MOT大阪校「ビジネスモデル・ジェネレーション」講義資料

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2014年8月2日に実施したMOTスクール大阪校での講義の資料です。

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MOT大阪校「ビジネスモデル・ジェネレーション」講義資料

  1. 1. ビジネスモデル・ジェネレーション 2014/8/2 株式会社ブルームコンセプト 小山龍介
  2. 2. 自己紹介 【これまで】 –  京都大学 文学部哲学科美学美術史専攻 –  株式会社東急エージェンシー –  サンダーバード国際経営大学院MBA –  松竹株式会社 •  歌舞伎をテーマにした新規事業開発 •  松竹芸能で事業開発室長としてお笑いの動画配信展開 【現在】 –  商品開発・新規事業コンサルティング –  名古屋商科大学大学院ビジネススクール 客員教授 –  一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会 代表理事 2014/08/02 Ryusuke Koyama 2
  3. 3. 2014/08/02 Ryusuke Koyama 3
  4. 4. 2014/08/02 Ryusuke Koyama 4
  5. 5. 2014/08/02 Ryusuke Koyama 5
  6. 6. イノベーションの歴史と進化 2014/08/02 Ryusuke Koyama 6
  7. 7. T型フォードのプロセス・イノベーション 2014/08/02 Ryusuke Koyama 7
  8. 8. ウォークマンのプロダクト・イノベーション 2014/08/02 Ryusuke Koyama 8
  9. 9. iPodによるビジネスモデル・イノベーション 2014/08/02 Ryusuke Koyama 9
  10. 10. マネジメントの領域 2014/08/02 サプライ チェーン マネジメント マーケティング マネジメント ファイナンス マネジメント ヒューマン リソース マネジメント インテグレー ション マネジメント Ryusuke Koyama 10
  11. 11. ふたつの問題 •  各要素が相互依存 •  細かく分解できずに、 全体の調和が必要 2014/08/02 ルービックキューブ型 『U理論入門』より •  各要素が独立 •  細かく分解、役割分 担すれば解決する ジグソーパズル型 Ryusuke Koyama 11
  12. 12. 今日の構成 1.  ビジネス全体の構造を捉える 2.  ビジネスモデルに イノベーションを起こす 2014/08/02 Ryusuke Koyama 12
  13. 13. ビジネス全体の構造を捉える 2014/08/02 Ryusuke Koyama 13
  14. 14. ビジネスモデルとは どのように価値を創造し 顧客に届けるかを 論理的かつ構造的に 記述したもの 2014/08/02 Ryusuke Koyama 14
  15. 15. 現象は構造とセットで考える 構造 現象 なんだか流行ってるね 若者に大人気! 感じが良いね また行きたくなる 2014/08/02 Ryusuke Koyama 15
  16. 16. 構造を表現するビジネスモデルキャンバス KP パートナー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との関係 CS 顧客セグメント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 2014/08/02 Ryusuke Koyama 16
  17. 17. ビジネスの構造設計のためのツール 2014/08/02 Ryusuke Koyama 17
  18. 18. ビジネスの全体像をつかむための共通言語 KP! ! パートナー KA! ! 主要活動 VP! ! 価値提案 CR! ! 顧客との関係 CS! ! 顧客セグメント KR! ! リソース CH! ! チャネル C$! ! コスト構造 R$! ! 収益の流れ 2014/08/02 Ryusuke Koyama 18
  19. 19. KP パートナー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との関係 CS 顧客セグメント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$     収益の流れ 大黒柱 土台 玄関 ・ 応接間 台所 ・ 書斎 2014/08/02 縁側 縁側 Ryusuke Koyama 19
  20. 20. 1970∼80年代 古典的熱力学的モデル 2014/08/02 『知識創造経営のプリンシプル』(野中郁次郎、紺野登著) 外的環境変化 組織 (中核能力) 外的変化、学習対象(先行企業)からの学習、中核能力に 基づきそれを強化する組織学習(キャッチアップ) Ryusuke Koyama 20
