Accel series 2016_spring

intra-mart accelerates your business.
情報種別：公開
会社名：NTTデータイントラマート
情報所有者：開発本部
1Copyright © 2016 NTT DATA INTRAMART CORPORATIONCopyright © 2016 NTT DATA INTRAMART CORPORATION
intra-mart
Accel Platform / Accel シリーズ
2016 Spring
主な機能強化・追加、変更点
(株)NTTデータイントラマート
2016/04/01

2Copyright © 2016 NTT DATA INTRAMART CORPORATION
変更点
Accel Series 2016 Spring

Accel Series 2016 Spring
• リリース日：2016/03/31
• システム要件
– サーバ要件
• Resin 4.0.48 に対応
– クライアント要件
• 既存OSとブラウザへの最新バージョンへの追従
– Google Chrome 46 → 49 に変更
– FireFox ESR 38.1 → 38.6 に変更
– iOS 9.1 → 9.2.1 に変更
• 対象外（多数問合せあり）
• Postgres 9.5（2016Summer対応予定）
• SQL Server 2016（未定:製品自体が未リリース）
• Microsoft Edge（未定：今後のシェア動向を見て検討）
• iOS9.3は対象外（未検証：今後のアップデートで対応予定）
intra-mart社より提供するResin内の
resin.propertiesは、チューニングされて
います。
ただし、環境に合わせて見直す必要があり
ます。

各要件説明ページの見かた
はじめに

◆◆◆機能
• Hogehogeに対応
– https://issue.intra-mart.jp/issues/xxxxx
• ○○○○○○○○
– △ △ △ △ △ △ △ △
– □ □ □ □ □ □ □ □
“機能”の分類
要望対応
intra-mart 要件情報公開サイト
(https://issue.intra-mart.jp/)
に公開されている要件についての
チケット情報（URL）です。
要件が今回のアップデートで提供
された経緯・理由です。
いずれも、みなさまのご意見を元に
対応しています。
機能の大分類です。
IM-Jugglingのツリー構造
を指すものがあります。
この資料の記載内容はポイントとなる情報を要約して記載しています。
詳細については、上記のintra-mart 要件情報公開サイトもしくは、
各ドキュメントを参照してください。

主な要件
Accel Platform 2016 Spring(Maxima)

基盤機能
• SAML認証への対応
– https://issue.intra-mart.jp/issues/21347
• 異なるドメインで認証情報を連携しSSOを実現
• 認証情報を利用する側をService Provider(SP)として対
応し、iAPをSPとして、IdPの認証情報を用いてSSOが行
えるよう対応
IdP
(Active Directory、OpenAM)
SAML対応アプリ
GoogleApps,Office365,
Salesforce…etc
SP認証
iAPがGoogleApps,Office365と同じ、
SAML対応アプリの対象となります。
追加機能-認証拡張機能
要望対応

画面イメージ

基盤機能
• 招待機能（基盤部分のみ）
• 必要な時に必要な外部のメンバーを呼んで協働する
標準アプリケーション
1.招待する 2.招待メールが届く
3.アカウント設定を行う 4.招待されたメンバーでログインが可能
要望対応

基盤機能
• リバースプロキシ機能
• セキュリティ上クライアントからアクセス不可能なコンテン
ツを代理で取得する機能を提供
– X-Frame-Optionsによるアクセス制御がかかるページ
– 混在コンテンツ
» https環境から非httpsなWebページへのアクセス
• 認可による制御が可能
• 実装を差替える事で独自のリバースプロキシ機能を実現可能
等...
当社製品で提供する簡易的な機能です。
厳密な機能制御を行いたい場合は、
Webサーバの機能を推奨します。
追加機能
要望対応

• 2015 Summer 要件説明より
– 下記制約に対し、リバプロ対応により回避予定
Webサーバ（Apache）の機能でも実
現できます。

基盤機能
• Terasoluna Server Framework for
Java(5.x)のバージョンの更新
• Springの脆弱性対応
– 次のようにバージョンアップ
» Terasoluna Server Framework for Java(5.x)
• 5.0.0 → 5.1.0
開発フレームワーク
バージョンアップ対応

基盤機能
• 一意IDの生成処理の改善
– 現状
• 現在の Identifier#get() には、下記条件に該当した場合に同一IDが
発行される制約があります。
– 同一ミリ秒に Identifier#get() が 1,297回以上実行された場合
IDに含まれるシーケンス番号が 1,296(36の二乗) で最初に戻るため、同一
ミリ秒に 1,297回以上呼び出すと一回目と同じIDが発行されます。
– 従来APIとの互換性
• 必ず従来の方式で払い出されたIDより大きな値となります。そのた
め、従来の方式で払い出されたIDと重複することはありません。
• その他、以下の仕様については従来と同様です。
– 発行されるIDの桁数(15桁)
– IDに利用される文字の種類(0~9 および a~z)
コアモジュール
改善対応

