawa
•
26K views
テストを分類してみよう!
Kenji Okumura
•
28.9K views
車載ソフトウェアの品質保証のこれから
Yasuharu Nishi
•
2.6K views
Viewers also liked
そのテスト、再考 #wacate2013s
Sayaka Nakano
761 views
•
12 slides
クリアな履歴とコードために -Git 入門編-
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
1.3K views
•
33 slides
Wacate2013w 伝えるために出来るコト
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
3K views
•
35 slides
プラクティス体験ゲーム ルールブック
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
1.2K views
•
1 slide
仕事で使えるインドネシア語
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
6.3K views
•
10 slides
テストクエスト
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
1.7K views
•
23 slides
Viewers also liked
(20)
そのテスト、再考 #wacate2013s
Sayaka Nakano
•
761 views
クリアな履歴とコードために -Git 入門編-
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
1.3K views
Wacate2013w 伝えるために出来るコト
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
3K views
プラクティス体験ゲーム ルールブック
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
1.2K views
仕事で使えるインドネシア語
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
6.3K views
テストクエスト
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
1.7K views
顧客を満足させ続けるプラクティスについて
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
2.4K views
仕事だけじゃない力を
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
1.6K views
しくみ化、ふせん化、みせる化
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
1K views
メンテナンスしやすいと思っているInterface dataの作り方
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
882 views
Prezentation boot camp #01
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
1.7K views
より素敵なスライドを迎えよう
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
22.2K views
お絵描きコミュニケーション
Sayaka Nakano
•
1.5K views
一段深い心で人と関わろう
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
2.5K views
TOCfEを職場で使って思ったこと
Asuka (飛鳥) Kamijo (上條)
•
1.9K views
Wacate2015summer_report
Kosuke Fujisawa
•
5.4K views
Testing processqualifylevel 2009
Shinsuke Matsuki
•
601 views
はじめよう!レビューのいろは
scarletplover
•
4.1K views
TOCfEちゃんと考えるから4つのなぜへ
正 竹中
•
4.8K views
幅広なテスト分析ができるようになろう
scarletplover
•
4.1K views
Similar to テストアプローチにデータ分析を使おう
組み合わせテストの設計(PictMaster勉強会) 2008年7月17日
Keizo Tatsumi
3.7K views
•
39 slides
R言語による アソシエーション分析-組合せ・事象の規則を解明する-(第5回R勉強会@東京)
Koichi Hamada
27.7K views
•
87 slides
ソーシャルデザインパターン -評判と情報収集-
Koichi Hamada
2.8K views
•
73 slides
Mahout JP - #TokyoWebmining 11th #MahoutJP
Koichi Hamada
2.9K views
•
67 slides
早稲田・鷲崎-ゴール指向の測定によるソフトウェア品質評価と改善の実践的取組み(三つのコツ、三つの事例)-2015年2月19日
Hironori Washizaki
3.1K views
•
29 slides
Padocview anonimous2
Masato Nakai
1K views
•
53 slides
Similar to テストアプローチにデータ分析を使おう
(20)
組み合わせテストの設計(PictMaster勉強会) 2008年7月17日
Keizo Tatsumi
•
3.7K views
R言語による アソシエーション分析-組合せ・事象の規則を解明する-(第5回R勉強会@東京)
Koichi Hamada
•
27.7K views
ソーシャルデザインパターン -評判と情報収集-
Koichi Hamada
•
2.8K views
Mahout JP - #TokyoWebmining 11th #MahoutJP
Koichi Hamada
•
2.9K views
早稲田・鷲崎-ゴール指向の測定によるソフトウェア品質評価と改善の実践的取組み(三つのコツ、三つの事例)-2015年2月19日
Hironori Washizaki
•
3.1K views
Padocview anonimous2
Masato Nakai
•
1K views
Mahout Canopy Clustering - #TokyoWebmining 9
Koichi Hamada
•
10.5K views
ベイジアンネットとレコメンデーション -第5回データマイニング+WEB勉強会@東京
Koichi Hamada
•
23.5K views
Session4:「先進ビッグデータ応用を支える機械学習に求められる新技術」/比戸将平
Preferred Networks
•
7.4K views
ビッグデータ活用支援フォーラム
Recruit Technologies
•
3.4K views
Oracle Advanced Analytics 概要
オラクルエンジニア通信
•
3.6K views
時系列解析の使い方 - TokyoWebMining #17
horihorio
•
11.6K views
presentation for padoc
Masato Nakai
•
1K views
ビッグデータ&データマネジメント展
Recruit Technologies
•
6.5K views
tut_pfi_2012
Preferred Networks
•
3.7K views
「R言語による Random Forest 徹底入門 -集団学習による分類・予測-」 - #TokyoR #11
Koichi Hamada
•
25K views
Large Scale Data Mining of the Mobage Service - #PRMU 2011 #Mahout #Hadoop
Koichi Hamada
•
9.4K views
Qua s tom-メトリクスによるソフトウェアの品質把握と改善
Hironori Washizaki
•
4.7K views
Hadoopカンファレンス2013
Recruit Technologies
•
8.3K views
機械学習デザインパターン Machine Learning Design Patterns
Hironori Washizaki
•
2.2K views
テストアプローチにデータ分析を使おう
1.