  21. 21. 1990年代 自己組織化モデル 2014/08/02 『知識創造経営のプリンシプル』(野中郁次郎、紺野登著) 外的環境変化 組織 (自己組織化能力) 外的変化からのゆらぎと自己形成(持続的成長) Ryusuke Koyama 21
  22. 22. 2000年代 オートポイエシス+αモデル 2014/08/02 『知識創造経営のプリンシプル』(野中郁次郎、紺野登著) 環境 組織 環境(エコシステム)の中でのシステム間の知識創造:環 境を取り込んだ新しい世界観(モデル)の創出、学習から の逸脱 組織 組織 組織 組織組織 組織 組織 Ryusuke Koyama 22
  23. 23. コンビニエンスストア 2014/08/02 Ryusuke Koyama 23
  24. 24. コンビニエンスストア KP パートナー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との関係 CS 顧客セグメント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 学生 社会人 いつでも セルフ サービス 店舗 商品代金 1日3回 配送 POS システム 商品原価 物流コスト 店舗の在庫コスト 2014/08/02 小さな 敷地面積 どこでも 少人数 での運営 Ryusuke Koyama 24
  25. 25. 自社のビジネスモデルを 書いてみよう 2014/08/02 Ryusuke Koyama 25
  26. 26. Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ 顧客セグメント 価値を提供する先の対象 学生 社会人 主婦 高齢者 大企業 中小企業 メーカー 官公庁 2014/08/02 Ryusuke Koyama 26
  27. 27. Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ 価値提案 そのサービス・商品を選ぶ理由となる価値 快適な 移動手段 高い 安全性 優れた デザイン性 社会的 ステータス 美味しさ 健康 彩り セレブ感 2014/08/02 Ryusuke Koyama 27
  28. 28. Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ チャネル サービス・商品を知り、入手する経路 広告 営業 商談会 学会 店舗 通販 訪販 自販機 トレード ショー オーク ション クラウド ソーシング コール センター 2014/08/02 Ryusuke Koyama 28
  29. 29. Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ 顧客との関係 顧客との関係は長さx深さで表現する 売り切り 単発契約 リピート 長期契約 セルフ サービス 御用聞き 営業 カウン セリング コンサル ティング ブランド ロイヤル ティ 共創 関係 メンバー シップ コミュニ ティ運営 2014/08/02 Ryusuke Koyama 29
  30. 30. Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ 収益の流れ 収益の上がる名目を書き入れます 商品代金 使用料 購読料 会員費 リースレ ンタル代 ライ センス料 定額 料金 従量 課金 メンテナ ンス料 消耗品 費 ポイント 購入 プレミア 料金 2014/08/02 Ryusuke Koyama 30
  31. 31. Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ 主要活動 ビジネスモデルに不可欠な活動 仕入れ 製造 出荷 販売 研究 企画 開発 生産準備 経営管理 人事労務 財務管理 調達活動 2014/08/02 Ryusuke Koyama 31
  32. 32. Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ リソース ビジネスモデルに不可欠なリソース 店舗 工場 機材 物流網 特許 顧客情報 ブランド ノウハウ 営業部隊 研究者 経営陣 バイト 資金力 購買力 交渉力 人脈 2014/08/02 Ryusuke Koyama 32
  33. 33. Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ パートナー 自社にない活動・リソースを提供する 販売 代理店 大学の 研究所 製造 協力会社 物流 会社 2014/08/02 Ryusuke Koyama 33
  34. 34. Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ コスト構造 活動、リソースにかかるコスト 製造費 開発費 人件費 広告費 製造 原価率 研究開発 費比率 労働 分配率 広告費 比率 2014/08/02 Ryusuke Koyama 34