基盤機能
• AES に対応した暗号化クラスの提供
• 経緯
– 現在提供している暗号化クラスは、
StandardCryption と DESedeCryption です。
上記以外の暗号化クラスとして、AESに対応した要望アリ
• 対応案
– jp.co.intra_mart.foundation.security.cryption.Cryption の
実装クラスとして AESCryption を提供予定
– これにより、暗号化設定「cryption-config」を変更すること
で、アカウントパスワードなどの暗号化方式を AES に変更する
ことが可能
詳細は、「設定ファイルリファレンス」 - 「暗号化設定」を確認してください。
テナント管理機能
要望対応
(サポート問合せ多数)

基盤機能
• アカウントパスワードのハッシュ値保存に対応
• 経緯
– 「AES に対応した暗号化クラスを提供」に関連
• 注意
– 不可逆化して保存するため、APIによるパスワードの取得ができなくなります。
– そのため、IM-Mail などのパスワードを利用する一部機能は利用できません。
[システム管理]-[テナント管理] にて設定します。
要望対応

基盤機能
• HTTP通信を行う為のAPIの提供（スクリプト開発）
• HTTPリクエストを扱うAPI「HttpClient」の提供
– APIドキュメントにてサンプルを取り揃えています。
開発フレームワーク
要望対応

基盤機能
• レスポンスヘッダに X-Content-Type-
Options が存在しても、ImAjax が正常に動
作するように改善
• 脆弱性対策として「nosniff」などを付与した場合に、
スクリプトエラーが発生する事象に対する改善
UI基本モジュール
要望対応

基盤機能
• 日付入力フォーマットを変更する機能の提供
[個人設定]-[日付と時刻の形式] [スケジュール登録]
要望対応
一部のアプリケーションでは、
日付の入力形式を変更する機能は
利用できないものがあります。

基盤機能
• 各書式セットに標準の入力形式の追加
• 次のフォーマットが追加しました。
– Ｓ
• 日本語
– 日付
• yyyy/M/d
– 時刻
• H:m
• 英語
– 日付
• yyyy/M/d
• MM/dd/yyyy
• M/d/yyyy
• dd/MM/yyyy
• d/M/yyyy
– 時刻
• H:m
• 中国語
– 日付
• yyyy/M/d
• yyyy-MM-dd
• yyyy-M-d
– 時刻
• H:m
要望対応

IM-共通マスタ
• IM共通マスタのインポートにバリデーション
を追加
• 経緯
– ユーザコードの末尾にスペースを入力する（例”aoyagi “)等の許
容されないデータをインポートすることができてしまいます。
インポートに失敗する原因究明に関するサポートが多数あり
IM-共通マスタ
要望対応

ViewCreator
• クロス集計で検索設定が利用できるよう対応
標準アプリケーション
[データ参照]編集画面の「検索設定」で追加できます。
要望対応

IM-LogicDesigner
• https://issue.intra-mart.jp/issues/22110
– デバック実行機能の提供
IM-LogicDesigner
フローデザイナより、
デバック実行が可能
機能強化

IM-LogicDesigner
– 設計書出力機能の提供
IM-LogicDesigner
設計書出力
フローデザイナより、
Excel形式にて出力
機能強化

IM-LogicDesigner
– 変数機能の提供
IM-LogicDesigner
• 日付操作
• パース
• フォーマット
• 計算
• 期間(間隔)
• 月初
• 月末
• 配列操作
• unshift
• push
• remove
• eplace
• size
• get
• insert
• Base64
• エンコード
• デコード
機能強化

IM-LogicDesigner
– タスク追加（アクセスセキュリティ）
IM-LogicDesigner
機能強化

IM-LogicDesigner
– タスク追加（IM-共通マスタ）
IM-LogicDesigner
機能強化

IM-LogicDesigner
– タスク追加（Accel Collaboration）
IM-LogicDesigner
機能強化

IM-ContentsSearch
• DocuWorks形式ファイルを抽出対象に追加
• DocuWorks形式ファイル(xdwファイル)からテキストデー
タを抽出可能なextractorの実装を追加します。
実装には、FujiXeroxが提供しているテキスト抽出用のライ
ブラリを利用します。
• 【注意】
– プラットフォーム（サーバOS）によりインストーラが異なります。
» Windows環境に構築する場合
• DocuWorks Content Filter (DocuWorks 8 に同梱され
ています)
» Linux環境に構築する場合
• DocuWorks Content Filter for Linux 7.0
– その他、詳細は制限事項を確認してください。
要望対応
IM-ContentsSearch