テストアプローチにデータ分析を使おう
WACATE実行委員会 なかのさやか スーパーアドバイザー 小池利和様(ヤマハ(株)) 2012/12/15 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
2.
このセッションの目的 • テストアプローチを考える • データ分析(結果)に触れる •
テストチームが主体となってできることを 考える Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
3.
このセッションの対象者 • テストアプローチ(計画)にまだあまり携
わっていない人 • テストアプローチに悩んでる人 • データを取ってるだけの人 • データと聞くと数字を連想して毛嫌いする 人 • データ分析と聞くと統計学とか数式とかを 連想して毛嫌いする人 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
4.
このセッションの流れ • テストアプローチのお話 • データ分析のお話 •
ワークをやってみよう – 個人ワーク – グループワーク • 発表(2グループくらい) Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
5.
テストアプローチ Copyright (C) 2012
WACATE All rights reserved
6.
テストアプローチ? • JSTQB FLシラバスより
5.2.6 テスト戦略、テストアプローチ(K2) テストアプローチは、特定のプロジェクトにおいてテス ト戦略を実装することである。 代表的なアプローチとして、以下のものがある。 – 緊急度や重要度などを考慮したリスクベースドテスト のような分析的アプローチ – 故障率や使用性などの統計情報を基にするモデルベー スアプローチ – エラー推測や品質特性を基にする方法論的アプローチ など、JSTQB FLシラバスには7種類があげられている Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
7.
テストアプローチ? • みなさんに質問 • テストアプローチといったこと、やってま
す? – 私がやってる – 誰かがやってるらしい – やってない – やってるかどうかわからない – なにそれ、おいしいの? Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
8.
テストアプローチ? • いつやるの? • だれがやるの? •
なぜやるの? Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
9.
テストアプローチ? 「テスト」といえば・・・? アドホックテスト、探索的テスト、ブラックボックステスト、境界値テスト、状態遷移テスト、ランダムテスト、 モデルベースドテスト、ホワイトボックステスト、制御フローテスト、データフローテスト、トランザクションテ スト、コールフローテスト、エラー推測テスト、ミューテーションテスト、ローカライゼーションテスト、ユーザ 環境シミュレーションテスト、整合性確認テスト、オブジェクト指向テスト、GUIテスト、データベーステスト、 プロトコル適格性テスト、コンテンツテスト、ユーザインターフェーステスト、コンポーネントレベルテスト、ナ ビゲーションテスト、後世テスト、セキュリティテスト、パフォーマンステスト、実時間のテスト、タスクテスト、 動作テスト、タスク間テスト、システムテスト、リスクベースドテスト、アイソレーションテスト、アークテスト、 アクションワード駆動テスト、アクセシビリティテスト、アジャイルテスト、アドホックテスト、アルゴリズムテ スト、アルファテスト、安全性テスト、移植性テスト、インクリメンタルテスト、インテークテスト、受け入れテ スト、運用受け入れテスト、運用テスト、運用プロファイルテスト、N スイッチテスト、LCSAJ テスト、回帰テ スト、開発テスト、回復性テスト、回復テスト、改良条件判定テスト、改良複合条件テスト、拡張性テスト、確認 テスト、完全テスト、規程テスト、機能性テスト、機能テスト、基本比較テスト、キーワード駆動テスト、グラス ボックステスト、クリアボックステスト、構成テスト、構造テスト、構造ベースドテスト、合目的性テスト、効率 性テスト、互換性テスト、コードベースドテスト、コンフィデンステスト、コンポーネントテスト、コンポーネン ト統合テスト、サイト受け入れテスト、サニティテスト、資源効率性テスト、システム統合テスト、小規模統合テ スト、条件組合せテスト、条件テスト、条件判定テスト、使用性テスト、仕様ベースドテスト、シンタックステス ト、構文テスト、信頼性テスト、スクリプトテスト、ステートメントテスト、ストレージテスト、ストレステスト、 