  35. 35. ビジネスモデル構築の4つのレベル 2014/08/02 Ryusuke Koyama 35
  36. 36. 要素の抽象度 2014/08/02 企業全体のビジネスモデル構造を 捉える 事業のビジネスモデル構造を捉える 事業のビジネスモデル構造を 事業のマネジメントに使う =具体的数値の記載 事業のビジネスモデル構造を 競合他社と比較・分析する =細かな競争優位性の記載 抽象的 具体的 Ryusuke Koyama 36
  37. 37. ビジネスモデルイノベーションを 起こす 2014/08/02 Ryusuke Koyama 37
  38. 38. お食事お届サービスセブンミール 2014/08/02 Ryusuke Koyama 38
  39. 39. セブンミール KP パートナー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との関係 CS 顧客セグメント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 学生 社会人 いつでも どこでも セルフ サービス 店舗 商品代金 1日3回 配送 POS システム 商品原価 物流コスト 高齢者 自宅で 受け取る 個別配送 宅配 配達業務 配達 スタッフ 配達機材 配達費 配達費をカ バーするだ けの収入 WWW 2014/08/02 Ryusuke Koyama 39
  40. 40. セブンミールの損益分岐点 2014/08/02 固定費 変動費 (40%) 売上 損益分岐点 (20,000円) ガソリン代ほか(2,000円) 人件費(10,000円) 売上高 金額 20,000円 700円=28件/日 Ryusuke Koyama 40
  41. 41. LAWSON MACHI cafe 2014/08/02 Ryusuke Koyama 41
  42. 42. 2014/08/02 Ryusuke Koyama 42
  43. 43. コンビニコーヒーとイートイン KP パートナー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との関係 CS 顧客セグメント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 学生 社会人 いつでも どこでも セルフ サービス 店舗 商品代金 1日3回 配送 POS システム 商品原価 物流コスト 2014/08/02 働く女性 美味しい コーヒー 手軽に食 事できる 機械設置 スペース 開発 手軽な食事 スペース 開発費 地代家賃 ついで 買い Ryusuke Koyama 43
  44. 44. イートインの損益分岐点 2014/08/02 固定費 変動費 (40%) 売上 損益分岐点 (約8,400円) 地代家賃(3,000円) 人件費(2,000円) 売上高 金額 8,400 500円=17人/日 Ryusuke Koyama 44
  45. 45. 異なるビジネスモデルの競合関係 セルフ式コーヒーファストフード イエカフェ ネスプレッソ マックカフェ コンビニエンスストア 2014/08/02 Ryusuke Koyama 45
  46. 46. コンビニコーヒーの原価 2014/08/02 アイスRカップ:33.46円 一杯あたりの豆:23.30円(15g計算) =56.76円! Ryusuke Koyama 46
  47. 47. 異なるビジネスモデルの競合関係 AppleAmazon Samsung Google 2014/08/02 Ryusuke Koyama 47
  48. 48. グループケーススタディ ヤマト運輸 2014/08/02 Ryusuke Koyama 48
  49. 49. 宅配便以前のヤマト運輸 KP KA VP CR CS KR CH C$ R$ 2014/08/02 法人 常設 配送所 正社員 高固定費 百貨店 集中集荷 個別配送 近距離 長距離 海上 通運 法人営業 長期契約国鉄 通運の売上不安定(スト問題) ボリュームディスカウント 手形支払い Ryusuke Koyama 49
  50. 50. なぜ個人の宅配便事業に参入したのか? •  顧客の要望により固定費が高騰(C$)。 •  季節変動が大きくリソースの無駄が多い(KR)。 •  国鉄(KP)のストの影響を受ける。 •  顧客との関係(CR)の中で、ボリュームディス カウントを求められる。 •  価格決定権がない(R$)。 •  手形支払いのため、資金繰りが難しい(R$)。 2014/08/02 Ryusuke Koyama 50
  51. 51. お題 •  クロネコヤマトのビジネスモデル キャンバスを作成してください。 •  作成するにあたり、 – 既存の要素→黄色のポストイット – 新しい要素→別の色のポストイット  で作成ください。 2014/08/02 Ryusuke Koyama 51
