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知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春

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「タブレットを買いました。良いアプリは無いですか?」「自分で試している暇はありません。わが子に効果のあるアプリと使い方を教えて下さい。」「新しいことを準備したり工夫したりする余裕は無い。スイッチポンで使えないと無理ですよ。」この資料では、そのような方々のために、効果の出るアプリの選び方の観点を解説します。

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知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春

  1. 1. 神奈川県立麻生養護学校 2013年2月16日地域支援センターSHIP “サタディセミナー”知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 (おすすめアプリ一覧付き) 2013年春 パンダパパ 1
  2. 2. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春• 本資料の著作者は古林紀哉です。本資料の著作権は著作者が有しています。• 著作者は本資料の再配布を許諾します。再配布する場合の媒体の形式、対価 の有無、商用非商用の別への制限はありません。• 本資料で行っている第三者の著作物の引用は、公正な慣行に従っています。 (参考:著作権法第32条および第48条)• 本資料での著作者の見解は、著作者個人の専門性に基づいたものです。著作 者の所属する団体の見解とは独立したものです。• 本資料で言及のない事項に関して著作者は何の見解も表明していません。本 資料にリストされていないアプリに対して、著作者は「良い」とも「悪い」 とも言っていません。• iPadおよびiPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc. の商標です。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 2
  3. 3. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 知的障害児向けアプリの例• コミュニケーション• スケジュール• タイマー• 能力開発• 余暇 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 3
  4. 4. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 様々な取り組み• アプリ開発: 企業、ベンチャー、大学、個人。• 活用研究プロジェクト:魔法のプロジェクト、PP団。• カンファレンス: ATAC。• 評価・研究: 教育・研究機関。• 実践: 特別支援学校の先生、保護者、民間機関。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 4
  5. 5. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 障害者向けアプリの可能性• スマホ・タブレットのブームに乗らない話はない。• 使い勝手は、満足できるレベルに達している。• 比較的安価に、端末とアプリが手に入る。• 準備が大変だった作業が楽になる。• 専門手法が組み込まれ、素人でも実践可能になる。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 5
  6. 6. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 しかし、本当に知りたいことは こうじゃないんですか?• タブレットを買いました。良いアプリは無いですか。• 自分で試している暇はありません。わが子に効果のあ るアプリと使い方を教えて下さい。(保護者)• 新しいことを準備したり工夫したりする余裕は無い。 スイッチポンで使えないと無理ですよ。(教員)Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 6
  7. 7. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 講演者紹介• 古林紀哉:神奈川県立麻生養護学校・知的障害部門・ 小学5年生児童(三男)の保護者• パンダパパ(ネット上の通称):Twitter: @panda_pp、 「絵カード・コミュニケーション」アプリの開発者、 ブログ: http://pandanote.jp/• お仕事:IT関係の会社に勤務Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 7
  8. 8. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 この資料で伝えたいこと• 利用者の試行錯誤を少なくするために、効果の出るア プリの選び方の観点とアプリの具体例を示す。• アプリの機能改善と良いアプリの登場を促すために、 既存アプリの欠点と改善点を具体的に示す。• 教育現場の不安を取り除くために、今必要な準備の具 体例を示す。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 8
  9. 9. 使えるアプリの見分け方 9
  10. 10. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春タブレット端末は IPAD がよい• 多くの人が使っている端末が最も有利。• 技術仕様や本人相性に惑わされると損をする。• 1台目は、iPad(Cellularモデル)。• 2台目は、保護者のケータイをiPhoneに。• 余力があれば、本人用のiPhone。 画像の出所)http://www.apple.com/jp/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 10
  11. 11. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 アプリには目的がある 目的 障害者向け 一般向け 身体障害者向けの中心 アクセシビリティ機能の①失われた機能の代替 例:VOCA 付加 知的障害者向けの中心②能力開発の支援 例:ABAフラッシュカード 幼児向けアプリを代用 一般向けの中心③情報端末 無くても困らない (ビジネス、教育) 一般向けの中心④余暇の支援 社会生活に必要 (娯楽)Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 11
