途中で簡単なプレゼンテーションが⼊ります。
このセッションでは…
モデレーターからの質問にパネリストが回答する
形で進⾏させて頂きます。
最後にQ&Aの時間を予定しておりますので、
質問はご用意しておりますポストイットに
書き留めておいて下さい。
モデレータ・演者紹介
安藤 連
取締役
認定スクラムプロダクトオーナー
永井 正樹
代表取締役COO
⾼橋 ⼀貴
認定スクラムマスター
榎本 明仁
認定スクラムマスター
■
■
■
■
■ 設⽴ 2002年11⽉(8期目)
■ 従業員 30名
⼈材ビジネスへのトータルソリューション
■ ⼈材紹介会社向けコンサルティング、サポート業務
■ ⼈材紹介システム(パッケージ)開発・販売業務 - CareerPlus
■ その他受託開発
スクラムを始める前はどんな状態?
サボっていないか不安(経営者)
納期に間に合わない(ミドル)
知識共有がされていない(チーム)
ビジネスグループからの「要望」が
マネージャーに集まる
マネージャーがそれを作業のリスト
に変換してメンバーに提⽰...
どんな開発マネジメント⼿法でしたか?
場当たり的
マネージャが全てを把握
基本的に個⼈プレー
スケジュールを組んでも結局
スケジュール通りに納品できない
マネージャー / プロジェクトによっ
てマネジメント⼿法が異なる
個⼈で担当するコンポーネ...
メンバーは楽しく仕事をしていましたか?
それなりに楽しくはやっていた。
(大変な状況でも楽しめるメンバー
だったので)
納品が間に合わないのが常習化して
いる事により精神的プレッシャーはか
なり⾼い状態であった
ゴールが⾒えない
開発自体は楽し...
QCD はどう
■Quality:
お客様からのクレームが今と⽐べると
多かった
■Cost:
単⼀プロジェクトしか回せない状態
だったので、⽣産性はいまから⽐べる
と低かったと思います。
■Deliverly:
まともに予定通り納品できた試し...
ビジネスとしてうまくいっていましたか?
■ 売上という意味ではうまくいって
いたと思います。
■ クレームが多かった
■ 大きめなプロジェクトは1つしか
回せなかった
■ それなりにうまく⾏っていたよう
です。
メンバーに対して、
どのような想いを抱いていましたか?
■ ⼀⼈⼀⼈を管理しないとだめ
(経営者)
■ 頑張ってやっていたと思う
(経営者)
■ もっと積極的になってほしい
(経営者)
■ 多能⼯になってほしい(ミドル)
■ 他のメンバーの仕事...
コミュニケーションの形は?
■ 経営者、マネージャに全てのコミ
ニュケーションが集約されていた。
■ ビジネスグループからの要望はマ
ネージャーを経由してメンバーに届く。
その時点で、作業のリストに変換され
ている。
■ ツリー型:チーム・メン...
学習に対する姿勢はどうでしたか?
■ 要望があれば、会社負担での学習
も可能だった。自発的な活動を待っ
ていた
■ 完全に個々⼈に依存している状態
で、チーム間での知識共有なども少
なかった。
■ 社内にロールモデルが不在なので、
学習するイン...
その時はどういう状態が理想だと
思っていましたか?
個々の能⼒が⾼く、自発的に活動が出
来る状態。
自⽴した個⼈が有機的につながった
チームで仕事をする状態が理想だった。
sense of ownershipとleadership、
自律的で協...
なぜスクラムを選択したか。
技法というよりも、まずは体制への
問題意識が強かったので、 XPやRUP
よりもスクラムを選択
XPについてはScrumでついた基礎
体⼒の上で実践して⾏く事を考えてい
ました。
リーンはスクラムの親で考え⽅は
かな...
どのようにアジャイルを勉強しましたか?
■ 本
■ コミュニティ
■ CSM
■ 書籍
"Agile Project Management with
Scrum"
(Ken Schwaber, Microsoft Press)
前の職場(Scr...