  52. 52. クロネコヤマト KP パートナー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との関係 CS 顧客セグメント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 個人 2014/08/02 個別集荷 個別配送 Ryusuke Koyama 52
  53. 53. ふたつの質問 •  参入に際して、もっとも大きなリス ク要因は何だったのでしょうか? •  なぜクロネコヤマトは一人勝ちを収 めたのでしょうか? 収益モデルの 観点から指摘してください。 2014/08/02 Ryusuke Koyama 53
  54. 54. 参入のリスクは? 2014/08/02 Ryusuke Koyama 54
  55. 55. クロネコヤマト KP パートナー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との関係 CS 顧客セグメント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 個人 2014/08/02 単発 セールス ドライバー 取りに来て くれる 速くて確実 高付加価値 個別集荷 個別配送 常設 配送所 正社員 高固定費 現金 定価 集荷コス ト Ryusuke Koyama 55
  56. 56. マンハッタンのUPS 2014/08/02 Ryusuke Koyama 56
  57. 57. 収益モデルの違い 2014/08/02 従来の運輸業界 宅配便事業 距離で稼ぐ 密度で稼ぐ Ryusuke Koyama 57
  58. 58. –  東京都中央区全域での一台一日あたりの集配個数 205個。 –  銀座1∼8丁目で21台が配属(1999年) 雑費(20万円) トラック一台あたりの利益 2014/08/02 固定費 変動費 売上 人件費(30万円) 売上高 金額 200個x30日=6,000個 1000円x6,000個 =600万円 一台あたりの個数 (集配密度)を増やすと 高収益になる Ryusuke Koyama 58
  59. 59. 距離から集配密度へ •  距離よりも一台あたりの集配密度が収益性を左右 2014/08/02 距離 個数 集配 密度 Ryusuke Koyama 59
  60. 60. なぜ一人勝ちを収めたのか? 2014/08/02 Ryusuke Koyama 60
  61. 61. 収益モデルの違い 2014/08/02 固定費 変動費 売上 売上高 金額 固定費 変動費 売上 売上高 金額 従来の運輸業界 宅配便事業 限界利益が低い 限界利益が高い Ryusuke Koyama 61
  62. 62. Amazonの取引継続がなぜ可能だったのか? 2014/08/02 固定費 変動費 売上 売上高 金額 固定費 変動費 売上 売上高 金額 競合他社 クロネコヤマト Ryusuke Koyama 62
  63. 63. コンサルティング会社のループ図 スキル 評判 プロジェ クト数 経験 プロジェクト あたりの時間数 プロジェ クトの質 同 スキルアップ 自己強化ループ 同 同 同 逆 同 同 時間制約の バランスループ 2014/08/02 Ryusuke Koyama 63
  64. 64. ヤマト運輸の自己強化ループ図 利益 付加 サービス 固定費 取扱高 参入 障壁 同 同 同 逆 同 2014/08/02 競合 他社 逆 Ryusuke Koyama 64
  65. 65. クロネコヤマト KP パートナー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との関係 CS 顧客セグメント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 個人 2014/08/02 単発 SD 手軽 速い 高付加価値 個別集荷 個別配送 常設 配送所 正社員 高固定費 現金 定価 集配密度 高い 限界利益 高収益 集荷コス ト Ryusuke Koyama 65
  66. 66. Amazonの自己強化ループ図 サプライヤー セレクション カスタマー トラフィック 同 同 同 同 2014/08/02 Ryusuke Koyama 66
  67. 67. Amazonの自己強化ループ Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ カスタ マー トラ フィック サプライ ヤー セレク ション 低価格 売上ボ リューム 売上あたりの 固定費比率 コスト ダウン セレクション 自己強化ループ コストダウン 自己強化ループ 2014/08/02 Ryusuke Koyama 67
  68. 68. 楽天の自己強化ループ Key Partners! パートナー Key! Activities! 主要活動 Value! Propositio ns! 価値提案 Customer! Relations hips! 顧客との関 係 Custome r! Segment s! 顧客セグ メント Key! Resourc es! リソース Channels! チャネル Cost Structure! コスト構造 Revenue Streams! 収益の流れ カスタ マー トラ フィック サプライ ヤー セレク ション ポイント プロモー ション費 カード 会員 リピート 購入 会員獲得 自己強化ループ 2014/08/02 Ryusuke Koyama 68
