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自作予防対策資料

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自作予防対策資料

  1. 1. 自作予防対策資料 メディカルモデル →治療上の技法を用いて自殺の危険の高い者の抱える問題への対象を中心とした自作予 防の考え方。 コミュニティ・モデル →「治療」「介入」は重要な活動であるものの、自殺者の中で適切な精神科治療を受けて いた人は 2 割程度しかいないことを考慮すれば、メディカル・モデルの対策を行うと ともにコミュニティを利用し援助者と援助要請者をつないでいく必要があると考えら れる。 コミュニティ・モデルの自殺予防とは、自殺について市民に対して教育を行うことを 通じ、コミュニティ内の連帯感や儀修正を高めて人々の孤独感を減少させるアプロー チである。 ■自殺の危険因子 1)自殺未遂 ・自殺を図ったものの、幸い生命を救われた人のおよそ 10 人に 1 人は、将来同 様の行為を繰り返して、自殺で生命を落とすと指摘されている。 2)精神疾患 ・躁うつ病、統合失調症、人格障害、アルコール症、薬物依存など 3)援助組織の欠如 ・未婚者、離婚者、配偶者との離別、近親者の死亡を最近経験 4)性別 ・自殺既遂者:男>女 自殺未遂者:女>男 5)年齢 ・年齢が高くなるとともに、自殺率も上昇する。 6)喪失体験 ・経済的損失、地位の失墜、病気や外傷、近親者の死亡、訴訟など 7)事故傾性 ・事故を防ぐのに必要な措置を不注意にも取らない。慢性疾患に対する予防ある いは医学的な助言を無視する。 8)性格傾向 ・未熟、依存的、衝動的、完全主義的、孤立、抑うつ的、反社会的
  2. 2. ■自殺直前のサイン 1)自殺をほのめかす ・「遠くへ行ってしまいたい」「誰も知っている人がいない場所に行きたい」など と言うことで自殺をほのめかすことがある。 2)別れの用意をする ・大切な持ち物を知人にあげてしまったり、日記や手紙や写真を処分したり、借 りていた物を返すなどということが、自殺の準備行為である場合もある。 長いこと会っていなかった知人に突然面会に行くなども認められる。 3)過度に危険な行為に及ぶ ・重大な事故につながるような行動を繰り返しているような場合。 4)突然の態度の変化 ・これまでに関心のあった事柄に対して興味を失う。知人との交際をやめて、引 きこもりがちになる。物事に集中できないと訴える。投げやりな態度が目立つ。 5)突然の自傷行為に及ぶ ・手首を浅く切る、薬を数錠服用するといった、実際に死ぬ危険がそれほど ■自殺に関する用語解説 自殺念慮:自殺を考えること 希死念慮:死を考えること ■自殺予防の方法論 ・自殺予防の考え方 一次的予防:心の健康の維持、増進させるための地域の精神保健活動の推進、自 殺予防のための啓発活動を地域や職場・学校などのさまざまな領域 で展開すること。 二次的予防:自殺に傾いている人に早期に気づき、自殺が起きないように積極的 に関与(介入)し、支援や治療を行うことである。 三次的予防:不幸にも自殺が生じてしまった後の対応となる。遺された遺族への 支援やケア、事後の自殺の連鎖や群発を防ぐための手立て、そして 自殺の経緯を詳細に調べて自殺行動の理解と予防に活用する。
  3. 3. ■自殺方法・手段への対策 自殺を決意した人は、自殺の手段と日時を決め、その手段を入手したり、その場所に 赴くことで自殺を実行する。 手段へのアクセス性:自殺の手段の入手しやすさ 手段の利便性:手段が扱いやすい。 上記2つがあるほど自殺は実行されやすい。 例)首都圏では、電車のホームでの飛び込み自殺が頻繁に起こるが、電車のホームに は、だれでも立ち入ることがきできる(高アクセス性)。そして、一歩踏み出して ホームに落ちることで、容易に実行されてします。(高利便性) 練炭自殺という安価な自殺手段が抑制されたことで、他の手段を用いようとする 自殺手段の移行が起こらず、自殺全体の減少につながった。アクセス性や利便性 が高い自殺手段を制御すると、その他の手段の自殺は増えず、地域全体の自殺率 が下がるという減少がしばしば観察される。 ■ホットスポット対策 ・自殺が多発する場所をホットスポット(自殺の名所)という。ホットスポットを同定 し、その理由を分析して対策を講じることを「ホットスポット対策」という。 ■地域対策 ・地域対策には、住民やさまざまな領域・組織を対処とした精神保健活動の増進、自殺 予防やうつ病に関する啓発、ハイリスク者を的確に把握し、介入を行うためのスクリ ーニング、以上の活動を効果的に行うための地域のネットワーク作りなどが含まれる。 ■ハイリスク者対策 ・うつ病などの精神疾患に患っている人、自殺未遂歴のある人、あるいは、これらを含 めて既知の自殺危険因子を有する「今、自殺に傾いている人」を早期に発見し対応す るための対策、自殺の水際での対策のこと。

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