導⼊への1st step
「アジャイル、アジャイル」、
「スクラム、スクラム」と
呪⽂のように⾔い続ける。
CSMを受ける
上司を説得する
チームを説得する
⼊社時点で、導⼊の余地を感じ取り、
社内に提案。
開発チーム、ビジネスチーム、マ
ネー...
1st stepを今から振り返って、
反省点はありますか?
うーん。
思い当たらないです・・・
スクラムはframeworkでしかない
ということを正しく把握できていな
かった。
※ただし、この時点ではちゃんと成果
は上がった。
(1st st...
導⼊に⾄るまで、どれくらいの
ステップ・期間が必要でしたか?
■ CSMの前からすこしずつ本で読ん
だ事をベースに⾊々試してみました
が、本格的に始めたのはCSMを受け
てからですね。
思い⽴ってから3週間ぐらい。
■ 本を読みながらポイントを...
導⼊に⾄るまでに理不尽さを感じた出来事は
ありますか?なぜ諦めなかったんですか?
■ 共感を得るのが難しい
■ 保守的である
このままじゃ駄目だという危機感と、
自分が理想としている職場に近づけ
たいから。
■ ありません
(受⼊側への質問)導⼊を受け⼊れた理由と、
そこで抱いた不安について教えてください。
(経営)
■ 榎本がやりたいと積極的に提案して
きたから。
■ サボるのではないかは不安だった。
(チーム)
■ 榎本が積極的だったから。
■ 変化に対する不...
(導⼊提案側への質問)受け⼊れてもらうために
使ったKnow-howについて教えてください。
■ しつこさ w
■ 準備を⼊念に
(社内営業のつもりで)
■ 周囲を巻き込むこと
(こちら側に引き⼊れる)
■ 榎本の⼼を折れさせないこと
■ 開発...
導⼊までにかかったコストについて
教えてください。
■ CSMの受講料と本代
■ 説得+説明の時間
(トータルで16時間くらい)
■ スライドを作った時間(数時間)
■ プレゼンテーションセッション3
回ぐらい
■ バックログのテンプレート作成...
(導⼊者側)⼀番最初にした失敗は?
■ スプリントプランニングが暗かっ
たし、興味を持ってもらえなかった。
■【第1期】
当時は失敗したと思っていなかった
今振り返ると、以下が失敗:
・スクラムをプロセスとして捉え、やり⽅を丸コ
ピーした上で、...
予想していなかった⼀番大きな問題は?
■ 変化を嫌う⼈の抵抗
(脱落者を出してしまった事)
■ Scrumの向こうにあるprinciple
(Lean的なもの)は、実はScrumの書
籍1冊だけで会得するのが難しい(書
き切るのが難しい)
・・...
導⼊直後の QCD はどうでしたか?
■ もともとがヒドかったので、全⾯
的に上がったと思います。
■ 少なくとも当時は、⼯学的な要素
よりも、⼈間的な要素の改善が著しく
⾒られたという印象です。
スクラムが導⼊できた!と思った瞬間は?
■ チームがスプリントバックログ用
のツールを自分たちで勝⼿に作り始
めた時。
【第1期】
■ メンバーのsense of ownership や
leadership が感じられた。
■ メンバーが機能...
社内ツールの写真(BL)
ブレイン・ラボ スプリントバックログ(Youたち作っちゃいなよ)
社内ツールの写真(BL)
プロダクトバックログ
社内ツールの写真(BL)
スプリントバックログ
自分のどのような部分が成⻑したと
感じましたか?
■ 観察する⼒を持つことができるよ
うに なってきた。
■ 守破離の大切の気づき
■ 指⽰型マネジメント
■ Scrumの背後にある考え⽅を習慣
化 ⇒ People managerとして、経営...
実際にうまく回り始めて、今感じている
メリット・デメリットを教えてください。
【メリット】
■ 自発性が⽣まれた
■ 学習のサイクルが⽣まれた
【デメリット】
■ スクラムマスターを育てるのが
大変
■ 現状維持をしようと
してしまう傾向がある...
QCDはどうなりましたか?
■ 納期のズレや、顧客との仕様のズ
レが無くなった
■ 導⼊当初のような劇的な変化は無
い
■ 少しずつ改善はされていると思う
■ Quality, Delivery は向上
■ Cost はあまり変わらない
■ Q...
