Callback DSL on Haxe

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Frontrend FukuokaでLTした資料です

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Callback DSL on Haxe

  1. 1. Callback DSL on Haxe by Technical Rockstars CTO @nobkz
  2. 2. 自己紹介 Technical Rockstars CTO tw : @nobkz Haxe/JS/C#/Java/Objective-C++ 好きな言語:Lisp(Common Lisp, Gauche)/Haskell/ OCaml/Prolog 福岡Haxe勉強会主催
  3. 3. Haxe?
  4. 4. Haxe いろんな言語にコンパイルできる (to Flash, C++, C#, JS, PHP, Java, NekoVM) 強力な型システム(型推論など) 強力なマクロ
  5. 5. “これから HaxeでDSL作った話しをします” -@nobkz
  6. 6. なぜHaxeでDSLを 実装したか?
  7. 7. “ある日のことでした” -@nobkz
  8. 8. “それはHaxeでnodeとか seleniumのテストを書いていました。” –@nobkz
  9. 9. そいつは、いつのまにか ぶくぶくと大きくなってました。 @nobkz
  10. 10. コールバック地獄例
  11. 11. 僕はコールバック地獄に 悩まされていました
  12. 12. ある日のこと…
  13. 13. 僕は最高の3大エンタメ (まどまぎ、ボルテ、Scheme)の一つ、 Schemeを楽しんでいた。
  14. 14. “ん?コールバックて CPSスタイルだよね….” –@nobkz
  15. 15. CPSスタイル(Scheme)
  16. 16. “そういえばHaskellに継続モナド ってあったよなぁ。” –@nobkz
  17. 17. http://www.sampou.org/haskell/a-a-mon contmonad.html
  18. 18. そして僕は気づいた
  19. 19. “そうだ! 継続モナドを同様の仕組みで DSLを創れば良いんだ!” –@nobkz
  20. 20. 継続モナドの利用 コールバック地獄 -> CPSスタイルに似ている? コールバックを継続モナドで表現する それを、合成すれば良いんじゃないか?
  21. 21. 方針 1 . とりあえず、モナドの結合ができるようにする 2. do記法をつくる 3. コールバックDSLをつくる
  22. 22. そしていろいろあって
  23. 23. 実装しました。 (この点については 次回のHaxe勉強会で話します)
  24. 24. 結局できたもの
  25. 25. Before
  26. 26. Before
  27. 27. After
  28. 28. After
  29. 29. なんということでしょう!
  30. 30. 結果 簡単になった! コールバックのネストが無くなった。 構文のノイズが無くなって読みやすい! ただ、ボイラープレートが残っている感。
  31. 31. けどちょっとだけ、 実装の仕組みについて (時間が無ければ飛します)
  32. 32. Monad?
  33. 33. Monad 言語内DSLを構築するための仕組み モジュールの組み合せ方 背景に数学的な理論がある(圏論)
  34. 34. Optionモナド作成
  35. 35. Option(Maybe)型について Option(HaskellではMaybe)型をつくる data Maybe a = Just a | Nothing Haxeではenumで実現
  36. 36. HaxeのEnumについて enumはCの列挙体とはちょっとちがう コンストラクタがパラメータを持つことができる
  37. 37. enumの例 enum MyNumber{ Zero; Plus(i:Int); Minus(i:Int); } ! var x : MyNumber = Zero; var y : MyNumber = Plus(10); var z : MyNumber = Minus(10);
  38. 38. EnumでOptionの実装 型パラメータとEnumでOptionを作った。 enum OptionDef<T>{ None; // Nothing of Haskell Some(i:T); // Just of Haskell }
  39. 39. returnとbind モナドで必要に関数は2つ Mが対象のデータ型だとする return :: A -> M A >>= :: M A -> (A -> M B) -> M B これらの関数がモナド則を満すように実装する
  40. 40. Haxeでのreturnとbind クラスメソッドとして実装する returnだと、返り値のreturnと混合するので、mPack とした。 >>=はmBindとした。
  41. 41. Optionのreturnとbindの型定義 Option型のクラスをつくり、クラスメソッドとして 実装する Option.mPack<A> : A -> OptionDef<A> Option.mBind<A,B> : OptionDef<A> -> ( A -> OptionDef<B> ) -> OptionDef<B>
  42. 42. 実装 class Option{ public static function mPack <A>(a : A) : Option<A> return Some(a); ! public static function mBind <A,B>(m : OptionDef<A>, f : A -> OptionDef<B>) : OptionDef<B> return switch(m){ case Some(a) : f(a); case None : None; }; }
  43. 43. returnとbindを組み合わせ モナドの計算はbind(>>=)とreturnで組織する Haskell の例: return 10 >>= (x -> return x >>= (y -> return x >>= (z -> return (z + x + y))))
  44. 44. Haxeでのモナドの計算 Haxeのある機能をつかわないとやりづらい Option.mBind(Option.mPack(10),function(x) return Option.mBind(Option.mPack(x), function(y) return Option.mBind(Option.mPack(y),function(z) return Option.mPack(x+y+z)))); しかるある機能を使うと途端に楽になる
  45. 45. using! usingを使うと第一引数が、なんと、メソッドを呼 び出すオブジェクトみたいに! using Option; ! 10.mPack().mBind(function(x) return x.mPack().mBind(function(y) return y.mPack().mBind(function(z) return (x + y + z).mPack())));
  46. 46. HaxeでOptionモナドを実装した とりあえず、Haxeでも十分にモナドの計算ができ る! 次に継続モナドだが、次回Haxe勉強会で
  47. 47. Haxeのdo記法の実装
  48. 48. 前提知識:Haxeのマクロ Haxeのマクロ(黒魔法とも呼ばれる)は新しい構文を 定義することができる マクロでdo記法をつくる
  49. 49. 構文木はEnum Haxeの構文木はEnumで表現されている。 1 + 1の構文木は次の様にHaxeで表わせる
  50. 50. 1 + 1の構文木 { expr : EBinop(OpAdd, { expr : EConst(CInt(1)), pos : #pos(Sample.hx:10: characters 6-7) }, { expr : EConst(CInt(2)), pos : #pos(Sample.hx:10: characters 10-11) }), pos : #pos(example/Sample.hx:28: characters 6-11) }
  51. 51. 構文木を書き代える Haxeのマクロは構文木を書き代えることができる 構文木を書き代えることによって、別の表現を与 える事ができる
  52. 52. 例 : 1 + 1を引き算にする macro public static function toSub(e){ return switch (e.expr) { case EBinop(OpAdd, a, b): macro $a - $b; case _: e; } } ! ! toSub(1 + 1); // => 0
  53. 53. マクロでdo記法を実装 詳しくは次回Haxe勉強会で説明します
  54. 54. これから先は次回Haxe勉強会にて!
  55. 55. Haxe勉強会やんお! 2月のどっかやんお! 福岡でやんお! 詳細は、@nobkzで流れまう!
  56. 56. Callback DSL & Monad Frameworks のこれから
  57. 57. これから liftのなどのモナド関数に実装 読みやすいDSLを目指す LinqみたいなDSLの実装 公開するお!
  58. 58. ご清聴ありがとうございました! @nobkz

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