  69. 69. イノベーションのプロセス 2014/08/02 Ryusuke Koyama 69
  70. 70. 想定外想定内 インパクト イノベーション イノベーションを生み出すためのアプローチ サイエンス思考 アート思考 2014/08/02 Ryusuke Koyama 70
  71. 71. 想定外想定内 想定外の要素がもたらすイノベーション 2014/08/02 イノベーション Ryusuke Koyama 71
  72. 72. → 構造化 想定外の要素の 投げ入れ 再構造化 → イノベーションを生み出す3つのプロセス 2014/08/02 守 破 離 Ryusuke Koyama 72
  73. 73. QBハウスのイノベーション 2014/08/02 Ryusuke Koyama 73
  74. 74. 創業者 小西國義 •  青山学院大学卒業後、昭和電工、総合 商社勤務を経て、医療関連ビジネスを 創業。 •  営業で全国を飛び回る中で10分10 00円のヘアカット専門店というビジ ネスを思いつき、QBハウスを創業。 2014/08/02 Ryusuke Koyama 74
  75. 75. 私は業界のルールに縛られることなく、むし ろ人がやることと正反対のことばかりやって きました。サービス内容も、料金体系も、FC 展開も、すべて業界の常識に反することです。 貴重な時間を節約したいと考える方は、QB ハウスにお見えになる。時間をかけてサービ スをしてもらいたい方は、従来型の理美容店 に行く。ですから、私はQBハウスを時間節 約産業と位置付けています。 2014/08/02 破 離 Ryusuke Koyama 75
  76. 76. 自社のビジネスモデルに イノベーションを起こそう 2014/08/02 Ryusuke Koyama 76
  77. 77. イノベーションの震源地 •  イノベーションを起こす起点を決め、他のブロックに波及させる 2014/08/02 Ryusuke Koyama 77
  78. 78. 継続的収益を実現した ビジネスモデル・イノベーション 2014/08/02 Ryusuke Koyama 78
  79. 79. コマツ KP パートナ ー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との 関係 CS 顧客セグ メント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 2014/08/02 建設会社 質の高い 建設機械 売り切り 販売 代理店 開発 製造 販売 知財 ブランド 製造費 商品代金 Ryusuke Koyama 79
  80. 80. KOMTRAX •  世界70カ国、26万台に設置(2012年3月末) 2014/08/02 Ryusuke Koyama 80
  81. 81. 2014/08/02 Ryusuke Koyama 81
  82. 82. KOMTRAX導入後のコマツ KP パートナ ー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との 関係 CS 顧客セグ メント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 2014/08/02 建設会社 盗難防止 (盗難保険料低下) KOMTR AX設置 迅速な メンテナンス メンテナ ンス 稼働情報 正確な 稼働管理 カイゼン 需要予測 製造費 KOMTR AX設置費 商品代金 メンテナ ンス代金 直接 継続的関係 (コマツでない と困る) メンテナ ンス費 Ryusuke Koyama 82
  83. 83. GE 航空エンジン事業 KP パートナ ー KA 主要活動 開発 製造 販売 VP 価値提案 品質の高い航空 エンジン CR 顧客との 関係 売り切り CS 顧客セグ メント 航空会社 KR リソース ブランド 知的財産 CH チャネル 法人営業 C$ コスト構造 製造費 R$ 収益の流れ 販売代金 2014/08/02 リース契約 安定した 稼働 予防保全 メンテナン ス費 稼働時間に 対する課金 リスク低減 Ryusuke Koyama 83
  84. 84. 異なる顧客を出会わせる マルチサイドプラットフォーム 2014/08/02 Ryusuke Koyama 84
  85. 85. マルチサイドプラットフォーム:Google 2014/08/02 Ryusuke Koyama 85
