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ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品
の継続摂取が Visual Display Terminals
(VDT) 作業による目の疲労感に及ぼす影響
○飯尾 晋一郎1), 北島 智恵子2), 伊藤 久富2),
鈴木 直子1), 山下 慎一郎...
第15回 日本予防医学会学術総会2
背景・目的 (1)
 ブルーライトは、視細胞において時間依存的に活性酸素を産生
(Kuse Y, et al. Sci Rep, 2014; 4: 5223.)
(厚生労働省, 「平成20年技術革新と労働に...
第15回 日本予防医学会学術総会3
ルテイン、アントシアニン、ベリー類の成分を含む「ナガセ ビオメイト」の
摂取による、VDT作業に起因する目の疲労感に及ぼす影響の検証を目
的とした。
背景・目的 (2)
 ルテイン (マリーゴールド)
抗酸...
第15回 日本予防医学会学術総会4
試験概要
試験対象
健常な成人日本人男女
目の疲れを自覚している者
日常的にVDT作業を 4h/day 以上行う者
試験デザイン 非盲検試験
試験期間 2016年2月22日~4月22日
介入期間 4週間
試験...
第15回 日本予防医学会学術総会
安全性試験
• 身体測定
• 理学検査
• 尿検査
• 末梢血液検査
• 眼科検診
有効性試験
• 目の調節機能検査
• フリッカーテスト
• 自覚症状
• シルマーテスト
• BUT検査
試験食品 摂取期...
第15回 日本予防医学会学術総会
VDT作業負荷
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負荷前 負荷後
VDT作業負荷
(ポータブルゲーム)
• 目の調節機能検査
• フリッカーテスト
• 自覚症状
• シルマーテスト
• BUT検査
• 目の調節機能検査
• フリッカーテスト
第15回 日本予防医学会学術総会7
輻輳反応と瞳孔反応の変化を簡
単な操作で検査でき、眼精疲労の
客観的測定として用いられる。
診療報酬点数: 70点
トライイリス C9000
目の調節機能検査
近点 始点
正常時 眼精疲労
終点における縮瞳率...
第15回 日本予防医学会学術総会
フリッカーテスト
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高頻度に点滅する光を見せたとき、
光がちらついて見える限界の頻度
値を求める。
値が小さいほど疲労状態にある。
診療報酬点数: 38点
ハンディフリッカ HF-Ⅱ
第15回 日本予防医学会学術総会9
シルマーテスト
涙の量を調べる検査で、専門の
ろ紙を瞼の縁にはさんで、5分間
でどのくらいの長さが濡れるかを
調べる検査です。
診療報酬点数: 38点
シルマーテスト
≦ 5 mm → ドライアイ
> 5 m...
第15回 日本予防医学会学術総会10
BUT検査
フルオレセインという染色液を少量点眼し、
瞬きをしないで目を開けたままにして、涙
の層がどのくらいの時間で乱れるかを調
べる検査です。涙の安定性を評価します。
診療報酬点数: 38点
BUT検査...
第15回 日本予防医学会学術総会
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結果 (目の調節機能 / 縮瞳率)
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摂取前
摂取4週間後
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結果 (フリッカーテスト)
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摂取後に目の疲労度が低減
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負荷前 負荷後
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結果 (BUT検査)
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摂取前
摂取4週間後
摂取後に涙の安定性が向上
(秒)
安定
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持
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間
(対応のあるt検定, 平均値±標準誤差)
左右平均 効き目
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摂取前
摂取4週間後
摂取後に目の疲労感・乾きが緩和
(対応のあるt検定, 平均値±標準誤差)
結果 (自覚症状)
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緩和
自
覚
症
状
p = 0.070 p = 0.025
目...
第15回 日本予防医学会学術総会
まとめ
①摂取前後での縮瞳率の変化に有意差は認められなかったが、
負荷前後での縮瞳率が上昇する傾向がみられた。
②フリッカーテストの結果、本試験食品摂取によりVDT作業負荷前
および負荷後において目の疲労度が改...
ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品の継続摂取がVisual display terminals (vdt) 作業による目の疲労感に及ぼす影響
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ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品の継続摂取がVisual display terminals (vdt) 作業による目の疲労感に及ぼす影響

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ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品の継続摂取がVisual display terminals (vdt) 作業による目の疲労感に及ぼす影響

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ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品の継続摂取がVisual display terminals (vdt) 作業による目の疲労感に及ぼす影響

  1. 1. ルテイン、アントシアニン、ベリー類配合食品 の継続摂取が Visual Display Terminals (VDT) 作業による目の疲労感に及ぼす影響 ○飯尾 晋一郎1), 北島 智恵子2), 伊藤 久富2), 鈴木 直子1), 山下 慎一郎1), 山田 高広3) 1)株式会社オルトメディコ, 2)長瀬産業株式会社, 3)アリオ西新井クリニック眼科
  2. 2. 第15回 日本予防医学会学術総会2 背景・目的 (1)  ブルーライトは、視細胞において時間依存的に活性酸素を産生 (Kuse Y, et al. Sci Rep, 2014; 4: 5223.) (厚生労働省, 「平成20年技術革新と労働に関する実態調査の概況」) スマートフォン・テレビゲーム・PCの普及により、VDT作業の長時間化が進行。 VDT作業は、瞬目回数の低下による目の乾燥や目の調節機能の衰弱、頭痛 や肩こりなどの症状を引き起こす。 (ブルーライト研究会, 図改変) 放 出 量 多
  3. 3. 第15回 日本予防医学会学術総会3 ルテイン、アントシアニン、ベリー類の成分を含む「ナガセ ビオメイト」の 摂取による、VDT作業に起因する目の疲労感に及ぼす影響の検証を目 的とした。 背景・目的 (2)  ルテイン (マリーゴールド) 抗酸化作用 視機能に関わるQOLが改善  アントシアニン (ビルベリー) 抗酸化作用 自覚する目の疲れを改善  ベリー類 抗酸化作用・抗炎症作用 目の疲労感を改善 (Ozawa Y, et al. J Nutr Heakth Agings, 2015; 19: 548-554.) (Miyake S, et al. Lab Invest, 2012; 92: 102-9.) (Nakaishi H, et al. Altern Med Rev, 2000; 5: 553-562.) (濱舘直史ら, 薬理と治療, 2014; 42: 603-612.) (Bräunlich M, et al. Nutrients, 2013; 5: 663-678.) (Bian Q, et al. Free Radic Biol Med. 2012; 53: 1298-1307. ) ビルベリー・エルダーベリー・クランベリー・ ストロベリー・ラズベリー・ブルーベリー
  4. 4. 第15回 日本予防医学会学術総会4 試験概要 試験対象 健常な成人日本人男女 目の疲れを自覚している者 日常的にVDT作業を 4h/day 以上行う者 試験デザイン 非盲検試験 試験期間 2016年2月22日~4月22日 介入期間 4週間 試験食品 ナガセ ビオメイト (ルテイン・アントシアニン・ベリー類配合食品) 用法・用量 1日2包・自由なタイミングで摂取 スクリーニング 16名 本試験参加者 11名 (目の調節機能検査で縮瞳率が相対的に小さかった者) 解析対象者数 11名 (男性 2名、女性 9名、36.7 ± 5.9 歳) 試験概要