スモークテスト、スレッドテスト、正確性テスト、静的テスト、性能テスト、製品受け入れテスト、設置性テスト、 全数テスト、相互運用性テスト、大規模統合テスト、ダーティテスト、チェックリストベースドテスト、直交表テ スト、適合テスト、デザインベースドテスト、デシジョンテスト、デシジョンテーブルテスト、統計的テスト、統 合テスト、動的テスト、ドキュメンテーションテスト、トップダウンテスト、パステスト、パーティションテスト、 判定条件テスト、ビジネスプロセスベースドテスト、否定テスト、標準適合性テスト、標準テスト、フィールドテ スト、複合条件テスト、ブランチコンデション組合せテスト、ブランチテスト、プログラムテスト、プロセスサイ クルテスト、ベータテスト、ベンチマークテスト、保守性テスト、ボトムアップテスト、ボリュームテスト、モ ジュールテスト、モンキーテスト、有限状態テスト、ユーザシナリオテスト、ユーザテスト、ユースケーステスト、 ユニットテスト、要件ベースドテスト、予備テスト、リンクテスト、ロードテスト、ロバストネステスト、論理カ バレッジテスト、論理駆動テスト、
ソフトウェアテスト、、、 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
10.
Copyright (C) 2012
WACATE All rights reserved
11.
テストアプローチ • 「☆▼テスト」というだけでもこんなにあ
る • テストをするとき、これ、全部やります? • やらないですよね? Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
12.
テストアプローチ • なんのテストをやろうか • どんな風にテストをやろうか •
どのくらいの工数が必要か • どんなリスクが潜んでいるだろうか • どうやって欠陥を見つけようか • 効果的に欠陥を検出するにはどうするか • 必ずやっておかなければならないのは何か などなど。。。 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
13.
テストアプローチ • JSTQBのシラバスでは(参考) テストアプローチは、テスト計画とテスト設計の中で定
義され、改良される。これには、一般的に(テスト)プロ ジェクトのゴールとリスクアセスメントに基づく決定を 盛り込む。それは、テストプロセスの計画、テスト設計 技法の選択とテストタイプの適用、開始・終了基準の定 義などを行うための出発点である。 • ISTQBシラバス準拠 ソフトウェアテストの基礎 では(参考) テストアプローチあるいはテスト戦略の選択は、テスト 作業の成功と、テスト計画と見積もりの正確性の要素の1 つです。 ケースバイケースで、最も意味があるテストアプローチ を採用して、そのアプローチを各自で利用したり変更し たりするしかありません。 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
14.
テストアプローチ •
現場の仕事がバリバリ進む ソフトウェアテスト手法 では(参考) – 2-4-7 アプローチ アプローチは非常に重要です。ここに書くことは、 2.4.3項「はじめに」で書いたテストの方向性、つまりテ スト戦略を具現化するためのテストの方法を記載す るからです。 • テストの概要(どんな種類のテストを誰がいつ実施 するのか) • テストツール導入に関して • テストリリース方法(構成管理) ・・・など Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
15.
テストアプローチ
スケジュール テストしない テストベース 弱点 テスト範囲 テスト対象 テストタイプ リスク テスト観点 テストレベル テストツール テストする テスト環境 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
16.
テストアプローチ • 一次開発、二次開発、と開発をするとき、
同じ開発者の場合は同様の傾向を示すので、 一次開発の傾向を二次開発のインプットと することが有効 – 欠陥の偏在 – 同様のミス – 思いこみ ・・・など Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
17.
Copyright (C) 2012
WACATE All rights reserved
18.
データ分析 Copyright (C) 2012
WACATE All rights reserved
19.
データ分析? • 数字読むの? • 数式がよくわからない、難しい •
パラメータとか基準値とか・・・ねぇ? • 数学、苦手なのよねぇ Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
20.