主な要件
Accel Collaboration 2016 Spring

スマートフォン画面
• jQueryMobile 1.4.5への対応
• iAP 2015 Summer より追加した1.4.5 へ対応
– 既存の1.3.0と比較すると見た目が変わっています。
» フラットデザインになります。
JQMのバージョン
アップにより、
フラットデザインに
なりました。
iAP(基盤)に追従
共通

スケジュール
• スケジュール登録時に空き施設のみ表示
• スケジュール登録時に空き施設のみ表示する
– ISPに存在していた機能
» レスポンスを考慮しデフォルトはオフとし、有効にした場合
のみ動作可能に
要望対応
スケジュール

主な改修要件
IM-BIS,IM-Forma,IM-Workflow 2016 Spring

33
案件終了処理、到達処理、メール送信処理、IMBox 送信
処理の同期／非同期制御の設定が有効な場合に、サブフ
ローを利用できるように改善します。
https://issue.intra-mart.jp/issues/20968
IM-BIS 対応要件
→非同期処理を設定していた場合、サブフローが利用できない制限が解除
されます。
外部連携処理のREST・SOAP・JAVAを非推奨とし、
LogicDesignerを推奨します。
→データソース種別「LogicDesigner」は、データソース種別「REST」
「SOAP」「JAVA」の機能を補完したものになります。
今後新規機能の追加は「LogicDesigner」に対して実施を予定しています。
そのため、「REST」「SOAP」「JAVA」の利用については非推奨とし、
「LogicDesigner」の利用を推奨します。
不具合対応

34
画面アイテム「一覧選択v80」をページングに対応させます。
IM-BIS 対応要件
・2015Winterまで
forma-config.xmlのexternal-linkage-db-query-max-rows
にて取得上限件数を設定していた。
・2016Spring対応
外部連携（テナントDBクエリ、シェアードDBクエリ）を利用する
場合、「一覧選択v72」と同様にページングに対応します。
「一覧選択v80」（テナントDBクエリ、シェアードDBクエリ）上限
件数はなくなり、external-linkage-db-query-max-rowsは参照
しなくなります。アイテムプロパティの最大表示件数も参照しなく
なります。該当のデータソース以外では今まで通り参照します。
不具合対応

35
画面アイテム「リストボックス」のアクション設定が、
キーボード操作では動作しません。
画面アイテム「リストボックス」のアクション設定実行
のタイミングを変更します。
IM-BIS 対応不具合
・2015Winterまで
キーボード操作（Tab遷移等）にて、イベントが実行されない。
マウス操作でアクションを設定実行するタイミングは、リスト内を
選択時。（入力値に変更有無に関係なく実行）
・2016Spring対応
キーボード操作（Tab遷移等）にて、イベントが実行されるように修正。
アクション設定実行のタイミングを、アイテムからフォーカスが外れた
時に変更。（入力値に変更有無を判断し、変更時のみ実行）
不具合対応

36
画面アイテム「セレクトボックス」で、外部連携により
マスタデータを設定している場合、空白行を挿入してい
ない設定にも関わらず初期表示値がブランクになります。
IM-BIS 対応不具合
→アクション設定の初期表示イベントで、セレクトボックスにマスタを設定
しても、初期値が設定できず、必ず初期値が空白となっていた。
そのため、上記セレクトボックスの値をリクエストとする外部連携が設定
できなかった。
不具合対応

37
コンテンツ定義の申請／承認アクション処理の最後に、
セッション情報を削除します。
IM-FormaDesigner 対応要件
・セッション削除用のアクション処理を作成し、コンテンツ定義の
申請・承認アクション処理の最後に、セッション情報を削除します。
2016Spring適用以前に作成した定義については、アクション処理
の追加方法をセットアップガイドに記載します。
・コンテンツ定義
プログラム名実行順序
申請/承認アクション処理 1
案件プロパティ設定処理 2
BAMアクション処理 998（変更）
セッション情報削除処理（追加） 999
不具合対応

38
PDF出力機能にタイムアウト時間を設定できるようにします。
IM-FormaDesigner 対応要件
・2015Winterまで
wkhtmltopdfの不具合等によりPDF出力時にwkhtmltopdfの
プロセスが完了しないケースが存在していた。その場合、スレッド
は待ち状態のままとなるため、リソースを圧迫する場合があった。
・2016Spring対応
forma-pdf-config.xmlにprocess-timeout-timeを追加。
デフォルト設定は5分。未設定の場合も5分が設定されます。
不具合対応