  12. 12. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 アプリの出自で効果がわかる 既存品と操作性が同じ 操作性が異なる 既存品のそっくりアプリ。 既存品が無かった部分。①既存の手法 使いやすい。 使いにくいことが多い。 効果が既知。 効果は大きい。 効果は未実証。②新規の手法 ー 素人の考案手法が多い。③手法が無い ー 効果の考え方が不在Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 12
  13. 13. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春障害者向けアプリの環境は特殊• アプリの使用準備をする人と使う人が異なる。• 周辺アプリが多く、直接支援アプリは以外と少ない。• 市場は小さく、アプリ提供者は少ない。• アプリ開発者は障害の特性を理解しておらず、初期リ リースは予想以上に使いにくい。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 13
  14. 14. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 人が違えば、 求める「使いやすさ」は異なる 利用者 使いやすさの観点 重要性 例 障害者 他の物と同じ使い方 ⃝ •実物と同じ見た目 •指で移動させる操作 相手 (あまり考えなくても良い) ー 保護者 わが子に特化して使える ◎ •他のアプリと同じ操作性 •カスタマイズが簡単 先生 複数の児童に直ぐ使える ⃝ カスタマイズが不要 開発者 仕様が再利用できる × •PCや携帯と同じ仕様 •標準部品の利用 メディア 視聴者ウケする × 「親が作ったアプリ」Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 14
  15. 15. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 使えるアプリは実は少ない• 利用者は一つの個別目的に、一つのアプリを選ぶ。• 良いアプリが出たら、以前のアプリは御蔵入り。• 障害者向けアプリは未熟で発展途上。• ある目的に最適な手段は、アプリ以外の場合も多い。• アプリを使うことが目的ではない。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 15
  16. 16. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 障害者向けアプリは未熟• ショボくても賞賛された。→今後も賞賛しましょう。• 開発者の知識不足 → 利用者ニーズの把握が必要• アプリを辛口評論できる人が少ない。→しましょう。• 売上げが少なく、アプリを改善する余力がない。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 16
  17. 17. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 おすすめアプリ・ランキング 分野 アプリ名 次点 コミュニケーション    絵カードコミュニケーション スケジュール・手順    たすくスケジュール タイマー    トーキングエイドfor iPadタイマー 能力開発    時計くみたてパズル 余暇    YouTube 記録    ミーテ いくメモ 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 17
  18. 18. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 これをチェックすれば アプリの善し悪しがわかる• 使っている人が口コミで勧めるアプリは良いアプリ。 専門家が言及したアプリが使いやすいとは限らない。• アプリが何かに似ていたら、使いやすく効果も安定。• アニメーション無しで瞬間描画される機能は覚えにく い。すなわち操作性が悪い。(スクリーン投影デモで 何やっているか分かりにくいはず。)Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 18
  19. 19. アプリの紹介 19
  20. 20. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 POCKET POND https://itunes.apple.com/jp/app/id370256313?mt=8 分野 余暇 目的 慣れること 鯉のいる池を再現したアプリ。 特徴 iPadの特徴を表すのによく出される。 触ると自然な反応をする。 子ども視線 抵抗は無い。 支援者視線 役には立たないが、無害でもある。 このアプリで時間稼ぎは困難。 その他 このアプリを経なくてもiPadは使える。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 20
  21. 21. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春絵カード・コミュニケーション https://itunes.apple.com/jp/app/id439886065?mt=8 分野 コミュニケーション 目的 児童の能力の開発 音声読み上げできる、絵カードブック。 特徴 PECSの実践が可能。操作性抜群。 絵カードブックと使い方が同じで簡単。 子ども視線 レベルの低い子でも使える。 絵カードの追加が超簡単。 支援者視線 最初に付いている絵カードは少ない。 その他 保護者の間で評価が高い。 • 家庭内の絵カードデータ共有機能の実装が望ましい。子供、母、父では一回の手間で新規作成を済ませ たい。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 21
  22. 22. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 ドロップトーク https://itunes.apple.com/jp/app/id373051396?mt=8 分野 コミュニケーション 身に付いていない機能の代替 目的 児童の能力の開発 VOCAとして最初に登場したアプリ。 特徴 シンボルと音声のライブラリが充実。 機能豊富なため誤操作しやすい。 子ども視線 レベルの高い子でないと使えない。 最初の準備の「キャンバスにシンボルを 支援者視線 配置」するのに手間がかかる。 朝の会での司会役支援によく使われる。 その他 • 支援者が操作するボタンと、子どもが操作するボタンを意識し、誤操作の少ない仕様に改めるべき。 後発のアプリに需要を奪われつすある。 • 文書モードでシンボルタップした時、いきなり表示させないで、アニメーションさせるべき。 • キャンバスへの配置にとても負担が大きい。キャンバス上のカード位置移動を実装すべき。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 22