データ分析? • 見積り・予測ができる • 裏付けが取れる •
裏付けを基に適切な対策を打てる • 同じ開発者/チームで行う場合、一次開発と二次開発は 同様の傾向を示すことが知られています • 客観的事実を示せる • データ/メトリクスによって明らかになるこ とがある Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
21.
データ分析? プロジェクトの 背景
データ収集 データ分析 データ 結果 データ 結果 の収集 分析 プロジェクトの 成果物 データ分 テスト戦略で定 析結果か 現場へ められたメトリク ら傾向を ス 次のメト のヒア 読みとる リクスの リング 設定 データから読み解 事実 く傾向想定リスト テストアプローチ 内容 改善点 の設定 想定と 次のテス 事実とのつき合 事実の トのアプ わせ結果 つき合 ローチ検 わせ 討 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
22.
データ分析からのテストアプローチ • 数字を読んだり、数式を理解したり、とい
う難しいことは得意な人orツールにとりあ えずお任せ! • グラフとか表とかに既に加工されたものを 見てみよう • 何か傾向とか特徴とかでてない? Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
23.
Copyright (C) 2012
WACATE All rights reserved
24.
ワークをやろう Copyright (C) 2012
WACATE All rights reserved
25.
個人ワークとグループワーク 個人ワークとグループワークをやります。 個人ワークでは、これから説明するプロジェクトの新 規開発のテスト結果を表したグラフについて、みなさ んだったら何を読みとるかを考えていただきます。 その後、個人ワークで読んでいただいたテスト結果に 対して、別のチームが分析/ヒアリングした資料を配 布します。 グループワークでは後から配布する資料を基に、総合 評価と第2次開発のテストではどんなアプローチをす るかを考えてください。 最後にどこかのグループに発表していただきます。
Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
26.
ワークの範囲 プロジェクトの
個人ワーク 背景 データ収集 データ分析 データ 結果 データ 結果 の収集 分析 プロジェクトの 成果物 データ分 テスト戦略で定 析結果か 現場へ められたメトリク ら傾向を ス 次のメト のヒア 読みとる リクスの リング 設定 データから読み解 グループワーク く傾向想定リスト 事実 テストアプローチ 改善点 内容 の設定 想定と 次のテス 事実とのつき合 事実の トのアプ わせ結果 つき合 ロ―チ検 わせ 討 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
27.
プロジェクト背景
配布資料 この夏、WACATE Corporationのなんでも開発部で新規 開発がありました。前例プロジェクトのない、初の開発で した。 この冬、第2次開発をすることになりました。 でも、新規開発に対してリリース後の問合せが多発し、欠 陥と判断されたものも多数ありました。そこで、第2次開 発をするにあたり、Y本部長から「テストを強化しろ」と いうお達しがありました。 お達しを受けたなんでも開発部のO部長は、同じ事業部内 のなんでもテスト部のS部長に第2次開発におけるシステ ムテストを依頼しました。依頼を受けたS部長は、O部長 から新規開発時のテストの状況を知るために、テスト結果 報告書の提供をしてもらい、第2次開発の参考にすること にしました。 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
28.
なんとか開発部(デスマ中)
WACATE Corp. なんでも開発事業本部 K部長 Y 本部長 G課長 B課長 配布資料 なんだって開発部 なんだってテスト部 O 部長 新規開発をした S 部長 チーム U 課長 I 課長 A 課長 若手太郎・・・他 三浦鮪・・・他 三崎伽哩 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
29.
個人ワークをやろう Copyright (C) 2012
WACATE All rights reserved
30.
個人ワークのお題
配布資料 O部長はS部長からお願いされたとおり、新規開発時のテスト結果 報告を開発を担当したI課長から受取り、S部長に提出しました。 S部長「三崎さん、例の開発のテスト結果報告もらったから、 ちょっとこれ、見てくれる?」 三崎伽哩「はぁーい」 S部長「これ見た結果を、あとで報告よろしく。あ、そうそうこの 後やまさき本部長と出かけなきゃならないから、まとめておいて。 明日の朝の部長会で報告聞くよ。あ、そのときにはやまさき本部 長もいらっしゃるから、そのつもりで(。・人・。)オ・ネ・ガ・イ」 と、伽哩ちゃんはいつもにこにこ優しいS部長のお願いを受け取り ました。 みなさんはこの伽哩ちゃんの立場となってください。 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
31.