今悩んでいることは何ですか?
それに対してどのような⾏動をしていますか?
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(ミドル)
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スクラム フレームワークには用意されて
いないので、Principleは何だろうと考え
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受け⼊れた⼈たちは、今はどう思っていますか?
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■ 経営陣は、スクラムチームが会社の
最も重要なassetのひとつだと捉えてい
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メンバーは楽しく仕事をしていますか?
■ 楽しんで仕事をしている⼈が多い
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も厳しい⼿法だと思います。責任と
自⽴を求めるので。
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ビジネスとしてうまくいっていますか?
■ まだ⼩さい会社ですので、影響は
出やすいです。直接売上に結びつく
ことはまだありませんが、統合的に
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ていると思います。
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社のビジネス...
メンバーに対してどのような想いを抱いて
いますか?⼼境に変化はありましたか?
■ 頼もしい。
■ 自発性が⽣まれてきている。
(もっと自発性を育てていきたい)
■ 私自⾝(今は経営陣の1⼈)は、
Scrum teamの構成員達こそが弊社の
最大...
コミュニケーションの形は?
■ スター型からネットワーク型へ ■ ネットワーク型 x クラスタ
学習に対する姿勢はどうですか?
■ ⾦曜⽇の⼣⽅に勉強会が開催され
るようになり、講師を持ち回りでや
るようになっています。
■ ペアプロをチームのメンバーが積
極的にやる場⾯が⾒えるようになっ
てきています。
■ TechTalkの内容はおも...
今は、プロジェクトがどういう状態が理想だと思っています
か?導⼊前に思っていた理想の状態と違いはありますか?
■ 理想の状態は変わってないです。 ■ ⼈の振る舞い的には、理想にかなり
近づいたと思います。
■ 本当は、プロジェクトが平穏だと
も...
最後に、導⼊を検討している⽅へのアドバイス、注意点
などありましたらよろしくお願いします。
■⾊々な所で反発があると思います
が、しつこさで乗り切って下さい。
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■CSMのコースは有益だと思います。
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*会社⾒学は常時やってます。
安藤 連
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Scrum talk at Agile Japan 2010
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Scrum talk at Agile Japan 2010

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I presented a talk at Agile Japan 2010 conference on Scrum adoption in one of my previous jobs, as the first Certified Scrum Product Owner in Japan. The content is in Japanese.

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Scrum talk at Agile Japan 2010