  5. 5. 第15回 日本予防医学会学術総会 安全性試験 • 身体測定 • 理学検査 • 尿検査 • 末梢血液検査 • 眼科検診 有効性試験 • 目の調節機能検査 • フリッカーテスト • 自覚症状 • シルマーテスト • BUT検査 試験食品 摂取期間 摂取前 検査 摂取4週間後 検査 検査ポイント 摂取開始日 5 VDT作業負荷 VDT作業負荷 評価項目
  6. 6. 第15回 日本予防医学会学術総会 VDT作業負荷 6 負荷前 負荷後 VDT作業負荷 (ポータブルゲーム) • 目の調節機能検査 • フリッカーテスト • 自覚症状 • シルマーテスト • BUT検査 • 目の調節機能検査 • フリッカーテスト
  7. 7. 第15回 日本予防医学会学術総会7 輻輳反応と瞳孔反応の変化を簡 単な操作で検査でき、眼精疲労の 客観的測定として用いられる。 診療報酬点数: 70点 トライイリス C9000 目の調節機能検査 近点 始点 正常時 眼精疲労 終点における縮瞳率 = (始点の瞳孔径 – 近点の瞳孔径) / 始点の瞳孔径 近 遠
  8. 8. 第15回 日本予防医学会学術総会 フリッカーテスト 8 高頻度に点滅する光を見せたとき、 光がちらついて見える限界の頻度 値を求める。 値が小さいほど疲労状態にある。 診療報酬点数: 38点 ハンディフリッカ HF-Ⅱ
  9. 9. 第15回 日本予防医学会学術総会9 シルマーテスト 涙の量を調べる検査で、専門の ろ紙を瞼の縁にはさんで、5分間 でどのくらいの長さが濡れるかを 調べる検査です。 診療報酬点数: 38点 シルマーテスト ≦ 5 mm → ドライアイ > 5 mm → 正常 使用前 使用後
  10. 10. 第15回 日本予防医学会学術総会10 BUT検査 フルオレセインという染色液を少量点眼し、 瞬きをしないで目を開けたままにして、涙 の層がどのくらいの時間で乱れるかを調 べる検査です。涙の安定性を評価します。 診療報酬点数: 38点 BUT検査 参考サイト:http://www.hamano-eye-clinic.com/dryeye/dryeye03.html 正常な目: BUT ≧10 秒 まぶたを開けた直後 ドライスポット出現 ドライアイの目: BUT ≦5 秒
  11. 11. 第15回 日本予防医学会学術総会 0 5 10 15 20 25 30 35 結果 (目の調節機能 / 縮瞳率) 11 -8 -6 -4 -2 0 2 4 (%) (%) ⊿ (負荷後 − 負荷前) 摂取前 摂取4週間後 低 疲 労 度 少 疲 労 の 蓄 積 p = 0.242 p = 0.347 p = 0.784 有意な変動は確認されなかった (対応のあるt検定, 平均値±標準誤差) 負荷前 負荷後
  12. 12. 第15回 日本予防医学会学術総会 -1 -0.5 0 0.5 1 1.5 2 0 5 10 15 20 25 30 35 40 結果 (フリッカーテスト) 12 摂取後に目の疲労度が低減 摂取前 摂取4週間後 負荷前 負荷後 p = 0.034 p = 0.006 p = 0.402 低 疲 労 度 (Hz) (Hz) ⊿ (負荷後 − 負荷前) (対応のあるt検定, 平均値±標準誤差)
  13. 13. 第15回 日本予防医学会学術総会 0 2 4 6 8 10 結果 (BUT検査) 13 摂取前 摂取4週間後 摂取後に涙の安定性が向上 (秒) 安定 保 持 時 間 (対応のあるt検定, 平均値±標準誤差) 左右平均 効き目 p = 0.032 p = 0.034
  14. 14. 第15回 日本予防医学会学術総会 1 2 3 4 5 6 摂取前 摂取4週間後 摂取後に目の疲労感・乾きが緩和 (対応のあるt検定, 平均値±標準誤差) 結果 (自覚症状) 14 緩和 自 覚 症 状 p = 0.070 p = 0.025 目が疲れやすい 目が乾きやすい
  15. 15. 第15回 日本予防医学会学術総会 まとめ ①摂取前後での縮瞳率の変化に有意差は認められなかったが、 負荷前後での縮瞳率が上昇する傾向がみられた。 ②フリッカーテストの結果、本試験食品摂取によりVDT作業負荷前 および負荷後において目の疲労度が改善された。 ③BUTの数値が有意に上昇したことから、ドライアイ改善効果を 有することが示された。 ④自覚症状の評価の結果、目乾きやすさが改善され、目の疲れ やすさが軽減する傾向がみられた。 ⑤安全性評価項目に問題のある変化は認められず、本試験の 使用条件下において本試験食品の摂取は安全であった。 15

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