  23. 23. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 ねえ、きいて。 https://itunes.apple.com/jp/app/id431606329?mt=8 分野 コミュニケーション 目的 支援者から児童へのコミュニケーション 特徴 単純な要求を音声で伝えるアプリ。 操作に一貫性が無く、子どもがこのアプ 子ども視線 リでコミュニケーションするのは無理。 絵と音声データがあるので直ぐに始めら 支援者視線 れる。操作性は悪い。 その他 • 画面遷移に欠陥あり。アニメーションしない全描画のため、利用者は構造的位置関係を見失う。 • オリジナルページへの配置はとても負担が大きい。ページ上のカード位置移動を実装すべき。 • オリジナルページの横スワイプで、下地のグレーが固定は良くない。絵と連動して動くべき。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 23
  24. 24. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 トーキングエイド https://itunes.apple.com/jp/app/id537144070?mt=8 分野 コミュニケーション 目的 失われた機能の代替 特徴 既存のVOCAを再現したアプリ。 既存のインターフェイスで違和感も少な 子ども視線 い。 アプリは直ぐに使える。 支援者視線 iPadの固定方法を考えれば良い。 その他 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 24
  25. 25. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 たすくスケジュール https://itunes.apple.com/jp/app/id383317351?mt=8 分野 スケジュール・手順書 目的 児童の能力の開発 現在唯一のスケジュール・アプリ。 特徴 音声再生機能付き。 支援者が作ったスケジュールを子どもに 子ども視線 見せる使い方は目的に叶っている。 スケジュール帳を持ち出せる効果は大。 支援者視線 新規のスケジュール作成は負担大。 利用場面と搭載機能のアンバランスで、 その他 • セーブ領域は要改善。5つでは少な過ぎ。番号ではなく名前が必要。典型的には、月∼金それぞれの予 利用者層が狭まっている。おしい! 定、どこどこへ行くときのスケジュールと、どんどん増加する。都度作り直しが必要な現状では使われ なくなる。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 25
  26. 26. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 時計くみたてパズル https://itunes.apple.com/jp/app/id541556830?mt=8 分野 時刻の概念 目的 児童の能力の開発 特徴 時計の学習が段階的にできるアプリ。 パズル感覚で遊べる。 子ども視線 操作に違和感が無い。 準備の大変な教材作成から解放される。 支援者視線 問題形式なので教育効率が良い。 ABA的な仕掛けが組み込まれており、ど • 非常に出来が良い。 その他 • 時分はひらがなでなく、漢字表示がよい。教材はひらがな表示があるが、実世界では全て漢字表記のた のレベルの子でも教育効果が高い。 め。 • 支援者が任意の時刻にセットできる機能が欲しい。プリントアウトして教材として使うため。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 26
  27. 27. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 こども脳機能バランサー https://itunes.apple.com/jp/app/id560053652?mt=8 分野 能力開発 目的 児童の能力の開発 マッチング等で能力を開発する。 特徴 記録機能がありアセスメントに使える。 子ども視線 ゲーム形式で自然に取り組める。 支援者視線 準備の大変な教材作成から解放される。 • このタイプの能力開発ソフトは最も必要とされているので、今後の改善を特に期待している。 PCソフトがベースで、まだiPadの特性を • PCとマウスでの操作を忘れ、実物の動きをアプリ上に再現することが必要。忠実な程、能力開発は早く その他 なる。 活かしきれていない。今後に期待。 • 子どもに選択させる場合、ある程度の動作で選択させるべき。タップ1回より、移動で選択のようがよ い。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 27
  28. 28. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 トーキングエイド タイマー https://itunes.apple.com/jp/app/id528452537?mt=8 分野 タイマー 目的 児童の能力の開発 視覚的に残り時間を示すタイマー。 特徴 目的物の表示が可能。 子ども視線 表示が単純で分かりやすい。 「⃝⃝を待つ」という契約行為の練習に 支援者視線 使える。 その他 iPad版のみ。iPhone版も欲しいところ。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 28
  29. 29. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 ミーテ いくメモ https://itunes.apple.com/jp/app/id436958644?mt=8 分野 記録 目的 療育計画の策定支援 一般幼児向けの育児記録アプリ。 特徴 記録取りを少ない操作で出来る。 子ども視線 (子どもに使わせることは無い) 記録取りの労力が軽減され重宝する。 支援者視線 例:トイレトレーニング、投薬量。 一般向けなので、洗練されている。 その他 必要な機能だけ使えば非常に役に立つ。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 29