  1. 1. 途中で簡単なプレゼンテーションが⼊ります。 このセッションでは… モデレーターからの質問にパネリストが回答する 形で進⾏させて頂きます。 最後にQ&Aの時間を予定しておりますので、 質問はご用意しておりますポストイットに 書き留めておいて下さい。
  2. 2. モデレータ・演者紹介 安藤 連 取締役 認定スクラムプロダクトオーナー 永井 正樹 代表取締役COO ⾼橋 ⼀貴 認定スクラムマスター 榎本 明仁 認定スクラムマスター ■ ■ ■ ■
  3. 3. ■ 設⽴ 2002年11⽉(8期目) ■ 従業員 30名 ⼈材ビジネスへのトータルソリューション ■ ⼈材紹介会社向けコンサルティング、サポート業務 ■ ⼈材紹介システム(パッケージ)開発・販売業務 - CareerPlus ■ その他受託開発
  4. 4. スクラムを始める前はどんな状態? サボっていないか不安(経営者) 納期に間に合わない(ミドル) 知識共有がされていない(チーム) ビジネスグループからの「要望」が マネージャーに集まる マネージャーがそれを作業のリスト に変換してメンバーに提⽰ 納期/機能の調整より、品質を調整 納期に間に合わないこともあった
  5. 5. どんな開発マネジメント⼿法でしたか? 場当たり的 マネージャが全てを把握 基本的に個⼈プレー スケジュールを組んでも結局 スケジュール通りに納品できない マネージャー / プロジェクトによっ てマネジメント⼿法が異なる 個⼈で担当するコンポーネントや機 能が決まっている 品質は個⼈に依存している
  6. 6. メンバーは楽しく仕事をしていましたか? それなりに楽しくはやっていた。 (大変な状況でも楽しめるメンバー だったので) 納品が間に合わないのが常習化して いる事により精神的プレッシャーはか なり⾼い状態であった ゴールが⾒えない 開発自体は楽しい 納期直前はかなりの緊張感 デスマーチに近い(⽇々終電)
  7. 7. QCD はどう ■Quality: お客様からのクレームが今と⽐べると 多かった ■Cost: 単⼀プロジェクトしか回せない状態 だったので、⽣産性はいまから⽐べる と低かったと思います。 ■Deliverly: まともに予定通り納品できた試しがな かった・・・ ■ Quality: 正常系は動く ■ Cost: ⾒積以上に開発コストがかかる ■ Delivery: 間に合う場合もある
  8. 8. ビジネスとしてうまくいっていましたか? ■ 売上という意味ではうまくいって いたと思います。 ■ クレームが多かった ■ 大きめなプロジェクトは1つしか 回せなかった ■ それなりにうまく⾏っていたよう です。
  9. 9. メンバーに対して、 どのような想いを抱いていましたか? ■ ⼀⼈⼀⼈を管理しないとだめ (経営者) ■ 頑張ってやっていたと思う (経営者) ■ もっと積極的になってほしい (経営者) ■ 多能⼯になってほしい(ミドル) ■ 他のメンバーの仕事は知らない (メンバー) ■ わが社の社員は自発性がない…と 思っていたはず ■ 設計・実装からテストまで⼀⼈であ る程度こなして欲しい ■ 技術不⾜のメンバーへの不満
  10. 10. コミュニケーションの形は? ■ 経営者、マネージャに全てのコミ ニュケーションが集約されていた。 ■ ビジネスグループからの要望はマ ネージャーを経由してメンバーに届く。 その時点で、作業のリストに変換され ている。 ■ ツリー型:チーム・メンバー間の つながりはあまりない。
  11. 11. 学習に対する姿勢はどうでしたか? ■ 要望があれば、会社負担での学習 も可能だった。自発的な活動を待っ ていた ■ 完全に個々⼈に依存している状態 で、チーム間での知識共有なども少 なかった。 ■ 社内にロールモデルが不在なので、 学習するインセンティブが希薄。 ■ プロジェクト (もしくはタスク)ド リブン学習 ■ 自発的にはやらなかった(メン バー談)
  12. 12. その時はどういう状態が理想だと 思っていましたか? 個々の能⼒が⾼く、自発的に活動が出 来る状態。 自⽴した個⼈が有機的につながった チームで仕事をする状態が理想だった。 sense of ownershipとleadership、 自律的で協調的な問題解決 当事者意識、技術的に成熟し、新 しい技術にも貪欲なメンバー 技術者の性格・性質に理解を⽰す マネジメント層 個々が協⼒し合いながら仕事を進 める