39
入力チェック時にシステムエラーが発生する場合があり
ます。
・2015Winterまで
スレッドセーフでない処理があったため、複数のユーザが同一
タイミングで入力チェックを行った場合、登録・更新ボタン押下時
の入力チェックにてシステムエラーが発生する場合がありました。
・2016Spring対応
スレッドセーフな実装に修正しています。共通ライブラリファイル
items_library.jsをproperties_validation_utils.js、
client_validation_utils.js、const_utils.jsに置き換え対応実施。
リンクのドキュメントに既存プログラムで利用している場合の置き
換え方法を記載しています。
IM-FormaDesigner 対応不具合不具合対応

40
PDF出力処理中にAPサーバを停止すると、APサーバが
起動できなくなります。
IM-FormaDesigner 対応不具合
→PlatformLifecycleListener#stopを実装してwkhtmltopdfプロセス
を強制停止する対応を追加。
・ PDF出力処理中にAPサーバを停止した場合 2015Winterまで
・ PDF出力処理中にAPサーバを停止した場合 2016Spring対応
APサーバ停止コマンド強制的にkill
websphere PDF出力処理完了まで待機。 pdfプロセス残。サーバ起動可。
weblogic
Resin PDF処理が終わる前に停止処理に。
PDFプロセス残。サーバ再起動不可。
pdfプロセス残。サーバ起動不可。
APサーバ停止コマンド強制的にkill
websphere PDF出力処理完了まで待機。
待機中にタイムアウトになるため、
pdfプロセスは停止される
pdfプロセス残。サーバ起動可。
weblogic LifecycleListenerが動作してpdf
プロセスを停止。
Resin PDF処理が終わる前に停止処理に。
lifecyclelistnerでPDFプロセスは停止
pdfプロセス残。サーバ起動不可
トラブルシューティング記載
不具合対応

41
権限代理で利用される処理対象者種別情報の登録処理を修正
IM-Workflow 対応要件
①ロケールとは関係のない情報であるにもかかわらず、システムロケール数分
のレコードが登録される
→本来はシステムロケール数に関わらず同じ情報は1件のみ登録されるべき
②[対象ノードの処理権限者すべて] と [対象ノードに設定された処理対象者
プラグインすべて] の組み合わせ情報が登録される
→本来は処理権限者と関連するプラグインとの組み合わせ情報のみが登録
されるべき
③権限代理の代理元情報として設定することのできないプラグイン情報と
ユーザの組み合わせ情報が登録される
→本来は不要であるため、上記は除外した情報が登録されるべき
2016 Spring 以降へのアップデートを行っても、登録済みのデータに対して
は②③が発生。回避するためには、処理対象者を再展開する必要があります。
不具合対応

42
キャッシュ関連処理のスレッドセーフの対応
IM-Workflow 対応要件
ファイルパス取得処理でスレッドセーフでない「SoftHashMap」を利用し
てファイルパスをキャッシュしているため、マルチスレッドによる処理時に
HashMapの無限ループが発生。
以下のキャッシュクラスにスレッドセーフ対応を実施
・ファイルパスキャッシュ
・プラグインキャッシュ
・処理対象者標準プラグイン結果キャッシュ
・XMLファイルキャッシュ
不具合対応

その他
– IM-ERP Real Connect
– IM-Mail
– IM-PDF Designer
– IM-PDF AutoConverter
– IM-PDF Coordinator
– IM-PDF DirectPrint
– IM-ExApply
– IM-X Server
– OpenRules
– Jaspersoft
以下の製品もAccel Platform 2016 Springに
対応済です。
– intra-mart Accel Collaboration
– intra-mart Accel Documents
– intra-mart Accel Kaiden!
– intra-mart Accel GroupMail
– intra-mart e Builder
– IM-AccelDB
– IM-ContentsSearch
– IM-FormaDesigner
– IM-BIS
– IM-Annotation
– IM-SecureSignOn
–

その他
以下の製品は、4月以降にてAccel Platform
2016 Springに対応予定です。
– intra-mart Accel Archiver

2016.04.01公開ドキュメント
• 改訂されたドキュメントはこちらを参照
– http://www.intra-mart.jp/document/library/?lang=ja&q=2016-04-01
• 詳細は各ドキュメントの「改訂情報」をご確認ください。
• トピック
– IM-LogicDesignerチュートリアルガイド
• 2016Springとして最新化されています。
– 今回の新機能もこのドキュメントで習得が可能です。

情報種別：特約店外秘
ご要望、ご質問等は、info@intra-mart.jp まで。
ご清聴ありがとうございました。
ご要望、ご質問等は、info@intra-mart.jp まで。
ご清聴ありがとうございました。

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