  30. 30. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 5分歯みがき https://itunes.apple.com/jp/app/id347879237?mt=8 分類 生活習慣 目的 児童の能力の開発 一般向けの歯みがき促進アプリ。 特徴 磨く位置が図示される。 磨く場所と残り時間の割合が、視覚的に 子ども視線 しめされるので見通しを立てやすい。 子どもが続かなければ、他のアプリで試 支援者視線 すくらいの感覚で良い。 アプリで歯みがきが習慣化できた例はよ その他 く耳にする。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 30
  31. 31. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春今後、期待したいアプリの進化• 手順書アプリのマトモな物の登場。• 能力開発アプリ内での、動的難易度変更。• コンテンツの同時配信・共有機能。(例:絵カードデ ータ、手順データ、ソーシャルスキル図解データ)Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 31
  32. 32. 特別支援学校でタブレット端末を使うときの課題 32
  33. 33. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 教育現場で使う 覚悟がありますか?• 学校から帰ってきたら、iPadが無くなっていました。• AちゃんのiPadをBちゃんが投げて、壊れました。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 33
  34. 34. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 普通学校と特別支援学校では 使い方が異なる 普通学校 特別支援学校 使用目的 活用法の習得 教育効果の向上学級内で同じ使い方 ⃝ × 使わない児童混在 × ⃝ 自分で調べる ⃝ ×Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 34
  35. 35. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 使い方が異なれば必要な設備も運用ルールも異なる• 学校でのタブレット使用を望む保護者は既にいる。• 普通学校での導入例を適用すると破綻してしまう。• 特別支援学校では独自の準備が必要になる。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 35
  36. 36. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 特別支援学校でのタブレット端末運用ルール【案】• 利用促進:学校は保護者による利用希望を拒まない。• 自前(BYOD):端末とアプリは保護者が購入した物を使う。• 説明責任:アプリの使い方は保護者が担任に説明する。• 自己責任:紛失や破損で他人の責任を問わない。• 無理しない:電池切れやクラッシュが起きたら、その日は使 わない。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 36
  37. 37. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 教育現場ではゆっくりと準備を始めておきたい• 当面は設備面を考えない。(その時に業者に任せる)• 管理職はタブレット端末を実際に使って慣れておく。• 利用が目的化しないよう、日頃から効果を意識する。• 保護者からの利用希望が出たら、学校全体で運用ルー ルを検討する。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 37
  38. 38. 知的障害児向けアプリの現状と本当の課題 2013年春 講演者連絡先• 通称: パンダパパこばやし• メルアド: panda4pp@gmail . com• Twitter: @panda_pp• 本資料の掲載場所:http://pandanote.jp/ ブログ内• 講演依頼方法:メールで連絡して下さい。Copyright (c) 2013 Noriya Kobayashi All rights reserved. 38
  39. 39. 参考アプリ(1/2) 名前 iPad iPhone 内容 絵カードで文章を作る。音声再生 絵カード・コミュニケーション 500円 機能付き。コ シンボル使って会話する。音声再ミ ドロップトーク、DropTalk 2,500円 1,100円ュ 生機能付き。ニ 選択肢の中から絵カードをタッチケ ねぇ、きいて。 250円 して、音声再生する。ーシ トーキングエイド 50音ボタンから文章を作り、読ョ 無料 × テキスト入力版STD み上げる。所謂VOCA。ン 自閉症向け絵カードアプリとして Voice4u JP 4,300円 初期に登場。ス 絵カードを使って一日のスケジュケ たすくコミュニケーション 2,500円 1,800円 ールを作る。ジュ おたすけごまっち イラストを組み合わせて、一日のー 450円 ×ル いちにい組み立てえほん Pro版 流れを作る。・手 絵カード使って作業手順を作る。 はなまる 250円順 作業が終わるとお楽しみがある。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/ 39
  40. 40. 参考アプリ(2/2) 名前 iPad iPhone 内容 残り時間を大きな棒の長さで視覚 トーキングエイド タイマー 無料 × 的に示すタイマー。タイ 有名な「タイムタイマー」のアプ Time Timer Japan 共通 85円マ リ版。残り時間を扇で示す。ー 歯みがきをする場所をイラストで 5分歯みがき 共通 170円 示すペースメーカー。 パズル形式で、時計の概念を養 時計くみたてパズル 共通 無料 う。何段階かのレベルあり。能力 マッチング等で、発達障害児の能 こどの脳機能バランサー 4,800円 ×開 力を開発する。記録機能あり。発 幼児向け絵本。音声再生あり。 知育えほん 無料 シリーズアプリがある。 授乳、うんち、お風呂などの育児記録 ミーテ いくメモ 無料 記録をつける。 鯉の池。画面を触ると波紋が立その他 Pocket Pond 共通 無料 ち、鯉が泳ぎ方を変える。 画像の出所)iTunes https://itunes.apple.com/jp/app/ 40

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