  13. 13. なぜスクラムを選択したか。 技法というよりも、まずは体制への 問題意識が強かったので、 XPやRUP よりもスクラムを選択 XPについてはScrumでついた基礎 体⼒の上で実践して⾏く事を考えてい ました。 リーンはスクラムの親で考え⽅は かなり共通していると思います。 ただ、スクラムの⽅がソフトウェア開 発に主眼がおかれているので導⼊が容 易だと感じていました。 直接のきっかけは、前の職場で失 敗しているのを⾒たこと。 当時組織が抱えていた課題: (1)自⽴⾏動するチーム ⇒ミドル層の知的資源を 他の事に活用。 (2)⼀体となって問題解決する チーム ⇒チームとして使える知的 資源増加 リーン vs. スクラム vs. XP そもそもこれら3つの間にconflicts は無い。
  14. 14. どのようにアジャイルを勉強しましたか? ■ 本 ■ コミュニティ ■ CSM ■ 書籍 "Agile Project Management with Scrum" (Ken Schwaber, Microsoft Press) 前の職場(Scrumに失敗していた)で バイブル的な扱いをされていたので。 ■ 本 ("初めてのアジャイル開発"など) ■ Webサイト
  15. 15. 導⼊への1st step 「アジャイル、アジャイル」、 「スクラム、スクラム」と 呪⽂のように⾔い続ける。 CSMを受ける 上司を説得する チームを説得する ⼊社時点で、導⼊の余地を感じ取り、 社内に提案。 開発チーム、ビジネスチーム、マ ネージャー層に対してプレゼン。「こ れをきっかけに何か変わりそう」とい う期待を抱かせる。 「ワークするまでに数ヶ⽉はかか る」と全員の期待値を下げておく 1つのチームで練習スプリントを開 始。
  16. 16. 1st stepを今から振り返って、 反省点はありますか? うーん。 思い当たらないです・・・ スクラムはframeworkでしかない ということを正しく把握できていな かった。 ※ただし、この時点ではちゃんと成果 は上がった。 (1st stepがうまく⾏くように⾒え るのが、スクラムの落とし⽳の1st step)
  17. 17. 導⼊に⾄るまで、どれくらいの ステップ・期間が必要でしたか? ■ CSMの前からすこしずつ本で読ん だ事をベースに⾊々試してみました が、本格的に始めたのはCSMを受け てからですね。 思い⽴ってから3週間ぐらい。 ■ 本を読みながらポイントを把握 ■ 社内向け説明スライド作成 ■ 社内向けプレゼンテーション数回 実施 ■ Product BacklogとSprint Backlog のテンプレートを作成 ■ 練習スプリント開始
  18. 18. 導⼊に⾄るまでに理不尽さを感じた出来事は ありますか?なぜ諦めなかったんですか? ■ 共感を得るのが難しい ■ 保守的である このままじゃ駄目だという危機感と、 自分が理想としている職場に近づけ たいから。 ■ ありません
  19. 19. (受⼊側への質問)導⼊を受け⼊れた理由と、 そこで抱いた不安について教えてください。 (経営) ■ 榎本がやりたいと積極的に提案して きたから。 ■ サボるのではないかは不安だった。 (チーム) ■ 榎本が積極的だったから。 ■ 変化に対する不安。 ■ 提案時点で既に経営層やビジネス グループは「開発チームを良くした い」と思っていた。 ■ もともと導⼊したかった ■ 組織だった開発マネジメントがさ れていなかったので、拒否する理由 がない ■ 組織とプロセスを⼀度に変えるこ との不安
  20. 20. (導⼊提案側への質問)受け⼊れてもらうために 使ったKnow-howについて教えてください。 ■ しつこさ w ■ 準備を⼊念に (社内営業のつもりで) ■ 周囲を巻き込むこと (こちら側に引き⼊れる) ■ 榎本の⼼を折れさせないこと ■ 開発チームを取り巻く⼈たちが本当 に聞きたいことを伝えること。 ■ すなわち「私たち共通の問題を解決 しましょう」というトーンのコミュニ ケーションを⾏うこと。 「今の問題はこういうことです」 「この状況を改善するアプローチとし て、この枠組みを導⼊します。」 「この枠組みが状況を 改善する理由は こういうことです」 ・・・etc
  21. 21. 導⼊までにかかったコストについて 教えてください。 ■ CSMの受講料と本代 ■ 説得+説明の時間 (トータルで16時間くらい) ■ スライドを作った時間(数時間) ■ プレゼンテーションセッション3 回ぐらい ■ バックログのテンプレート作成と 共有⽅法を試⾏錯誤した数時間 ■ ramp-upのためのオーバーヘッド (1チーム1週間ぐらいの loss)