  86. 86. プラットフォームビジネスとしてのEnet •  各行のサービス・メニューを提供できるATM –  共同ATMは、ユーザーの利便性が高く、コンビニにとってもメリットが高い。 –  銀行も、ATMを通じて各行オリジナルのサービスをお客様に訴求できる。 •  インフラ提供に特化し中立性、オープン性を保つ –  自らが金融サービスを提供しない –  多くの金融機関に参加してもらうために、自由に参加できるオープン性を保つ。 2014/08/02 Ryusuke Koyama 86
  87. 87. Enet KP パートナ ー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との 関係 CS 顧客セグ メント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 2014/08/02 ユーザー 銀行 コンビニ どの銀行 も使える 低コスト でATM網 構築 集客効果 参加 銀行数 参加 コンビニ数 手数料 Ryusuke Koyama 87
  88. 88. プラットフォームの3つの条件 1.  顧客間の共創関係 –  複数の顧客をマッチングすることで価値を生み出す –  顧客が増えるたびに価値が高まるネットワークの外部 性がある 2.  規模の経済によるコストダウン –  顧客の主要活動・リソースの一部を束ねる –  一社では実現できない規模が可能になる 3.  新陳代謝による質の維持 –  新陳代謝の生まれるオープン性がある –  評価基準や競争により、品質の低いものが淘汰され る、中立で公正な仕組みがある 2014/08/02 Ryusuke Koyama 88
  89. 89. 無料や低価格で顧客を囲い込む エサと釣り針モデル 2014/08/02 Ryusuke Koyama 89
  90. 90. ネスプレッソ 2014/08/02 KP パートナ ー KA 主要活動 VP 価値提案 CR 顧客との 関係 CS 顧客セグ メント KR リソース CH チャネル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ 家庭 小売店 マシン代 メーカー 直販 カプセル代 カプセル 製造 カプセル 特許 カプセル 工場 ブランド ブティック カプセル 製造費 マーケティ ング費 高品質の エスプ レッソを 家庭や オフィス で オフィス 継続的関係 Ryusuke Koyama 90
  91. 91. 事業のイノベーション 3つの方向性 1. 継続的収益を上げる仕組み 2. マルチサイドプラットフォーム化 3. エサと釣り針モデル 2014/08/02 Ryusuke Koyama 91
  92. 92. 事業のイノベーション 3つの評価軸 1.  新奇性 2.  自己強化ループによる 持続的な競争優位性がある 3.  収益性が担保されている 2014/08/02 Ryusuke Koyama 92
  93. 93. 検証プロセス 2014/08/02 Ryusuke Koyama 93
  94. 94. 導入のメリット 2014/08/02 Ryusuke Koyama 94
  95. 95. KP KA VP CR CS KR CH C$ R$ チーム ビジネスモデル 財務分析 外部環境 実行のロードマップ SWOTと不確実性分析 ビジネス アイデア ビジネス モデル ビジネス プラン KP KA VP CR CS KR CH C$ R$ KP KA VP CR CS KR CH C$ R$ 仮説と検証 2014/08/02 Ryusuke Koyama 95
  96. 96. 鳥の目 2014/08/02 虫の目 魚の目 KP パート ナー KA 主要活 動 VP 価値提 案 CR 顧客と の関係 CS 顧客セ グメン ト KR リソー ス CH チャネ ル C$ コスト構造 R$ 収益の流れ Ryusuke Koyama 96
  97. 97. 未来をバックキャストして考える 2014/08/02 「未来を予言する最良の方法は、未来を創造することである」 1997年にApple Computerの暫定CEOに復帰したスティーブ・ジョブズは、 社内で「30年製品ロードマップ」を発表した。そこにはすでに、iPodや iPhone、iPad、iTVなどの製品が想定されていた。 ジョブズは、コンピュータ会社として発展してきた過去を延長して未来を考え るのではなく、30年後、「あらゆるコンテンツがデジタル流通する世界」を イメージし、そこから逆算して製品ロードマップを考えた。 デジタル 流通する 未来 Ryusuke Koyama 97
  98. 98. ビジネスモデルキャンバスの活用方法 •  新規事業・商品開発フレーム –  新規事業企画の企画立案で活用する –  ビジネスモデルを含んだ商品開発に活かす –  ものづくりからコトづくりへ •  ソリューション提案フレーム –  クライアントのビジネスを理解する –  統合された質の高い提案のフレームとして活用する •  経営管理フレーム –  異なるビジネスモデルの統合、分離の検討 –  未来のビジネスモデルへの移行 2014/08/02 Ryusuke Koyama 98

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