個人ワーク
配布資料 • 配布物 – 開発部のテスト実施報告書 • やること – 報告書にある各グラフで、気になるところに印 をつけてみましょう。 – 時間は10分です。 – 全部を見切るのは難しい人は、2つか3つに絞り ましょう。 – 余裕がある人はどう気になったかメモもつけま しょう Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
32.
準備はいいですか?
Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
33.
ワーク中
Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
34.
グループワークをやろう Copyright (C) 2012
WACATE All rights reserved
35.
グループワークのお題
配布資料 三崎伽哩「5辛・・・かなぁ。もうちょっと言ってもいいかなぁ。 本部長がいらっしゃるところで報告することになるんだし、次の テストはこっち(テスト部)がやることになるんだし、テスト動 きやすくしたいなぁ。若手先輩だったらどうするかなぁ。。。」 数時間後、テスト部のみなさんのところに伽哩ちゃんからミー ティングリクエストが届きました。 三崎伽哩「例の開発のテスト結果報告を分析して、ダサいところ は直接聞いてきました。次の開発ではシステムテストはこちら (テスト部)でやることになりますので、開発部のテスト実施結 果に対する評価と、我々のシステムテストをどうするかを、相談 させてください。なお、会議室の予約の関係上40分しか時間がと れませんでした。」 というワケで、各グループが伽哩ちゃんからミーティングリクエ ストを受け取ったテスト部メンバーとなって、ワークをしてくだ さい。 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
36.
グループワーク
配布資料 • 配布物 – テスト部によるテスト実施報告の調査書 • やること – テスト実施報告の調査書に評価の☆をつける – ☆をつけた理由を、調査内容を基に作成 – 第2次開発のテストに向けてのアプローチの検 討 • つかうもの – 各テーブルにある模造紙 Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
37.
模造紙に書くこと
配布資料 • 評価チーム名またはチームメンバーの名前 • ☆の数(最高3つ) • ☆の数の理由 • 評価内容 • 次期テストにおける改善点 – テストアプローチにつながることがベスト!! 注:スケジュールやメンバーのレベルなどで変わる優先度は、 考慮しなくて良いです。テストアプローチとして考え得る ことを出しましょう Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
38.
準備はいいですか?
Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
39.
ワーク中
Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
40.
他のグループはどうなった? • 2~3班に発表していただきます • 発表したい班は挙手!!! •
後ろに待機されてるゲストの方から講評が いただけるかも!? Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
41.
注意! • 今回紹介したものがすべてじゃない • 今回紹介したものがどんな現場にも通用す
るわけではない • データ分析ですべてがわかるわけではない • データ分析からわかったことが絶対ではな い Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
42.
データ分析、もっと知りたい? (ソフトウェア品質技術者のための)データ分析勉強会 日時:2012/12/22
主催:小池様(ヤマハ(株)) JUSE-SQiP特別講演会 データ指向の ソフトウェアマネジメント 日時:2013/2/25 講演:野中先生(東洋大学) 事例発表:小池様(ヤマハ(株)) SQiP研究会 メトリクス演習コース(来期に新設予定?) 主査:小池様(ヤマハ(株)) Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved
43.
参考書籍 •
データ指向のソフトウェア品質マネジメント メトリクス分析による「事実にもとづく管理」の実践 • 定量的品質予測のススメ ITシステム開発における品質予測の実践的アプローチ • 続 定量的品質予測のススメ ITシステム開発における定量的品質管理の導入ノウハウと上流工程へのアプローチ • 演習で学ぶソフトウェアメトリクスの基礎 【ソフトウェアの測定と見積もりの正しい作法】 • 初めて学ぶソフトウェアメトリクス 【プロジェクト見積もりのためのデータの導き方】 • ソフトウェア品質保証の考え方と実際 オープン化時代に向けての体系的アプローチ • JSTQB FLシラバス ver.2011.J01 • JSTQB ALシラバス ver.2007.J03 • ISTQBシラバス準拠 ソフトウェアテストの基礎 • ソフトウェア・テスト PRESS Vol.9 • ソフトウェア品質知識体系ガイド-SQuBOK Guide- • 2012-2013 データ白書 • 現場の仕事がバリバリ進む ソフトウェアテスト手法 • ステップアップのためのソフトウェアテスト実践ガイド Copyright (C) 2012 WACATE All rights reserved