  22. 22. (導⼊者側)⼀番最初にした失敗は? ■ スプリントプランニングが暗かっ たし、興味を持ってもらえなかった。 ■【第1期】 当時は失敗したと思っていなかった 今振り返ると、以下が失敗: ・スクラムをプロセスとして捉え、やり⽅を丸コ ピーした上で、プロセスの効率化を図った。 ・プロダクトオーナーとスクラムマスターを兼任し た ・古い本(2004)をベースにしたので、やり⽅が古 かった。 ・User Storyが、ビジネスニーズの抽出として書か れていなかった。(機能リストになっていた) ■【第2期】 ここで失敗に気づいた ・チームのスケールのさせかたを間違えた(技術レ イヤー別のチームを作った)。
  23. 23. 予想していなかった⼀番大きな問題は? ■ 変化を嫌う⼈の抵抗 (脱落者を出してしまった事) ■ Scrumの向こうにあるprinciple (Lean的なもの)は、実はScrumの書 籍1冊だけで会得するのが難しい(書 き切るのが難しい) ・・・ということに気づくのに相当時 間がかかった。 ■ 「我々は教科書の通りにやってい る」と思っていたため、多数の間違い の発⾒が遅れた ■ 仕事を向上させたいという気持ちを 持つメンバーは思ったより少ない
  24. 24. 導⼊直後の QCD はどうでしたか? ■ もともとがヒドかったので、全⾯ 的に上がったと思います。 ■ 少なくとも当時は、⼯学的な要素 よりも、⼈間的な要素の改善が著しく ⾒られたという印象です。
  25. 25. スクラムが導⼊できた!と思った瞬間は? ■ チームがスプリントバックログ用 のツールを自分たちで勝⼿に作り始 めた時。 【第1期】 ■ メンバーのsense of ownership や leadership が感じられた。 ■ メンバーが機能を提案してくれるよ うになった。(でも、そんな認識は今 考えると⽢かった。) 【第2期】 ■ チーム数を増やしてスケールしても ワークするようになった。 ■ メンバーからProduct Ownerへの 質問中の技術的要素が激減。 ■ Product OwnerによるStory cards の活用 ■ 形だけのふりかえりではなくなり、 ふりかえり→改善のサイクルが回り始 めたとき
  26. 26. 社内ツールの写真(BL) ブレイン・ラボ スプリントバックログ(Youたち作っちゃいなよ)
  27. 27. 社内ツールの写真(BL) プロダクトバックログ
  28. 28. 社内ツールの写真(BL) スプリントバックログ
  29. 29. 自分のどのような部分が成⻑したと 感じましたか? ■ 観察する⼒を持つことができるよ うに なってきた。 ■ 守破離の大切の気づき ■ 指⽰型マネジメント ■ Scrumの背後にある考え⽅を習慣 化 ⇒ People managerとして、経営 者として、必要な資質の⼀部が⾝につ きます。 ■ 会社の採用基準、採用プロセス、 ⼈事プラン、評価制度もScrumに合わ せて設計 ⇒ 経営の⼈材的側⾯におい てユニークな経験が⾝につきました。 ■ エンジニアリングの部分というよ りは、⼈間的な成⻑が大きいと思いま す。
  30. 30. 実際にうまく回り始めて、今感じている メリット・デメリットを教えてください。 【メリット】 ■ 自発性が⽣まれた ■ 学習のサイクルが⽣まれた 【デメリット】 ■ スクラムマスターを育てるのが 大変 ■ 現状維持をしようと してしまう傾向がある 【メリット】 ■ チームに活気が出る(よく社外で感⼼される) ■ 社内の他部門に信頼される ■ ⽣産性あたりの施設コストが⼩さい ■ 品質を⼗分に確保できるペースで開発できる ■ 作業環境・⽅法を自分たちにあった⽅法に最適 化できる 【デメリット】 ■ 本質的にクリエーターであるエンジニアやデザ イナーにとって、クリエーター的衝動を否定しな ければいけない場⾯が多くなる ■ 戦略的な⼈材育成、獲得、評価プログラムが必 要になるので、コーポレートレベルでの変化能⼒ が必要 ■ ファシリティ的制限。大きなスペースが要る。 ■プロダクトオーナーのコミュニケーション負荷 が⾼い
  31. 31. QCDはどうなりましたか? ■ 納期のズレや、顧客との仕様のズ レが無くなった ■ 導⼊当初のような劇的な変化は無 い ■ 少しずつ改善はされていると思う ■ Quality, Delivery は向上 ■ Cost はあまり変わらない ■ Q, Cの定量化はしていない ■ QCDすべてにおいて改善の余地は ある ■ 継続して改善
  32. 32. 今悩んでいることは何ですか? それに対してどのような⾏動をしていますか? ■ スクラムマスターが育ってない (ミドル) ■ 以下のような課題の唯⼀解は、 スクラム フレームワークには用意されて いないので、Principleは何だろうと考え ながら実験をしています。 1) 複数スクラムチーム間での隠れた dependencyを発⾒/通知する仕組み (Scrum Of Scrumsは万能ではない) 2) 複雑なStoryのデザインプロセスを、 組織内にどう実装するか。複雑な成果物 に対するResponsibilityをどう担保する か。 ■ メンバーのアジャイルマインド向上
  33. 33. 受け⼊れた⼈たちは、今はどう思っていますか? ■ 任せることができる ■ ゴールが⾒えるようになった (チーム) ■ 経営陣は、スクラムチームが会社の 最も重要なassetのひとつだと捉えてい ます。 ■ ビジネスグループから⾒ても「以前 よりもずっと頼りになる」と思って もらえているはずです。 ■ メンバーの自主性が向上した ■ チームの規模に対して、コミュニ ケーションの質が良い ■ バックログアイテムを完了させた時 の感触が良い
  34. 34. メンバーは楽しく仕事をしていますか? ■ 楽しんで仕事をしている⼈が多い 会社であるとは思いますが、どんど ん活発になってきていると思います。 ■ ただ、スクラムはチームにとって も厳しい⼿法だと思います。責任と 自⽴を求めるので。 ■ 基本的に、仕事が楽しくないという ⼈はうちの会社にはいないと思います。 ■ もちろん、先に述べた理由で時に ストイックさを求めるので、エンジニ ア的刺激が薄いと感じる場⾯はあるよ うです。 ■ 楽しくやっていると思います。ただ、 コミュニケーションの難しさを感じて いる時もあるようです。
  35. 35. ビジネスとしてうまくいっていますか? ■ まだ⼩さい会社ですので、影響は 出やすいです。直接売上に結びつく ことはまだありませんが、統合的に ⾒て⼗分当社のビジネスに役にたっ ていると思います。 ■ 市場が伸びており、その中での弊 社のビジネスの成⻑をサポートする… というフェーズにいるので、うまく⾏ かせるためにがんばっています。
  36. 36. メンバーに対してどのような想いを抱いて いますか?⼼境に変化はありましたか? ■ 頼もしい。 ■ 自発性が⽣まれてきている。 (もっと自発性を育てていきたい) ■ 私自⾝(今は経営陣の1⼈)は、 Scrum teamの構成員達こそが弊社の 最大の売りだと思っています。 ■ 技術⼒の⾯で不安がなくなりまし た ■ メンバーの成⻑に貢献したいと思 うようになりました
  37. 37. コミュニケーションの形は? ■ スター型からネットワーク型へ ■ ネットワーク型 x クラスタ
  38. 38. 学習に対する姿勢はどうですか? ■ ⾦曜⽇の⼣⽅に勉強会が開催され るようになり、講師を持ち回りでや るようになっています。 ■ ペアプロをチームのメンバーが積 極的にやる場⾯が⾒えるようになっ てきています。 ■ TechTalkの内容はおもしろいもの が多いですね。 ■ 今後の学習課題が、明確になり、 学習の意欲が向上した。 ■ プロジェクトドリブンで勉強をす ることに変わりはない。
  39. 39. 今は、プロジェクトがどういう状態が理想だと思っています か?導⼊前に思っていた理想の状態と違いはありますか? ■ 理想の状態は変わってないです。 ■ ⼈の振る舞い的には、理想にかなり 近づいたと思います。 ■ 本当は、プロジェクトが平穏だと もっと理想です。 ■ メンバーの興味とビジネス要求の実 現を両⽴出来ている状態 ■ QCD向上への欲求は終わりが無いと わかった
  40. 40. 最後に、導⼊を検討している⽅へのアドバイス、注意点 などありましたらよろしくお願いします。 ■⾊々な所で反発があると思います が、しつこさで乗り切って下さい。 w ■CSMのコースは有益だと思います。
  41. 41. twitter *会社⾒学は常時やってます。 安藤 連 renando 永井 正樹 nagaim ⾼橋 ⼀貴 kappa4 榎本 明仁 akie ■ ■ ■ ■

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